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【リレー小説】えなりの奇妙な冒険〜冨樫の遺産編第7部

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/04 22:15 ID:A/9DDlkK
これはえなり2世の数奇な運命を追った奇妙な冒険である

前スレhttp://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1050213697/l50
からの続き、行くぜ!!




2 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/04 22:16 ID:A/9DDlkK
過去ログとか

第1部http://ebi.2ch.net/ymag/kako/1005/10056/1005603546.html
第2部http://ebi.2ch.net/ymag/kako/1006/10062/1006290865.html
第3部http://comic.2ch.net/ymag/kako/1008/10088/1008862285.html
第4部http://comic2.2ch.net/ymag/kako/1022/10224/1022478173.html
第5部http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1043128803/l50
(非)公式ログページ
http://isweb43.infoseek.co.jp/novel/enari2nd/


3 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/04 22:17 ID:A/9DDlkK
512KB超えたので立てました。

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/04 22:34 ID:4qt9igc0
1乙。前スレ早かったな。

5 :えなりチーム:03/06/04 22:41 ID:4qt9igc0
「えなり二世」
個性のない主人公。
彼が行動するときはたいてい周りに流されている。
必殺技は多く、父の友人から授かった「肉変砲」、武内直子から習った「念」
幽霊の武井で剣を作る「オーバーソウル」などがあり、
他にも武井や板垣を体に取り憑かせて彼等に変身したりすることもできる。
(どうやらその能力はスタンド能力らしい)最近鳥山明にも取り憑かれた。
どうやらオタクらしく、マニアックな戦いの解説などもしたりする。
姉を矢吹の性奴隷にされているとか人気バンドえなりんのボーカルだとか言う設定は
もはや誰も覚えていない。

「荒木飛呂彦」 ジョジョの奇妙な冒険
波紋疾走(オーバードライブ)や幽波紋(スタンド)で戦う戦士。
スタンドをディスクにして渡したりと補助的なことを担当することが多い。
親友、こせきこうじとの戦いの末、彼からジャンプ五聖人の証を託された。

「武井宏之(幽霊)」 シャーマンキング
えなりの持ち霊。過去の戦いで命を落とし、以後えなりに取り憑くことに。
えなりのオーバーソウル用だが、えなりの体に取り憑いて代わりに戦うことも可能。
その際には、同じくえなりに取り憑いている板垣を媒体としたオーバーソウル、
「オーガナックル」で戦う。

「尾田栄一郎」 ONE PIECE
矢吹のジャンプに対抗するために作られた雑誌「ダッシュ」のメンバー。
悪魔の実の能力を全て使って戦ったり、戦闘力はそれなりに高いはずだけど
なぜか地味な印象な人。和月が守護霊として取り憑いており、
飛天御剣流も使用可能。

「岸本斉史」 NARUTO
彼も、「ダッシュ」メンバーの一人。
忍術と見せかけた超能力を駆使して戦うチームのルーキー。
エニックスの荒川からサムライブレードを受け取ったが、
いつからか使わなくなってた。
双子の弟に聖史がいたが、戸田に殺され死亡した。

6 :えなりチーム2:03/06/04 22:51 ID:4qt9igc0
「車田正美」 聖闘士星矢 、サイレントナイト翔、男坂
えなりチームのエースでありジャンプ五聖人の一人。
鳥山と戦ったあと、えなりの味方となる。
最近ドラゴンボールの力で過去の力を取り戻した。
サガを仲間に加えようとしたが、油断して異次元に飛ばされてしまった。

「鳥山あきら(幽霊)」 ドラゴンボール 、Dr.スランプ
タクシー運転手として登場、そしてなぜか仲間になった。
実力は、五聖人と匹敵するほどで、ドラゴンボールで過去の力を取り戻した。
しかし大友との戦いで命を落とし、現在えなりに取り憑いている。

「板垣恵介」 グラップラー刃牙 、餓狼伝、メイキャッパー
五聖人に匹敵する実力の持ち主だったが木城に殺された。
師匠・夢枕獏の体を継承し復活。
一応元チャンピオンチームなのだがチャンピオンチームもそんなこと覚えていない。

「岡田芽武」 聖闘士星矢エピソードG 、影技、ニライカナイ
少女漫画風な顔をした男。獅子のゴールドクロスを装着している。
立場的には車田の舎弟らしい。
車田、岡田、そしてサガの三人を集めてあの技を使おうと車田に持ちかけた。
実は横山十傑衆の一人。

「宮下あきら」 魁!!男塾等
ジャンプ五聖人の一人。
突然現れていきなり助力していく人。

「富沢ひとし(放置)」 エイリアン9、ミルククローゼット
対エース戦で突然参戦した。
頭部の寄生生物?で戦う。
ないがしろにされるのが個性。
過去に板垣の弟子(アシスタント)をしていた経歴あり。

7 :矢吹健太朗陣営:03/06/04 22:56 ID:4qt9igc0
「矢吹健太朗」 黒猫(ブラックキャット)
パクリ四天王の筆頭。
大会の主催者であり、現集英社の事実上の支配者。
漫画界を同人の闇に引きずり込んだ男。
技は見た相手の数だけある。オリジナルはヒッキーと絶対矢吹空間のみ。
絶対矢吹空間は全ての理を矢吹が支配する世界を作り出す能力である。
しかし冨樫の遺産を独創力よ引き換えに手に入れ、完全なパクリ漫画家となる。

「木下さくら(死亡)」 魔探偵ロキ
エニックスの作家。
車田相手に善戦したかと思いきや、魔王拳→エクスプロージョンの
王道パターンで玉砕。

「福本伸行」 賭博黙示録カイジ 、アカギ、最強伝説黒沢
何をたくらんでるのかさっぱりわからないお方。
言うこと全てが嘘のようで、狙いがまったく読めない。
Aとの戦いで負傷し、なおも暗躍を続ける。

「松山せいじ(死亡)」 エイケン
着替え中の東の部屋に間違ってワープしてしまったため殺されたかわいそうなやつ。

「高橋和樹(死亡)」 遊戯王
井上達を始末する為に送られたが、木多との勝負に敗北し、
情報を聞き出された後に殺された。
「久米田康治」 かってに改蔵
小学館の人なのに集英社の化学者。
キユの元管理人だったり安西を再生したりと、
細かいところで出番がある。

「東健(死亡)」
木城ゆきとが矢吹と東の遺伝子から作った少年。
東のアンデットを操る能力を持っていたようだが、
復活したての戸田にあえなく殺された。
死際にキユの言葉を残す。

「萩原一至(死亡)」 BASTARD
ケルベロスの1人だった。元は鳥山たちの同士だったが、
連載かったるいという理由で矢吹側についた。
Aにびびって鳥山に助けを求めたが、呆れた鳥山によって消し飛ばされた。

8 :矢吹ボスチーム:03/06/04 22:59 ID:4qt9igc0
「大蛇丸(死亡)」
クローン戦士1番手。岸本の遺伝子から作られた。
月刊ジャンプの稲田を襲ったりした(DIOに助けられたが)
対岸本戦の時は弟の聖史を使って戦わせたが、
それが岸本の怒りを買い、暴走した岸本によって消し飛ばされた。

「DIO(死亡)」
クローン戦士2番手。日光や波紋に強く作られている。
荒木との激戦の末、敗北する。

「クロコダイル(死亡)」
クローン戦士3番手。DIOより強く作られているらしいが、
油断が多いため尾田に裏をかかれ倒された。

「ハオ」
クローン戦士4番手。マサヤを持ち霊にしていたが、
マサヤが倒されたらスピリットオブファイアを発動。
強さは原作通りらしい。武井(えなり)に勝利。

「サガ」
クローン戦士5番手。双子座のクロスを装着している。
車田が昔の力を取り戻したのが切っ掛けで黒サガが現れてしまった。
車田を異次元に飛ばして勝利した。

「手塚国光」
クローン戦士番外。戦う強さがないという理由でチームからはずされた。
許斐にテニス勝負を申し出るが敗北、そのままどこかに去って行った。

「範馬勇次郎」
クローン戦士大将。板垣の遺伝子から木城の手によって作り出された。
板垣とタメをはる強さを持つ。 が夢枕獏に瞬殺された。


9 : 矢吹(魔界十人衆):03/06/04 23:04 ID:4qt9igc0
「小栗かずまた(死亡)」 花さか天使テンテンくん 、もののけニャンタロー
復活しては倒される人。
可哀想なのでそっとしておいてあげてください。

「和月信宏(幽霊)」 るろうに剣心 、GUN BLAZE WEST、武装錬金
死んではやられてを繰り返した人。
今は尾田の守護霊となってマターリしている。

「久保帯人(ゾンビ?)」 ゾンビパウダー、BLEACH
えなりに二度敗北した男。
最近また復活したらしい。平野の部下になっている。

「赤松健(死亡)」 ラブひな 、ネギま
十人衆の中でトップクラスだったらしい。
初期の頃に武井にやられて以後出番はない。

「桜野みねね(死亡)」 守って守護月天
一度武井にやられ、後に復活したが車田の攻撃の余波にて死亡。

「藤崎竜(死亡)」 封神演義 、PHYCHO+、サクラテツ対話編
十人衆最強1人目。
荒木に二度やられた人。

「島袋光年(刑務所)」 世紀末リーダーたけし
ヘリの免許を持っているという理由で十人衆になっただけの人。
一度バンチチームに入るが、今はパクられてお勤め中。

「やまもとかずや(死亡)」I'mA Faker!
武井を仲間に引き入れる交渉にいったが、軍艦エニッ糞と共に散った。

「かずはじめ(死亡)」 MIND ASSASSIN 明稜帝 梧桐勢十郎、神奈川磯南風天組
念を送ることで人を気絶させられる能力を持つ。
が、つの丸に倒される。

「東まゆみ」 EREMENTAR GERAD 、スターオーシャンセカンドストーリー
矢吹の秘書だが、今では審判になりきっている。
一応死体を操るという能力がある。

「マサヤ(死亡)」 
十人衆最強二人目。
僕の絵を評価してください」スレで少年漫画板の人気者となった絵師
武井と相打ちになるが、後のハオの持ち霊、スピリットオブマサヤとして復活
しかし媒体のカレーを打ち砕かれて再び地獄に直行。

「あずまきよひこ(死亡)」 あずまんが大王
後から入った十人衆。
無謀にも宮下に挑んだが、熊谷カズヒロに狙撃されて死亡した。


10 :KIYU:03/06/04 23:05 ID:4qt9igc0
「キユ 」 ロケットでつきぬけろ
キユドライブを起こした張本人。
集英社秘密基地地下冷凍庫で封印されていたが木城の手よって復活した。
なにを目指しているのかはまったくの不明。

「木城ゆきと」 銃夢
元ケルベロスだった男。集英社では科学者をしていたらしい。
単分子ワイヤーをつかったり衝撃波で相手の内臓をぐちゃぐちゃにしたり
イッた戦い方をする。

「ゆうきまさみ」 パトレイバー
彼もキユ様崇拝者の一員らしい。猫にした高橋留美子を連れ歩いている。

「浦沢直樹」 MONSTER YAWARA
矢吹に捕まりMONSTER化した男。
キユと接触後は、共に行動するようになる。

「岡本倫」 エルフェンリート
キユと志しを同じくするものらしい。
パクリ漫画家4人を集めて、命の泉(レーベンスボルン)を発生させ、
ロックでガッデムでデストロイ、そして ロケットな漫画だけの世界を
作るのが目的だそうだ。

「戸土野正内郎」 悪魔狩り
元ブレイドチームの漫画家。
金田一連十郎にくわれたところを岡本倫に助けられ、以後忠誠を誓う。
パクリ四天王の1人で、最強のパクリ漫画家を目指している。

「梅澤春人」 SWORDBREAKER
元バガボンドチームの先鋒
車田に倒され船外に放出されたが、突き抜ける力を得て復活。
その後矢吹と戦うが絶対矢吹空間により敗北。
無敵の楯を所持しているが、守護聖石は矢吹との戦いで世界に飛び散ってしまった。

11 : 平野(元ケルベロス) :03/06/04 23:10 ID:4qt9igc0
「平野耕太」 ヘルシング
元ケルベロスの1人。
横山光輝になにかされてから性格が一変。
矢吹に反旗をひるがえし、戦うことだけのために船艦内に部隊を展開した。

「内海甲介」 キャラメルリンゴ
ケルベロス一の工作員。えなり達を一時的にDブロックに閉じ込めたが、
岡田芽武の不意打ちで気絶。

「三峯徹(死亡)」 (はがき職人)
成年向け雑誌の幻なやつ。けっこうな実力を持っていたが、
永井豪の圧倒的な力に敗北した。

「刃森尊」 人間凶器カツオ! 、破壊王ノリタカ、ゴリオ
ケルベロスの助っ人。真島が絆の銀で創り出すこともある

「キバヤシ」 MMR等の原作
いろいろな作品の原作を手掛けるある意味伝説の男
『人口無能』刃森尊のメカニック集団のチームMMRとして登場
チームMMRには後3人くらいいるらしい

「見田竜介(死亡)」 るびくら
「御祗島千明(死亡)」 真女神転生
矢吹に送られた刺客。通称噛ませ犬。

「宇野比呂志」 天空の覇者Z
平野の側近の1人。 KIYUに連なる者。

「有賀ヒトシ(死亡)」 BIG-O
平野の側近の1人。戸田達を倒しにいったが、返り打ちにあい死亡。

「熊倉裕一」 王ドロボウJING
全てを盗むドロボウ。真島のドリルを奪って逃走した。

「七三太郎」 ドリームス
川三番地を吸血鬼に改造した人。


12 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/04 23:14 ID:4qt9igc0
「許斐剛」 テニスの王子様 、COOL
元えなりチームの人。スポーツをやりたいがゆえにこちらに移った。

「高橋 陽一」 キャプテン翼 、ハングリーハート
元チームハングリーハート大将
五聖人に匹敵するほどの実力を持つ。

「井上雄彦」 スラムダンク 、バガボンド
元バガボンドチーム大将。
鳥山と戦っていたが、ダイ組の乱入でうやむやに。

「森田まさひろ」 ルーキーズ 、ろくでなしブルース
ジャンプスポーツチームの1人。現在野球の審判。
キレたら強いらしい。

「鈴木信也」 Mr.FULLSWING
戦力弱体化になやまされる矢吹の切り札。
改造手術をうけ、ジャンプスポーツチームに送り込まれる。

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/04 23:15 ID:4qt9igc0
>>16はジャンプスポーツチームです

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/04 23:17 ID:4qt9igc0
スマソ、>>12がジャンプスポーツチームです

15 :バンチチーム:03/06/04 23:22 ID:4qt9igc0
「北条司」 シティハンター キャッツアイ等
ジャンプ五聖人の一人。レオタード姿の変態中年。
えなりから冨樫の遺産のフロッピーを奪った。
大会の優勝賞金10億円でバンチを復刊するために、地下闘技場へ参加。

「原哲夫」 北斗の拳等
ジャンプ五聖人の一人。北斗神拳の使い手。
眼病を患っているらしい。

「ゆでたまご」 キン肉マン等
すべての常識を超越した男。
二人組なのだが、一人はしまぶーの付き添いにいったきり戻ってこない。
フェイスフラッシュはもはやなんでもあり

「巻来功二」 ゴッドサイダー
冷静な顔の濃い男。
光の粒子で心臓を破壊する神魔血破弾など、えぐい技を使う。

「三浦健太郎」 ベルセルク
原哲夫の弟子。バンチとの戦いに敗れ、その後バンチチームに合流。

「柴田ヨクサル」 エアマスター
ヤングアニマルの戦士。ゆでたまごの筋肉バスターにより敗北。

「柳川喜弘」 眠狂四郎
着流し姿の円月殺法の使い手。

16 : 元祖ジャンプチーム改め元祖変態チーム:03/06/04 23:37 ID:4qt9igc0
「小林よしのり」 おぼっちゃまくん 、ゴーマニズム宣言
えんどうコイチをぜっこーもんにて殺害。

「桂正和」 ウィングマン 、ZMAN
ウィングマンに変身した。

「みやすのんき(死亡)」 AVなやつら
少年漫画の天敵技、「最後の良心」を使って原相手に善戦。
だが、一緒にいた巻来の神魔血破弾によって死亡。

「あんど慶周」 変態仮面
吉崎のパンツをかぶりそのままどこかへ。
矢吹を圧倒する実力の持ち主。

「徳弘正也」ジャングルの王者ターちゃん 、狂四郎2050
動物パワー等の使い手らしい

「木多康昭」 幕張 、泣くようぐいす、代表人
バガボンドの試合中、矢吹を暗殺しようとするが、返り打ちに。
邪念樹にとりつかれ、妄想体験。
しかしあんど慶周に呼び起こされ、意気投合する。

「うすた京介(死亡)」 すごいよマサルさん 、ピュ―と吹く!ジャガー
笛吹いたりギャグフィールドでシリアスを無効化する能力がある。
高橋留美子の攻撃で体をばらばらにされ再起不能に。
しかし復活。ゴリラに投げ飛ばされた。

「古谷実」 稲中卓球部、グリーンヒル、ヒミズ
パンダの乗り物とともに現れた男

「野中英次」 魁!クロマティ高校、課長バカ一代
なんかもうマスクだったりフレディだったり。多分茶筒ロボだったりする。
ゴリラを預かっていた。ゴリラ強い。

「江川達也」 まじかるたるるーと、東京大学物語
一応元祖変態チームだったが姿を見せない。

17 :GUNG-HO-GUNS:03/06/04 23:56 ID:4qt9igc0
「内藤泰弘」 トライガン
エィンジェル・アームは強烈なインパクト。
作品をパクられたことを根に持ち、虚無の渦を作り出して漫画界を浄化しようとしたが、
結局失敗に終わり、村枝との戦いで敗北。現在木城が保護

「田口雅之」 バトルロワイヤル
田口・ザ・ロワイアル。GUNG-HO-GUNSの2
内藤をかばって死亡。

「片倉・M・政憲」 GO DA GUN
片倉・ザ・マグナム。GUNG-HO-GUNSの3
大坂弁が素敵な奴。藤原との戦いの最中、田口の銃の巻き添えを喰らって死亡。

「萩野真」 拳銃神等
萩野・ザ・ガンスピリット。GUNG-HO-GUNSの4?
道元を黄泉送りにするなどかなりの実力。

「野々村秀樹」 ファントム零
野々村・ザ・ファントム。GUNG-HO-GUNSの5?
不死身の肉体とデザートイーグルが武器。

「伊藤真美」 JAPAN  ピルグリム・イェーガー
予言者。謎めいた言葉を内藤に告げる。

「広江礼威」 ブラック・ラグーン
広江・ザ・ブラックラグーン 。GUNG-HO-GUNSの6。
魔物のようなヒゲメイド。 『ミカエルの眼』からの使者

「木葉功一」 キリコ、クリオの男、マリオガン
木葉・ザ・クリオダイバー 。GUNG-HO-GUNSの7。
身体から無限に銃器を生み出す事が出来る。

「寺沢武一」 コブラ
GUNG-HO-GUNS最後のひとり。ナンバーなし。
内藤を凌ぐ力の持ち主?

18 :チャンピオンチーム:03/06/05 00:05 ID:1lTbfqd0
「戸田泰成」 s.CRY.ed(スクライド)
準主人公。主人公であるえなりよりキャラが立っているためよく使われるやつ。
体をガンダム化させて戦うことも、右腕をハイブリットに変えて戦うこともできる
けっこう万能な男。
矢吹健太郎、真島ヒロ、永井豪、それに平野耕太は彼の敵リストに記入されている。

「黒田洋介(死亡)」 s.CRY.ed脚本
戸田の相棒。永井との戦いで戸田をかばって死亡。

「鈴木ダイ」 A-DOGS
チームの統括役。あまり出番はない。

「伯林」 しゅーまっは 、最強委員長
「施川ユウキ」 がんばれ酢めし疑獄!!
下っ端の人達。施川ユウキは漫画のハシラを介して遠くの人と連絡を取ることができる。

「藤澤勇気」BM 、球鬼Z
バラバラになっても死なない男。
バイオミートは全てを喰らう。

「漫画太郎(死亡)」 珍遊記等
元チームハングリーハート次鋒。
あっさりと仲間に見捨てられあっさりと忘れられた可哀想な人。

「余湖裕輝」 アクメツ、コミックマスターJ(作画)
鬼の仮面をかぶった男。にゅ〜なんぶと書かれたマグナムや、
ごっつい斧などで攻撃する。 いっぱいいる。

「田畑由秋(死亡)」 アクメツ、コミックマスターJ(原作)
コミックマスター。原作家なのに描く方とはこれいかに。
真島と戸土野の作り出した虚無の渦を止めるために奮闘。
その場で命を落とした。

「技来静也」 ブラス・ナックル 、セスタス
遅れて来たアニマルの戦士。過去に矢吹と戦い敗れており、
その際にナノマシンを体に埋め込まれ、どんどん体を蝕まれている。
現在は行方不明の三浦健太郎を探して、チャンピオンチームと共に行動中。

「森恒二」 ホーリーランド
遅れて来たアニマルの戦士2。ホーリーランドはさまざまな規格があり、
町の掟はかけた相手が絶対にタイマンしかできないようにする。
魔獣ワイアルドに変身可能。

「水島新司」 ドカベン、大甲子園
チャンピオンを統べる男。野球漫画の神?

「藤井良樹」「旭凛太郎」 TWO突風!
ひらがなで話すようになってしまった二人組。
一度悪魔核を植えつけられる。

「山口貴由」 覚悟のススメ、 蛮勇引力
遅れて来たアニマルの戦士3。 キユの名を持つ者。

「島本和彦」 逆境ナイン 炎の転校生
戸田と戦い敗北するが、戦いの中で友情を抱いた。
チャンピオンチームと共に行動しており、
途中で現れた石川賢と現在戦闘。重傷を負う。


19 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/05 00:09 ID:1lTbfqd0
ここまでやってみましたがもう限界っす。
せめて現在戦ってる漫画家だけでも、と思いましたが
ガンガンほとんどしらねえでやんの。
誤字、脱字、その他のミススマソ。
続きと補完お願いします。

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/05 00:19 ID:yTteaV3H
被りを避けるためキャラ紹介は万全にしておきたいが
正直ここまで出た中にも「いたな〜そんな奴」的なのが多くて
俺にはとても補完できん!
あとリックと久米田のとこが停滞してるけどどうなる

21 :少年ガンガンチーム :03/06/05 02:16 ID:v+/gCfbS
「藤原カムイ」 ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章
エニックス切り込み隊長。
三条、稲田のダイ組と互角にやり合う実力の持ち主。

「西川秀明」 ZMAN アークザラッド2
木葉・ザ・クリオダイバーに銃撃され、戦闘不能。
後に回復。

「渡辺道明」 ハーメルンのバイオリン弾き
ドクターとやらに超特大バイオリンや純金製グランドピアノをつくってもらったらしい

「土塚理弘」 清村くんと杉小路くんと マテリアル・パズル
戸田の断罪断にて死亡。金田一によって復活。

「衛藤ヒロユキ」 魔法陣グルグル
グルグル使い。”ツチヘビ”や”ヨンヨン”を召喚する。

「金田一蓮十朗」 ハレのちグウ
ブレイドチームを食べて和解の方向で勝ち。
スプリガンチームも食べてしまった。
食べた人間は”ドクター”とやらの材料になるらしい。

「荒川弘(死亡)」 鋼の錬金術士
通称、ドクター。元軍艦エニッ糞の乗員。
死亡するが、練成した偽物だった。魔剣サムライブレードを岸本(兄)に託す。
死者をも蘇らせるという、賢者の石を練成中。

「夜麻みゆき(死亡)」 刻の大地

「松沢夏樹(死亡)」 突撃!パッパラ隊

「高坂りと」 プラネットガーディアン
ガンガンチーム?
東に特殊なインクのプールに入れられあぼーん

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/05 02:37 ID:v+/gCfbS
とりあえずガンガンチームだけ。
正直入り乱れていて、俺ではとても纏められません。
誰かよろ。

23 :バガボンドチーム:03/06/05 02:47 ID:8GVHxLAy
「桐山光侍」 忍空-NINKU-
岸本と忍者対決をするが、荒木が岸本にスタンドを渡したため、苦戦。
引き分けに終わる。

「なにわ小吉」 王様はロバ
集団技をつかって多くのキャラを出すことができる。
尾田に空の彼方に吹き飛ばされた。

「尾玉なみえ」 純情パイン
後で合流予定が行方不明。

24 :月刊ジャンプチーム(敗退):03/06/05 02:48 ID:8GVHxLAy
「三条陸(死亡)」 ダイの大冒険
過去に、もっともエニ糞に近いと云われた男。
稲田と共にエニ糞狩りをしていた。
ドラクエワールドはドラクエの能力以外使えなくなる恐ろしい技。
カムイのグランドクロスで死亡。

「稲田浩司(死亡)」 ダイの大冒険
三条の相方。カムイとの戦いには生き残るが、
後から来た大蛇丸、DIOの二人に敗北した。

25 :マガジンチーム (敗退):03/06/05 02:49 ID:8GVHxLAy
マガジンチーム (敗退)
「真島ヒロ」 RAVE
パクリ四天王の1人。チャンピオンとの戦いには破れたものの、
その後坂口の力を吸収して復活。
三種の神器(アルテマウェポン、えいゆうのたて、ドリル)
の三つをあわせるととんでもない力を得る。
矢吹と死なない限り別れる事の出来ない同盟を結んだ。
ドリルは盗まれてしまって今は手元にない。
遺産編のラスボスの一人になる予感。

「綾峰欄人(幽霊)」 Get Backers-奪還屋-
戸田にやられ、その後真島の偵察幽霊に。

「上条明峰(幽霊)」 SAMURAI DEEPER KYO
同じく島本2にやられて以降、幽霊に。

「星野泰視(死亡)」 勝負師伝説哲也
講談社が集英社に送り込んだ刺客。イカサマをえなりに見破られて死亡

「野中英二」 魁!!クロマティ高校
なんかもうゴリラだったりフレディだったり。多分茶筒ロボだったりする。
上の紹介で名前が間違っていた為、再び紹介。

「山田恵庸」チャンバラ
剣道家。猪熊しのぶにとりつかれていた。田畑に敗北。

「川三番地」ドリームス
十万人いる。全員死亡したが、後に平野によって一部が吸血鬼として復活させられた。

26 :ヤングアニマルチーム(敗退) :03/06/05 02:51 ID:8GVHxLAy
「林崎文博」 VF
出て来た時にはやられてた人。それ以来出番はなし。

他は全員移動…(泣

27 :サンデーGXチーム(敗退):03/06/05 02:52 ID:8GVHxLAy
「伊仁完+梁慶一」 新暗行御史
いまだ韓国から到着せず

「イダタツヒコ」 美女で野獣
こっくりさん中に狐に憑かれ理性なし

「小野敏洋」 ネコの王
児ポ法にひっかかり拘留中

「えのあきら」  ジャジャ
Bブロック移動中にバイク事故

28 :少年サンデーチーム(敗退):03/06/05 03:00 ID:8GVHxLAy
「青山剛昌(行方不明)」 YAIBA 名探偵コナン
少し子供っぽいサンデーチームの戦士。
一度倒したはずの真島のデジョンによって異次元に飛ばされ、現在行方不明。

「藤田和日朗」 うしおととら からくりサーカス
元ケルベロス安西の師承。安西との戦いで命を落とし、
その後体を安西に乗っ取られた。しかし、安西の魂に語りかけ、
彼を真の漫画家として目覚めさせた。無駄死にが惜しまれる人である。

「高橋留美子」 犬夜叉
サンデーの女帝。昔はやさしかったらしいが、現在は矢吹とつるむように。
実力は高いが、ゆうきまさみに猫にされてしまい戦闘不能に。

「安西信行」 烈火の炎
パクリ四天王の1人。元矢吹の部下、ケルベロスの一員だった。
しかし藤田達の語りかけ、真の漫画家として目覚めた。
岡本倫達が虚無の渦を作り出すために彼等を狙っているが、
今の安西でそれができるかどうかは不明。藤田復活の為に雷句と手を組む。

29 :スプリガンチーム(敗北):03/06/05 03:17 ID:8GVHxLAy
「皆川亮二」 スプリガン ARMS
サンデー特殊部隊「スプリガン」筆頭の戦士。
藤原の復活を果たす。だが仲間を大和田にやられたり
藤原が裏切った?りと災難が続く。

「河合克敏」 モンキーターン
「椎名高志」 GS美神
大和田に理不尽な一撃をもらい重傷。

「橋口たかし」 焼きたて!!ジャぱん等
「草場道輝」 ファンタジスタ
「井上和郎」 HEAT WAVE
藤原にやられて重傷?


「藤原芳秀」 拳児等
えなりチームの若い面々に修行を施した老人。
内藤の野望に気付き彼を止めに行ったが、止めることが出来ず戦うことに。
その時の戦いで命を落としたが復活、裏切った?

「曾田正人(行方不明?)」 シャカリキ!
「田中モトユキ(行方不明?)」 マーベラス
二人とも藤原と共に別行動していたはずだが行方不明に?

30 :アフタヌーンチーム(敗北):03/06/05 03:19 ID:8GVHxLAy
「岩明均(死亡)」 寄生獣
三浦健太郎と共に矢吹を襲った男。
決死の戦いで敗れ、死亡した。

「真鍋昌平(誘拐)」 THE END
特に出番もなく、刃森尊に誘拐された。

「トニーたけざき(誘拐)」 岸和田博士の科学的愛情
木城と並ぶ天才らしい。
瀕死の黒田をサイボーグとして復活させた。
彼も刃森尊に誘拐される。

「弐瓶勉(誘拐)」 BLAME!
彼も刃森尊に誘拐された。

31 :少年エースチーム(敗退):03/06/05 03:20 ID:8GVHxLAy
「吉崎観音」 ケロロ軍曹
いろいろなところのスパイをしている。
ケロロ軍曹、七人のナナなど、多くの作品の攻撃を仕掛ける。

「安彦良和」 ガンダム
富野監督を狼から元に戻すために大会に出場したらしい。
ガンダムに乗って戦う。

「貞本義行」 エヴァンゲリオン
矢吹に捕われた庵野監督を救うために今回の大会に参加した。
中身が巨神兵のエヴァに乗って戦う。

32 :裏御伽チーム :03/06/05 03:21 ID:8GVHxLAy
「本宮ひろ志」 サラリーマン金太郎
出番無しの裏御伽チームのボス。今は宴会中

「にわのまこと」 THE MOMOTAROH
「川原正敏」 修羅の門
「澤井哲夫」 ボーボボボ・ボーボボ
「真倉翔+岡野剛」 地獄先生ぬ〜べ〜
お前ら飲みすぎです。

33 :ゴッドハンド :03/06/05 03:23 ID:8GVHxLAy
「A(藤子A不二雄)」 笑うセールスマン
ゴッドハンド筆頭。姿は某セールスマン。
熊谷カズヒロによって殺されたが、Fからの天の掲示を受け復活。
その時に四次元ポケットを手に入れ、更に強くなった。

「大友克洋」 AKIRA
非常に好戦的なサイキッカー。
車田に一度油断で敗北していらい付けねらっている。
赤塚に連れ戻され、何かを手伝う事に。


「横山光輝」  バビル二世 ジャイアントロボ
軍師と呼ばれるベレー帽をかぶった男。
すべての漫画家の才能(エネルギー)をあの方とやらに送るのが目的らしい。
なにかの影には場合たいていこの人が暗躍している。

「聖悠紀」 超人ロック
雑誌クラッシャーの異名を持つ男。矢吹側に裏切り洗脳などをやっていた。
何故か今はえなりの応援団&治療役。

「モンキーパンチ」  ルパン3世
通称TheV。怪盗で、冨樫の遺産のフロッピーを奪って逃走。
しかし、横からフロッピーを奪い取られそのまま本部へ帰還。

「さいとうたかを」 ゴルゴ13
元ビッグコミック筆頭
一度大友に殺されたふりをしてそのままゴッドハンドに
ゴッドハンドで神を見たらしい

「赤塚不二夫」 天才バカボン
なのだ口調で喋る親父。大友を連れ戻した。
何か企んでいる、協力者はまだ明かされていない。

34 :ゴッドハンド(ダイナミックプロ):03/06/05 03:25 ID:8GVHxLAy
「永井豪」 デビルマン
ゴッドハンドの中でも上位クラスの強さを持った悪魔。
多少落ち着いた性格をしているが、内面は大友と同じく好戦的。
王の復活を望んでいる?

「石川賢」 ゲッターロボetc
自称魔獣。サンライズを襲った人間の1人らしい。
「食べ残しはよくねえな」のセリフから、
サンライズ本社で蝕が行われたと思われる。永井と組んで何かを企む

「衣谷遊」 AMON〜デビルマン黙示録〜
ヘタレさん。だったのだが、永井豪の力によって悪魔(AMON)化。
以降永井ばりの力を発揮して戸田達に襲い掛かる。

35 :ゴッドハンド(横山十傑衆):03/06/05 03:28 ID:8GVHxLAy
「鈴木央(死亡)」 ライジングインパクト
林崎文博を瞬殺した男、その後山口貴由と戦うが敗北した。

「山口譲司」 BIRTH
十結衆統括約(だと思われる)

「大暮維人(死亡)」 天上天下
鈴木央を殺した男を探して山口達と対決するが、
その後暴走した衣谷によって殺害された。

「石渡洋司」 フロンティア
矢吹を一撃で倒し、武論尊を取り戻した。

「ロウオブザトゥリー」
「ラストアームズ」
「カンパニーウォリアー」
不明

36 :最強原作集【三闘神】:03/06/05 03:31 ID:8GVHxLAy
「菊地秀行」 魔界都市ハンター等原作
通称魔界医師。洗脳された夢枕獏と武論尊をすくうため、
ゴッドハンドに助力を申し出た。

「夢枕獏」 餓狼伝
板垣恵介と合体。彼の肉体となる

「武論尊」 北斗の拳原作
操られていたが救出された。

37 :その他1 :03/06/05 03:31 ID:8GVHxLAy
「冨樫義博」 H×H 幽々白書
えなりに自分の遺産を託した。
週間連載の後遺症か、精神が幼児化している。

「つの丸(死亡)」 みどりのマキバオー
初期のころにえなり達を助けた人。
その後いろいろあってえなり達と対立するが、
車田のギャラクシアン・エクスプロージョンによって死亡。

「鳥嶋和彦(死亡)」 (マシリトで有名な編集者)
「ダッシュ」を創刊したが、矢吹ジャンプに破れたという過去を持つ。
五聖人を復活させた際に殺される。

「グゥ(死亡)」
矢吹に新作を持っていき、没を食らって死亡。

「秋本治」 こちらは葛飾区亀有公園前派出所
精神が崩壊しきっていたはずだが、何時の間にか復活。
戦車で北条の助っ人に現れそのままバンチチームに。
ゆでたまごと共に大怪我を負って治療中。

「こせきこうじ(死亡)」 県立海空高校野球部員 山下たろーくん
元ジャンプ五聖人の一人で荒木の親友。
ダイヤモンドの硬度を持ったツバをマッハ2で放つ。
矢吹と戦うが、彼の技【ヒッキー】によって死亡する。
後に荒木に何かを伝えるために幽霊として荒木と戦い、
そして、荒木を五聖人の後継に任命して成仏した。

38 :その他2 :03/06/05 03:32 ID:8GVHxLAy
「綱島志郎(死亡)」 ジンキ
矢吹の考えに賛同しなかった人物だが、クスリで強制的に味方にさせられた。
しかし、原の百裂拳によって死亡。

「荒川弘(死亡)」 鋼の錬金術士
元軍艦エニッ糞の乗員。 戸田の絶影の攻撃で死亡。
最後の力で錬成した魔剣サムライブレードを岸本(兄)に託す。

「土塚理弘(死亡)」 マテリアルパズル
同じくエニッ糞の乗員。 戸田の断罪断にて死亡。

「岸本聖史(死亡)」 666(サタン)
彼もエニッ糞の乗員。 NARUTOの岸本の弟(本当)
戸田の手によって殺されたが、後に大蛇丸の術でかりそめの復活をする。
その後、兄の手によって成仏した。

「??(死亡)」 ??
名も知らぬコミックブレイドの作家。
亀ハウスに侵入していたが、皆川によって瞬殺される。

「高田祐三」 3×3EYES
一度登場してすべての獣魔を放ったまま、行方不明。
以後は、いなかったことに(w

39 :その他3 :03/06/05 03:33 ID:8GVHxLAy
「Gファンタジーチーム」 Gファンタジー
予選で、チャンピオンチームの板垣に瞬殺された。

「樫本学」 学級王ヤマザキ等
コロコロチーム先鋒
ガンガンチームをスパイしていた吉崎にやられる。

「武内直子」 美少女戦士セーラームーン
冨樫の奥さん。冨樫の遺産を受け継いだえなりに、念を教える。

「富野由悠」 機動戦士ガンダム(監督)
狼男の正体。矢吹がナノマシンを注入して変化させたらしい。

「水城葵」 スターオーシャンブルースフィア
所属チーム不明。 一回戦で東と戦う(おそらくまけた)。

「えんどうコイチ(死亡)」 死神くん
ぜっこーもんにより死亡。やな死に方だ。

「中平正彦」  ストリートファイター2
コミックゲーメストの一人だったが、勇次郎に殺される。

「雷句誠」 金色のガッシュ!!
藤田の愛弟子。 安西に操られ、藤田を襲う。
安西が死ぬと同時に洗脳は解除された。今は安西と協力している

「村枝賢一」 仮面ライダーSPIRITS
藤田を助けに駆け付けた男。 作品のモットーは魂らしい。
ライダーの魂を受け継いでおり、ライダーの必殺技を使いこなす。
内藤との戦いで死にかけたが、聖悠紀の手によって命を拾った
(本人は気絶してて知らない)。

40 :その他4 :03/06/05 03:34 ID:8GVHxLAy
「かみやたかひろ」 Oh My コンブ
ボンボンチーム。 五人になった原にぼこぼこにされる。

「平松伸二」 どす恋ジゴロ等
二人あわせて平松伸二。
高橋留美子が青山と島本を妨害するために呼び出した。
それなりに強かったが、車田の攻撃によって消滅した。

「八神健(死亡)」 密・リターンズ
チームハングリーハート先鋒
なぜか積尸気冥界波を使うが、荒木にあっさりとやぶれる。
生きてはいたが、漫画太郎にとどめをさされる。

「しげの秀一(生きてた)」 頭文字D
ヤングマガジンチーム
野中と思われるゴリラに気を取られている隙に綾峰にやられ車ごと大破。
しかしどうやら生きていたらしく、六田登と現在レース中

「六田登」 F等
突然現れトラクターを暴走した男
しげのとハチロク対F1エンジン搭載トラクターの勝負中

「かわぐちかいじ」 沈黙の艦隊
本宮ひろ志と未来について熱弁していた。

「山本航暉」 ゴッドハンド輝
福本が療養している病室の前でさりげなく光っていた(意味は不明)

41 :その他5 :03/06/05 03:35 ID:8GVHxLAy
「森川ジョージ(死亡)」 はじめの一歩
週刊マガジン看板男。腐敗したマガジンをただすためチャンピオンチームと共に
真島と戦った。その時の戦いで命を落としたが、真島の手により無理矢理復活させられ、
戸田の手によって再び死亡した。

「坂口博信(消滅)」 ファイナルファンタジー(ゲーム)
ゲーム界から漫画世界を征服するタメにやって来たが、真島に吸収され消滅した。

「熊谷カズヒロ」 サムライガン
明確な出番が一度もないなぞの男。評議会の一員
藤子A不二雄を殺害したりと、戦闘能力は高いらしい。

「奥浩哉(死亡)」 GANTZ〜ガンツ〜
矢吹に黒のコアを植え付けられ無理矢理服従させられた男。
戸田との戦いの最中、乱入してきた永井豪にぼこぼこにやられたが、
体内の黒のコアを爆発させて死亡した。

「永野護」 ファイブスター物語
メカニックデザイナー。師承安彦良和に裏切られ大変な目にあったらしい。

「原田将太郎(死亡)」 D4プリンセス
オタク漫画家。ドリルを所持していたが、
真島に奪われ殺さてた。

「ときた洸一(死亡)」 機動戦士ガンダムASTRAY
戸田のガンダム先輩。平野に操られて戸田を襲った。
戸田の決死の攻撃により目を覚ましたが、暴走した衣谷の手によって死亡した。

42 :その他6:03/06/05 03:40 ID:8GVHxLAy
「小畑健」 人形草子あやつり左近
「ほったゆみ」 ヒカルの碁
帰書文(きしょぶん)と言う宝貝の生贄。矢吹と真島の契約書に

「士郎正宗」 攻殻機動隊
謎の評議会の一員。実力は不明。

43 :審判 :03/06/05 03:41 ID:8GVHxLAy
「浅野りん」 CHOKOビースト等
元ブレイドチームの1人。
金田一にくわれたが、救出され、天野こずえの代わりにBブロックの審判に。

「河下水希」 いちご100%
Aブロック審判

「小林ゆき」 あっけら貫刃帖
Cブロック審判

「天野こずえ」 クレセントノイズ等
元Bブロック審判。
金田一に食べられてしまいそのまま行方不明に。

44 :番外 :03/06/05 03:41 ID:8GVHxLAy
「海江田四郎」
沈黙の艦隊登場人物。突然現れ艦を占拠したが、
安西の手によって殺害された

「ギャラン=ドゥ」
スクライドのキャラクター
誰かと共に去っていらい出番無し。

「嶋鉄雄」
AKIRAのキャラクター。
永井豪との戦いで命を落とした

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/05 03:45 ID:8GVHxLAy
抜けてる所があったら頼(よろ)むぜ

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/05 11:09 ID:1ZwuZ2vH
「大和田秀樹」 たのしい甲子園 警死庁24時
矢吹から、『バーリトゥード野球をやるから来い』と招待を受けた。
興味あるのは、ガーデニングと野球。
実は野球のルールはろくに知らない。

「冬目景」 羊のうた 黒鉄 イエスタデイをうたって
GUNG-HO-GUNSに幻覚を見せる。謎の言葉を残す。

「猿渡哲也」 高校鉄拳伝タフ
乱入のため、チームタフを結成。
板垣をスカウトに来る。

「石渡治」 B.B
チームタフのメンバー。

「ヒラマツミノル」 アグネス仮面
チームタフのメンバー。



それ以外の事項。

現在の時刻  正午過ぎくらい?


47 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/05 12:33 ID:qYxAyKGj
うげ、大和田紹介済みだと思ってた・・・
他の方は居たのかすらわからないけど

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/05 20:39 ID:bq766h87
「大久保篤」 B壱
回★転★王の異名を持つ男。
梅澤の聖石を回収させるため、岡本が雇った。

自分で出しといたから一応紹介したけど
続き思い浮かばん 忘れた頃に動くと思います

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/05 21:41 ID:pa0dnrSu
>>1新スレ乙。


一応、リスト表でも

>>5-6 えなりチーム
>>7-9 矢吹陣営
>>10  KIYU
>>11  平野
>>12  ジャンプスポーツチーム
>>15  バンチチーム
>>16   元祖変態チーム(元、元祖ジャンプチーム)
>>17  GUNG-HO-GUNS
>>18  チャンピョンチーム
>>21  少年ガンガンチーム
>>23  バカボンドチーム
>>24  月刊ジャンプチーム
>>25  マガジンチーム
>>26  ヤングアニマルチーム
>>27  サンデーGXチーム
>>28  少年サンデーチーム
>>29  スプリガンチーム
>>30  アフタヌーンチーム
>>31  裏御伽チーム
>>33-35  ゴットハンド
>>36  最強原作集【三闘神】
>>37-44 その他・審判等
>>46    補足

50 :オマケ:03/06/05 21:52 ID:D6WenZnX
「克・亜紀」 ふたりエッチ
ヤングアニマルチームだったが原哲夫に秘孔「本部」を突かれ、
解説以外一切できない体になってしまった。
それ以来難解な戦いや第三者の解説、審判が必要なときに現れ、解説をする。

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/05 21:53 ID:MX9orhu3
えなり5部スレ読み直してて思い出したけど……
梅沢の無敵の楯をえなり達が探しに行く云々を完璧に忘れてたな

52 :ガンガンチーム修正:03/06/05 22:01 ID:DGyR53Zg
「荒川弘」 鋼の錬金術士
通称、ドクター。元軍艦エニッ糞の乗員。
魔剣サムライブレードを岸本(兄)に託して死亡したのは偽物で、物は白衣を着た女。
死者をも蘇らせるという、賢者の石を錬成中。

荒川と土塚がダブってるand荒川が死亡扱いになっているんで
>>38の方はなしで。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/05 22:02 ID:pa0dnrSu
現在状況

Aブロック
バンチ VS 元祖変態 試合方式 総当り戦

○ 秋本&ゆで VS 野中(途中までゴリラ)&うすた ×

Bブロック
GABG-HO-GUNS VS ガンガン 試合方式 廃墟でのバトルロイヤル

現在脱落者無し(のはず・・・)

Cブロック
ジャンプスポーツ VS 裏御伽 試合方式 ???

Dブロックでジャンプスポーツチームの森田が出張のためまだ始まってない。
現在、大宴会中

Dブロック
えなり VS チャンピョン  試合方式 バーリトゥードベースボール

現在 二回表 チャンピョンチームの攻撃  え 0−1 王

オーダー

えなりチーム             チャンピオンチーム

宮下  1番 ライト          水島 1番 ピッチャー 
荒木  2番 キャッチャー       旭  2番 レフト(ライト?)
岸本  3番 ショート         鈴木 3番 キャッチャー
富沢  ?? ファースト(戦闘不能) 戸田 4番 センター
板垣  ?? セカンド          山口  5番 セカンド
尾田  ?? ???         余湖 ?? ファースト
岡田  ?? ???         伯林 ?? ショート
大和田 ?? ???         森  ?? サード
えなり 9番 ピッチャー       藤井 ?? ライト(レフト?)
          
応援団                  ベンチ 島本(重傷の為。伏線?)
聖 代走兼治療役            技来(侵食悪化の為)
本多 チアガール             藤澤(秘密兵器)
                       施川(戦力外の癒しキャラ)


ゴットハンド・平野は現在は表だった行動はしていない。
雷句・安西は藤田復活の為、矢吹の研究所へ。
真島は矢吹と同盟を結び、安西を狙う。


 


54 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/05 22:08 ID:tsGF3qmf
地味にガンガンチームが強いよなw
ドラクエワールドのカムイに何でもありの金田一

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/05 22:32 ID:Kc1F3Awy
「おやおや、見ちゃいられんな」
モニターを見ながら、男が紫煙と共に溜息を吐き出した。
Bブロックの映像である。
2人の男が、それを眺めていた。
葉巻きをくわえた全身赤色の男と、プリンを頬張っている白衣姿の男である。
寺沢武一と木城ゆきとであった。

寺沢「いかに4vs5とはいえ……脆すぎだな」
木城「いずれにせよ……ブロック代表の一角は決定しましたかな?」
すると、寺沢は踵を返し、歩き出した。

木城「どちらへ?」
寺沢「決まってる……あの役立たず共に“加勢”してやるのさ」
木城「加勢?それは、貴方自ら出向かれる……という事ですかな?」
寺沢「いや……まだこの程度の窮地じゃ、そんな必要はないね。
   というより……俺らにとって、この程度は危機とすら呼ばん。
   俺は奴らに、“本来の武器”を手渡してやるだけさ。……レ*ィ」
寺沢の声に反応したように、いきなり全身を金属で覆った奇怪な人影が現れた。
レ*ィ「準備OKよ、武一」
レ*ィと呼ばれた、ロボットのようなシルエットが言った。
外見からは想像もつかないが、美しい女の声である。
木城「……彼女は?」
寺沢「おっ、プロフェッサー、アンタなかなか女を見る目があるね。
   こいつはレ*ィ。俺が端正込めて造りあげたアーマロイドさ。
   いわば、俺が最も信頼する相棒ってワケ。…じゃ、レ*ィ、転送してくれ」
レ*ィ「分かったわ」

短い会話を終えると、レ*ィはまたどこかへと行ってしまった。

寺沢「これで、戦況へ一変する。思い出せ、お前らは人間じゃない。
   内藤の為にのみ存在する、“魔人”なのだということをな」

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 00:14 ID:+O0sIj9f
 衛藤ヒロユキは金田一連十郎と共に『幻獣ヨンヨン』を使って移動していた。

 ヨンヨンは円盤の一面に雑草が生えた、という造形をしている。
 それなりに巨大だが、つかまるところもないため、それほど乗り心地がいいというわけでもない。
 眼下には、それなりの規模の廃墟が連なる。
 廃墟郡。
 ドクター(荒川)が、矢吹に舞台を用意するよう、頼んだらしいが、
 短期間に作れるものではないし、
 地上から持ち運べるものでもない。
 ということは。
「こんな場所が飛空挺のどこかにあったんだ…。」
 衛藤は呟く。
 改めて、飛空挺の規模の大きさには驚かされる。
 この試合のためだけに作ったとは到底思えない飛空挺のことを考え、
 衛藤は感心のため息をつく。
 もしかしたら荒川は飛空挺に、この場所があることを確認したかったのかもしれない。
 そんなことも考える。
 それにどんな意味があるのかは分からないが。
「…よく見ておけって…ドクターが…」
 ふと、金田一が口を挟む。
「…ふうん」
 曖昧に返事をする。
 観客に見せる試合である以上、こちらの行動は全てモニターされているのだろう。
 つまり誰でもこの風景を見ているわけで、それほど意味のある言葉とは思えなかったが。
 感覚だけなら。
 納得できるような気がした。
 どこか寂しげで、荒れ果てた廃墟。崩れかけた建造物。
 この地の住人は一体どこに消えたのか──。


 そのとき、西側から渡辺の叫び声が聞こえてきた。
 そして、次の瞬間、渡辺の魔法によって街の西側一帯が崩壊する。

「渡辺さん!?一体、何が…?」
「…渡辺の前に…声が聞こえた。」
「聞こえたのか、金田一!!?一体、誰の声が!!」
「広江の。」
「………」
 しばしの沈黙の後。
 衛藤はヨンヨンを移動させる。
(グッバイ、渡辺さん…楽しかった日々のこと、忘れないよ…)
 衛藤が現実逃避から逃れ、渡辺を探す決心をつけたのはしばらく経ってからのことだった。
 

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 01:00 ID:+O0sIj9f
 ジェノサイド・エクストリーム
「聖女殺人伝説!!!!!!」
 それはなんとなく悲痛な、いや、あまりにも悲痛な声のように聞こえたのは気のせいだろうか。
 とにかく、それは強大な魔法を意味する言葉だった。

 その言葉と共に何の呵責のない魔力が解き放たれる。
 そして生み出された威力を伴った光は、廃墟の西地区全域を一瞬で破壊する。




 藤原カムイと萩野真は中央公園で対峙していた。
 強制的に移動された場所のせいか、
 先ほど西地区を破壊した大きな振動にも関わらず、互いに姿勢を崩さない。
 そのとき、空中からアナウンスが流れた。

「はーい、戦闘はここまででーす。Bブロック決勝、チームGUNG-HO-GUNSの戦闘不能者が
3名を超えましたので、勝者はガンガンチームに決まりましたー。」
 審判、浅野の陽気な声が響く。

 萩野は呻いた。
「いいところまでいくと思っていたが、蓋を開けてみるとこれか…まいったな。」
「本気でそう思うなら、いくらなんでもこちら側をなめていたとは思わないか?」
 藤原は口を開く。お互いに殺気は崩さない。
「まさか、これで終わりにしようってわけじゃないよな…」
「どうして、お前ほどの人間が、『同人』ガンガンなどにいるんだ…お前ならもっと、
相応しい雑誌が、幾らでもあるだろうに…」
 常世送りの剣を構えて、萩野が言う。
「…さあな。だが、俺はそれほど『同人』を悪いものだと思っちゃいないが…」
 幻魔剣を構えて、藤原が答える。
 
「…常世送りは…」
「気にするなよ。この一帯には俺の『神仙術』が貼ってある…あまり使いたくない技だが、
お前のくだらない心配を無効化にするぐらいの力はあると思うぜ。」
「そうか…後悔するなよ…」
「こっちのセリフだ…」
 殺気は収束していき、そして互いの間合いが近づいていく。
 風で、どこかから小石が落ちたのだろう。それは地面にぶつかり、微かな音を立てた。

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 01:03 ID:+O0sIj9f

 一瞬の時間が過ぎ、──、
 萩野はその剣を落とす。
 常世送りの剣はあくまで神器。純粋な戦いの技では藤原に分がある。
「剣にこだわらなくとも、いくらでも戦う方法はあったはずだ。なぜ、それを使わなかった?」
 藤原が聞くが、萩野の答えは曖昧なものだった。
「さあな、お前だって攻撃呪文で戦うことは出来たはずだ…同じことだ…」

 萩野は剣を拾い、黙って遠ざかる。
 やらなければいけないことがあるのに、無駄な力を使うことは出来ない。
 そういうことだろう。
 藤原は見届けた後、廃墟の西側に向けて走る。

 藤原は爆心地で真っ白になって燃え尽きている渡辺道明を見つけた。
 その近くに、焼け焦げて気絶している広江がいる。
 そして爆発を聞きつけて、来たのだろう、
 金田一連十郎と、衛藤ヒロユキがちょうど『ヨンヨン』から飛び降り、駆けつけてくる。

 渡辺の術で広江を攻撃したのだろう、と状況を分析するが、腑に落ちないこともあった。
 『聖女殺人伝説』は渡辺の持つ術の中でもっとも強力な種類のはずだ。
 まともに喰らえば、(あくまで多分だが)生存できるものではないと思うが…
 何か術を弱らせる要素でもあったのだろうか…
 藤原は渡辺に接近する。
 そして、渡辺から漏れる呟きによって唐突に理解した。

「ファーストキスダッタノニファーストキスダッタノニファーストキスダッタノニファーストキスダッタノニファーストキスダッタノニファーストキスダッタノニファーストキスダッタノニファーストキスダッタノニファーストキスダッタノニファーストキスダッタノニファーストキスダッタノニファーストキスダッタノニファーストキスダッタノニファーストキスダッタノニ…」

 それは怨嗟のように、延々と続く言葉だった。
 汚れキャラじゃなくてほんっとーに良かった…。
 藤原は思った。
 廃墟の風は何も答えない。

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 01:10 ID:+O0sIj9f
考えていたオチだったのでうpしてしまいました。
一応キャラクターの位置は廃墟のままということで。

60 :55:03/06/06 01:31 ID:M99a9jRf
ガハア!!
俺が書いたヤツ、何の意味もなくなっちまった・・・・
どうすっかな、この伏線。
木葉の隠された能力とか、広江の追加装備とか色々あったんだけどなー。


61 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 01:35 ID:Vs68Y0IU
たぶんガンホの奴らは内藤復活時に再び出番が来るだろうからその時にでも。

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 01:42 ID:+O0sIj9f
>>60
続きがあるなら、もうちょっとはやくうpして欲しかった…
ガンホが動けることを審判が確認すればもう少し続くのではないかと。


63 :ま、一応書くか:03/06/06 01:47 ID:M99a9jRf
寺沢「おい、レ*ィ。転送するのは、もういい。勝負はついた。こちらの負けだ」
レ*ィ「は?」
寺沢の言葉に、レ*ィはつい間の抜けた声を出した。

寺沢「……まあいいか。所詮、こんなトーナメントなんざ、余興みたいなものだ。
   もともと、この艦に穏便に侵入する為の口実でしかなかったんだしよ。
   ここで俺らの持つカードをわざわざ見せる必要はない」
木城「……これからどうするのです」
寺沢「ま、奴らも疲れきってるだろうから、今は休憩だな。
   このトーナメントは、まだしばらくはつづく。
   内藤の再生にもまだ時間がかかるだろうしな。すべてはその後だ」
木城「一一一」
寺沢「アンタは、内藤の再生に全力を尽くしてくれ。俺はちょっくら、用事がある」
木城「用事?」
寺沢「アンタのボスにも、近々会いに行かせてもらうがよ。さしあたっては……」

とびきりの悪戯を思いついた子供のような笑顔を、寺沢は浮かべた。

寺沢「内藤にこれだけの傷を与えた男……村枝賢一と藤原芳秀……この2人だな」

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 01:52 ID:M99a9jRf
>>62
いや、続きは構想だけで、まだ書き上がってなかったんだよ。
また明日の夜にも書こうと思って。
考えたけど、ガンホの活躍は、内藤復活の際に書く事にしますた。
このまま悪戯に長引かせても、ダラダラして終わらないしね。
とりあえず、早くトーナメント終わらせたい・・・

65 :Aとか:03/06/06 02:03 ID:lVUB8bu4
Aは、迷っていた。
(確かに、私は力を取り戻したかもしれない。
 でも、きっと、君の言う通りなんだよ、藤本君・・・)
その手には四次元ポケットが握られている。
(このポケットは、皆が言うような便利な道具ではない)
Aは考える。
(これは、すばらしい道具を出すかもしれない。
 しかしその代償として、想像力を食らう。あの獣の槍が魂を食うように)
半円形の白いポケットには、何も入ってはいなかった。
それが、何を意味するのかは、彼にはわかっていた。
(私は老いた。体ではない、心がだ。私の心は、老年期に入ってしまっている)
あの優しかった彼からは想像もできないほどの、率直で厳しいメッセージは、
Aの精神を大きく揺さぶっていた。
(・・・本当は、神などどうでもいいんだ。私はただ、恐れていた。)
突き抜ける力・・・この新しい概念は、彼のようなベテラン作家を恐怖させた。
そして彼は、若手を恐れ、彼らを狩るようになっていったのだ。
(藤本君・・・もし君が、いてくれたなら・・・)
つやつやとした四次元ポケットを撫でてみる。自然と、涙が浮かんだ。

66 :Aとか:03/06/06 02:03 ID:lVUB8bu4
「・・・荒木とかいったかな。彼ならうまく、ポケットを使いこなせるだろうな。」
ねっとりとした声が、自然と漏れだす。あの自信に満ちた声が、今では物悲しい。
「だが彼は決してこれを使おうとはしないだろう。何故なら彼は、強いからだ。」
そして、次第に声は強くなっていく。
「彼の強さ。それはかつて私も持っていたものだ。いや、きっと誰しもが持っていながら、
 どこかでは信じきれずに、悩み、傷つくもの、それは、」
「それは、」

「 自 分 が オ リ ジ ナ ル だ と 信 じ る こ と 。」

そこまで言い切ってしまい、Aは戦慄した。
まるで自分の声が自分のものではないように思えた。
・・・・・・・・・冨樫・・・・・・・・・
その二文字が急に思い浮かび、何となくAは自嘲的に笑うと、
闇へとまぎれてどこかに消えた。

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 02:05 ID:+O0sIj9f
>>64
うーん。俺は昨日上げようと思ってたんだけど
テンプレが完成していなかったから上げられなかったんだよな…。
(恨み言ではなく、作ってくれた人に対してはものすごく乙なのですが。)

とりあえず、あまり早い者勝ちというのを前面に出す気はないけど
ネタのほうは早いうちに使ったほうが得だと思われ。

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 09:56 ID:v1r7ZnqF
そろそろ、試合に負けて暇になるキャラが出るころだな。
俺ももう少ししたら、伝説編の複線書いてそっちで暇になったキャラが動けるようにしとこう。

まあ、その前に内藤を片付けた方がいいかも知れんな。

いずれにしても、暇キャラはトーナメントを妨害せずに、内藤戦orゴットハンド編の
序章に突入した方がよさそうだ。

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 16:25 ID:mbpYhEVA
enari

70 :振り逃げ:03/06/06 16:32 ID:0dwo3Kxq
大久保「レーダーはこのへんに反応してるんだが……」
岡本から借りたレーダーを手に、大久保篤は飛び散った聖石探しをしていた。
鳥山のドラゴンレーダーのデータを元に岡本らが独自に改良したもので、
梅澤の守護聖石に反応するものである。
大久保の半径十数メートル以内にその反応が出ていた。
しかし聖石らしきものは見当たらない。
床を見下ろしながら歩き回っていると、視界に一つの影が差した。人影である。
大久保「……どうやらレーダーはてめえに反応してたってわけか……」
??「矢吹様の命令でね、梅澤かその仲間が来る前に、こちらで
  こいつを回収しろということだったのですが……とんだはち合わせですね」
それは眼鏡をかけた若い男であった。
大久保「お前は………たしかテニスの王子様の………
   落とし物探しとは、テニスしかできない男にはお似合いの任務だな」
手塚「それで一度は役立たずと呼ばれたが、戦力となるため再強化を受けた。
  そして貴様は人違いをしている……今の僕は 手 塚 国 風 だ」
大久保にはわかるはずもないが、その顔は以前よりもCOOLになっていた。

71 :放置民サルベージ:03/06/06 19:56 ID:0SbvGj8V
青山剛昌は闇の中で目を覚ました。
一瞬、亜空間を漂っているのかと不安になったがベッドの硬さを感じると安心した。
青山「そうだ…オレは助かったんだった。」

真島のデジョンで異次元に飛ばされた青山は【奈落】と呼ばれる世界に流れ着いていたのだ。
この世界は、あらゆる漫画の『没原稿』が流れ着く世界。
その没にされた原稿からは瘴気が立ち上り、それは『黒い霧』となって世界を満たしていた。

青山「この【球城アマラ】に流れ着いていなければオレの精神は死んでいたな…」
そう言うと体を起こしベッドに腰掛け自分の体を眺めた。
青山(助かっただけじゃない『不死の肉体』と『強大な力』までも与えてくれた…しかし)
            
青山の心に『罪悪感』が生まれる。

青山(しかし、これは決して許される事では無い…)
ため息をつき頭を抱えていると背後から人の気配がした。
???「どうだい?体の調子は、馴染んだかい?」
振り向くとそこには穏やかな笑みを称えた青年が立っていた。
青山「高田…先生…」
高田は部屋の明かりをつけると青山のほうへ近寄ってきた。
高田「まだ違和感が有るのかな?」
そう言いながら青山の手前で立ち止った、その額には『第三の目』が発現している。
青山「いいえ、もう大丈夫です。体の奥から力が涌き出てくるのを感じます…ただ…」
そこで言いよどむ。
高田「罪悪感を感じているんだね?でも、それは仕方の無いことだ。
    この【奈落】から脱出するためにはどうしても必要な事なのだから。」
青山「……」
高田「それに、今更罪悪感を感じたところで、もう後には引けないところまで来ているんだ。
    もし、それが良心だというのなら、そんなものは捨ててしまいなさい。」
額の目の眼光が青山を貫く。
高田「彼も死んだわけじゃない、君が生きている限り彼もまた死なないんだ。
    そう考えれば気も楽になるだろう?」
青山「……はい。」
高田「うん、それで良い。さぁ食事の準備が出来ているんだ、早くおいで。
    ご飯を食べながら脱出計画の説明をしよう。」
そう言うと高田は部屋から出ていった。
青山も立ち上がると後に続く。
青山(もう後には引けない…か)
ふと顔を上げると鏡が目にはいり足を止める。
鏡には『顔』が映っていた。
額に『无』の文字と『菱形の痣』が刻まれた車田正美≠フ顔が…
青山「車田先生…申し訳ありません」
そう呟くと青山も部屋を後にした。



72 :71:03/06/06 20:03 ID:0SbvGj8V
うぅ長くなりすぎた…
初めて書いてみたのですがイカガナモノカ?
高田祐三に出て来てほしくて無茶しちゃいました。


73 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 20:12 ID:Vs68Y0IU
たしかその能力って矢吹がパクってたよね。戸田を復活させる時
だから出すならそこら辺も書いてほしい。                                                                                         しかし車田がそんな目に・・・・


74 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 20:15 ID:M99a9jRf
な…なんてこった、車田!

    不  死  鳥  !!

とかってカッコよく復活させようと思ってたのに、どうすりゃいいんだ?

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 20:18 ID:M99a9jRf
あ、でも3×3原作の、八雲とアマラの関係みたいなものか?
そのあたりを上手く応用すりゃ、なんとか。

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 20:20 ID:Vs68Y0IU
高田の能力の詳細説明希望



77 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 20:21 ID:T2w+wHnb
なんというか、
名探偵コナンが流星拳使っているところを想像した。

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 20:22 ID:M99a9jRf
『菱形の痣』ってホウアシオだっけ?元ネタ

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 21:02 ID:6YSPwFPB
ところで、前スレで雷句を書くって言ってた香具師が居ないみたいだから
俺が代わりに書いてもいいか?

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 21:04 ID:T2w+wHnb
いいのではないかと。

81 :前スレ635:03/06/06 21:13 ID:SnRWiV8N
書いたのに・・・

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 21:20 ID:6YSPwFPB
>>81
書いてあるんなら早目のうpキボンヌ。俺としてはそっちの方がいい。

83 :前スレ635:03/06/06 21:55 ID:SnRWiV8N
いや、俺が言いたかったのはアノ後うpしたのにって事であって、
続き書いたのにって事ではない。だから思いついたらガンガンかいてください。

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 22:15 ID:6YSPwFPB
>>83
ああ、そういうことか。スマソ。それじゃあ、思いついたら書いて見る。

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 22:38 ID:6YSPwFPB
急遽現れた援軍に雷句は手放しで喜んだが、久米田の表情はなんら変わっていなかった。
久米田「ふふふ、そういう月並みの台詞を喋る奴ほど負け役なんですよ。
安西「けっ、人質をとらねぇと勝てない奴に言われたくねぇな。
久米田「勝ち方には色々な方法があるんですよ。ハオ!サガ!あなた達はそこの曽田と田中を。
久米田が手を上げると兵士の中から二人が飛び出してきた。
ハオ「久しぶりに戦えるよ。
サガ「とりあえず、貴様等はこっちだ!!
田中と曽田はハオとサガの攻撃を防ぐ間に雷句と安西から離れてしまった。
曽田「大丈夫だ!こっちは任せろ。
田中「そっちは頼んだぞ!!
そういうと四人は遠くに行き、姿を消した。場に残ったのは100人の同人作家と雷句と安西そして
久米田だけになった。
雷句「さてと、俺たちじゃ100人では役不足ですよ。久米田さん。
安西「素直に返せば命まではとらねぇよ。
しかし、久米田は安西達とは違う方向を向き頭を下げた。敬意と尊敬の礼である。
安西達が振り返るとそこには最悪の敵が歩いてきた。
真島「時間稼ぎご苦労。後は私に任せてもらおう。
安西「真島・・・・・・
英雄の盾とアルテマウェポン・・・まだ、二つだ。雷句はそう思った。まだ、なんとかなる。まだ・・・。
ふと、真島の横に一人の少年が立っている事に気づく。しかし、顔を確認すれば少年と決めるには
少々難しかった。ともかく、何者かが立っている。
雷句「キミは誰だ?
思った事を素直に口にしてみる。どうせ、あれこれ考えても答えはでないだろう。
小畑「俺?ああ、安心して。こいつの味方じゃないから。最も、あんた達の味方でもないけどね。
邪魔になるかな、少年はそう言って久米田と共に少し離れた所に移動した。
安西「雷句・・・
雷句「分かってます。とりあえず、俺たちに危害を与える気はないみたいです。今は真島を倒す
   事に専念しましょう・・・大丈夫、俺たち二人なら勝てない相手じゃあないです。
真島「作戦会議は終わったかな?さぁ、実力の差という物を見せてやろう。


86 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 22:46 ID:6YSPwFPB
安西「先手必勝だ!!
雷句「いくら盾が強くても、二つを同時には防げない!
安西はと雷句は左右に走り、それぞれ炎と雷で攻撃しようした。
だが、目の前に真島の姿はなかった。
真島「先手必勝か。そのとおりだな。終わりだ。
真島は雷句の後ろに居た。とっさに雷句はセウシルを唱えた。半円状の
シールドが確かに雷句を包んだ。しかし、次の瞬間、雷句は紅い血を噴出し
後ろに倒れていた。
安西「雷句ッ!
真島「ふむ、防御魔法があるなら回複も出来るだろう。一応やっておこう。
    れんぞくま、『ラスピル』&『ラスピル』

87 :魔球:03/06/06 22:49 ID:9fW6nnqQ
伯林「振るな・・・といわれても・・・」

えなり『山口さん、そしてチャンピオンチームの皆さん。
     悪いけど、これから、塁は踏ませない。
     これからの打球は す べ て ピ ッ チ ャ ー フ ラ イ になる。」

2回表はこのえなりの予告ピッチャーフライから始まった。
五番打者山口、2ボールからの4連続ファール、そして7球目、ど真ん中。
会心の当たりだった。ように見えた。
山口の会心の打球は真上に飛んだ。ひたすら高く。
えなりは動かない、ただグローブを上にかざしただけだ。
数秒後、ボールはすっぽりとえなりのグローブにおさまった。

六番打者藤井、トンファーでの打球はやはり鋭い弧を描き、えなりのグローブへ。

そして七番打者、伯林。
水島からのサイン「振るな」。
バットを振らなければピッチャーフライにはならない。
えなりのかけた暗示、もしくはジンクスが崩れるかもしれない。
試合の流れを変えるなら、1回くらい安いものだ。
カウント2−2。伯林は戸惑いつつも、すべて見送っていた。
そして5球目。内角高め。伯林はバットを強く握り締める。
振るものか。絶対にバットを動かさない。
ボールが、変化した。
ボールはバットに、いや、ボールがバットに当たり、弧を描き、えなりのグローブへ。
東「チャンピオンチーム3者凡退!えなり選手の予告どおりの3連続ピッチャーフライです!」
克「これは・・・魔球でしょうか!?あの『大リーグボール1号』を彷彿とさせます!」
二回表終了
えなり0−1チャンピオン

88 :高田家の食卓:03/06/06 23:28 ID:6c4t5yyb
【アマラ内〜食堂〜】

やけに長いテーブルの上に並べられた料理、料理、料理。
それはどれも青山がTVや雑誌でしか見たことの無いような物ばかりだった。
青山「これは…凄いですね。一体何処からこれほどの料理を?」
高田「フフン♪これはね『没原稿』から取り出したものなんだよ。」
青山「原稿から?」
高田「そうだよ、『残存思念の法』を応用したんだ…って言っても解らないか。」
青山「はぁ。そう言えば先生は何でこんな所に居たんですか?」
高田「……」
青山「先生?」
高田「そんな事より、何か聞いておきたいことは無いのかい?」
言いたくないようだ。
青山はもう少し問い詰めてみたかったが、『第三の目』が開いていたので止めた。

青山「じゃぁ…そうだ!今のオレってどうなってるんですか?
    車田先生の体を乗っ取ってるってのは解るんですけど…」
高田「うむ。君の今の状態はかなり特殊なんだ、知っておいた方が良いかもしれないね。
    まず『无』だが、これは『三只眼によって命を抜き取られた者のこと』なんだ。
    つまり僕の体には君(達)の魂が入っている。
    だから僕が死ぬと、君は死んでしまうんだ、覚えておいてね。
    そして『无』には不死のほかにもう一つ特殊能力がある。
    主に生命の危機が迫ると『無限の力』が得られるんだ。
    今回の脱出にはこの力を使うからね。」
青山「わかりました。」
高田「次にその『菱形の痣』についてなんだが…
    それは、穿靈菱(チョアンリンリン)って術で君の体を変化させた物なんだ。」
青山「…え?それって…つまり?」
高田「まぁ、ぶっちゃけ君の本体って事だ。」
青山「!!!!!!!」
高田「あ、やっぱりショックだった?でも君は特別製なんだよ。
    本来『无』に穿靈菱をかけても頭を砕かれたら終わりなんだけど、
    君と車田さんは呪的命綱(スペルライン)で結んであるから
    たとえ、全身をバラバラにされても術が解けることは無いんだ。」
青山(特別って言われてもなぁ…ショックダ)
高田「最後に『三柱の力』についてなんだが…これについては後で説明しよう。」



89 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/06 23:54 ID:2PgY1Jmn
えなりの魔球はどういうトリックなのかわからんがそこは続けて良いのか。
バンジーガムでも使ったのか?

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 00:13 ID:2q/EQXXu
GUNG-HO-GUNS控え室。
伊藤を含むGUNG-HO-GUNSの5人は、這う這うの体でそこに辿り着いた。
野々村と荻野の2人は、特に憔悴しきった顔をしている。
敗北。その二文字が、永久氷壁のように2人の心中に埋め込まれていた。
これでは、内藤が目覚めたときに、何と申し開きをすればいいのか。
それを考えただけで、不甲斐無さに押しつぶされそうになる。
しかし、何を考えてるのか分からない木葉と広江はもとより、
伊藤までもが、その事態をあまり重く見ていないように見えるのが、2人には気掛かりだった。
その事を問いつめようとした荻野だったが、伊藤が扉を開いた瞬間、喉まで出かかった文句を呑み込んでしまう。
男がいた。全身を赤で包んだ、筋肉質の男。その男が、葉巻きを旨そうに吸いながら、
こちらに向かって、にやり、と笑いかけるのを見るや、とてつもない重圧を感じる。

荻野「て…寺沢様!?」
野々村「馬鹿な…なぜこんなに早くあの人が……」
木葉「おっす、寺沢様」
広江「キャー、寺沢様ですわ!お久しぶりですわ〜!!」
事前に思念を通じて会話のあった伊藤以外の面々が、それぞれの反応を示す。

寺沢「よう、派手に負けやがったな」
その一言に、荻野と野々村は、ぎりっ、と歯を噛んだ。

伊藤「……申し訳ありません……内藤様のお顔に泥を塗るような真似を…」
寺沢「気にするな。内藤「様」だって、別にトーナメントの優勝など最初から眼中にない。
   あくまでレクリエーションだ。そして、もうお遊戯の時間は終わりだ。……意味が分かるな、お前ら」
一同「はっ!」
寺沢「……といっても、さしずめする事もない。今は各自、身体を休めておけ。
   内藤『様』が目覚めしだい、行動を開始する。そうなったら、当分は休めんぞ」
一同「はっ!」
寺沢「よし、ならば俺は用事がある。ある男に会いに行かなくてはならん」
伊藤「ある男…とは?」
寺沢「決まってるだろう。内藤様をあんなにした、張本人達よ。
   すなわち、藤原芳秀! 村枝賢一!! そして、もうひとり…」
寺沢がにやりと笑って言う。

寺沢「安西……信行」

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 00:17 ID:2q/EQXXu
>>89
87じゃないけど、別にいいんじゃね?
しばらくは秘密って事でも。まあ、いくつか推測は出来るけどな。
というか、途中で何回か飛ばすなりしないと、いつまで経っても試合が終わらんぞ。
各自、書きたいシーンとか書いたら、一気に飛ばして終盤戦に突入した方がいいと思う。

92 :87:03/06/07 00:29 ID:976oidnn
>>89
どうぞどうぞ。
魔球のトリックは考えてるんですが攻略法は考えてないです。
だから適当に魔球の解釈して攻略してくれてもかまわんです。

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 00:29 ID:2q/EQXXu
寺沢「広江と木葉。お前らには、追加の武器を持ってきた、あとで見ておけ。
   それから、木葉と野々村には、“真の能力”の封印を解くことを許す」
野々村「は、はい!」
広江「嬉しいですわ、やっと『あれ』が使えるのですわね」
木葉「やっと本気を出していいのか。正直、今のままじゃ辛いところだったからな。
   おかげで、ガンガンの連中には随分と煮え湯を飲まされた……」
荻野「一一一」

寺沢「木葉、気持ちは分かるが、お前の真の能力はすっげえ危険だ。許可なしに使うのは禁止だ。
   すべては、内藤様が目覚めた、そのときだぞ」
木葉「……分かってます」
寺沢「ならいい。俺は出かけてくる。とりあえず、一番捜し易そうな、安西から会いに行くとしよう」

言い捨てると、寺沢は部屋を出て行った。

荻野「なあ、伊藤さん」
伊藤「なにか?」
荻野「アンタは、どこまで寺沢様を信用してるんだい」
伊藤「!…わ、私は」
荻野「一一俺は正直、あの人が何を考えているのかさっぱり分からない。
   なにせ、あの人は誰よりも内藤様と関係が古く、そして内藤様の信頼も最も篤い。
   だが、俺には、あの人はどこか、俺を不安にさせる……」
伊藤「今は、そんな事を言っている時ではないでしょう。
   ただ言えることは、あの方の到着により……まさにGUNG-HO-GUNSは完全な状態になったということ!
   “戦争”が近付いています」

荻野「すべては、内藤様が目覚められてから……か」


94 :89:03/06/07 00:34 ID:Ceerw/Jp
>>92
いや、あんなこと言っといてなんだが
俺は特に続きが思い浮かんでるわけじゃないんだよね。スマソ。

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 00:37 ID:ggQjLS93
個人的には、秘密とかも説明が行くのなら独自の解釈で
続けていいと思う。
ただ、トーナメント試合は遺産編のメインなので丁寧に進めてホスィ。


96 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 00:43 ID:2q/EQXXu
野々村「あの人が何を考えているかなど、どうでもいい。俺たちは、ただ敵を倒すだけだ」

荻野はちらりと野々村を見た。
この男は、純粋だ。決して、迷うということを知らない。ただ愚直に突き進んでいく。
GUNG-HO-GUNSに加わってからの付き合いだが、野々村とは最も付き合いが深い、荻野は思った。

荻野「……敵、か。さて、俺達の敵、とは誰だ?」
広江「決まってますわ。我らの眼前に立ちはだかる者、すべてです」
木葉「この世のすべてを真ッ平にするのが、内藤様の願いだからね」

広江と木葉。自分達とは違い、『ミカエルの眼』で鍛えあげられた精鋭2人。
この2人の狂気は、自分達とは根本的に異なる。それが荻野の不安に、影を落す。

野々村「ああ、そうだ。俺たちは、内藤様の敵、すべてを屠る!」

そして、あの男も…!
自らの使命とは別一一自分の為にのみ倒さねばならぬ敵の名を思い出し、野々村は拳を固く握りしめた。

野々村「(待っていろ…!横山十傑衆……『風使い』の銘を持つ、貴様よ一一!!)」


               ←TO BE CONTINUED

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 00:52 ID:3M3AnvuM
なんだかんだで十傑集も八人目登場か。
あと二人どうなるんだろ。
枠が足りなくなれば補充という手もあるし

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 01:01 ID:2q/EQXXu
>>97
いや、十傑衆はこれで九人目。
山口譲司・岡田芽武・石渡洋司・鈴木央(死亡)・大暮維人(死亡)
「ロウ・オブ・ザ・トゥリー」「ラストアームズ」「カンパニーウォリアー」
そして、今回俺が出した、「風使い」で合計9人。

まあ、これはあくまで横山の配下だし、他のゴッドハンド直属の幹部って形で出せばいいんじゃないかな。
矢吹の魔界十人衆だって、十人より遥かに多かったしw

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 01:05 ID:976oidnn
某SAMURAI漫画のように偽者だったという手もw

100 :超可奈子:03/06/07 01:25 ID:dKeLN0nW
100ですぽ?お兄ちゃん

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 02:39 ID:3M3AnvuM
>>98
ああ、ごめんありがとう
九人目かあと一人だな。
たしかに永野にも布谷がいたし登場してもおかしくないね。

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 03:12 ID:ZHAmzBsr
ガンホーも広江以外のキャラ立ってきたね。荻野視点から書いてるのが
意外といいかも。

あと、正直、高田のところの説明よく分からんかったのだが。まあ、マンガ読めって
言われたらおしまいだけどさ。要は痣が青山で、こいつが意識があって、身体は
車田で青山の意識の下に動くってこと?
車田もなあ。その前の部分がなくていきなりこうなりました、って言われても、一応
伝説以外では最強クラスのキャラだったから、あんまり納得がいかない。

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 04:03 ID:mseM0BhC
あんど「理不尽コンビを破るとはな、流石はゆでたまごだ」
小林「へーけっけっけ。ここからがうちのチームの本領発揮ぶぁい。」
河下「では、第二試合を開始します。両チームの選手前へ。」
 バンチチームからは、三浦とヨクサルがそして変態チームからは…
河下「//// え〜っと、変態チームの木多康昭選手、古谷実選手
   なんと2人とも 全 裸 で 入場です。私には直視できません。
   しかし…何故彼らは自信満々なのでしょうか?」
 会場からの歓声…いや罵声に彼らは片手をあげ応えながらリングにあがる
 だが不幸な事に三浦とヨクサルは見てしまったのだ、木多の股間を…
三浦・ヨクサル「ぐおおっ!・ぎゃああああ!! 眼 が!!」
木多「ヤングアニマルの大物も大した事ないな」
古谷「所詮僕達の敵じゃないね、マッ!!」
 そう言うと木多は河下の所に向かい、古谷はジャイアントロボの真似をして構えた。
三浦(糞。何も見えねえぞ…この試合中の視力の回復は絶望的か。
   それになんか匂いやがる…臭え・・つうか)
ヨクサル「し…死ぬ……」
 いつの間にかリング上に致死量の悪臭が漂っており、
 木多はこっそり河下に鼻栓を手渡した。
河下(この悪臭は一体なんですか…おえ…意識が遠のきます)
木多(…古谷は重度のワキガなんだ。本人には黙っていてくれないか)
 バンチチームも異変に気が付くが、もはやどうしようもなかった。
巻来「どうしたと言うのだ。二人とも顔が真っ青じゃないか。」 
北条「裸くらいで動揺する奴らじゃないよな?」
原(三浦が斬魔刀を支えきれていない?これは…)
河下「Aブロック決勝戦第二試合スタート!!」

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 04:06 ID:mseM0BhC
三浦(意識が飛びそうだ…速攻で一撃を叩きこむしかない!!)
 それはヨクサルも同じだった様で、試合開始と同時に2人とも突っ込んだ。
河下「おおっと今回はいきなり2対2三浦選手突っ込んだー!!」
 三浦は眼が見えないとは思えない動きで、一気に古谷の間合いに飛び込むと剣を
 一閃する。が、いつもの鋭さを欠いたその一撃はあっさりと避けられ反撃を受ける
三浦「ぐ…」
河下「おおっと、先にダメージを与えたのは古谷選手!!三浦選手苦しそうです。
   そして柴田選手!いつもと違い華麗な技を繰り出しません。」
 眼が見えないため空中戦が出来ないと言うのもあるが、木多が執拗に接近し
 固め技や寝技を仕掛けようとしているせいもあった。
ヨクサル「ち、いい判断してくれるよ。うわっ」
 木多は足を引っ掛け、強引にヨクサルを押し倒し圧し掛かった。
ヨクサル「しまった!!」
木多「たくましい肉体…ふ、ふふふ」
ヨクサル・河下「「えっ!?」」
木多「実はな、さっきお前を見たときから…その・・」
ヨクサル「うわわあああああ!!」
 ヨクサルは生理的悪寒を感じて、圧し掛かった木多を突き飛ばす。
河下「木多選手セクシーな腰の動きで柴田選手にアピール…こ・・れは…」
ヨクサル「待った待った!!落ち着け。木多、女の方が・・いいよな?」
木多「お前となら…」
ヨクサル(ヤバイ、この勝負…勝ち負け以上に 命 が掛かってる!!)

あんど「木多がホモだったとは。しかし…勝ったな」

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 04:19 ID:mseM0BhC
>>102
確かにアレは原作読んでないと辛いかも。まあ原作でもいきなりだったが
たしか3〜5巻辺りだったと思う

作品内で1〜2を争う最強のキャラの意識を封印しコントロールする為の
ものだったから、車田を封じ込めるにはこれしか無かったと解釈すればどうですかね?
そうすると高田が敵臭くなるけど

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 04:40 ID:mseM0BhC
一応いっておくけど>>88は俺じゃないです

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 08:04 ID:2q/EQXXu
高田関連の話は、まあいいと思うんだが、最低でも決勝までには車田を完全復活させたい。
誰かが言ってたけど、俺も決勝はえなりvsバンチで、五聖人全員集結ってのをやりたいと思ってるから。

あと、青山は高橋留美子の件をどうするかだよな。
個人的に、猫から人に戻して、正気を取り戻させる話を書きたいが・・・

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 09:55 ID:fUoiK17s
高橋留美子を人間に戻すのは簡単。
おy(略)をかければ・・・

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 10:00 ID:fUoiK17s
>>104
あんど・・・・
おまえ、木多と散々ホモってたろ・・・w

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 12:43 ID:Ox6X8EyS
>>11
誰も突っ込まないが有賀はまだ生きてるぞ。

111 :はしぞー ◆nWlYzV.LcY :03/06/07 19:43 ID:5YNnSY8N
イタリア料理を食べに行こう

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 23:02 ID:3oGzVGC5
ベストバウトなどあげてみようか。

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 23:25 ID:2q/EQXXu
木多「ヨ・ク・サ・ルくぅ〜ん〜〜♪」
ヨクサル「ぬあああああああああッッッ」
懸命に距離をとろうとする、ヨクサル。
それを執拗に追い掛け、密着戦に持ち込もうとする木多。
目も鼻も使えないヨクサル、人生最大の危機であった。
木多「男でも子供が出来るのを知ってるか?」
ヨクサル「(コイツ…この感覚…)」
木多「このヘンに子供を作るスペースが、男にもあるらしいぞ。
   知ってるかお前、俺も妊娠できるんだ」
ヨクサル「(ひいいいいッッッ)」
見せつけるように、左の下腹部のあたりを撫でさする木多。
理解不能とばかりに、首を横に振りたくるヨクサル。
北条「そんな事あるワケないだろーが!!マジメに聞くなー!!!
   さっさとやっちゃえって!固まるな、コラ、ヨクサル!!!」
北条の懸命の呼び掛けも、貞操の危機にさらされたヨクサルには届かない。

木多「俺は、お前とドロドロに溶けるまで愛しあい…お前の子供を産む!!!」

河下「あたる(ぼそ…)」

木多の拳が、モロにヨクサルの鳩尾に突き刺さった。

河下「ばか」

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/07 23:48 ID:2q/EQXXu
北条「ちっ、動きがおかしいぞ、ヨクサル。
   普段なら、あんな打撃かるくかわして、カウンターで3倍返しでサヨナラバイバイのはずだが」
巻来「なんだか知らんが、ピンチだ。この局面…どうするか…」

そのとき、北条たちの横で、蛇皮線の音色が響いた。
見ると、原と柳川が、蛇皮線を弾いている。その曲目は……

原「片手にピストルゥー♪ 心に花束ァー♪」
柳川「くちびるに火の酒ェー♪ 背中に人生ィをー♪」

河下「この曲は…沢田研二『サムライ』…!!」

ヨクサル「ありがとう ジェニー♪ お前はいい女だった♪ はんぱなワインより酔わせてくれたよ♪」
鼓膜に響く、魂の音色。いつしか、ヨクサルも歌を口ずさんでいた。
ヨクサル「だけど ジェニー♪ あばよ ジェニー♪ 俺は行かなくちゃいけないんだよ♪」

小林「なんなんでしゅか、この男は……」
あんど「流れが…変わった…!」

ヨクサル「寝顔にキスでもしてあげたいけど♪そしたら一日 旅立ちが延びるだろう♪」

ズゴオン!!

無防備なヨクサルのこめかみに、木多の回し蹴りがヒットした。
股間を見せつけるようにしながら、その隙に攻撃する、セクシーコマンドーも真っ青の技だ。
だが、ヨクサルは。

ヨクサル「とても とても とても愛してるときは何て言えばいいんだ?」
木多「…………」
ヨクサル「やっぱり愛してるの一言だよな」
木多「ハッ、そのとーりだ…」

瞬間、世界が激震した。
自転が暴走し、地球から振り落とされたのかと、木多は思った。
ヨクサルは放った必殺のハイキックが、木多を30メートルも吹っ飛ばしていた。

ヨクサル「男は誰でも 不幸なサムライ♪ 花園で眠れぬこともあるんだよー♪」



115 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 00:22 ID:RcXLsQ/y
Aブロック審判・河下水希はこの時の様子をこう語っている―――

河下「木多選手と・・・ヨクサル選手との決着までの時間ですって?
   いや・・・ホント2,3分かそこらで・・・ええ」

30メートル先まで吹っ飛んでいった木多に接近し、ヨクサルはマウント・ポジションをとった。
そのままメチャクチャに殴りつける。細かいパンチを連打し、時折強打を混ぜる。
基本に忠実な、マウントパンチの洗礼が木多を襲う。
しかし、戦況とは裏腹、ヨクサルは焦っていた。
早く…! 早く、この化物を仕留めなければ…!

河下「馬乗りです。ええ、子供の喧嘩みたいに。何発叩いたのかしら…
   いや、もう大方勝負は決したか……ってところでした。
   妙なことをしたんですよ、木多選手が」

木多「この時を待ってた…吉六会奥義! 奈 良 づ く し !!」
ヨクサル「なに!?」
マウントをとられた状態から、木多が無気味に腰を蠢かせ、奈良づくしを発動させた。
全身が総毛立つような猛烈な悪寒を感じ、ヨクサルが宙に飛び退く。
しかし、それこそが木多の狙いだった!

木多「くわっ!」
ヨクサル「ぐわっ!?」
飛び上がろうとしていたヨクサルの顔面を、木多の両手が掴み引き寄せた。
そして、その顔面を強引に、自らの尻に押し当て……放屁した!

ヨクサル「…………」
瞬時に、意識不明に陥るヨクサル。そこに、さらに木多が飛びかかる。
それは、飛びつき腕十字に似ていた。

        完     イ

              ノ
      
        了     キ



116 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 00:52 ID:RcXLsQ/y
河下「シモネタを十八番にしていた木多選手も一一追い詰められていたんでしょうね。
   最後の最後一一最も信頼に足る武器として使用したのは、パロディネタでした」

歯が全損し、右腕も破壊されたヨクサルを無理矢理立たせ、木多がなおも執拗に抱き着いた。

北条「もうやめろお!勝負は着いた!!」
止めようとする北条を、しかし原が肩をつかんで制する。
原「見ているがいい。三浦さえもが認めた、柴田ヨクサルという男が、よくわかる」

河下「わたしも仕事で萌え漫画描いてる身ですから、これだけは分かります。
   完全に極まった押し倒しは、乱入がない限り、絶対に外せない。
   もっと厳密に言うと、逃げられる返し技がないというべきかしら。
   アハハハ、ここであえて『技』という言葉を使ったのはね……」

今まさに、密着した状態からの完璧な奈良づくしが放たれようとしたとき。
ヨクサルの左腕が、ゆっくりと持ち上がりはじめた。

河下「あれは技じゃない」

ヨクサルの腕が直角に曲げられる。

河下「柴田選手の女性関係って、足の指を足しても数え切れないんですって。
   会う女性すべてに『結婚してやる』って言うらしいですから。
   破局がしょっちゅうとは聞いてますが、神様は惨いプレゼントをしてしまうものですわ」

ヨクサル「 離  婚  エ  ル  ボ  ー !!!」

河下「フラれた腹いせにモノ言わせて、肘で人間の頭を砕き潰すなんてねェ
   技とは呼べないでしょう?
   離婚エルボーって言われてるですって?
   後で聞いたんですけど」


117 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 01:16 ID:RcXLsQ/y
脳天を砕かれ、虫の息の木多。しかし、断末魔の必死の抵抗が、ヨクサルを襲う!

河下「ア●スでしたね。
   中指でこう・・・根元までずっぽりイッてましたよ
   あれは粘膜や直腸を越えてS字結腸まで達してたかも知れませんねえ―――
   ヨクサル選手も、体内で激しく指を動かされたとからしくて
   顔を青くして『えぐぅッッ・・・!』とかあえいでましたね
   しかし、そこまでしてもヨクサル選手の攻撃は止められなかった―――」

ヨクサルは、いきなり木多の頭を掴み、至近距離まで唇を近付けた。
その刹那、ヨクサルの口から笛のような高い音が鳴り響いた!
純粋な破壊力と化した音波兵器が、木多の脳髄を撹拌する。

ヨクサル『ホモの脳みそだけ、茹でてやった』

すでに意識を失っている木多の顔面に、ヨクサルが空中からの連続回転蹴りを抉り込む。
完璧に顔面を砕いた上で、両足を首に絡ませ、見た事もない関節技に極めていく。

 エ ア ・ ス ピ ン ・ ド ラ イ バ ー !!!!

右足と首を極められたまま、木多は地面に叩きつけられた!

河下「勃ってたそうですよ。
   大切な部分を撃ち抜かれていたことは確かです。
   何か、かけがえのない何かを犠牲に、勝利を手にした一一
   それが柴田ヨクサルなんですねェ………」

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 01:18 ID:RcXLsQ/y
ちょっと長くなった……疲れた。
三浦vs古谷は、明日にうpする予定。
しかし、こいつらの戦いは難しいな・・・

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 01:25 ID:RcXLsQ/y
>>112
俺的ベストバウトは、村枝vs内藤かな。あそこは、ちょっと泣きそうになった。
あと、餓狼伝は抜かした方が良くないかい?
あのネタの面白さは、反則のレベルだw

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 01:38 ID:D7M2iOg4
ちょっと待て。なんで木多vs柴田戦がバキになってるんだ(w

ベストバウトは、だいたい荒木がらみだと面白くなるなあ、と。
村枝vs内藤というかその辺の安西がらみのやつはオレも泣きそうになったけど、
ベストバウトというより、展開が良かった。

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 02:45 ID:Yw5OwEmm
たしかに餓狼は面白かったな・・・
あと今はなにげに野球がオモロイ

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 02:53 ID:vgxVhU7D
何故バキ…坂本ジュリエッタやりたかったのに(´・ω・`)
書いたのが無駄になったがバキも好きなので良し!!


123 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 03:28 ID:KAOoe+2T
いくら何でもジュリエッタだとキモすぎです。

・・・バキで本当に良かった。

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 07:53 ID:mepD9d/j
いや、おもろかったよ。
ホント!!


125 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 11:59 ID:RcXLsQ/y
>>122
ジュリかー。当初は最後までジュリで行こうと思ってたんだけど、
書いてみてあまりにキモすぎるので止めた。んで、なぜかバキネタにw
でも、これでヨクサルの次の対戦相手は決まったような。
広(以下r)

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 12:01 ID:RcXLsQ/y
あ、ガンホはもう敗退してたんだったな、失礼。
じゃあ番外戦で、やるかな。

127 :水先案内人:03/06/08 12:36 ID:rG8Bw/YB
http://life.fam.cx/a001/







128 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 13:14 ID:B7d4Mbda
広江って変態系の漫画も描いてるの?
いや、別にいいけどw

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 14:00 ID:zdrODGBV
>>128
そういう漫画は描いていないが、ここでのキャラはりっぱな変態。

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 18:19 ID:yDqyDI/V
ブラックラグーン単行本買ったけど、作者2ちゃんねらーかよ!
そんなことないと思うけどここ見てたらどうしよう

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 18:31 ID:zdrODGBV
そうとうショックだろうな。

でもここでもう雑魚やら悪人扱いやらの漫画家かここ見たらどう思うんだろう。
小栗とか真島とか

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:10 ID:8Hs5u3r/
逆に安西はどう思うんだ?
たぶん、このスレ見て嬉しがる可能性があるのって荒木とか車田とか一部だよな。
戸田はどう思うんだろうか。

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:10 ID:KzxEToSQ
      ____     __             _             ____/ ̄ ̄Z____
     / _    /___/  Z_____   ___/ / _          /                /
      ̄ /  ,イ___   ___/ /  /--, /___/ __/ /__  ___/  _/7   ,7  /二/ __/
     /  _ ~゙、    /  / / / ,/  / __/ ̄Z_/  ___ // ___▽/  / /_____/
   __/  //  /__/  /  ヽ_/// /∠_   _/7 // ̄/_/  _/~~ r '" / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
  / _,. -'" /___∧___/  /~ ̄ ̄ / _/  /   ヽ./  ̄Y A T S U'      ̄//         /
   ̄                  ̄ ̄ ̄  /__/ T H E S N A C H E R    /二´7   /7   /
                                     _,--,_/....,....,______//  /--'   /
                                    7 ./コ / / ,/ // ̄~  / /    /
                                    ヽ二77`'''"_/ ヽ__/  /______/
                                                                

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:14 ID:yDqyDI/V
まあどうせ漫画家は誰も見てないってことで

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:20 ID:Fm6LKz4i
漫画家が読むだけでなく書いてたらどうする?
自分を正義の人にしたり、嫌いな奴をヘたれに書いてたりしてたら。


まあこんなこといってもなにも始まらないわけだが。

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:23 ID:MlfAxurv
しまった、こんな堂々とした板違いスレを見落としていた。漫画サロンでやり直して。
http://comic.2ch.net/csaloon/

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:27 ID:yoIHRWck
サロンにはサロンでリレー小説があるので却下

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:28 ID:rW4yF8vW
>>137
それはいくらなんでも言い訳にならないだろう。

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:31 ID:yoIHRWck
やっぱりそうか。しかしいままでよく続けられたよな。
よっぽど自治連中の目は節穴なんだろうか。
どうする?スレストまで粘ってみる?

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:35 ID:MlfAxurv
正確には前から知っていたけど、新スレが立ったのには気がついていなかった。
まさか立てるとは思わなかったから。

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:37 ID:rW4yF8vW
@ここを放棄して速やかにサロンにスレを立てる。
A削除されないことを期待してこのスレで頑張る。
Bもう少し人が来るまで様子見。
C今日一日でこのスレを使い切る。

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:39 ID:yoIHRWck
>>140
警告ぐらいはしといてくれよ。
そもそもなんで週刊少年漫画板にうつされたの?

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:47 ID:MlfAxurv
>142
誰かが移転依頼を出したのか、それとも冨樫の名前があったから移転されたのか。移転された理由は知らない。
警告すると、それまでのスレの流れを断ち切ることになるし、そもそも板違いという事は自覚していたと思っていたから遠慮していた。
たぶん自主的に次スレからは移動するだろうと思っていたから。・・・自覚無しでしたか?

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:55 ID:yoIHRWck
ええと、自覚してましたw
次スレからの移行は容量オーバーのためだったので話し合いなんてなかったです
で、どうしようか。移らないと強制スレストなんだろうがどのくらい猶予ある?

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:56 ID:3APLjhtc
どうせその内、サロンに強制移転されるんでしょ?
それまでは今のままで良いんじゃない?

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:58 ID:rW4yF8vW
@は無難だけど人口が激減しそう。
Aはスレストならまだしも削除されたらちょっとまずい。
B解決策ではない。
C無理。

正確には自覚はあってもトーナメントが終わるまでは板違いではない
という認識の下で続けていたからな…。
無理があったのかも。

スレだけなら立てようか?でも移転するなら立てなくてもいいのかな?

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:58 ID:Fm6LKz4i
自覚はあったが今まで警告も何もなしだったから続いていた。移転も依頼していなかったのに自然に移っていた。
だからサロンに移るにしても次スレからでいいと思う。
それがだめならちゃんと次スレを立ててくれ。
今までずっとたいした混乱もなくやってきたのだから間違っても削除や埋め立てはしないでほしい。

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 19:59 ID:MlfAxurv
詳しくないけど、サーバー違うから移転できないんでは?

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 20:04 ID:3APLjhtc
>>148
ジョジョのネタスレが少漫→サロンに強制転移されてたから大丈夫じゃないかな。


150 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 20:07 ID:MlfAxurv
ではとりあえず移転待ちということで、私は削除依頼は出しません。8部がこの板に立っていたら、それに気がついた時点で出します。

流し読みだけど、登場する漫画家が描いている雑誌が、週刊少年誌以外にも実に多岐にわたっているので、その部分で既にサロン以外では無理ではないかと思うのですがw。

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 20:11 ID:yoIHRWck
最初はジャンプだけだったんだがねぇw
話が広がるにつれて途方もなくなるのはいかにも「少年漫画」なのではw

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 20:13 ID:rW4yF8vW
とりあえず、Aでファイナルアンサー?

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 20:19 ID:yoIHRWck
このスレを使い切ったら移転でファイナルアンサー?

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 20:20 ID:5F9hf+ZM
ファイナルアンサー!

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 20:25 ID:MlfAxurv
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・正解w。

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 21:36 ID:RcXLsQ/y
ん?なんだ、このスレの雰囲気は。
三浦vs古谷を書こうと思ってきたんだが、
もしかして、今書き込んだらヤバい?

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 21:38 ID:g2BVcBcB
>>156
問題無し

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 21:39 ID:y/fUpWzX
>>156
いや、書き込んだほうが良いと思うぜ。
というか、俺も今続き書こうと思って読み返しててそこの戦い思い出した。

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 21:46 ID:RcXLsQ/y
んじゃ、今から書きはじめるよ。

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 21:46 ID:42ZrL1Sy
真島の近くにやや紫に近いピンク色の球体が数多く出現した。真島の合図と共に
次々と球体が雷句の体へ侵入していく。
雷句「ぐあぁぁぁぁっ!!
安西「雷句っっ!
真島「ラスピルは本来なら魔法と使用するのに必要なMPに直接ダメージを与える
    魔法。肉体的には無傷だ、安心しろ。
得意顔に今の状況を説明をする。それは真島がすでに勝ったつもりでいると思っている証拠だ。
安西は全身全霊の一撃を打とうとした。しかし、安西の体はピクリとも動かない。
安西「な、何故だ・・・何故動かん!
小畑「教えてほしい?
ゆっくりと小畑が近づいてきて正面に立つ。その顔に敵意は無く、ただ笑っているだけだった。
助けようとする気持ちが無いと言うのが分かるくらいに。
安西「キサマッ・・・何をした!!
小畑「俺じゃないよ。魔法って便利だよね。『ホールド』。それがキミにかけられた魔法。
体を自由を奪い、動けなくする魔法。本来は戦いを好まない者が使う魔法だと言う事。その他
どのぐらいMPを消費するのかというかなり意味の持たない解説までしてくれた。
小畑「ちなみにあの剣には『さきがけ』と『貫通』、ついでに『攻撃力UP』までついてる。
そう小畑は説明するが安西には意味が分からない。先程とは逆で説明になっていない。
さっきは詳しく教えてくれるが状況がどうこうなるものでもなく対抗策も魔法に疎い安西には無理。
そして今度は名前だけを言うだけでそれが何を意味するかは教えない。敵ではないが、決して
味方でもない。純粋のこの試合の傍観者として楽しんでいるようだった。
真島「まぁ、そういうわけだ。安西キサマには戻ってもらう。パクリ漫画家にな!
どこからか取り出したのか真島は何かを取り出した。ドラ……クスリである。適当に取り出した個数
は明らかに4粒を越えていた。
真島「ふむ・・・まぁ、以上と言っていたしな。いいだろう。小畑、そいつの口を開けさせろ。
しかし、小畑は動こうとしない。聞こえていないはずは無い。もう一度呼びかけるが同じだった。
真島「オイ、聞こえているのか!
かなり大きめの声を出して、ようやく反応があった。しかし、あからさまに不機嫌な目つきでわざとらしく
溜め息をつく。そして、小畑は説明をはじめた。
小畑「俺はあんたの手下でもなんでもないんだ。俺は契約書の宝貝なの。契約以外の事はする義務
    はない。だから、あんたの命令を聞く必要も無い。対等以上な立場の人に対する言い方してくれ
    るかな?
その説明に真島は腹が立たなかったわけではない。今すぐにでも、出来る事なら始末している。だが、
それは不可能なのだ。意味の無い行動としても目の前の子悪魔は無駄だと笑うだけだろうから。
真島「キサマに頼らずとも俺の腕は四本あるんだ。
小畑「なら、最初からそうすればいいのに。
真島はどうにかしてその言葉を聞き流し、安西の口を強引にあける。が・・・
小畑「水も無いのに飲ませれるの?
真島「・・・魔法には水の属性を持つものもある。大丈夫だ。
小畑「でも、俺に頼んだ方がいいと思うよ。

   

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 21:48 ID:42ZrL1Sy
>>157-158
ケコーンおめ。そして俺は乗りそこねたわけだw

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 22:02 ID:COiYYeD6
なんかエラソーな人来たけどなんなの?ま、いっか。
そもそもが糞スレから派生したからなあ。いつ頃からこんな本格的になったんだろ。
軍艦エニッ糞とか言ってたころはまだ無邪気だったが。

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 22:08 ID:RcXLsQ/y
木多康昭との死闘に、かろうじて打ち勝った柴田ヨクサル。
しかし、この戦いはタッグマッチ。試合はまだ終わってはいない。
木多が戦闘不能になった時点で2対1の状況ではあるが、実際にはヨクサルのダメージは深く、
三浦に加勢するほどの余力は残ってはいなかった。
そして、当の三浦は………危機に陥っていた。

三浦「ハア……ハア……ゼー……」
古谷「しぶといねえ、マッ!」
全身傷だらけの三浦を前にして、無傷の古谷が笑っていた。
全裸の胸に、水風船二つをぶら下げ、セクシーさを演出したつもりか、様々なポージングをとっている。
それに対し、三浦は必殺の斬魔刀を振るどころか、支えているのがやっとの状態に見える。
暗闇と、悪臭、そしてダメージでボロボロの身体を、三浦は何とか気力で振るい立たせる。

三浦(ぐっ……せめて…剣さえ振るえれば……)
バリリ、と歯を噛み締める、三浦。そこへ、古谷がつっかけてくる。
古谷「ルッパアア〜〜ン。」
三浦「ちいっ!」
組み付いてこようとする古谷を、三浦は空気の変化でかろうじて察知し、躱す。
しかし、追い討ちの裏拳をまともに喰らってしまう。
三浦「ガア…ッ(こいつの狙いは…あのワキガ臭せー部分に、俺の顔を挟み込む事…それだけは避ける…)」
致命傷を避けて逃げ回るだけ。これが今の三浦の状態であった。


164 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 22:25 ID:42ZrL1Sy
真島「・・・・・・・
こいつの言葉にいちいち耳をかしていたらキリがない。よっぽど俺に頼むと
言わせたいのか。矢吹もとんでもない奴を一緒にさせたもんだ。心の中で
そう愚痴らないとどうしても溜飲が下らない。
小畑「ま、いいんだけどね。あんたが死亡しても俺には無関係だから。
何を戯言を、そう思って小畑を睨もうとしたが以外に自分から距離を置いているのに
気が付いた。何故?殴られると思ったから?いや、あいつにはそんな事意味はない。
それじゃあ・・・。刹那、すぐさま小畑の言葉の意味を悟り雷句の方を向く。なんと、
立ち上がりこちらをむいていた。
雷句「ザァァァケェェェルーーーッッ!!
真島「バカな・・・いや、私ではない。お前がだ。
雷句の口から吐かれた雷撃は大音響を鳴らし真島へと一直線に向かって言った。
しかし、真島は素早く動き雷撃をかわす。そいて、真島の後ろには・・・
安西「ぐわああっ!!
真島「心震え、失われた時間の輝石を 螺旋の相に還さん!『クイック』。相討ちとは愚かなマネを。
小畑「バカはあんただよ。あいつはあんたなんか狙ってない。これでいいんだ。
安西は吹き飛ばされた。遠く遠く、見えなくなるくらい遠くまで飛んで行った。
雷句「安西さんを・・・・・・あの人を・・・あんたみたいな・・・・・・・外道にはもうさせない絶対に!!
そういうと雷句の体は崩れるように倒れた。久米田が近づき、生死を確認するが自分には関係無いと真島は
気にもかけなかった。
ハオ「サンデーの漫画家は逃げる事は得意みたいだね。
サガ「・・・・・・・・・
いつの間にかハオとサガも戻っていた。どちらもかなり不機嫌な様子だった。二人とも好戦的な性格なのだ。
久米田「雷句はまだ生きていますね。どうしますか、このままほっとおけば勝手に死にますが。
真島「聞く必要もないだろう。さっさと片付けて置け。
小畑「俺ならそうしないな。
またこいつか。真島は正直そう思わずにはいられなかった。
真島「こいつを何故、生かしておく。
小畑「少しは考えなよ。今のあの人・・・安西って言ったっけ?あの人が仲間を見捨てれる?
    絶対に無理だよ。どうせいつでも殺せる石なら違う手を打った方がいい。いや、逆に
    殺したらその分1手遅れる。今、安西を追っかけるのが最善か、それとも違う手を打つ
    べきか。地を固める?それとも相手に勝負をかける?勝負するんならどの程度か。
    相手の模様を消すだけなのか、それとも生きるか死ぬかの戦いなのか。少しは考えなよ。
    まぁ、聞き流してもいいよ。どうせただの道具の戯言だからさ。
小畑はそういうがここまで言われて聞き流されるだろうか。小畑の言葉は正論だった。最も、手段
を選ばないとすればの正論だが。
ハオ「確かにこの子の言う通りかな。久米田、彼を死なない程度に治せる?
久米田「勿論だ。だが、雷句程の力の持ち主の監視役に同人作家は無理だぞ。
サガ「ハオ、貴様がしろ。俺はゴメンだ。
ハオ「ハハ、まあいいけどね。ちょっと興味あるし。
面白くない。今の真島の気持ちはこの言葉で足りた。

165 :人物紹介:03/06/08 22:41 ID:Q/VRVv/j
「山本英夫 」のぞき屋、殺し屋1

えなり達のチームに入れてほしいと名乗り出るものの荒木に断られる。
板垣の心に、ごく小さな波紋を残して去っていく。
現在、平野の所に?

こいつが抜けてた様なので今更ながら補足。

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 22:56 ID:RcXLsQ/y
古谷「がっかりだね。この程度の漫画家が、看板張ってるようじゃ、
   しょせん、ヤングアニマルってのもたかが知れてるね、マッ!」
一方的な展開に、勝利を確信する古谷。しかし、その一言が三浦に火をつけた。

北条「本気でヤバそうだな、このままじゃ…」
だが、そのなかで、原が泰然とした態度を崩さず、笑っている。
柳川「なに落ち着きはらってるんですか、原さん。三浦さんが絶対絶命だっていうのに」
原「いらぬ心配だ。それにあの男は…ひとつ大きな間違いを犯した。
  三浦の前で、ヤングアニマルを侮辱するという、最大の過ちをな!!」

三浦「貴様……誰にモノを言っている……」
古谷「!?」
その瞬間、三浦の全身から、それまでとは別人のような圧倒的な殺気が湧きあがった。

原「奴にとっての黄金時代を共に分かち合った者達を侮辱されたとき、
  奴は一切の容赦をしない。それは昔も、今も変わりはない。
  そして古谷は今、虎の尾を踏んだ!!」

三浦「久しぶりに思い出したぜ……最初の気持ちってやつをな…ありがとよ……最悪の気分だ…
燃え滾る憎悪を、隻眼に宿らせ、見開いた。
視界が暗闇に閉ざされても、その殺気は古谷を矢のように突き刺していた。

三浦「聞け!! 俺は三浦……三浦健太郎ッッ!!悪を断つ剣なり!!」
獣のごとき咆哮が、会場を揺らした。空気が凍り付く。

古谷「この…くたばり損ないがあッッ」
気圧された古谷が、三浦に向かって突進する。
だが、三浦はそのときを待っていた!

ガチンッ!

三浦が口にくわえた紐を引いた刹那、構えた鋼鉄の義手から爆炎がほとばしった。

167 :高田家の食卓2:03/06/08 23:15 ID:Z01wwBzj
【アマラ内〜食堂〜】

高田「さて、そろそろ本題に入るとするか。」
高田は料理を粗方食べ終え、缶の烏龍茶をグラスに注ぎながらそう言った。
青山「本題…ですか?」
高田の余りの食べっぷりに呆気に取られていた青山だったが、その言葉で現実を取り戻した。
青山側にはまだ手付かずの料理も残っている。
高田「うん、ここから脱出するための方法を説明する。」
烏龍茶を一口含み一呼吸置くと高田は話し始めた。

高田「まず、この世界に充満している『黒い霧』を祓わなければならない。
   この霧は没にされた原稿の、怒りや悲しみ、憎しみや絶望といった物の集合体。
   これに永く晒されていると、やがて体を動かすことも物を考える事も出来なくなってしまう。」
これについては青山も、身をもって体験していたのですぐに理解した。
高田「で、この霧を祓う方法だが…これには『三柱の力』を使う。」
青山「そう言えば、さっきも言ってましたけど『三柱の力』とは?」
高田「君も漫画界を支える三本の柱は知っているよね。
   『集英社』『講談社』『小学館』だ。」
青山は頷く。
高田「この三社は互いに反発し合い、時には支え合い力を強めていき、
   その力は『光』となり漫画界を包んでいった。
   その光の名は『栄光』これこそが霧を祓う唯一の存在だ。」
青山「でもそんな光、どうやって…」
高田「それは君が作り出す≠だよ青山君。
   今の君は『小学館の心』で
  『集英社の力』たる車田先生の体を駆り
   僕の『講談社の技』で不死を得ている。
   つまり君には『三柱の力』が既に宿っているのさ。」
青山は言葉も無い。
高田「まぁ、今はまだ反発し合っているようだがね。
   その力を一つにすることが出来れば『光』は生まれる。
   その光でこの世界の『核』を打ち抜けば霧も晴れ、元の世界に返ることも出来る。」
そう言うと高田は烏龍茶を一気に飲み干し立ち上がる。
高田「さて、僕はそろそろ休ませてもらうよ。どうも喋りつかれたみたいだ。」
そして、青山に飲み物を勧めると、そのまま自室へ戻っていった。
一人残された青山は、
(もしかして、元の世界に帰ったら三大少年誌で連載が持てたりするのかなぁ…)
などと考えていた。



168 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 23:18 ID:Fm6LKz4i
四大じゃないのか

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 23:21 ID:RcXLsQ/y
三浦最大の奥の手、義手砲が火を吹いた。
爆炎が、弾丸のごとく前方を貫いた。
だが、その砲撃は……

北条「は…外れた…!」
そう必殺の砲撃は、古谷の身体にかすりもしなかった。

古谷「はっは…残念だった一一」
言いかけた言葉を、古谷は最後まで口にすることが出来なかった。

砲撃の反動で、三浦が竜巻のごとく旋回した。
真一文字に、斬魔刀を構えながら。
そして、黒き竜巻は、その射程距離内に、すでに古谷を捕えていたのだ。
そう、これが砲撃の真の意味!!

三浦「がッ…ああああああああああああああッッッッ!!!!」
黒き修羅が、咆哮した。怒髪が、びりびりと天を衝く。
鉄塊のとすらいえる大剣が凄まじい弧を描き、古谷の胴を一瞬で泣き別れにしていた。

天も、地も、そして人ならぬ魔も。
その全てを断ち切らんとする、凄絶な斬撃であった。
両断された古谷の身体が、回転しながら闘場に叩きつけられた。
三浦が、斬魔刀を一閃して刀身の血を吹き飛ばし、言った。

三浦「我に…断てぬ物なしッッ!!」

歓声が爆発した。揺れる場内を、三浦はマントを翻して闘場から降りる。
固く拳を握りしめながら、三浦は一層の決意を燃やす。

三浦(待っていろ、矢吹! 貴様の頭に鋼鉄をブチこんでやる!!)

河下「勝負ありッッ」

バンチチーム、堂々の2勝目である。


170 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 23:24 ID:RcXLsQ/y
ヤバい、あんま出来よくないな。スレ汚し、スマソ。

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 23:29 ID:HPH8WlLr
青山ってサンデーの看板だと思うがなあ…

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 23:31 ID:HPH8WlLr
あ、3誌同時連載ということか。

>>170
結構面白かったよ。乙

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 23:33 ID:Z01wwBzj
>>171
+ジャンプ、マガジンってつもりで書いたんですけど…
紛らわしくてスマソ。

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/08 23:56 ID:DTDouN+x
三浦のキャラがスパロ房・・・萎え。

175 :魔球は魔球を呼ぶ:03/06/08 23:57 ID:L6Wggev+
水島「チャンピオンはどうしたんやー!!」
突如、水島が叫ぶ。
鈴木「どうしたんですか?」
水島「いや、なーにか聞こえたような気がしてのう」
鈴木「気のせいじゃないですか?」
水島「気のせいやろ」
2回裏、えなりチーム、4番、大和田秀樹。右投げ左打ち。
体の前面にバットを垂直に持つ神主打法。気迫が滲み出ている。
水島「えーなり!」
水島の葉っぱが屹立する。
水島「貴様ぁワイを差し置いて予告ピッチャーフライなんぞぬかしよったなー!
    それならワイは予告三球三振や!これからバットにボールを掠らせもさせへんでー!」
東「水島選手なんと予告三振!24球でゲームを終わらせると宣言しました!」
鈴木(あっちゃ〜・・・言っちまったよこの人・・・仕方ないか)
鈴木も頷き、(配球任せます)とサイン。
大和田「面白い・・・受けて立つ」



森田「ットラーイク!バッターアウト!チェンジ!!」
数分後、野球場を沈黙が支配していた。
ただ、森田の声だけが木霊していた。
4番大和田、5番板垣、6番尾田、三球三振。
こいつは野球の神様、いや、野球そのものじゃないだろうか。
誰とも無く呟いていた。
尾田「投げるたびにフォームも球種も変わるって・・・化け物かよ」
大和田「いや・・・完璧に捉えたはずのボールがバットをすり抜けるのが問題だぞ」
岡田「お前は問題外」
2回裏終了
チャンピオン1−0えなり

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 00:01 ID:0NpI/8UQ
>>174
スマン、羽目を外しすぎたよ。
もうやらんから、勘弁してくれ。

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 00:06 ID:DDRNTWuO
安西のところが心理戦みたいなところがあって面白い。
あと大和田いいキャラだな。ワラタ

178 :三回表:03/06/09 03:52 ID:HwhoUzx/
島本「えなりから点を取る方法は・・・ある!」
王者チーム監督の島本は力強く言い放つ。
しかしその顔のは苦渋の表情が浮かんでいた。

8番  ファースト 余湖 が打席に立った。
自然体のフォームというよりはただ力を抜いているといった余湖の構え。
えなりはストライクゾーン目掛けて魔球を投げ、荒木のミットはそれを受け止める。
森田がストライクとカウントしようとした刹那、
余湖が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・爆発した。

えなり一同「なにーーーーーーーーーーッ!」
えなりチームは誰一人として事態が飲み込むことができない。
余湖「いやー、こりゃまた失敬、死刑」
すると再びベンチから出てきた余湖が説明を始めた。
余湖「実はオレには特殊な能力があるだよな、これが。そう、
荒木先生にスタンド 板垣先生に格闘技 岸川先生に忍術 山口先生に覚悟
伯林先生にロリータ 水島先生に野球狂 戸田先生に反逆 宮下先生に勢い
真島ヒロにコピー能力 安西信行に劣化能力 キユに電波発信能力
矢吹には無限の吸収能力ときたもんだっ!
そしてオレの能力は『ストライクと判定されるたびに自爆する』能力ッ!!
ホームランを打つまでずっと爆発し続けてやるじゃん」

これが島本発案のえなりへの心理攻撃である。
島本「名づけて『ダメでもっともっと』作戦だッ!!」

179 :175:03/06/09 07:34 ID:wHXhROub
×24球→○63球だった。

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 08:29 ID:tBgZbuLE
覚悟が特殊能力て(w

181 :不評なのでフォローを入れとく:03/06/09 12:31 ID:0NpI/8UQ
河下「第2試合、勝者バンチチーム!!」
バンチチームのアニマルコンビ、露出コンビ相手に勝利する。
しかし、勝った三浦と柴田もまた無事ではすまなかった。
三浦「なんとか……責務は果たしたましたよ、原先生」
ヨクサル「……2度と、こいつらみたいなのとは闘いたくない」
原「ご苦労だったな、三浦。だが、あの口上はどうかと思うぞ。
  そもそも、あんなのお前の作風じゃないだろ」
北条「そーそー、なんというか、狙いすぎて上滑りしてるっていうか」
三浦「……放っといて下さい。つい、やってみたくなっただけです」

小林「な…なんたることぶぁい……2連敗でしゅなんて……かなぴギャ〜ス!」
あんど「一一次で負ければ、その時点で我らの敗北が決定る…。誰だ、この汚名をそそぐのは?
??「じゃあ、その役目は俺達に……」
あんど「一一お前らか。お前らなら心配はないだろうが……油断はするなよ」

原「お前らも医務室へ行っておけ。まだ先は長い」
三浦「いえ、行くのはヨクサルだけで。俺はここで最後まで見てますよ。
   この程度の怪我なら、『エルフの粉』でなんとかなりますから」
巻来「一一さて、次は誰が行く?これで奴らは後がなくなった。
   背水の陣一一今の奴らは1試合にかける執念が違うぞ」
柳川「む?どうやら出て来たようだぜ、次のお相手が」


182 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 12:56 ID:0NpI/8UQ
河下「それでは引き続き、第3試合を行います。両チーム、選手、前へ!」
先に闘技場にあがったのは、変態チームの方であった。
腰みの一丁の筋肉隆々とした男と、細身で翼の生えた変身ヒーローのような出で立ちの男だ。
河下「変態チームは、徳弘正也選手と、桂正和選手の2名!
   /// ……それにいたしましても、相変わらず目に猛毒な格好です!!」
桂「一一失礼な、この格好のどこが……そもそも、最初は元祖ジャンプだったのに、
  いつの間にか変態チームなんて名前に……しかも、俺もその1人みたいに見られてるし……」
徳弘「そう、ぼやくな。気持ちは痛いほど分かる」
桂「………説得力がねえよ!!」

原「相手は、徳弘と桂か……共に黄金期のジャンプの一角を担っていた2人…。今までとは格が違うと見た方がいい」
北条「おもしろい。相手がアイツだってんなら、行くのは俺しかいないでしょ
   どっちが真のもっこりパワーの使い手なのか……はっきりさせてやる」
武器を満載したコートをはおり、ズボンにパイソンをねじこみながら、北条が不敵に笑う。
そして、その横に着流し姿で、日本刀を腰に刺した男が並ぶ。
柳川「俺も行く。円月殺法……冥土の土産にとくと見せてやろう」
巻来「銃使いと、剣術家のコンビか。相性としてはベストの組み合わせだな」

こうして、4名が闘技場中央にて対峙した。

北条「……どうも、『本家』もっこり男です」
徳弘「一一こちらこそ、『元祖』もっこり男です」
互いにこめかみの血管をぴくぴくさせながら、額がくっつく距離でガンを飛ばしあう。

桂「一一大変だな、お互い」
柳川「……ええ、まったく」

河下「Aブロック決勝戦第3試合……開始めいッッ!!」

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 12:59 ID:0NpI/8UQ
……と、ここまで書いてみたが、面白いネタが思い浮かばない。
なので、誰かつづけてください、頼みます。

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 17:14 ID:Qqc/wlwT
構想無いなら書いてくれるな(汗
書いたの無駄になったし、この4人だとな・・・絡ませられん

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 18:25 ID:0NpI/8UQ
久米田の研究所から、遠く離れた場所。
荒涼とした廊下に、安西は倒れていた。意識はかろうじてある。
だが、真島にかけられた『ホールド』と、雷句のザケルをまともに受け、ボロボロの状態だった。
安西「クソ……また俺は…助けられたのか……クソッッ!!」
力ない拳で、床を叩く。痛みすら感じない。村枝の時につづき、今度は雷句。
自分はいったい、どれだけの人間の犠牲の上に生きているのか。
安西「背負いきれねえよ……俺だけ生きてても……どうすりゃいいってんだ……。
   完全体にもなってない真島にすら勝てない……藤田さんを救う事も出来ない……こんな俺が…」
絶望の二文字が安西に重くのしかかる。それにつれて、瞼が重くなってきた。視界が暗闇に閉ざされる。
安西「すいません……藤田さん……村枝……藤原老……リック……俺はもう…」

??「おやおや、いけないなこんなところで寝ていては」
安西「!?」
沈みかけた意識が、初めて耳にする声に反応し、覚醒する。
??「ほら、ミネラルウォーターだ、飲みなさい」
謎の男が、安西にミネラルウォーターを手渡した。
安西は、それを奪うようにつかみ、一気に飲み干した。

安西「ふー……生き返ったぜ。誰だか知らないがありがとよ。アンタは?」
??「なに……単身赴任中の、通りすがりのサラリーマンさ」

スーツ姿の目立たぬ風貌をしたその男は、ボルサリーノをかぶりなおしながら、それだけを言った。


186 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 18:28 ID:oiF8ovkQ
↑で余湖が爆発してるが・・・結局はワンストライクじゃないのか?
もしくはKO扱いでワンアウトか

187 :三回表1S0B:03/06/09 18:35 ID:OUBgoHE8
王者チームの思いもよらない奇策に、えなりは動揺していた。
見かねた荒木がマウンドに駆け寄る。
えなり「ストライク取るたびに爆死されるなんて、僕には耐えられないですよ…」
えなりは完全に萎縮してしまっている。
荒木「大丈夫だ!この荒木飛呂彦には策があるっ!
    もう、爆発はさせないから安心してストライクを取るんだ!」
そう言うと、えなりの肩を叩き、ホームへと帰っていった。
えなり(さすがは荒木先生だ!頼り甲斐が有る。)
荒木の言葉に気力を取り戻したえなりは、ゆっくりと振りかぶり第2球を…投げたっ。

対する余湖は、先ほどと同じ自然体の構え。
球はストライクゾーンを通過し荒木のミットに納まる。
「ストライークッ」
森田がストライクを宣言する。
…………………………爆発しない。
えなり(よしッ!)
マウンド上でガッツポーズをするえなり。
そしてバッターボックスに目をやると……余湖が倒れていた。

両チーム一同「なにーーーーーーーーーーッ!」
すかさず森田が余湖に駆け寄り、抱き上げる。
しかし、その表情が、もはや事切れている事を物語っていた。

えなり「荒木先生一体どうなってるんですか!」
えなりは泣きそうになりながら尋ねる。
荒木「ストレイ・キャットの能力で、余湖君の周りの空気を『排除』した。
    周りに空気が無ければ爆発は起こらないのだよ。」
荒木は事も無げに言い切った。
えなり「爆死が窒息死になっただけじゃないですかーーッ!」
そういうと、えなりはマウンドに崩れ落ちた。


188 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 18:38 ID:oiF8ovkQ
ああ、心理戦ってそういうことか。ハズイ・・・
それにしても荒木にワラタw

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 18:46 ID:0NpI/8UQ
安西「通りすがりのサラリーマンだあ?なんでリーマンが、こんな所にいるんだよ?」
簡単に自己紹介した、その男に、安西はうろんげな目を向けた。
??「ふふ、まあそんな事はどうでもいいじゃないか、安西信行クン」
安西「な…なんでアンタ、俺の名前を知ってやがるんだ!?」
??「いや…こう見えても漫画好きでね。ほとんどの漫画雑誌は目を通しているよ」
安西「………!」

まだ何か言おうとしたとき、安西は前方から来る人影を発見した。
クリムゾンA「ひゃっひゃっひゃっ!見つけたぜ、安西だ!」
クリムゾンB「このあたりを捜してれば見つかると思ったが、大ビンゴォ!」
クリムゾンC「弱ってやがる…チャンスだぜえ!!」

安西「クリムゾンだと…!しかも、あれはサイボーグ化されてやがる…!!
   ここは俺が食い止めるから、おっさんは逃げ……!!」
ろくに動けない身体で、何とか男を逃がそうとする安西。しかし、男はとんでもない行動に出た。
なんと、サイボーグ化したクリムゾンの三機に突っ込んでいったのだ。
安西「馬鹿野郎!!無茶だ、おっさ…!?」

その瞬間、安西は信じられない光景を目撃することになる。
男は、水が高きから低きに流れるような淀みない動きで、クリムゾンに接近すると、
相手の攻撃を躱し様に、全体重を乗せた肘を叩きこんだ!!

クリムA「あげッッ!?」
クリムB「な…?ヤロ…」
肘を喰らったクリムゾンは頭を爆砕され、仲間の死に怒りの声をあげようとしたもう一機は、
喉に投げナイフを突き立てられ、絶命した。
そして、最後の一匹の首に、男は鋼線を巻き付け、頚椎をへし折った!

この間、5秒とたっていない。男の技の凄まじさに、安西は絶句した。
??「さあ、ここは危険だ。場所を移すとしよう」
安西「待てよ!おっさん、今のはいったい…?」
??「なに…少々、忍術をね。話は歩きながらするとしよう」

このとき、安西は知らなかった。
その男。かつて、皆川亮二の師であり、藤原芳秀の無二の盟友でもあった男。
名を、『静かなる原作者』七月鏡一、といった。


190 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 19:35 ID:OJVZgGWO
最近おもろいなー。
しかし荒木・・・w

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 21:56 ID:iaiACFRH
クリムゾンって萩野のいうグール見たいなものなのか?
自分はてっきり某エロ同人サークルの事かとおもっていたが。


192 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 21:57 ID:NxAIxkHi
荒木「やれやれだぜ。それじゃあ、もう二つ策がある。
えなり「今度は大丈夫ですよね!?
タイムを取り、作戦会議を始めた二人だがえなりはすでに戦意喪失気味だった。
荒木「ああ、今度は大丈夫だ。先にキラークイーンでこっちから爆破を・・・
えなり「やっぱし爆死かよっ!
荒木「それじゃあ、皇帝(エンペラー)で先に撃ちぬいておくか・・・
えなり「銃殺かよっ!
荒木「えなり、甘えてるんじゃねぇぞ!
急に怖い声を出した荒木に、えなりは思わず体を強張らせる。
荒木「お前は何故ここに居る。矢吹を倒して姉さんを助けるんだろ?
えなり「(そ、そういえば姉さんとかいたな・・・)
荒木「それにお前は冨樫さんに頼まれたファイルを盗まれてる。違うか?
えなり「そ、それは・・・
荒木「覚悟を決めろっ!今までお前は正直戦力としては半人前だ。だがな、
    これからはそうはいかねぇぞ。お前、何時になったら覚悟を決める気だ!
えなり「・・・・・・
荒木「確かに心が痛むっつうのは分かる。だがな、ここで負けるわけにはいかねぇだろ?
えなり「そうですね・・・分かりました。荒木さん、何時って今です!!
えなりの目には闘志が戻り、怯えがなくなった。

森田「プレイ!!
引き続きバッターは余湖。相変わらず全くの自然体だ。
余湖「どんな作戦立ててもむだじゃん。ストライクになったら爆発してやるじゃん。
しかし、えなりは動揺は一切していなかった。力強く振りかぶり・・・投げたっ!
東「第3球目は・・・ストレート!しかも速いっっ。
バスッっと心地よい音が鳴りボールがミットへと入っていく。誰が見てもストライクだ。
森田「ストライク!!
再び余湖は爆発しなかった。いや、出来なかった。またもやストレイ・キャットの能力で
荒木が爆発を封じているのである。しかし、えなりは至って冷静だった。
えなり「余湖さん。もう無駄だよ。僕にその作戦は通用しないっ!!
新しく出てくる余湖に向い堂々と宣言をする。島本は思わず舌打ちをする。
えなりが余湖から三振を取るのにさほど時間は要らなかった。

荒木「(やれやれだぜ。まぁ、ああでもしないと勝てなかったからな。)
実際の所、えなりに説得中にザ・ワールドで時を止めその間にヘブンズドアーで
『何があっても動揺しない』と書き込んだのである。しかし、それを知るのは荒木ただ一人だった。


193 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 22:30 ID:QJ3j2VIM
>>192
あのー、えなりに
えなり『山口さん、そしてチャンピオンチームの皆さん。
     悪いけど、これから、塁は踏ませない。
     これからの打球は す べ て ピ ッ チ ャ ー フ ラ イ になる。」
って言わせたんだが、三振は取るのもありでいいの?

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 22:32 ID:NxAIxkHi
・・・・・・ゴメン。ボツしてくれ;;

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 22:48 ID:QJ3j2VIM
>>192
「打球」はピッチャーフライだからこのままでいこうや
せっかく荒木のキャラ立ったから

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 23:19 ID:ZA7jIL51
やなキャラの立ち方したな。

三浦のところ、そんなに悪いとは思わない。セリフがキザったらしかったのかも
しれんが、その他の描写は十分、説得力があった。

安西はまさに少年漫画の主人公みたいな感じがする。
ジャンプチームのヤツらとかは、ある意味、KYOのキャラと一緒。とんでもなく強くて、
どんな相手でもまず負けない。負けそうでもどうにかする。
今の安西はアイシールドみたいにダメなやつが悩みつつも、一歩一歩進んでいく
面白さがある。今、一番、魅力的なキャラだと思う。

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 23:45 ID:0NpI/8UQ
>>191
そうだよ。
んでもって、クリムゾンは矢吹の親衛隊ってことになってるみたい。
個人的には、平野にとっての川三番地みたいなものだと思ってますが。

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 23:48 ID:0NpI/8UQ
>>196
もう、ここまで来ると、誰が主人公とかではなくて、
三国志や水滸伝みたいな、一種の群雄劇みたいになっとりますな。

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 23:50 ID:0NpI/8UQ
>>197
そうだよ…と言ったのは、クリムゾンは同人サークルだってこと。
わかりにくいレスしてスマソ。

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 23:51 ID:849EHNC0
まあ一応、収束には向かっているはず…

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 23:51 ID:F8gAe822
>>196
三浦の所が不味いって言ったのは性格が180度違うからなんで
描写なんかは文句無しですよw
三浦が悪を倒す為に戦うってのは流石に…と思っただけです。マジで

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 23:53 ID:849EHNC0
三浦って矢吹に恨み言あったっけ?

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/09 23:57 ID:849EHNC0
そういえば岩明と共に矢吹を襲撃してた。スマソ


204 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/10 00:14 ID:cxLTaMbc
黄金時代のエピソードでも、矢吹との因縁が語られてたね。

205 :ミナガーvs藤原:03/06/10 00:43 ID:cxLTaMbc
皆川「あんたにひとつ聞きたい……どんな条件で矢吹に寝返った?」
その問いに、藤原は答えない。あらためて、皆川は藤原を見る。
艶やかな黒髪、無駄なく絞りこまれた肉体。
瑞々しさに満ちあふれた若き外見を有した、藤原が立っている。
それはまさに、強く、雄々しく、凛としてサンデーの一角に君臨し、
ジャンプやマガジン、チャンピオンを始めとする他誌と
闘いを繰り広げていた頃の藤原の姿だった。

皆川「黙秘か…しかし、正直俺は少しワクワクしている。
   実のところ、あんたとは一度、“サンデー最強決定戦”をやってみたかったんだ。
   サンデーのNo.1がいったいどれほど強いのか、まさか自分で確かめられるとは
   夢にも思わなかったけどな。」

皆川の台詞に、藤原は初めて笑みを浮かべる。その真意は分からない。
だが、それだけで皆川の闘志は最高潮に達していた。
そう、すでにゴングは鳴ったのだ。

皆川「いくぜ…」
皆川が地を蹴った。振りかぶった右腕に、ARMS『ジャバウォック』を発現させる。
その巨大な爪を、渾身の力を込めて藤原に叩きつけた!

だが、その一撃は、あろうことか藤原の右腕一本で呆気なく止められていた。
ARMSの一撃を、素手で!

皆川「バカな…!ARMSには夥しい電流が流れている……
   受け止める以前に、素手で触れることすら不可能なはずだ!!」

皆川の疑問に、藤原は右腕の袖をまくりあげて、応えた。

藤原「一一あいにく、新型義手には絶縁機能があってな」
刹那、藤原の前蹴りが、皆川を吹き飛ばした。

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/10 01:05 ID:c1psDfjF
かずはじめ、つの丸、和月
新連載はじまったけど全員死んでるんだよな

207 :ミナガーvs藤原:03/06/10 01:08 ID:cxLTaMbc
藤原「高分子素材の人口筋肉だ、筋電位を感知するマイクロコンピューターで制御している。
   材質はチタンとセラミック。細かい動作にも支障はない。
   あの“ドクター”とやらは、実にいいものをくれたよ」
皆川「……上等だッッ!」
再び、皆川がつっかけた。
AMスーツをフル稼動させ、常人の数十倍の速度で迫る。
目にも止まらぬ、皆川の連続攻撃が始まった。
一撃一撃が、重く、火を吹くようだった。
しかし、藤原は、業火のごとき攻撃の嵐を、風がそよぐような軽やかな動きで、
すべて躱していく。しかも、そのすべてが、ミリ単位の見切りである。

皆川「さすがだな……このオレの攻撃をここまで見切られたのは初めてだ。
    だが……逃げてるだけじゃ、オレには勝てないぜッッ!」
左腕の“騎士”の刃による一撃を囮に、皆川が藤原の背後にまわった。

皆川(今度こそ…もらった!)
しかし…、
その必殺の一撃は、虚しく空を切っていた。
残像!
そう思ったときには、皆川は背に強力な一撃を喰らい、再び吹き飛ばされる。

そこから先は一方的だった。
全身体能力を駆使し、縦横無尽に攻撃を仕掛ける皆川。
だが、その全ては見切られ、逆に藤原の攻撃は、そのことごとくが皆川をメッタ打ちにしていく。
もう何度目か、強烈に壁に叩きつけられた。

皆川「…つ…う…、て…てめー化物か!?どうしてオレの背後からの攻撃がよけられる!?
   オレの方が、スピードやパワーじゃ絶対上のはずだ!目で追えるワケがない…!」



208 :ミナガーvs藤原:03/06/10 01:38 ID:cxLTaMbc
藤原「……人間の身体というものは非常に良く出来ている。
   目に頼らなくとも氣を感じ、肌で大気の動きを読み、
   足で大地の振動を判断すれば、どんな動きだろうと捕らえることは可能だ」
皆川「一一一」
藤原「確かにお前のスピード、パワー、反射神経のどれをとっても、オレより数倍上回っている。
   しかし、お前には人間を遥かに超えるスピードがあるからこそ、それに頼って無駄な動きも多い。
   その分、お前の動きは単調で、読みやすい。それでは、このオレに勝てんぞ」
皆川「へっ…!なるほどな、確かにアンタは強い…だがな!
   オレは金で仲間を売るような奴に負けるわけにはいかないんだよ!」
藤原「オレは別に金で矢吹に雇われた訳ではない。いわば、これはオレの“修行”のひとつだ」
皆川「な…にい!?」
藤原「オレが今までサンデーに属していたのは、色々な強者と出会える機会が多かったからだ。
   しかし、もっと身近にオレの気持ちを揺り動かす奴らが現れた…。
   オレの気付かぬ間に、よくぞあれだけ強くなったものだ」
皆川「そ…それは…えなり達のことか…!」
藤原「まあ、それだけではないがね。ここに来て、どの漫画家たちも素晴らしく強くなっている。
   そのすべてと、オレは拳を合わせてみたい……いずれにせよ、全員と相対することになる」
淡々と語る藤原。それを、皆川は血反吐と共に、吐き捨てるように言った。

皆川「……笑わせるんじゃねーよ……受けてみろ『空間の断裂』!!!!」
皆川が、『チャシャキャット』を発動させ、幾撃もの、『空間の断裂の刃』を作り出した。
幾本もの不可視の刃が、藤原を襲う!
だが、藤原は!

皆川「…バカな!?なぜ、見えないはずの『空間の断裂』を躱せる…!?」
藤原「見えるからさ。闇に白々と浮かぶ、お前の殺気が…!」
すべての刃を躱し、藤原が肉迫した。
皆川の防御は間に合わず、その心臓に藤原の掌底がメリこんだ!

藤原「オレの勝ちだ」
押し当てた掌から、藤原が“氣”を送り込む。
瞬間、皆川の全身の穴という穴から夥しい鮮血が噴き出した!!
力なく崩折れ、地に倒れふした皆川を一瞥し、藤原は背を向けた。

藤原「皆川……お前らは知る必要はない……なぜなら…」
去っていく、藤原。最後に、誰にともなく言い捨てて。

藤原「それが俺の“右腕の選択”だからだ」

←TO BE CONTINUED
   

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/10 02:05 ID:cxLTaMbc
いつの間にか、ログページ更新してるじゃん。
気付かなかったよ、管理人さん乙。

210 :チャンピオンチーム作戦会議:03/06/10 09:32 ID:ypk3hoTw
余湖「三振しちまったよ。すごいねー、あの荒木って人。」
島本「うむ、この作戦では駄目だったか。」
チャンピオンチームはベンチの中で魔球攻略法を考えていた。
水島「まず、あの魔球の正体は荒木の能力だろう。」
藤井「おう、なんでそうおもうんだ?」
水島「それ以外にあれができそうな人物はいないからな。」
旭「おお、なるほど。」
山口「しかし、あの魔球いかような原理でああなるのでしょうか?」
それが問題であった。魔球の正体はわからず、打たねばストライク、
打てばピッチャーフライと言う結果は大いにチャンピオンチームを悩ませた。
鈴木「うーむ。」
戸田「一つ策があるぜ。」
藤澤「なにぃぃぃ!」
伯林「戸田さんが!何か考え付くなんて!この試合雪で没収だ!」
戸田「なんか失礼な言い方だな。おい。」
施川「まあ、まあ、どんな策なんですか?戸田さん。」
施川が周りを落ち着かせて戸田に聞いた。
戸田「難しく考えずに、”打球がピッチャー向かって飛んでいく能力”と考えるんだ。」
余湖(都合のいい能力だな。それ)
余湖はそう思ったが、口には出さなかった。
戸田「だからよう、ピッチャーごとボールをホームランにすればいいんだ。」

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/10 09:50 ID:KRAZcB12
皆川VS藤原・・・
なんか元ネタ重視し過ぎじゃないか?
藤原は拳法家であって、あからさまに“氣”で戦われるとなんか萎える。
そういうのは気功師の領分だと思うが・・・


212 :210:03/06/10 09:51 ID:ypk3hoTw
魔球攻略方法を勝手に書いてしまいました。
もしこの方法でまずいのならば、脳内削除をしてください。

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/10 12:26 ID:17Yp9E5Y
>>211
同意。逆に氣を使えるの皆川の能力(スプリガン朧)じゃないのかなぁ。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/10 13:38 ID:W3cpQCJj
>>212
いや、戸田らしくて良い!

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/10 13:43 ID:zt2w9q4j
>ミナガーvs藤原
戦闘自体のノリは悪くない。“氣”を送り込むくだりだけ
あとあと消化すればどうともなるかと。
>210
アイデアを出したのが戸田なので解決するしないを問わずまったく問題ないかと。

皆川は最終的には勝ち残りそうなキャラなので、
今現在やられていても安心してみてるが…再戦があるかないかは
書き手しだいだしな。
そこら辺を占めてくれれば面白そうなんだけど…

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/10 14:46 ID:yD8PpOMf
皆川はいいとしても、車田の扱いが難しい…。

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/10 18:44 ID:cxLTaMbc
皆川の件はスマン。
この闘いの前に、「やられた奴らは皆、氣の流れを狂わされてる」
って描写があったから、つい・・・

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/10 18:54 ID:bOJDd8Fn
>>206
つの丸とかずはともかく。和月はどうにかなるんじゃないか?
霊として存在してるわけだしえなりに憑依したり武井が持霊にしたりして

219 :フォロー入れてみました:03/06/10 21:52 ID:UEy+THQZ
安西「オイ……歩きながら話すとか言って何の説明もなしかよ」
七月「まぁまぁ……焦るのはよくないぞ、安西クン」
安西「あんたの方が焦ってないか?……さっきから歩調、速くなってるだろ?」
七月「……」
七月に連れられ、安西は艦内を歩いていた。足早に進む七月に追いつこうと安西もやはり歩を速める。
その二人の眼前に異様な光景が広がっていた。

……相手は皆川だったらしいな……

辺りにはサンデーの漫画家たちが倒れ、カマイタチでも起きたのか、壁となく、床となく、何か鋭利な刃物で傷付けられたような跡が走っていた。
安西「何だよ……これは……」
七月「……やはり……こうなったか……」

……皆川は完全に始末しただろうな?……

安西「なぁ、コイツは……戦闘の跡、だよな?」
七月「呼吸に異常はなし、だな。相変わらず……大した手並みだ」
安西「何、あんただけ落ち着いてんだ!……あんた、ここで何があったか知ってやがるな!?」
七月「……あれは……」
安西「答えろよ!いつまでダンマリ決め込んで……オイ!くそっ!!」
視線の先に横たわる人影を認め、七月は駆け出した。取り残された安西は吐き捨てるとその後を追う。

……あいつは……

駆け寄った七月と安西の目に映ったのは。
全身から血を吹き出し、地面に倒れ付す―――

……二度と起き上がることはないだろうよ……

皆川亮二の姿だった……


220 :フォロー入れてみました:03/06/10 21:53 ID:UEy+THQZ
矢吹「……そうか、分かった。それで皆川の亡骸のことだが」
通信機(皆川)「そこまで手を煩わさせることもないだろう。処理はこちらで手配する」
矢吹「……ふん。まぁいいだろう。この調子で他の連中も任せるぞ」
部下「……今のは藤原様、ですか?」
矢吹「あぁ、皆川をやったとさ。よくもまぁ、あれだけ淡々と言えるものだ。声を揺らしもしない」
憮然と矢吹は吐き捨てた。ああも平然とされてはつまらない。内紛を煽るなどという手をわざわざ選んだ意味がない。
部下「あの……そう簡単に信じてよろしいのですか?」
矢吹「……あ?」
部下「いえ……相手はARMSの皆川です。素手の人間にどうこうできる相手じゃないのでは……」
矢吹に半ば八つ当たり気味に睨まれ、部下の声が先細る。普段であれば、叱責されるところだが、その部下の言葉に矢吹はニヤリ、と口の端を吊り上げた。
矢吹「“幻痛(ファントムペイン)”って知ってるか?」
部下「は!?……は……いえ……申し訳ありませんが……」
矢吹「手術やなんかで手とかを失った人間が、失ったはずの部位が痛み出す症状なんだがな」
部下「はぁ……」
矢吹「暗示みたいなものかもな。木の棒を焼きゴテと思い込んでヤケドする囚人の話ぐらいは聞いたことあるだろ?」
部下「あ……聞いたことありますね」
矢吹「つまり、人間の脳ってのは結構簡単に騙せるものなのさ。そして、脳が死んだと“思い込め”ば、そいつは死ぬってことだ」
部下「……皆川は自分で死んだと思い込んでいる、という訳ですか?」
矢吹「そうだ。中国拳法、特に内家拳は精神面の鍛錬を重視するらしいが、極めれば相手に死を思い込ませる業も不可能じゃないんだろう」
部下「それが、“氣”を狂わせるということ……」
矢吹「そういうことだ」


221 :フォロー入れてみました:03/06/10 21:57 ID:UEy+THQZ
部下「……」
矢吹「どうした?」
話が進むうち、思案するような様子を見せる部下に問いかける。
部下「いえ……藤原が皆川を“殺す”ことが出来ることは分かりましたが……でもARMSは死んでないのですよね?」
矢吹「ん?……まぁそうなるか」
部下「と言うことは、その、万一皆川の精神が目覚めた場合、蘇生できてしまうのではないでしょうか?」
矢吹「………」
部下「………」
矢吹「……それもそうだな。皆川の亡骸は確保しておくか」
部下「(……気付いてなかったんだろうなぁ)」
案外軽い調子でポンと手を打つと、矢吹は指示を出し始めた。

藤原「ああ……ああ……矢吹が気付いたようだ。行くなら急いでくれ」
???「分かってる。……けど僕の技術じゃ、彼は治せないんじゃないかな?」
矢吹と部下の会話を盗聴器を通し聞いていた藤原は、何者かに連絡を取っていた。
藤原「いや……皆川は確保しておくだけでいい。自力で目覚められないようなら、これ以降の戦いで生き延びることは出来ない」
???「相変わらず厳しい人だなぁ、藤原さんは。……でも内心じゃ、手を貸したくて仕方ないんだよねぇ」
藤原「そんな話をしている場合か?」
???「はいはい。僕が慌てなくても、七月さんも向かってるみたいだし大丈夫だよ」
藤原「……ならいい。切るぞ」
???「はいはい……さてと、それじゃ急ごうかな」
そういって携帯電話を白衣のポケットに放り込むと“Dr、コトー”こと山田貴敏は通路を歩き出した。


222 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/10 22:45 ID:8X5FRqeI
薄暗い部屋に雷句は居た。体中が痛い、おもっきり痛ければ感覚が麻痺するが
中途半端な痛さなのだ。耐えるのには痛すぎる、だが忘れるには弱すぎる。
こんな治療をした人物の性格の悪さに思わず雷句は苦笑する。
  「目が覚めたようだね。どうだい、気分は?
フードを被った少年が重いドア開け部屋に入って来た。手かせを付けられ、身動きが
封じられている雷句はただ少年―――ハオを見つめるしかなかった。
雷句「ちくしょ・・・もういい・・・・・・さっさと殺してくれ・・・・
ハオ「喋れる元気はあるんだね。一応言っておくけど魔法は使えないよ。
雷句の魔法は心の力を糧にしている。心の力とは随分と抽象的だが久米田の資料
にはそう書いてあった。そして、真島のラスピルは魔法の源にダメージを与える。
それはつまり心にダメージを与えると言う事。実際、今の雷句は先ほどとは別人だった。
自暴自棄になり、闘志は失い、絶望の闇に身を任している・・・恐らく、戦う勇気すらない
だろう。少々、ハオにとっては面白くなかった。
雷句「なんで僕なんか生かしてるんだ・・・・もういいよ。疲れた。
ハオ「ったく。期待はずれだな。ちっちぇえよお前。
そう吐き捨て興味を失った玩具の腹に蹴りを入れた。ぐっと声を漏らし体が崩れていく。
部屋から出て、ドアを閉めようとした時にハオの耳は何かを捕らえた。
雷句「頼みが・・・・・・ある・・・頼む、聞いてくれ・・・
文字通り虫の息のような声だった。もしかすれば聞こえずにドアを閉めていたかもしれない。
再びハオに好奇心が芽生える。足早に雷句の前に来て尋ねる。
ハオ「僕に何を頼むんだい?
雷句「藤田先生を・・・・・・・生き返らせて欲しい。
ハオ「何かと思えば・・・・くっだらねぇ。
再び、蹴りを入れて今度こそ部屋を出ようとした。そしてそのままサガと久米田の元に行って
いただろう。再び雷句の言葉を耳にしなければ。
雷句「あんたなら・・・出来るんだ・・・武井先生のクローンの・・・あんたなら・・・武井先生を元に
    『作られた』あんたなら・・・出来るはずなんだ。
ハオ「二度と口を聞けなくしてやろうかっ!
雷句の言葉にハオは過剰に反応した。狭い部屋で事もあろうかS・O・Fなぞ普段のハオなら出すはずが無い。
作られた。他の奴がどう思っているかは知らないがハオは少なからず気にしていた。自分の設定がいくら
大陰陽師、朝倉葉王であろうとも自分の記憶の始めはカプセルの中だった。植え付けられた設定(記憶)。
それは違和感以外の何物でもない。カプセルの外からの視線。人ではなく物を見る時の視線を今でも忘れる
事は出来ない。他の奴もそうなんだろうか。クロコダイル・大蛇丸・DIOはもういない。彼等はどうだったんだろうか。
もしかして自分だけなんじゃないだろうか。他の皆は正常で自分が異常なんじゃないだろうか・・・。昼の間はいい。
自分の設定、ハオを『演じる』事が出来るから。戦っている間はもっといい。そんな悩みもなくなるから。夜の間だけ
最強のシャーマンはただの子供に戻っていた。夜を恐れ、闇を恐れ、布団にくるまり朝を待つ幼稚な子供に。
ハオ「お前を黙らすくらい造作もない事なんだ!分かったら少しは静かにしていろ!!
怒りは収まらないが、S・O・Fは引っ込めた。このままではこの部屋が壊れてしまう事ぐらい分かっていたからだ。
しかし、雷句はまた口を開いた。
雷句「何で殺してくれないんだ?憎いんだろ、僕を。『作られた』シャーマンキングさん。
ハオ「黙れ、黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!
痛い位に自分の両耳をふさぎその場に座りこむ。狭い部屋は少年の嘆きを何度も反響させていた。
雷句「何で、キミは矢吹に従うんだ?自分を作った主人だから?違う。他の奴はそうかもしれない。でも、キミは違う。
    キミは理由が見つからないんだ。作られた自分が生きる理由が。
ハオ「ち、違う。そんな事は無い・・・
雷句「違わない。キミは見失っている。生きる理由を。頼みがある、僕の為にキミの力を貸して欲しいんだ。
雷句の口調がいつのまにか元通りに戻っている事にハオは気づく余裕はなかった。
ハオ「ハハハハ、矢吹に従うのとキミの力になるのとどれほどの違いがあるって言うんだ。
雷句「笑顔させれる人の数だ!

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/10 23:03 ID:YPexSbyI
高田との会食を終えた青山は、
(ジャンプならヤイバの続編なんかが良いかな。マガジンはどうしよう…)
などと考えながら、自室へと向かっていた。
(そうだな…チョット冒険してラブコメでも始めてみるか…ん?)
青山は、誰かに呼ばれた気がして振り返った。
…………………………誰も居ない。
当然だった、ここには青山と高田しか居ないのだから。
青山は気のせいだと思い、また歩き出す。
すると…………また呼ばれた気がした。
振り返る…………が、やはり誰も居ない。
青山(なんなんだ?これは……)
辺りを見回すと、正面の扉から光が漏れているのに気づく。
青山(誰か居るのか?)
恐る恐る、扉を開け中を除きこむ。

ー!!−

刹那、体に衝撃が走り廊下の壁に叩きつけられた。
青山(いっ息が出来ないっ?)
首に手をやると、何か棒状のものが突き刺さっている。
引き抜こうとするが、ピクリとも動かない。
青山(一体何が?)
ふと気配を感じ、正面を見ると其処に其れは居た
=太陽の光を宿し光り輝く人馬像=
青山(サジタリウスの黄金聖衣!)
青山は、恐怖を感じ魔王剣に力を込め……振るった!
剣から放たれた衝撃波をうけ、黄金色の光が辺りに散らばる。
青山(殺ったか?)
しかし、その思いも虚しく黄金聖衣は、お互いに引かれ合うように、また一つになっていく。
徐々に組みあがってゆくその姿は、人の形に変化していた。
青山(クソッ!)
青山はもう一度、剣を持つ手に力を込める………が、
青山(ばかな!体が動かないぃぃ!)
??(ネビュラストリーム…)どこかから声が聞こえた。
気が付くと、サジタリウスの黄金聖衣は攻撃の構えを取っている。
青山は、何とか逃れようともがいたが、それは体力を消耗させるだけであった。
やがて、青山は抵抗をあきらめサジタリウスを見据える。
青山(フン、もうどうとでもするが良いさ、どの道オレは死なないんだからな。)
青山は、体の力を抜き攻撃を待った。
サジタリウスは青山の諦めを感じ取ると、ゆっくりと腰を落とし拳を突き出した。
??(エターナル ドラウジネス…)
拳が青山の額を打ち抜く瞬間、頭の中で誰かがそう言った。
そして、それを最後に青山の意識は闇に沈んでいった……


224 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 00:00 ID:okS9z6Xi
やばい……先を越された……
車田と青山に関してはやりたい事があったのだが……一足遅かったか

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 00:04 ID:cj+Hqf6e
 青山を抑えた車田が眼を覚ますと、そこは黒い霧に包まれた空間だった。
車田「な、何っ?ここはどこだ。先程までは部屋の中だったはず…」
高田「ここは奈落の中心、核のある場所だ」
 黒い霧で初めはわからなかったが、目の前に一人の男が居た。
 とげとげしい程の殺意を車田にぶつけている。
車田「そのコスモ…話し合いと言う訳ではなさそうだが?何のつもりだ。」
高田「お前がそれを知ってどうする?死ね!出でよ光牙!!」
 龍の形をした光が車田に突き刺さり、大爆発を起こした。
車田「ぐあああああっ!!」
高田「出でよ土爪!」
 問答無用で放った攻撃は肩を爪で引き裂き、車田はよろめいた。
車田「話し合う余地は無しか!ええい、止むを得ん。
   見るか…星々の砕け散るさまを!ギャラクシアン・エクスプロージョン!!」
高田「甘い、影牙!!」
 黒い龍がギャラクシアン・エクスプロージョンのエネルギーを飲み込みつつ
 車田の右腕に喰らいつくが、威力は車田の方が上だったらしく黒い龍は砕け散った。
車田「防いだ…だと」
高田「車田!!全力で来い。でなければ全ての獣魔を放ってお前を殺す。
   一撃だけ受けてやるからコスモとやらを燃やしてみろ。」
車田(そう、あの時も無意識の手加減のせいで負けた。
   もう迷わん!襲われた理由は知らぬがこの男を…倒す!!)
高田「こ、この力は…何てパワー。だがこれを待っていた!!」
 車田から今までとは比べものにならない程の力が溢れ出し、またそれを
 向かい打つべく高田も全ての力を集中させた。
  「ギャラクシアン・エクスプロージョン!!」「喰らえ!!」

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 00:11 ID:cj+Hqf6e
 とてつも無い力の激突、勝ったのは車田だった。高田がその場に倒れる
車田「さて、話を聞かせてもらおうか?……むっ、な?なんだこれは!?」
 小宇宙を最大に高めた筈なのに、さらに力が湧きあがってくるのである。
車田「力が…無限に流れ込んでくるだと…?」
高田「今だ、意識を乗っ取れ青山くん。」
車田「何?うっ・・・」
 車田の意識は眠りにつき、代わりに青山の意識が覚醒する。
青山「ここは…核!?僕はどうしてここに?」
高田「さあ後は君次第だ、今の君には車田先生の全力により『集英社の力』が
   そして僕の生命の危機により無限の力が送り込まれ『講談社の技』も
   クリアしている。残るは…心のみ!!
   ぶっつけ本番になってしまったが…栄光の光を作り出すんだ!」
青山「心…そうだ!まず車田先生に謝らないと」
 青山は心の中で車田に話しかけた。
青山(車田先生…申し訳ありません。利用するような真似をしてしまって
   虫の良い話だとは思いますが聞いてください。)
車田(『栄光』の光とやらを作るため自らの命も省みず私に挑むとは無茶な男だ。
   …力を貸そう)
青山(先生!?理由を聞かないんですか。)
車田(あそこに倒れている男、あの男は君を信じて命を賭け私と戦った。
   そして君はそれに応えようとしている、それで十分だ。聞く必要は無い。)
 その時、何時の間にか手にもっていた覇王剣から光があふれだした。
青山(そうか…これは…の心…)
 青山はその光を見据えると、迷う事無く核を切り裂いた。
高田「やったぞ…」
 高田が気を失うのと同時に術は解け、青山と車田は分離し額の文字も消えてしまった。
車田「どうなってるんだ?むっ!空間が消え始めている。脱出するぞ!!」

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 00:18 ID:cj+Hqf6e
>>223>>224
勝手に書いてしまってスマソ
進んで無かったのでつい…

228 :安西修行変:03/06/11 00:23 ID:okS9z6Xi
七月「……そうか……ああ、分かった。君が来てくれるなら安心だ……それでは…」
安西「おい、誰と話してんだ、おっさん?」
携帯で誰かと連絡を取り合っていた七月に、安西が言った。
七月「一一いや、ちょっと仲間と電話をね。まもなくこちらに来てくれるそうだ」
安西「仲間?サンデーの漫画家は、ほとんど全滅したんじゃないのか?」
七月「その生き残りの1人さ。彼の名は、山田貴敏一一優秀な医師だ」
安西「医師?……そいつでなんとかなるのか?特に皆川は……」
七月「確かに……彼に関してだけは勝手が違う。
   他の者達は、命に別状はないだろうが……
   皆川君に至っては、人間としての部分は機能を完全に停止してしまっている。
   これを直せる医師など、どこにもいないだろう」
安西「一一ちっ!結局、どうにもなんねえってことかよ!」
七月(いや……他の者ならいざ知らず……皆川ならあるいは……)
安西「……なんだ、おっさん。また黙りかよ」
七月「……いや、失礼。いずれにしても、ここにはもうすぐ矢吹の回収部隊が来る。
   ひとまずここを出よう。山田君とは、落ち合う場所を決めてある」
安西「どこだ、それは?」
七月「……Bブロック……そこに“ドクター”と呼ばれる者がいる。そこへ行く」
安西「信用できるのか、そいつ」
七月「少なくとも、現時点で敵対する理由はない。行くぞ……」

言うだけ言うと、皆川を背負って七月は足早に部屋を出る。
その後を、安西が慌てて追った。

安西「一一くっ、何て身の軽いおっさんなんだ」
七月「……待て」
安西「どうした?」
七月「……人が来る……数はおよそ20……十中八九、矢吹の手の者だ」
安西「なんだと!」

見ると、前方から確かに、20を超す人影が接近してくる。
その速度は、人間のそれではない。

安西「ちっ、高機動型のクリムゾンか!しかも、さっきと違って数が多い!」
七月「どうやら、そう簡単に先へは進ませてもらえそうにないな」

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 00:26 ID:okS9z6Xi
>>227
いや、結構遠大な構想があったんだよ。
その展開のラストあたりで、車田は大々的に復活させようと思ってたんだが……
こうもあっさり復活してしまうとな。さて、どうするか。

230 :229:03/06/11 00:31 ID:okS9z6Xi
結構、簡単に思いついたんで、書く事にする。
車田の復活はもう少し後になるけど……いいかな?

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 00:32 ID:rzJ7Ugf9
あのさ、野球対決3回終了したら7回表からにしない?
今のペースだとエース戦並に時間かかりそうだし
そんなにネタないでしょ?

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 00:43 ID:cj+Hqf6e
遠大な構想があったなら1日1レスずつ書き込むとか
まとめ書きしてもらわんと…車田使いたい人も居るし
基本的にリレー小説だし

>>231
書く人のネタが尽きたらいきなり最終回に飛ぶとかしてもOKだと思うぞw

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 00:57 ID:kM/4VqIO
野球面白いからエース戦より長くてもOK
ネタが続かなかったら7回まで飛んでもいいと思うが・・・書いてる人どうなの?

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 00:58 ID:okS9z6Xi
光の渦を突き抜けると、高田・青山・車田の三人は、広々とした場所に出た。
青山「…う……ここは……?」
車田「……どうやら、艦内に戻ってこれたようだな」
青山「よか……った……!?」
車田「!! 青山、それは!?」
青山「うわああああッッ!!」
現世に戻るや、青山の全身から煙が吹き出し、徐々に消滅しようとしていた。
高田「いかんッ!」
車田「…! 目が醒めたのか、これはいったいどういうことだ!」
高田「……青山君は、本来ならとっくに消滅してもおかしくない状態だったんだ。
   黄金聖衣に護られた貴方や、三只眼の力を持つ僕と違って、彼には異次元への耐性がない。
   おそらく、脱出の際に、残りの力を使い尽くしたのだろう」
車田「バカな!それでは、どうすれば……」
高田「方法はひとつしかありません、車田さん。
   それは貴方がもう一度、青山君と一体化するしかない!
   そうすれば、青山君の消滅は阻止できる。
   ただ、それをやってしまうと、貴方は再び封印状態になってしまうが…」
青山「そ…そんな!そんなバカな事考えないでください!
   僕と車田さん……どちらが生きている方が有益かなんて、誰にも明らかだ!」
高田「確かにそうかも知れない……だが青山君。君にはやらなければならない事があるんじゃないか?」
青山「!!」
高田「……そう、昔の高橋留美子を取り戻すと、君は誓ったんだろう?」
青山「……確かにそうです。しかし、だからといって車田先生と引き換えには…」

車田「……分かった、やるがいい」
青山「車田先生!?」

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 01:13 ID:Gag/CjyE
野球描いてるけど二つ三つネタがあるから少し待ってくだせえ

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 01:17 ID:okS9z6Xi
車田「俺の身体が必要なんだろう?だったら、使うがいい」
青山「何を言ってるんですか、車田先生!なぜ、僕の為に貴方が…」
車田「男として生まれてきたからには、どんなダセえ野郎だろうと、
   必ず成し遂げなければならない使命というものがある。
   お前にとって、高橋留美子を救う事がそれなのだろう?
   たったひとつしかない命を、その為に使ってみせろ!!
   それに、俺は協力を惜しまん、早くやれ!!」
高田「いいんですね、車田さん?」
車田「ああ」
高田「では……いきます…」
青山「車田先生!!」

青山が叫んだときには、車田の身体は『菱形』となり、再び青山の額に刻印されていた。

青山「車田先生……すみません……」
高田「これでいい。だが、時間はそれほどない。早急に行動を開始するべきだ
   だが、もう君は不死身ではない。あまり無茶な行動はするな」
青山「はい……必ず、使命を果たします。それまで、車田先生……貴方の肉体をお借りします!」
高田「なら…これを持っていくといい」
青山「これは?」
高田「これは、『シヴァの爪』と言う。
   これを身に着けていれば、ある程度なら、車田先生の力を使う事が出来る。
   使う際は『バラス・ヴィダーヒ』と唱えるんだ。ただし、使える力は、限られているがね」
青山「分かりました。重ね重ね、貴方には感謝します。
   必ず、昔の心優しかった高橋留美子先生を取り戻してみせます!」

そう言って、青山は2本の剣一一覇王剣と魔王剣を差して、走り去って行った。
あとに残されたのは、高田、ただひとり。

高田「フフ…封印が解けたときは、ひやりとしたものだが、運はこちらに向いているようだな。
   車田の力は驚異。十分にそれを発揮できぬうちに、潰してしまうのが得策だな」
まるで別人のように態度を豹変させた高田は、携帯で誰かと連絡をとった。

高田「ああ…矢吹さん…そう私だよ…少々、時間がかかったが……
   任務はバッチリ遂行中だ。期待してるといい……敵が互いに喰い合うのをね」
   

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 01:22 ID:KOvYsO7Z
なんかだなぁ…。
自分の思い道理に繋げようとするのは萎えるね…。
面白ければいいんだろうけど。

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 01:27 ID:Gag/CjyE
>>237
仕方ないのでは。
ある程度は構想考えてないとそもそも書けない訳で。
俺はほとんどアドリブで考えたこと詰め込んでるけど。

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 01:28 ID:okS9z6Xi
勝手な事して、マジすんません。
そのかわり、きっちり責任は果たさせていただきます。

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 01:35 ID:rzJ7Ugf9
>>235
ネタがあるなら安心して待ちます。
いきなり最終回に持ち込むアイデアがありますので
ネタ切れになったら任せてくれw

241 :安西修行変:03/06/11 01:50 ID:okS9z6Xi
七月「安西君、体は大丈夫か?」
安西「ああ、おかげで大分動くようになった。いくぞ、固羅ァ!!」
七月「!! 待て、伏せろ!!」
安西「!?」

七月の声に咄嗟に反応し、安西が身を伏せた。
その瞬間、とてつもなく膨大なエネルギーの奔流が、2人の頭上スレスレを通過していった!
凄まじい破壊力の渦が、一瞬にして20体あまりものクリムゾンの集団を、跡形もなく焼き尽くしていた。
その跡には、巨大な破壊の爪痕が深く刻まれている。

安西「な…なんだったんだ、今のは…。
   皆川の『ブリューナクの槍』ですら、ここまでの破壊力はないぜ……」
七月「とにかく、追手が来ないうちに先を急ごう!」
安西「ああ、いくぜ!」
七月「(あの力…これほどの力の持ち主とは…まさか…)」

疑問を抱きながらも、2人は一路、Bブロックの荒川弘のもとへと向かった。

そして、2人が立ち去った後、ひとつの影が湧くように出現する。
全身赤色に、葉巻きをくわえたその男は、さも愉快そうにニヤついていた。

寺沢「はは、あれが安西か。まだ荒削りだが、なかなか面白そうな男だな。
   横にいる男も気になるところだが、しばらく尾行させてもらうかね」

いまだ硝煙を吹き上げている、左腕のサイコ・ガンに軽くキスすると、
寺沢は2人を追跡し始めた。

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 08:22 ID:okS9z6Xi
上の「修行変」ってのは、文字通り安西のパワーアップを考えて書いたものです。
安西が「水の心」を会得する話を書きたいと思いまして。
でも、青山vs高橋留美子を急いで終わらせなければならないんで、今回は見送る事にしました。


243 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 15:40 ID:m7mGv/Tk
241を無しにするって事か?
一応了解。

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 16:27 ID:d0MncjSY
オレもアドリブで書いてるなあ。
リレー小説なんだから、その場その場で考えるのが面白いと思うのだが。
だけど最近、流れが速いから、結構、それもツラいんだよね。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 17:53 ID:szj1+/ei
ある程度構想を考えても他の人が続けると
予想外の展開になったりするからね。そこが面白いんだけど。

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 18:26 ID:okS9z6Xi
>>243
いや、自分の構想では、この後安西の修行に入る予定だったけど、
時間的に、すぐには書けそうにないので、好きに繋げてくださいって事です。
もちろん、繋げにくいということであれば、ボツにしてもらって構いません。

247 :停滞してるようなので…:03/06/11 19:16 ID:H0W2PXBi
【Aブロック決勝第三試合】

河下「Aブロック決勝戦第3試合……開始めいッッ!!」
試合開始の合図と共に、柳川と桂が闘技場から降りる。
まずは、北条と徳弘が対戦するようだ。

北条「とうとう決着を付ける時が来たな。」
徳弘「ああ…ようやくこの因縁に終止符を打つことが出来る。」

北・徳「「どちらが『真のもっこりマスター』かということを!!」」

そう言うと二人は、闘技場の一角に目をやると並んで歩き出した。
視線の先には河下を捉えている。
河下「うっ…やな予感……」
河下のその予感は正しかった…二人の股間は『隆起』していたのだ!
河下「ひぃぃぃぃっ」
北条・徳弘の両名は、おびえる河下の前まで来ると自慢げに『自分自身』を誇示し尋ねた。
北・徳「「さぁ!どちらのもっこりが勝っているか、判定してもらおうか!!」」
河下「もっ…もう嫌ぁぁぁぁああ!」
前試合の余韻も覚めやらぬうちにこの仕打ちである、流石の河下にも限界が訪れた。
さっと踵を返すと、泣きながら闘技場から逃げ出した。
その様は、まさに脱兎のごとく見る見る小さくなっていく……

北条「うーむ、困ったな…どうする?」
徳弘「誰か代わりの人に頼んでみるか?」
そう言いながら辺りを見まわす……………………誰も目を合わせない。
ヤレヤレと言った感じで、あんどが腰を浮かす。
その時、笑い声が響き渡った。
??「わははははは!お困りの用だな諸君!
    もし良ければ、私がこの試合の審判を勤めてやっても良いぞ!」
それは、金色のジャージ≠ノ身を包んだ優男であった。
??「私の名は安永航一郎=B
    見たところ、お二方は己の『逸物』の優劣を付けたい模様!
    ならば、私が広めて回っているスポーツ
    『ヌードフェンシング』で決着をつけてはいかがかな?」
克「説明せねばなるまい(したくないけど)。
  ヌードフェンシングとは、一糸まとわぬ姿で
  己の『逸物』のみを武器とし、互いの体を突き合う競技である!(うわぁ)
  これは『逸物』の大きさ、長さ、持久力はもとより、
  どんな時でも決して萎えることの無い精力も試されるものであり、
  正に、この二人が雌雄を決するに相応しい競技と言えるでしょう(やけくそ)。」
安永「どうだ?(ヌードフェンシング)やらないか?。」
ジャージのファスナーを降ろしながら尋ねる。
北条「むろん!」
徳弘「やらいでか!」

こうして悪夢≠フ幕は切って落とされた……


248 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 19:46 ID:szj1+/ei
大変なことになってきました

249 :聖魔の帰還(1):03/06/11 20:06 ID:okS9z6Xi
各ブロック決勝も佳境に入り始めた頃、
忘れ去られたように人気のない廊下を、猫を抱えた男が歩いていた。
ゆうき「暇ですねぇ……平和なのはいいことですが……こうもすることがないとなあ…
    仕方ないから、甲板に出て日なたぼっこでもしましょうか、猫ちゃん?」
猫「フゴーーーー!!」
ニコニコと笑顔を浮かべながら猫を愛でるゆうきに対し、当の猫は御機嫌ななめのようであった。
いや、というより、あからさまな憎悪すら感じられる。しかし、ゆうきはそんな事をまるで気にとめない。
ゆうきが歩いている廊下は、他の場所とは少し様子が違っていた。
他の通路に比べて異様な程広く、そして壁や床、天井のそこかしこに、色々なパイプがはり巡らされているのだ。
そんな歩きにくい道を、ゆうきが1人で歩いている。

と一一

「十! 文! 字! 斬りィィィッッッ!!!」
裂帛の気合いと共に、刃のような十字形の剣風が、ゆうきめがけて吹っ飛んできた。
必殺のカマイタチを、ゆうきは最小限の動きだけで躱し、フッ、と微笑んだ。
だが、その笑みが、斬撃を放った張本人を目にした途端、うろんげなものに変わる。
ゆうき「!? 貴方は……車田正美……?しかし、今の技は……」
青山「いや、アンタは正しいよ。察しの通り、俺は青山剛昌だよ」
ゆうき「ああ、なるほど。その額の痣……『彼』の仕業ですね」
青山「お見通しってわけか」
ゆうき「(厄介な男が、現世に舞い戻ってきたものだ)」
心中を微塵も垣間見せず、ゆうきが言う。
ゆうき「一一ところで。貴方がわざわざここまで来たのは、やはり『彼女』の為かな?」
青山「ああ、そうだ。彼女を返してもらうぜ」
ゆうきが抱きかかえた猫に視線を落としながら、青山が言った。
ゆうき「やれやれ、無茶な人だ。ここら一帯は、すでにキユ様のテリトリーです。
    そんな所まで単身で来る度胸だけは賞讃に値するが……そもそもここが分かったのが不思議だけどね」
青山「俺に術を施した人が、大地の記憶を呪文で聞き出してくれた。
   正確な場所までは分からなかったが、大まかな位置は分かった。そこへアンタが来た」
ゆうき「なるほど。さて一一どうやって彼女を救うつもりかな?
    それに助けてたとしても、今の彼女は君が知っている者ではないよ」
青山「そんな事は関係ない。それが俺の使命だ」
ゆうき「おやおや」
青山「それに一一彼女を救うって行動なら……すでに完了している。
   俺が最初に放った十文字斬り……あれはアンタを狙ったものじゃない!」
ゆうき「なに!?」
青山が言った瞬間、ゆうきの背後から強烈な勢いで、熱湯が降り注いだ。
見れば、ゆうきのすぐ後ろの壁にはしっていたパイプに、亀裂がはいっている。
ゆうき「これは…そうか!さっきの一撃は、背後の水道管を狙ったのか、しまった!」

熱湯に驚き、思わずゆうきが手放してしまった猫が、その湯をかぶった瞬間、
それがゆっくりと人の形をとり始めた。

  高  橋  留  美  子  復  活  !!

250 :聖魔の帰還(2) :03/06/11 20:29 ID:okS9z6Xi
高橋「ふー、まったく。さんざん、好き勝手やってくれたわね…」
しばらくぶりに人間の姿を取り戻した高橋は、絶対零度の視線でゆうきを睨みつける。
ゆうき「あら、高橋さん。こんなところで会うなんて奇遇だね」
高橋「……そうやって……五体バラバラになってもヘラヘラしてるがいいわッ!!」
高橋が怒号を発するや、周囲に凄まじい風が巻き起こり始めた。
高橋「喰らいなさい!『竜邪の舞』!!」
猛烈な風の渦が、ゆうきに迫る。
だが、それをゆうきは難なく躱し、高橋から距離をとった。
ゆうき「おお、怖い。怖いね。さすがに1対2の状況じゃ、僕が不利だ。
    それに僕はもともと、争いごとがあまり好きじゃなくてね。
    だから、ここは立ち去らせてもらうよ。後は2人っきりで、再会を堪能して欲しい」

言い捨てると、ゆうきの姿があっという間にかき消える。見事な逃げっぷりだった。

高橋「逃がさないわよ…!」
青山「待ってくれ、高橋先生ッ!!」
怒りにまかせてゆうきを追い掛けようとした高橋の前に、青山が立ちふさがる。
高橋「あら、青山君。私を元に戻してくれたことには感謝するわ。
   それに免じて殺さないでおいてあげるから………さっさとそこをどきなさいッ!!」
青山「一一いや、貴方を元に戻すのはこれからですよ、高橋先生」
高橋「はっ!何を言ってるの、青山君。もういいわ、許してあげようかと思ったけど……
言いながら、高橋は背からとてつもない大振りの刀を取り出した。
高橋「そのまま死になさい! 『風の傷』ッ!!」
高橋が、『鉄砕牙』を振るった瞬間、凄まじい剣風が、青山に襲いかかった!
しかし、青山は覇王剣と魔王剣を抜き放ち、二本を交差させて防御する。
2人の間で、膨大な気の衝突が巻き起こり、両者の間合いが離れた。
高橋「みじめに死になさい、青山君!!」
青山「高橋先生!必ず、優しかった昔のアンタを取り戻してみせるッッ!!」

両者の気が、再び激突した。


251 :聖魔の帰還(3):03/06/11 21:23 ID:okS9z6Xi
片や、サンデー最強の剣士・青山剛昌。
片や、数々のバトル漫画を手掛けたサンデーの女帝・高橋留美子。
それだけに、両者の激突は熾烈を極めた。
もう、幾度目かの鍔迫り合い。激しい気の衝突に、大気が悲鳴をあげ、荒れ狂う。
青山(強い……! 流石、ジャンプ台頭以前から、サンデーで一線を張ってきた実力者。手加減しては勝てない…!)
高橋「ほらほら、どうしたの!?こんなんでもう疲れたってんじゃないでしょうね!」
互いに吹き飛びあい、空中で姿勢を変えて、着地する。
青山(高橋先生から流れる膨大な邪気……これが高橋先生を狂わせている原因だ。
   でも、どうすれば……どうすれば、先生を解放することが出来る……)
高橋「ぼけっとしてんじゃないわよ!!」
青山の逡巡をついて、高橋が猛スピードで突っ込んでくる。人間にはあり得ない速度。
青山(疾い!……そうか、両足に『四魂の玉』の欠片を埋め込んでいるのか。それでこの速度!)
遠間からは、『風の傷』の斬撃や、雷で攻めてくる。そして、接近すれば、『らんま』の中国拳法をベースとした体術。
その上、覇王剣の影響でスピードアップしてる自分とも互角の移動速度。
単純な剣技なら青山の方が上だが、それを問題にしない多彩な攻撃で迫ってくる。
対して、青山は高橋を元に戻す方法を模索しながらの闘いの為、まだ大技を一度も繰り出していない。
力の天秤は、じわじわと高橋に傾きつつあった。
防戦になり始めた青山に、高橋の一撃が吹っ飛んできた。
しかし、青山はそれを髪一重で躱し様、覇王剣で突きを放った。
しかも、ただの突きではない。ヤイバキャラ『八代目・沖田総司』の『三段突き』だ。
まったく同時に繰り出されたとしか思えない飛燕の連撃を、高橋はかろうじて飛び退くことによって躱した。
高橋「素晴らしいわ、青山君。私と対等に張り合うパワーとスピード!無限とさえ言える太刀筋の変化!
   さすがは、サンデー最強の剣士と呼ばれるだけはあるわね。猪熊なんて比較にもならないわ」
青山「……褒め言葉になってません、それ」
高橋「あら、そう?でも、どっちみちこのままじゃ、同じ負け犬になるわよ。
   私を殺す気にもなれない、甘ちゃんじゃあねえ!!」
哄笑する高橋を尻目に、青山はようやく発見していた。……高橋留美子を狂わせる元凶を。
青山(一一あれだ!高橋先生が手にしている、あの『鉄砕牙』!あれから、特に強い邪気を感じる…
   おそらく、高橋先生はいつまで経っても終わらないバトル漫画を描きつづけてる内、
   戦いが発する邪念に魅入られてしまったのか。本来の高橋先生ならあり得る…!
   あの人は本来、バトルより、ギャグやラブコメを描いてる方が似合う優しい人なんだ。
   そして、あの鉄砕牙は、その象徴!だったら、やる事は決まった!)

意を決し、青山は空中に飛び上がった。必殺の一撃を放つ為に。
青山(高橋先生……貴方を縛る邪念!今、この俺が断つ!)

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 21:38 ID:PpIUrhp9
小畑「ハイハイ、素晴らしいご講義はそこまでにしてくれる?
手を叩きながら小畑が部屋に入ってきた。その顔は怒りやそういったものではなく
ただ単に呆れているように見えた。
小畑「確かにクローンなかにはあんたが言ったそういう奴もいるかもしんない。あの矢吹
    が完璧だとは思ってないし。それに生きている理由がちゃんとある奴の方が少ないよ。
    つまり、ハオ。キミははめられたんだ。
呆れ顔を笑みに変えて小畑はそう諭す。一方ハオの方は突然のはめられた宣言を理解する
のにしばらく時間がかかっているようだった。
小畑「俺はクローンじゃないけど似たようなもんだからね。作り物ってとこは。だから安心していい。
    キミはキミだ。間違いなくキミはハオだ。それだけは安心していい。
ハオは何も言わない。小畑はそれを気にもせず言葉を続ける。
小畑「作り物って言葉を気にする事は無い。どの人間も作られた命だ。誰一人、自分自身が望んで
    生まれた者はいないよ。クローンと人間。どれほどの違いがあるんだ?
ハオ「・・・まさかキミに励まされるとはな。
自分自身への嘲笑を含めた言葉がハオから聞こえた。雷句が再び喋ろうとするが・・・その前に
ハオは部屋を出て行った。
小畑「さてと、まさかそんな元気があるとはね。
雷句は口を食い縛り小畑を睨みつける。もう少しで、ハオをこちら側に引き込めたのに。
クローンなら多かれ少なかれ『作られた事』を気にしているはず。正直、ハオでなくサガでも同じ
様な事を言うつもりだった。だが、小畑はそれも読んだいたのだ。
小畑「でも、残念だな。うん。非常に残念だ。誰も代わりに見張るとは言っていないのに。
そう言うと小畑はさっさと出て行ったしまった。雷句が小畑の真の意味を気づいたのは少し経ってからである。

253 :聖魔の帰還(4):03/06/11 21:56 ID:okS9z6Xi
青山「いっけえええッッ!『魔王半月剣』ッッッ!!!」
魔王剣が吼えるように禍々しい光を放ち、必殺の一撃を炸裂させた。
かつて、月を今のように穴だらけの死の星へと変えた、必殺の剣を。
高橋の頭上に、とてつもなく巨大な、黒いエネルギーの奔流が落ちてくる。
だが、高橋はニヤリと笑うと、鉄砕牙を背に納めた。
青山(バカなッ!?鉄砕牙を納めるなんて……素手でどうやって…って、まさか!)
高橋「甘いわね、青山君!忘れたのかしら、私の漫画の必殺技ッッッ!!!」
青山(よけろおおおおッッッ!)

高橋「 飛  竜  昇  天  破 ッッッ !!!!」

青山「うおおおおおおッッッ!!!」
高橋は、魔王半月剣の全破壊力を、螺旋状のステップから放たれる飛竜昇天破によって、
すべてそっくりそのまま、我が身に返された!
それが、高橋留美子の奥義、飛竜昇天破!!

ドッゴオオオオオンンッッッ!!

半月剣のエネルギーによって形成された巨大竜巻に青山は吹き飛ばされ、
天井に叩きつけられた上で、床に墜落した。
その全身は、すでに生きているのが不思議な程にボロボロになっていた。

青山「グ…ゲハアッッ」
たった一撃で、呼吸すらままならなくなった。アバラが数本折れたらしい。
だが、目の光だけは衰えず、二本の剣を杖代わりに、ヨロヨロと立ち上がった。
高橋「ま〜だ、起きてくるの?いい加減、非情になりきれないお子ちゃまは寝なさい」
青山「まだだ、アンタの背負ってる鉄砕牙を……叩き折るまでな!」
高橋「鉄砕牙を?何を言い出すかと思えば、ワケの分からない……
   第一、青山君。もう、貴方には鉄砕牙を使う必要なんてないわ」
青山「なに…って、うわああッッ!?」
高橋がおもむろにキセルを取り出した刹那、青山の身体は再び遥か上空まで吹っ飛ばされた。
再び地に叩きつけられ、血反吐を吐き出す。らんまキャラ『八宝菜』の技…!
青山(つ…強い……これがバトル漫画から久しく遠ざかっていた者と……現役でバトル漫画を描き続ける者の差か……)
思えば、『コナン』の連載を始めて、もう随分になる。
アニメの長期化や、毎年の映画化、ゲーム・グッズの売り上げ。
爆発的な人気に、どうしても終了させる事を許されず、ひたすらに少年探偵団や関西の高校生探偵の活躍、
いつまでも煮え切らない刑事の恋愛などをローテーションでくり返し描く事でお茶を濁してきた。
そのツケがこれか……。
高橋「神様にお祈りはすんだかしら?じゃあ、そろそろくたばりなさい!」
青山(車田先生…高橋先生……サンデーの皆……すみません!)

青山が死を覚悟したとき、脳裏に浮かぶ言葉があった。それは一一

青山「バラス・・・・ヴィダーヒ・・・」


254 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 22:02 ID:okS9z6Xi
今日はここまで。つづきはまた明日。
2,3日中には完結させます。

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 22:15 ID:IaBlynZn
そういや平野関連はどうなってたっけ?

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 22:30 ID:yLAHEMpP
作戦を中止して何処かへ引っ越してった



257 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 22:38 ID:dX0GIVlx
戸田「だからよう、ピッチャーごとボールをホームランにすればいいんだ。」
一同唖然。
施川「・・・あー・・・それは・・・戸田さんだけ頑張ってもらえますか」
水島「わしゃーそんなことせーへんでもスタンドに放り込んでやるわい!」
森「しかし・・・”打球がピッチャー向かって飛んでいく能力”という考えはありかもしれない・・・
  やってみるか・・・」

9番、サード、森恒二。
一球目、内角低めを思い切りすくい上げるように打つ!
高々と上がる球、ピッチャーフライ。皆の視線がボールに集中する。
そのときただ一人だけ、ボールを見ていない・・・森。
森の行動に気が着いたのは・・・板垣のみ。
板垣「えなりィィッ!後ろだッ!」
えなり「なっ!」
背後にはバット!さらに後ろには鬼の形相の板垣!
森「速い!」
板垣の拳が森に、森のバットがえなりに、えなりのグローブが捕球。
3つの音が同時に響き・・・
立っていたのは板垣と・・・森!
森「タイマンの美学・・・ホーリーランド!」
バリアが森とえなりを取り囲み、板垣の拳を阻んでいた。
板垣「キサマァァァァァァァァァァァァッ!」
森田「アウト!」
倒れ伏したえなりの手にはしっかりボールが握られていた。
えなりは・・・何とか生きている。
板垣「・・・運が良かったなぁ。森とやら。アウトの宣告がコンマ1秒遅かったら」
踵を返す板垣
板垣「死んでたぜ」
バリアが・・・崩れ落ちた。

258 :富沢復活?:03/06/12 01:37 ID:Q3kITiLp
鳥山「あいつえなりを狙いやがった。このままじゃやばいぞ!」
 ベンチに座っている(?)鳥山と武井はえなりのピンチに何も出来ない事に苛立っていた。
武井「君、身体を貸してくれ。えなりくんには世話になっている
   このままにはして置けない。」
 武井と鳥山はどうやってかは分からないが、霊のまま本多の首を掴むとゆさゆさと揺さぶった。
本多「ぐげえっ、そんなこと言われても困りますよ。大体取り付くなら…」
 そう言うと本多は、これまたどうやってか分からないが霊体である2人に
 飲み物を差し入れていた聖に視線を向ける。
聖(今も変身中)「女性を売るとは人間として最低ですね」
本多「いい年したオッサンの癖に…」
 震える拳を聖は敢えて見なかった事にした。
聖「それにしても荒木さんはどんな手に出るんでしょうねえ。今のままでは恐らく
  チャンピョンチームが一巡する間にえなり君はぼろ雑巾にされてしまうでしょう。
  魔球をやめれば大丈夫だと思いますが…一塁に人の居ない今の状況では。」
鳥山・武井「身体を貸せ―――!!」
本多「うげええええ貸す前に死ぬ死ぬ。不吉な事言って煽って無いで
   そこの氷付けの人を直してあげれば良いじゃないですか。」
 そういわれて、鳥山達は初めて富沢の方を見る。
聖「ああ、どうもベンチがひんやりして快適だと思ったら。」
武井「氷とは中々気が利いてるな〜とは思ってたんだが。」
鳥山「何時の間に運び込まれたのか、ずっと気になってたぞ。」
本多「あんたらは鬼ですか?」
 聖が治療を始めて5分後、富沢はすっかり完治した。
聖「これで大丈夫。さて、後は鳥山さんか武井さんのどちらかが彼の中に入るだけです。
  そして私が体のデータを書き換え、入った人の身体を完全再現します。」
鳥山「つまりオラ達は100%で戦えるってことか?」
富沢「ふーざーけーるーな――――!!俺はどうなる俺は?」
 皆が眼をそらす中、聖は真っ直ぐ彼を見つめポンと肩を叩く。
聖「何言ってるんですか。一番『おいしい』見せ場ですよ?」
富沢「…そうかな、、、なんかだまされてるような。。。」
 その隙に武井が、富沢の霊を引き抜いた。
富沢「うわーお前らやっぱり騙したな!!」
 そのまま武井が身体に入ろうとするが、鳥山が後ろから羽交い絞めをしかけ
 その隙に富沢が戻ろうとするがその首根っこを武井が引っ張る。
聖「喧嘩をするほど仲が良いと言いますが…えなり君が持ちこたえてる間に決めて下さいよ。」
本多「醜い争いだ…」
聖「戦っている仲間を思う気持ちの強さですよ。…多分」

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 01:39 ID:CoDYOlGr
そういや富沢のBR漫画がヤンチャンではじまってたな

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 01:51 ID:Q3kITiLp
そうなの?折れはエイリアン8も真面目に読んで無いや
富沢活躍させるためにも今度見てみよう。

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 02:11 ID:71J1kN52
高橋留美子のとこのバトル、面白かった。

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 15:34 ID:8lyW8Fn3
その・・・あれだ。釣られてるのは分かってるんだけど言っておこう。

エ イ リ ア ン 9 だ!!

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 18:50 ID:rfVBEMKm
バンチチーム対変態チームが実は一番続きが楽しみだったりして・・

264 :聖魔の帰還(5):03/06/12 18:52 ID:miiwOcHz
ボロボロの青山に、巫女姿の女が歩み寄ってくる。
ぬばたまの黒髪を腰よりも長く伸ばした、若い女の姿。
姿を変えた、高橋留美子である。
それをかすむ視界に収めながら、青山は死を覚悟していた。
さっきの一撃で、2本の剣も転がっていってしまった。絶望的な状況。
だがそのとき、脳裏に突如浮かび上がった言葉を、青山は無意識に口走った。

青山「バラス……ヴィダーヒ……」
その瞬間、青山の左手にはめられていた飾り一一『シヴァの爪』が眩い光を放ち始めた。
高橋「なに?その光……」
青山「!…これは、そうか!」
一一『シヴァの爪』を使えば、宿主である車田の力をわずかだが使うことが出来る
高田の言葉を思い出し、青山は左手を高橋留美子に向けながら、力一杯叫んだ。

青山「 鳳  翼  天  翔 一一一一一一ッッ!!!」

高橋「なッ!!?」
予想もしなかった起死回生の一撃に、高橋はろくに反応も出来ぬまま吹き飛ばされ、
壁に叩きつけられた。壁面のそこかしこが余波を受け、血管のようにひび割れる。
青山「す…凄い……青銅聖闘士の技にもかかわらず、この威力……さすが車田先生の力だ……」
しかし、高橋留美子。頭から血を滴らせながらも、鬼の形相になって立ち上がった。
高橋「……驚いたわ……まさか、車田正美の技も使えるとはね……どういうカラクリなのか知らないけど…」
青山「くっ…やはり、この程度では倒せないか…?」
高橋「……でも……借り物の技で倒せる程、私は甘くはないわよ……!!」
青山「ダメだ、俺の力じゃ、光速拳は繰り出せない……ならば……ネビュラストリーム!!」


265 :聖魔の帰還(6) :03/06/12 18:53 ID:miiwOcHz
拳を繰り出すと同時に、急激な気流の渦が、高橋の動きを遮る。しかし一一
高橋「はははッッ! ヌルイわ!!」
高橋は再び鉄砕牙を抜き放つと、『風の傷』の斬撃で気流の渦を断ち切った!
その威力におされ、青山が吹っ飛ばされる。剣を拾う暇はない。
しかも、どうやら車田の力のうちで使える技は、青銅聖闘士と白銀聖闘士のものに限られる事を、青山は自覚していた。
青山(今の俺ではこんなものか……せめて『ヤイバ』連載中の俺だったら、中級の黄金聖闘士の技くらいは使えたかも知れないが…)
かろうじて踏み止まると、青山は天高く跳躍した。
青山「ならば…ッ。限られた中で、勝つッ!!」
刹那、空中の青山が数え切れないほど、分身した。
青山「ミリオン・ゴースト・アタックッッ!!」
白銀聖闘士・ハウンドのアステリオンの技、『ミリオンゴーストアタック』。
マッハ2の速度で相手に一斉攻撃を仕掛ける荒技だ。
高橋「ヌルイと…言ってるでしょうがッ! 獅 子 咆 哮 弾 ッ !!」
だが、高橋の怒号が響くや、頭上からの凄まじい気の重圧に、青山は地にメリこまされた。
青山「グハアッ!(や…やはり、仮染めの力で勝てる相手じゃない……どうすれば…)」
高橋「フー……つまらないわ。いくら剣を失って打つ手がないからといって……他人の力に頼るとはね…」
青山(一瞬でいい…!一瞬でも高橋先生の動きを封じる技を…なにか…!)
高橋「フンッ、気に入らない目ね。ま〜だ何かに縋ってるのかしら……」
満身創痍の青山に、勝利を確信してにじりよる。
高橋「だったら……そのちっぽけな希望ごと…破壊してやるわ…!!」
青山「!…そうか、これだ!ネビュラ・チェーン!!」
高橋「はっ!今更、そんな貧弱な鎖が役に……な、何!?これは!?」

青山「かかった!グレート・キャプチュアー!!!」


266 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 19:37 ID:WuaVTUwN
どうせならヒドラ市様の技でトドメをさしてほしいところであります。

267 :聖魔の帰還(7):03/06/12 20:16 ID:miiwOcHz
ネビュラチェーン最強のバリエーション一一グレートキャプチュアー。
がんじがらめに相手に巻きついた鎖は、グリズリーでさえ絞め殺す!
青山「賭けだったけど……上手くいった……」
高橋「くっ…なめるンじゃないわッ!こんな鎖…ッ」
青山「……無駄ですよ、高橋先生。これは車田先生の技の中でも、捕獲技としては最高級……
   たとえ、貴女でもおいそれと外せるシロモノじゃない……もう終わりだ…」
高橋「はっ!それで、身動きとれない私を殺そうってワケ!?でも、甘チャンの貴方にそんな真似が出来るかしら!?」
青山「殺す必要なんてありません……さっきも言ったでしょう。
   俺は貴女を元に戻す……それだけです……この鉄砕牙を破壊してね!」
そう言うと、青山は高橋留美子の手から鉄砕牙をもぎ取り、空中高く放り投げた。
そして、おもむろにサッカーボールを取り出すと、キック力増強シューズのパワーを最大にする。
青山「悪いけど……女王蜂の針は折らせてもらうよッッ!!」
決め台詞を吐くと、青山は、空中で躍る鉄砕牙めがけ、思いっきりサッカーボールを蹴りあげた!!
ボールは寸分違わず、鉄砕牙に命中し、その刀身を粉々に破壊した!!

高橋「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!!
人の発したものとは思えぬ絶叫を迸らせ、高橋留美子は糸が切れた人形のように崩れおちた。
そのとき、青山は見た。
黒い怨念の塊のようなものが、高橋留美子の身体から大気に流出するのを。
それは獣ような形にも、断末魔に悶える人の顔のようにも見えた。
青山「これが……高橋先生を狂わせていた……邪気……良かった…」
自らの使命を果たした事に満足し、青山は張り詰めていた糸が切れたように、床に倒れこんだ。

そして、ちょうど同じ頃一一
ゆうき「……そろそろ、決着がついた頃かな?まあ、甘チャンの青山君がどうにか出来たとは思えないけど…」
1人呟くゆうきまさみ。いや、よく見れば、その背後に二つの影が、従うように膝をついている。
ゆうき「ともあれ……高橋留美子も少しはダメージを受けたでしょうね……ですから…」
??「そこを…我らが葬る……ですか?」
ゆうき「おやあ、私は何も言ってませんよ?私は争い事が嫌いですからね……とはいうものの……
    キユ様のテリトリーにノコノコ踏み込んできた者を、黙って逃がすというのも……良くない話ではあるね」
??「お任せを……我らが塵ひとつ残らず消し飛ばして御覧にいれます」
ゆうき「ま、君達が勝手に暴れる分には止めはしないよ?なにせ、君達は…」
にやり、と笑うゆうき。
ゆうき「キユ様の下僕のなかでも……特につきぬけているからね……」
ゆうきの言葉に、『身海魚』たなかかなこ、『惑星をつぐ者』戸田尚伸もまた、禍々しい笑みを浮かべた。

268 :聖魔の帰還(8):03/06/12 20:40 ID:miiwOcHz
……まくん……きて……やまくん…

青山「う…うう…」

……おきて……やま君……

青山「う…うぐ…ッ…」

??「起きて、青山君!」

青山「!!…はっ!」
誰かの声が鼓膜にしみこみ、青山はガバッと跳ね起きた。
その途端、全身が悲鳴をあげ、再び倒れてしまう。
??「ほら、ダメよ……まだ大人しくしてないと」
青山「え?そ…その声は…」
青山は驚いて、目を見開いた。
そこには、優しい笑顔を浮かべた1人の女性の顔があった。
ずっと……久しく見た事のなかった表情を浮かべた、知己の顔が一一
??「でも、よかったわ……ずっと目を覚まさないんじゃないかって……心配したわ」
青山「高橋先生ッ!元に戻ったんですねッ!!」
高橋「ええ、そうよ。ありがとう……」
それは、邪気から解放され、本来の慈愛の心を取り戻した、高橋留美子だった。
高橋は、ついさっきまでなら考えられないような優しい笑顔を浮かべ、青山の頭を撫でている。
気がつけば、青山は高橋に膝枕をされている状態だった。
青山「よかった……昔の高橋先生だ……本当によかった……」
悲願を成し遂げた歓喜に、青山の心が暖かくなる。
高橋「ごめんなさい……貴方や…他の漫画家の人には……取りかえしのつかない事をしてしまった…」
青山「今までの記憶があるんですか……?」
高橋「ええ……でも……今までは、時々自分が誰なのか判然としなくて…
   いつも頭にモヤがかかったみたいだったけど……今は不思議なくらい意識がはっきりしてる…」
青山「いいんです、大切なのはむしろこれからですよ。ひとつひとつ、償っていけばいいんです。
   それに今はもう、漫画家同士がいがみあってる時じゃない……もっと大きな驚異が迫っている…」
高橋「分かったわ…いずれにせよ、ここに長居するのは危険ね。とりあえず、ここを離れましょう」

??「一一そうはいかんな」
青山・高橋「!!??」
そのとき、殺気を含んだ声が廊下に響いた。
青山がそれを見たとき、背筋が凍りついた。それは良く知っている顔だったからだ。
青山「貴方は……」
??「そう、俺だよ。まさか、忘れたわけじゃないだろう?」
ぼやけた青山の視界に映った、その顔。
それは一一

他ならぬ、高田祐三であった一一

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 20:47 ID:miiwOcHz
明日にはたぶん完結。
それにしても今回の書いてたら、許斐がアフロディーテの技使ったり、
武井が天魔降伏使ったりしてた初期のノリをちょっと思い出した。

>>266
市様はなあ……すんません、今回は殺すのが目的じゃないんでw

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 21:20 ID:0iwptise
ところで、えなりチームと王者が終われば次はスポーツと裏御伽だよな?
是非、信也対澤井を書かして欲しいのだが

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 22:20 ID:vHNhI7k2
水島「が〜はっはっはっは」
打者一巡して、1番水島。
水島「えーなりワイは1球できめたるさかいとっととこいや〜!」
東「水島選手いきなりの挑発ですが・・・」
克「作戦でしょうね。水島選手は悪球打ちですから、投手のコントロールを狂わせるためでしょう。」
荒木「えなり君・・・大丈夫か?」
えなり「ええ、なんとか・・・投げるぶんには」
荒木のサイン・・・ど真ん中。水島にとってはおそらく?もっとも苦手とするコース。
東「えなり投手、振りかぶって・・・足がもつれた!効いている!しかし投げたー!」
ボークにならなかったものの大暴投。
水島「きたでーっ!」
葉っぱが立った!
 グ ワ ァ ラ ゴ ワ ガ キ ィ ン ! !
水島「!?」
東「いったー!水島選手の打球が場外へ消えていくー!」
荒木「まだだ!えなり君!後ろをむくんだ!」
場外のかすかな点、水島の打球が消えた。
しかし直後にその点は再び現れ、鋭い軌道でえなりのグローブめがけ飛んでくる!
   パシッ
森田「アウト!チェンジ!」
水島新司、ピッチャーフライ。
鈴木「・・・信じられないが、戸田の言うとおり『ピッチャーに向けて打球が飛ぶ能力』らしいな」
水島「ボールや」
水島が口を開いた。
水島「ボールに何か仕込んどるわ。えなりの投げた球は若干重心がぶれとったわい。
    打ったときに確信した。あのボールにはなんや、こんくらいの鉄かなんか埋めこんどるわい」
そういって親指と人差し指で長さを表す。
伯林「流石・・・野球の神というか・・・」
鈴木「まぁ、攻略の糸口はできたわけだ」
3回表終了
チャンピオン1−0えなり

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 22:28 ID:+C9Sxn+0
スタンド+鉄の塊+ピッチャーに向かって行く・・・あれしかないなw

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 22:32 ID:gzYT3Hpi
それ以前にボールに鉄仕込んである事審判に言えばいいんじゃないのか?

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/12 22:50 ID:vHNhI7k2
>>273
そこはバーリトゥードベースボールなのでw
鉄パイプやトンファー、素手で打席に立つ奴もいるからありということで。

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/13 12:57 ID:O1Lzo+lm
今思い出したんだけど、えなりって死神になれるんじゃなかったけ?
すっかり忘却の彼方だったが。

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/13 19:59 ID:NOs0fDBr
ただしほとんど意味がないんだよな。霊にならなきゃいけないから

必殺技はほかにも肉変砲や念があるが第四部ぐらいから一度も使ってないし。

というかえなり自身二度目の久保帯人戦以来戦闘では体を貸す事とピッチャー以外やってない。


277 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/13 20:06 ID:+XPXA+6i
>>276
そのピッチャーも荒木の傀儡なわけだが(w

278 :聖魔の帰還(9):03/06/13 20:25 ID:O1Lzo+lm
青山「高田さん……アンタがどうしてここに…?」
事態がよくつかめていない青山が、うろんげに高田に尋いた。
しかし、高田は軽く笑うと、おもむろに手をかざし一一

高田「どうしてもなにも……こういうことだ…!
                     コアンヤア   
   高田祐三の名において命ずる! いでよ光 牙ッッ!!」

青山「なに!!??」
高橋「!!!!」
高田が詠唱するや、光の竜のような獣魔が現れ、2人に襲いかかる。
突然の奇襲に、2人は散り散りに吹き飛ばされた。
その一撃だけで、2人はかなりのダメージを受けてしまう。
青山「ぐ……高田さん……どういうつもりだ……俺をあんなに手助けしてくれたアンタが……」
さらなる負傷に、息も絶え絶えながら、青山が絞りだすように言う。しかし、高田は軽くせせら笑うだけだ。
高田「フン…お前を助けた?違うな、すべては俺があの亜空間から脱出する為に、お前を利用しただけだ。
   ついでに言うと、お前にかけた封印も、ひとえに車田の力を封じる為のものだ。そちらの件は、矢吹に頼まれたんだがな」
青山「な…なんだと!?バ…バカな……」
高橋「高田祐三……かつて貴方は、講談社でも指折りの優れた漫画家だったはず。それがどうして矢吹などと?」
高田「聞きたければ教えてやろう、この俺の身に、かつて何が起こったのかをな」
そうして、高田のここに至る経緯が語られはじめた。
高田「かつて、俺は、代表作『3×3EYES』を描きはじめた。あの頃の俺は若く、漫画への情熱に溢れていた。
   当時としては奇抜なアイデアが、大好評になり、OVA化までされる程だった。あの時の俺はまさに絶頂期だった…」
青山・高橋「一一一一」
高田「だが、描けば描くほどに、描きたい事柄が増えていき、連載が長期化するにしたがって、世間は次第に飽き始めたのだ。
   今までチヤホヤしていた読者が口々に『老害』とののしるようになり、
   それまで買われていた単行本も、次々と新古書店に叩き売られるようになった……
   誰もが惰性で読むか読むのを諦めるようになり、世論は『さっさと終われ』の一色に占められた。
   結局、俺はどことなく煮え切らないまま、連載を終わらせるにいたった。
   そして、俺の転落は、それから始まったのだ……」




279 :聖魔の帰還(10):03/06/13 20:56 ID:O1Lzo+lm
高田「やがて時が流れ、ジャンプが矢吹に牛耳られるようになると同時期、講談社は真島を始めとする同人作家達や、
   頭の腐ったDQN漫画家達の巣窟となり果てた。俺や森川ジョージなど、雑誌こそ違え、
   往年の講談社を支えた漫画家は、尽く真島の勢力に駆逐されていった。
   森川ジョージは、1人野に下ったのに対し、俺はてっとり早く矢吹と手を組む事にした。
   ところが、スプリガンを襲撃に行ったときは、すべての獣魔を放ったりしたのに、存在自体を無視され、
   しかたなく帰路につくと、俺の動きはすべて真島に露見していた。 
   すでに抵抗する気力も失っていた俺は、真島によって亜空間に追放された……」
青山「そんな……大会が始まる前から、ずっとあんな所にいたなんて……」
あの果てしなく広く、暗く、一条の光も差さぬ茫漠とした空間を思い出し、青山は身震いした。
高田「すでに、俺は自分が誰かも危うく忘れるところだったよ。生存本能で『球城アマラ』を作り出し、
   そこで朽ち果てるだけだった俺に、いきなり奇跡が訪れた……」
青山「それが、俺と……車田先生……」
高田「そうだ!あのとき、俺は一気に覚醒した。眠っていた野心が、息を吹き返したんだよ。
   そして、俺は一計を案じた。この事態を利用し、ジャンプ・サンデーが誇る漫画家を一気に葬り去る術をな」
青山「なんてことだ……俺も車田先生も……すべてはアンタの掌の上で躍っていただけだったってのか…!」
高田「ま、そういうことだ。そして、今の俺は矢吹と組んでいる
   一一といっても、矢吹本人も俺の事などすっかり忘れていたようだが一一
   ともあれ、今の俺は矢吹を利用し、真島を倒し、かつての栄光を取り戻す為に戦っている
   ……説明は以上だ。では、そろそろ死んでもらおうか」
青山「くっ…!お前の魂胆が分かった以上、そう簡単に思い通りにいくかよ…!!」
高橋「そうね……貴方の望みとやらを満足させてあげるワケにはいかないわ。
   私には、まだやらなければいけないことがある!」
高田「くくく……青山はもはや戦えるダメージではない。そして、高橋留美子。
   お前も、あれだけ力を使って戦えば、そろそろ体力も限界のはずではないか?
   そんな半死人など、俺ひとりで、十分殺しつくせるわあッッ!!」
青山「そう簡単にいくかよ!!」
高田「ははは、何をするつもり…!?」
高笑いしようとした瞬間、高田の背を幾本もの鋭い槍のようなものが突き刺していた。
高田「が……こ…これは…?」
青山「デカい口たたいてる割には、隙だらけだったぜ、アンタ。
   こいつは『ヤイバ』のキャラ、『水の魔神レイン』の、『水を操る能力』だ。
   ここらいったいには、水道管が無尽に通ってるからな、絶好のスポットってわけだ」
高橋「そして……御存じのように……水は電流をよく通す……」
高田「ま…まさか…!」
高橋「そのまさかよ、たっぷりと味わいなさい、電撃のフルコースを!!」

刹那、高橋が、水の槍に、最大出力で、雷を落した。

高田「ぐああああああッッッ!!!」
  

280 :聖魔の帰還(11):03/06/13 21:31 ID:O1Lzo+lm
高橋「さ、青山君。さっさとここを離れま……!?」
言いかけた瞬間、高橋は信じられないものを見た。
なんと、電撃を喰らったはずの高田、普通に起き上がってきたのだ。
高田「フン……危ないところだった…という台詞でも聞きたいか?
   あの程度の策で俺を倒そうなど、片腹痛い」
青山「バカな……不死身か……」
高田「不死身?バカめ、そんな大したものじゃない。
   お前が使った水を操る能力など、漫画のネタとしてはあまりにもありふれている。
   当然、俺も持っているのさ、水の妖怪『化蛇(ホウアシオ)』の能力をな」
青山「そうか……電撃を喰らう瞬間、水の槍を解除したのか……」
高田「もっとも、タネはそれだけではないがな。今、見せてやろう!!」
高橋「気をつけて、青山君。何か来るわ!」
                      レイシオ 
高田「高田祐三の名において命ずる……いでよ、雷蛇!!」
詠唱と同時に、高田の身体から、電流をまとった蛇のような獣魔が繰り出された。
その凄まじい電流が、たちまち青山と高橋の身体を食い荒らした。
青山「うわあああッッ」
高橋「くあああッッ」
もろくも、地面に叩きつけられる2人を見下ろし、高田がほくそ笑む。
高田「電流を操るのが、この獣魔の能力。分かったか、お前らはすでに負け犬ムードなのだ」
青山「この強さ……さすがに講談社でも頂点に近かった漫画家の力か……」
                        トウチャオ 
高田「絶望したか?ならば、そろそろ朽ち果てろ!!土爪ッッ!!」
高田が手を床においた瞬間、床に三条の亀裂がはしり、
とてつもない速度で真空刃のようなものが突っ込んでくる。
青山「ダメだ……身体がしびれて動けない……万事休すか!?」
高橋「まだよ!『風穴』!!」
いきなり、高橋が目前まで迫った刃に向かって、右手をかざした。
すると、切断されるかに見えた高橋の右手に、攻撃は吸い込まれていく。
高田「む…それは…犬夜叉に登場する、『風穴』の能力か……その右手の穴にすべてを吸い込んでしまう…」
高橋「そうよ、貴方も吸い込んであげるわ。亜空間に逆戻りしなさい!」
再び高橋が右手をかざすと、その掌に文字通り空いた風穴に、ものすごい勢いで周囲の物体が吸い込まれていく。
だが、高田はなおも余裕の笑みをくずさない。
高田「その風穴……確かに優れたアイデアよ……だが、攻略法はあるッ!『服生蟲』!!」
叫ぶと、高田は、その右手から大量の奇怪な生物を繰り出しはじめた。
それが風穴に吸い込まれはじめた途端、高橋が顔面を蒼白にして苦しみだした。
高橋「!…うぐ…ぐぅ……」
青山「どうしたんですか、高橋先生!?」
高田「原作によれば、お前のその能力は、『最妙勝』とかいう毒虫を吸い込むと、
   毒に冒されるという欠点があったな?俺の『服生蟲』も同じ!
   相手の体内にはいって、猛毒を吐き出しつづける妖怪よ!!」


281 :聖魔の帰還(12):03/06/13 22:15 ID:O1Lzo+lm
あまりにも絶望的な戦いだった。
2人の攻撃は、なにひとつ通用せず、全てが返されていく。
青山「ダメだ…完璧すぎる……ベストな状態だったとしても……勝てるかどうか…」
高橋「ハア……ハア…」
青山はダメージを喰らいすぎ、すでに感覚が麻痺し始めていた。
そして、高橋留美子も、ダメージの上に毒に冒され、瀕死の状態である。
青山「くそ……せめて、車田先生さえ復活させることが出来れば…」
最後の希望。それはもう、車田を目覚めさせること以外になかった。
しかし、その方法が判然としない。ところが、救いの手は意外なところから差し伸べられた。

高田「なんだ…車田の封印を解きたいのか? だったら簡単だ。
  『ルドラ・ムシャーテ』と唱えるがいい。
   それだけで、穿靈菱(チヨアンリンリン)は解除される……ただし!」
そこで言葉を切り、高田が邪悪な笑みを浮かべる。
高田「忘れたわけではあるまいな。解除すれば、すでに崩壊しかかったお前の身体は、
   一瞬にして、霧散するぞ。この世に塵ひとつ残さずにな。
   再び、あの暗黒の世界に戻ることになる。それでもよければ、やるがいい!」
それを聞いた青山を、激しい動揺が襲った。
青山(死ぬ…俺が……また…あの暗闇に……)
亜空間の暗黒を思い出し、青山は恐怖した。
死。その絶望的な現実が、青山の心胆を食い荒らす。
このままでは、どのみち高田に全滅させられるだろう事は、冷静に考えれば分かる事だ。
だが、他人に殺されるのと、自ら死を選択するのでは、天地ほどの開きがあった。
青山(俺が死ぬ……塵も残さず………嫌だ!……あのGペンの感触…漫画を描く喜び……失いたくない…!!)
高橋「青山君……」
高田「フン……そう絶望するな。お前だけなら、助かる方法はあるぞ。
   もっとも、高橋と車田には死んでもらわなければならんがなあ!
    いでよ、すべての獣魔!!」
瞬間、百を超える獣魔が一斉に飛び出し、2人を幾度目か、吹き飛ばした。


282 :聖魔の帰還(13):03/06/13 22:18 ID:O1Lzo+lm
高橋「青山君……逃げなさい!」
青山「高橋先生!?」
高橋「私はもともと、貴方に救われたのだもの。私のせいで死なせられないわ。
   それに、今は車田さんの肉体を失わせる訳にはいかないの!分かったら、早く行きなさい!」
高田「ごちゃごちゃ、うるさい!!」
獣魔の直撃を喰らい、血反吐を吐く高橋。その全身は、すでに傷だらけで、巫女服も真紅に染まっている。
青山「高橋先生ぇ!!」


高橋「……生き延びて……青山君……」

高橋留美子が、蒼白の顔に血を滴らせ、それでも微笑んで青山を見る。
血まみれの、その姿を見た瞬間、青山の中で何かが吹っ切れた。
死への恐怖がなくなり、自分がしなければならない事を思い出した。

(どんなダセえ野郎でも、必ず『たった一度の今日という日』ってのが来る)

車田は、青山に肉体を貸す直前、確かにそう言った。今なら、それが理解できる。

青山(俺にとっての『たった一度の今日という日』!それが今なんだ!!)

意を決した青山が、高橋を庇うように、高田の前に仁王立ちした。
そして、高田に対し、不敵に笑ってみせる。覚悟を決めた、漢の笑みだ。

青山「使うぜ…俺の命…」

高田「ま…まさか……やめろおッ……やめるんだ貴様あああッッッ!!」

それまでの余裕を一気になくした高田が、青山につっこんでいく。
しかし、青山は、かすかに笑うと、解除の呪文を唱えた一一

青山「ルドラ・・・・・ムシャーテ・・・・・・」

高田「うおおおおおおおおおおおおッッッ!!!!」

青山(もう一度……サンデーの皆と……漫画を描きたかっ……)

それを最後に、青山の意識は光に包まれた。

そして、すべてが白い輝きに覆われ……すべてを消した一一




283 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/13 22:19 ID:O1Lzo+lm
やばい、終わらなかった。明日には確実に完結させます。

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/13 23:43 ID:uNSO8GZy
宮下あきらがこの間フジテレビに出てたので見たけど
大豪院邪鬼が描くの大変だったから小さくしたとか
10年間ネーム描いたことがないとか
本人もかなり無茶苦茶だな

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/14 00:28 ID:wFmUKRXA
某所にて。
山本「・・・まさか最初の任務が『小林源文』だとはな・・・」
平野「御気に召したか?ククク・・・」
山本「ああ、最悪のくそったれ任務だった。」
山本英夫が吐き捨てるように言ったのを聞き、平野耕太は満足そうに笑みを浮かべた。
宇野「全くだ。『植田まさし』なんぞ願い下げだった。」
平野「特別扱いはできないものでな。利用できるときは利用させてもらったぞ。」
久保「『ビッグ錠』・・・アンタ絶対狂ってやがる!」
熊倉「『楳図かずお』・・・僭越ながら平野様の正気を疑いました。」
平野「お前の正気を保証できる者は何処にいる?
    まあいい。小林源文!植田まさし!ビッグ錠!楳図かずお!etcetc!
    諸君はいずれもそれぞれの任務に打ち克ち、乗り越えた!
    その証拠に諸君の顔は精悍としている!否、目覚めている!」
平野の演説に狂気じみた笑みを浮かべる顔、顔、顔・・・
宇野「さあ、残るは平野、あなただけだ。」
久保「特別扱いは許されないんだったな・・・さあ、来てもらうぞ、こちら側へ!」
熊倉、山本、川三番地達から巻き起こるシュプレヒコール。
平野「私は諸君を闘争の渦に放り込んだ張本人だ。
    あくなき災厄をこの世にもたらす張本人だ。
    喜んでそちら側へと身を放り投げようじゃないか。」
山本「Welcome to this crazy time♪
    このふざけた時代へようこそ♪」
平野は懐から対化物大口径銃――ジャッカルを引きずり出し、ドアに向けて―――撃つ。

286 :バキスレに誤爆してしまった:03/06/14 00:35 ID:wFmUKRXA
配達員「郵便でーす」
郵便受けに投函される葉書、1枚。
葉書は郵便受けを透過し、地面に落ちる。
宛名は、平野耕太。裏には、あの絵。
配達員が気付かずに去ったあと、葉書は人の形を取り、見る間に見覚えのある男へ実体化する。
三峯「永井豪・・・流石に強い・・・」
三峯は生きていた。海に叩きつけられた直後、葉書となり、逃れたのだった。
三峯「まあ、私は吸血鬼でもなく、ましてや漫画家に殺される存在でも無いわけでして・・・
    というより存在そのものが曖昧なモノですからね。吸血鬼になんて・・・望んでもなれない。」
ひとり呟く。元々矢吹の一存でケルベロスに着任した三峯。いつ矢吹の所へ転がり込んでもいい。
矢吹は三峯が平野の掌中に出来る存在だとは思っていなかった。
漫画家ではない、「枠線の外」の存在であったからだ。
しかし、三峯は平野の下へ戻ってきた。
これからどうなるにせよ、平野という男を見届けたくなったのだ、と思った。
せめて平野の下にいるときは、吸血鬼のフリをしておきましょうか。
そう考えて玄関のドアを、開ける。
三峯「遅くなりました、三峯徹、ただいま帰
  バーン  ビシ!
三峯の眉間に弾丸命中。
一同沈黙。ドアにかけられたルーレットが空しく回っている。
宇野「三峯だ。」
山本「三峯徹。」
久保「紳士の殿堂 オナニールーレッツ!!
    平野耕太君のズリネタは〜 三 峯 徹 !!
    さあ、三峯徹絵をあるだけ持ってトイレにGO!!」
平野「ギバーップ!!ギバーップ!!」
山本「誰が許すか!俺は源文で抜いたんだ!さあ、こっち側へこい!」
トイレの嗚咽は翌日まで続いたという。南無。


287 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/14 01:05 ID:VuIeec4f
ケルベロス何やってんだよ(w

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/14 01:28 ID:jhvkLu0R
楳図かずおは頑張ればできそうだけどな

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/14 02:44 ID:M2NqcNRb
くそう最初の所で騙されたぜ
前スレのアレといいケルベロス面白杉w

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/14 03:28 ID:Ny+bInHd
>すべての獣魔を放ったりしたのに、存在自体を無視され、
あまりの強引さに思わず拍手しちゃいますた。

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/14 13:36 ID:bO/qT7Op
そういやそんなことあったっけ・・・・w

292 :HENTAI×HENTAI:03/06/14 16:05 ID:a0705fFo
【Aブロック決勝第三試合】

「「とぉーーーーーーぅ!!」」
北条と徳弘は、やおら飛び上がると空中で交錯し一回転。
放物線を描き着地すると、全裸になっていた。

−『息子』に闘志を漲らせて−

その一部始終を見守っていた観客達はパニックに陥った。
当然である、いきなり目の前に中年親父二人の…
いや、いつのまにか安永も脱いでいたので、三人の裸体を見せ付けられたのだから。
絶叫に包まれる観客席。
我先にと出口に殺到する人波。
正に地獄絵図の様相を呈していた。

克「大変なことになりました!場内大パニックです!!
  恐怖に駆られた人々が逃げ出しています。
  私も逃げ出したいのですが、『本部』を突かれているせいで逃げられません。
  今ほど原哲夫を、憎いと思ったことは………ってえぇ!?」
その時克が目にしたものは、スタッフ通用口より逃げ出す原哲夫の姿だった……

一糸纏わぬ姿で『直立』する北条。
その姿を見た原は
(グッバイ、我が朋友よ…)
そう心の中で呟くと、スッと席を立つ。
原「俺は控え室にいる。奴のあんな姿は見てられん。」
そう言うと、巻来を従え歩き出す。
三浦「ちっ、ちょっと待ってください。
    それだったらオレも……。」
三浦も立ち上がろうとする。
原「おまえまで来たら誰が試合終了を知らせに来ると言うのだ!
  第一おまえは「最後まで見ている。」と言っていたではないか!」
そう言うと原は、足早に会場を後にした。
一人残された三浦は、
(素直に医務室に行っとけば良かった。)
と、後悔した。


293 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/14 17:24 ID:akt9aWIE
age

294 :HENTAI×HENTAI:03/06/14 21:04 ID:xhJZDuW8
【Aブロック決勝第三試合】

静寂に包まれた闘技場の上では北条と徳弘が睨み合いを続けていた。
お互いに、攻め手を考えあぐねているのだろう、額には汗を滲ませていた。
−ゴホン−
安永が緊張に耐えかねて咳払いを一つ。
その瞬間、北条が動いた。
己が『剛直』を、徳弘の喉笛めがけ突き出す!
徳弘は、それを自らの『直立した物』で捌く。
しかし、北条の一撃の威力は衰えず、徳弘の右肩に突き刺さった。
ー呑ー
まるで鈍器で殴られたかのような衝撃が走る。
徳弘(クッ、なんて威力だ!こんな物の直撃を食らってはマズい!)
徳弘は直に防御の体制を整える。
ーぶおんー
だが、その前に北条の次の攻撃が唸りをあげた。
横薙ぎの一閃!
北条の『先端』は徳弘の顎先をかすめる。
徳弘の視界が歪む…脳震盪だ。
徳弘(クッ!ヤバイ!)
何とか体制を整えようとするが、足に力が入らない。
ふらつく徳弘の胸板に、北条の『怒張』が打ち込まれる!
徳弘「ぐはぁ!」
直撃を受けた徳弘は、激しく吹き飛ばされコーナーポストに叩きつけられた。
北条「どうした?もう終わりか?」
余裕の表情で徳弘を見下ろす北条。
徳弘「くっ、これがジャンプ五聖人に選ばれたものの力か…だが!
    下ネタを描き続けてきた私が、この『ヌードフェンシング』で負けるわけにはいかない!
    おおぉぉぉっサバンナの動物達よ!私に力を!!」
徳弘の身体に力が漲る。

徳弘「見るがいい!これが動物パワーだ!!」



295 :聖魔の帰還(14):03/06/14 22:21 ID:eq07bs4w
どれくらい気を失っていたのか……
高橋留美子は、ゆっくりと目を覚ました。
そこに広がっていたのは、崩壊し、荒涼とした廊下だった。
高橋「……あれから……いったい………ッ!?」
しばし惚けていた高橋だったが、すぐに気を失う直前の記憶が蘇ってくる。
自らをかばうように立った、青山の姿。そして、全てを包んだ、白く眩しい光……。
高橋「青山君ッ!!」
すべてを思い出した高橋は、青山の姿を捜して、周囲を見回した。
すると、少し離れた所に、2人の人間が倒れているのを発見する。
1人は、車田正美。そして、もうひとりは・・・・

高橋「青……山…君…」
それはまさしく、本来の青山剛昌の肉体であった。
だが、意識はすでになく一一命すらあるのかどうか分からない一一しかも、その肉体は…

高橋「なに…青山君の身体から……煙が……」

ゆっくりと……この世から消え去ろうとしていた……

高橋「このままでは青山君は……させないわ!『天生牙』!!」
高橋が、腰に差した刀を抜きはなった。一見すると、ただの日本刀である。
この刀の名は、『天生牙』。文字通り、『生命をつなぐ』刀である。
しかし、この刀は慈しみの心を持つ者でなくては使えない。
今までの邪気に捕われた高橋留美子には使えないシロモノだった。だが今は一一

高橋「ええい!!」
高橋が、天生牙を一閃すると、青山にとりついていた『死』は斬り捨てられた。
たちまち、青山の消滅が止まり、やがて規則正しい呼吸をし始める。

高橋「ふう、これでひとまずは安心ね。あとは、早くここを立ち去らなければ……」
高田の姿はない。逃げたか、それとも跡形もなく消滅したか。
だが、驚異はまだ去った訳ではない。ここはキユのテリトリーである。
そんな状況に対し、車田と青山は意識不明、高橋も重傷を負っている。
今、敵に襲われればひとたまりもなかった。

高橋「とはいうものの……この2人をどうやって運べばいいのかしら……」
大の男2人を女1人で運ぶのはさすがに無茶だ。高橋が途方に暮れていると一一

??「……なんなら運ぶの手伝ってあげましょうか?」
??「もっとも……地獄へ運ぶのを……だけどな・・・・」
あまりにベタな台詞とともに、高橋の前に不穏な影が現れた。

高橋「!!……貴方たちは…!!」

たなか「そうさね!キユ様の下僕……『身海魚』たなかかなこ!!」
戸田(尚)「同じく……『惑星をつぐ者』戸田尚伸・・・」
たなか「それにしても、なんだか……せっかくの大物だと思ってたのに……
    気絶した男2匹と、瀕死の女一匹かい!はっ!がっかりだねえ……」
戸田(尚)「いささか不本意ではあるがな・・・これもキユ様の御為・・・」
たなか「というわけで・・・死ねおりゃあ!!」
戸田(尚)「命・・・いただく・・・」

高橋「この2人・・・手強い・・・!!」


296 :聖魔の帰還(15):03/06/14 22:51 ID:eq07bs4w
高橋「かつてジャンプに連載しながら、片やエログロが過ぎた為に追放された、たなかかなこ!
   片や、SFなのに精神力で戦うという中途半端さが災いして十週待たずにつきぬけた、戸田尚伸!
   あれからも細々と漫画を描いてると聞いたけど・・・まさか、キユの配下になってたとは!!」
たなか「余計な事を言うなあ!フカヒレ・ギロチン!!」
たなかの腕に生えた鮫のヒレから、真空の刃が繰り出された。それを間一髪でなんとか避ける高橋。
しかし、そこへ戸田尚伸が突っ込んでくる。
      ス パ イ ラ ル ナ イ フ  
戸田(尚)「自    在    剣  !!」
何かが煌めいたかと思うと、次の瞬間、高橋の左腕が切断されていた!
高橋「あぐうッッ!そんな……攻撃が……見えない……」
戸田(尚)「この武器の名は自在剣(スパイラルナイフ)。精神力で操る、不可視にして伸縮自在の武器だ・・」
たなか「ほらあ、よそ見すんなあ!フカヒレ・パニッシュ!!」
死角から飛んできた十字形の真空刃が、今度は高橋の右足を斬り飛ばした!
高橋「あああッ!」
支えを失い、もろくも自らの流した血の海に倒れふす高橋。まさに、満身創痍であった。
たなか「ははー!アンタ、確か『人魚の肉』を食べてて、不老不死なんだってねえ!
    でも、五体を五寸刻みにスライスされても、生きてられんの?ちょっと試したくなってきたなあ・・」
戸田(尚)「女をいたぶるのは好みじゃないが・・命はもらうぞ・・キユ様の為にな・・・」
高橋「つ…つきぬけてる……」
助けは来ない。そして、1人でも苦戦する敵2人を相手に、瀕死の自分。高橋の背に、濃い絶望がのしかかる。
                        ゲヘナ・マウス
たなか「観念したかい?なら、お前は鮫のエサだあ!地獄の口 !!」
瞬間、たなかの右腕が、巨大な鮫へと変化し、高橋の肉体を喰わえこんだ。
その鋭い牙が、高橋の身体に突き刺さっていく。
高橋「あがあああッッ!!」
たなか「ははは!そのまま、鮫の糞になっちまいな!!」

高橋(もう・・ダメ・・・青山君・・・車田さん・・・ごめん・・・)

高橋が死を覚悟した、そのとき!
いきなり、たなかの鮫型の口一一地獄の口(ゲヘナマウス)が、肩口から一刀両断された!!

たなか「ぎゃあああッッ!!」
戸田(尚)「なに!??」
鮫の口から解放され、空中に力なく躍りでた高橋留美子を、誰かが力強く抱きとめた。
同時に、場の空気が、一瞬にして巨大な猛気に塗り替えられる。

戸田「こ…これは……小宇宙!?それも、なんという戦闘的な小宇宙だ!!」
たなか「そして……小宇宙がオーラとなって燃え立つ、あの形はッッ!!!」


     
       不     死     鳥  !!!!


297 :聖魔の帰還(16):03/06/15 00:32 ID:ILdQ4t7E
高橋(・・・あ・・・・)
高橋が目を開けると同時、誰かに抱えられているのに気付いた。
ぼんやりとかすむ視界に、猛気を漲らせた男の顔が映る。
??「ご苦労だったな。あとは俺がやる。お前は休んでいるといい」
力強く、暖かい声。
聞くだけで、天地が破壊されても、この男さえいれば……そういう気になってくる。
高橋は、安心して、深い眠りに落ちていった一一

男一一車田正美は、高橋を床に下ろすと、ゆっくりと2人に向き合った。

車田「お前ら……俺のダチを随分と可愛がってくれたようだな……」

たなか「フン……アンタが車田正美かい。
    今頃、ノコノコかっこつけてしゃしゃりでてくるとは、とんだマヌケだね」
戸田(尚)「いかに貴様が強大とはいえ、我ら2人を相手にかなうと思っているのか。
      我らがその気になれば、いかにお前が強大とはいえ、一瞬で消し飛ぶのだぞ・・」

だが……車田は、そんな2人の言葉に、軽く笑みを浮かべただけだった。

たなか「お…お前、何がそんなに可笑しいんだい!?」
戸田(尚)「恐怖のあまり……気でもふれたか・・?」

車田「フッ一一笑わせるな。しょせん、キユの手下にすぎぬ、雑魚共が。
   貴様らに倒せる者など……半死人の女子供くらいのものだ……。
   ましてや、さえずるだけが能の雀が、鳳凰を倒そうなど……笑止ッ!」

車田の嘲笑に、たなかと戸田が一一キレた。

たなか「この……命知らずがあああッッッ!!」
戸田(尚)「思い知らせろおおおおッッッ!!」

車田「フッ……燕雀いづくんぞ、鴻鵠の志しを知らんとは、まさにこのことだ。
     一瞬にして跡形もなく消し飛ぶのはお前らの方だよ、駄作家ども一一」
    
    ゲ ヘ ナ ・ マ ウ ス
たなか「地  獄  の  口 !!」
      スパイラル ・ ナイフ
戸田(尚)「自  在  剣 !!」


一一一一見るか・・・・星々の砕け散る様を・・・・・・・・


車田「ギ ャ ラ ク シ ア ン ・ エ ク ス プ ロ ー ジ ョ ン !!!!!!」

たなか「ぴぎゃあああああああああああああッッッッ!!!!」
戸田(尚)「ぐわああああああああああああッッッッッ!!!!」


刹那、銀河の星々さえも破壊する、車田・最大の拳を喰らい一一一一


たなかかなこ、戸田尚伸の2人は、塵ひとつ残さず、この世から消滅した一一一

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/15 00:34 ID:m4oruY6o
>>297
こーいう燃える展開大好き。

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/15 00:37 ID:kjKBM1OJ
むうう、出たかフェニックスw
奴はハーデス編でかなりインフレしてたよな

300 :杉本洋平:03/06/15 00:43 ID:kVk24h8j
300

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/15 18:13 ID:9LG7CkFi
山口貴由って
「やまぐちきゆ」って読むのかと思ってたら
「やまぐちたかゆき」だったのね

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/15 20:29 ID:Gc54Ffzl
やっぱフェニクスはかこいいね。
つーか車田は戦うごとに星々が砕け散ってますな。

変態のとこは、タイトルでワラタ。

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/15 21:40 ID:U0g0r2ie
現在の状況

トーナメント

Aブロック バンチ 対 元祖変態チーム
      バンチが2ポイント先取
      現在 北条と徳弘が「ヌードフェンシング」で戦っている最中。

Bブロック 試合終了。 勝者 ガンガンチーム

Cブロック 全員宴会中。試合開始はいつになるやら

Dブロック 3回表終了 チャンピオン1−0えなり
      ボールに鉄が埋め込まれていることにチャンピオンチームが気付く。

その他


   車田:現在キユのテリトリーに居る。キユ陣営のたなかかなこ、戸田尚伸の2人を瞬殺。

   ボス:手塚部長、飛び散った聖石探しをしていた大久保篤とにらみ合い。

サンデー系:高橋留美子が正気を取り戻す。
      七月と安西、皆川を抱えてBブロックに移動中。
      藤原芳秀や“Dr、コトー”こと山田貴敏らとBブロックで合流予定。
   
  ガンホ:広江と木葉に追加の武器。木葉と野々村が“真の能力”の封印を解く。

ケルベロス:紳士の殿堂 オナニールーレッツ開催中w。

ゴッドハンド:現在静観中?

とりあえず分かる範囲で、
間違いあったら訂正よろしく。

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/15 21:55 ID:ILdQ4t7E
>>303
乙カレー。

>藤原芳秀や“Dr、コトー”こと山田貴敏らとBブロックで合流予定。
山田はそうだけど、藤原は表向き(?)矢吹側になってるから、合流はしないと思われ。
というか、皆川を半殺しにした直後だし。

>ボス:手塚部長、飛び散った聖石探しをしていた大久保篤とにらみ合い。
そういえば、そんな連中もいたなw
かなり長く停滞する悪寒。

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/15 22:33 ID:/sv/LuKE
真島「そうか・・・分かった。任せておけ。
岡本からの連絡を受け、真島は席を立つ。手ごわい相手がこちらのテリトリー
に侵入した。こちらはこれ異常の戦力は削ぎたくない。簡潔に言えばこの様な
内容だった。片やキユに味方し、もう片方で矢吹と同盟を結ぶ。随分大変だな
そう思い苦笑する。
小畑「あっつーー。このお茶熱すぎるよ。舌火傷したじゃんか!
外見だけで見れば自分の半分にも満たない少年がつまらない事で騒いでいる。
これが外見通りならと真島は心の中で溜め息をつく。

このままこっそりと行ってしまえばこの苦労とも別れれるだろうか。淡き期待を
抱きこっそりと部屋を出ようとする。

小畑「契約からは逃げれない。例え姿を消そうとも。

先ほど文句を言っていた同じ口とは思えない鋭い言葉が放たれる。
小畑は真島の方を向いてはいない。物音もほとんど立ててはいなかった。
気配を感じ取ったのか、それともこちらの行動を読んでいたのか。
答えを出す前に地獄耳の恋人が傍に来ていた。
小畑「さぁ行こうぜ。何処までも着いて行くから。

本当に地獄まで着いて来かねん・・・・。
真島は何度目かの愚痴を心の中でこぼしていた。

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/15 23:06 ID:nnwg1YU3

「………」

「………」

「………」
 何度か呼んだのち、その女はこちらのほうに気付いた。

??「どうしたの、……さん。」
「へへ〜〜〜〜、プレゼント。」
 多少もったいぶって、持っていたものを見せる。それは小さな人形だった。

??「あら、私に?どうしたの、これ。」
「わたしが練成したんだよ!」

??「……さんが?さすが“鋼の錬金術師”の作者ね。
  ありがとう、本当に……さんはすごいわ。こんなに立派なものが作れるなんて…」
 受け取って、感心したように言う。
 喜んでもらえたことは嬉しかった。


??「でも…」女は続ける。


 いつの間にか女の口からは、いや、全身からは血が流れている。
 手に持つ人形はこぼれて、割れた。
 そして──


??「私はちゃんと作ってくれなかったのね。」



307 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/15 23:07 ID:nnwg1YU3

 荒川弘はベッドから身を起こして目を覚ました。
 いや、跳ね起きた、といったほうが正解だろう。
 視界に飛び込んでくる景色は、当然、夢で見たものとは違っていた。
 見回して、軍艦内の見慣れた部屋であることを確認する。

 彼女の汗は全身から流れていたが、その不快感より
 胸の動悸のほうが激しかった。
 急激な発汗による減熱で身震いする体を、両腕で抱え込んで抑える。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ……」
 息切れは未だ止まらない。
 それは急速に覚醒したせいだけではなかっただろう。
 荒川は見ていた夢を反芻する。
 最悪の目覚めだった。
 初めて経験したわけではなかったが。
「くそっ…」
 声に出して呻く。
 だが、呻きに声という役割を課すならば、誰も聞くこと無い呻きに何の意味があるのだろう。
 誰も聞くものがいないからこそ、声に出せることもあるのだろうが。
 荒川は何も無い壁を睨み付けた。
 落ち着いてみれば、もともと自分が寝込むつもりだったわけでもなかったことを思い出す。
 びっしょりと濡れた白衣の不快感にベッドから足を出し、ふらふらと部屋を出る。
 そして行き着く先にあった籠の中に白衣を乱暴に放り込んだ。


308 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/15 23:11 ID:nnwg1YU3

 Bブロック。ガンガンチームの控え室。

 控え室には藤原カムイと金田一連十郎しかいなかった。
 他のメンバーは試合を見に行くとか、他の用事で外に出ているとか
 一応、いきさつを聞いた気はするが、それほど関心のあることとはいえない。
 もとよりそれは金田一にとっても同じだったろうが、
 そもそも金田一自体、何を考えているのか分からないので考えることは無駄だった。

 藤原カムイは瞑想の形を崩さないが、聞きなれない足音に気付いて眼を向ける。

 試合前に嫌な思い出があるせいか、いい印象ではない。
 響く足音で攻撃色があるかどうか判断するのも無理だが、藤原はその音から少しでも
 その性質を見極めようと耳を澄ます。

 ひとつは乱暴に廊下を駆ける音。
 そしてもうひとつは無駄も隙も見つけることが出来ない、微かな足音。
 その気にならなければ気付くのは難しかっただろう、誰か担いでいるのか、その音は重かった。

 そしてもうひとり、先の二人とはやや離れた位置から足音が響いてくる。
 こちらはそのリズムがたびたび変わるので二人を尾行していることがすぐに知れた。
 こちらも微かではあるが、足音に力強さのような気配があり、前を走る隠密のような走りよりは
 分かりやすい。

 ノックをして入ってきたのは二人の──一人は皆川亮二を抱えていたが──人物だった。
 安西信行と、それほど面識のあるわけではないが──七月鏡一。


七月「すまないが、“ドクター”を至急呼び出してくれないか?私は七月鏡一という。」


309 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/15 23:14 ID:nnwg1YU3

カムイ「残念だったな。“ドクター”は一度来たらしいのだが、試合中に拠点に戻ったそうだ。」
 控え室にいるのはカムイ、金田一、の2人と、
 先ほど入室した安西、七月、皆川の3人であった。

 自身、それほど彼らのことを知っているわけではないが、ある程度のことは
 “ドクター”の情報で耳に入っている。
 七月はともかく、安西はあまり好意的に見る気にはなれない。
 藤原カムイはそれだけをそっけなく、言った。

安西「んだとぉおオ!?固羅!!いないんだったらさっさと呼び出せよ!」
 憤る安西を制して、七月が言う。

七月「すまないがすぐに“ドクター”と連絡を取りたい。私が責任を取るから、
   何とか彼女と連絡をつけてもらえないか?」

 七月の抱えている皆川を見ればドクターへの用事というのは彼のことについてなのだろう。
 とすれば、無視する気にもなれずにカムイは答える。   
カムイ「とはいっても、俺はよくしらないからな…金田一、お前はどうだ?」

 カムイは金田一連十郎に話を振る。自然と金田一に視線が集まる。
 彼女の顔は


 ──ニッコニコだった。


 金田一はしばらく考えた後、七月に向かって頷く。
 そして、どこからかおもむろに羽ペンを取り出して、それを振るう。

金田一「…ちんちくりんステッキ…古今東西…」
 そして。
 目の前に白い雲が立ち昇る。
 それが湯気だと気付くのに時間はかからなかった。
 そしてその中心にはずぶ濡れの女が一人。
 シャワーでも浴びていたのか、その顔には多少の上気が見て取れる。
 女は何事かというように体についた湯を散らしながら辺りを見回した。
 裸で。
 数秒後。
 状況を理解したのだろう。彼女”ドクター”の──荒川弘の──眼の色が変わる。
 それは、焔の点いた眼だ。

「死・ねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
 荒川は振りかぶってその手を床につける。
 そして。
 次の瞬間、荒川を中心に半径10メートルほどの足場──つまり地面──が消し飛んだ。


310 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/15 23:20 ID:nB4RAMxK
さすが金田一
何でもありだな

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/15 23:23 ID:/Or9esvT
つーか上手い引きだな。
裸で放置とはw

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 00:33 ID:/kCZZAP3
Cブロック一一
そこは、現在、唯一と言っていい、静かな空気を保っていた。
その静謐な気配にまじって、機械じみて規則正しい足音だけが響いている。
精悍な身体をした男だ。背はそれほど高くない。
黒く長い髪を、後ろで結っている。全身を、黒一色で統一していた。
藤原芳秀。世間では、サンデーの長老として知られていた男だ。
だが、今の藤原は、なぜか若い。
見せ掛けではなく、全身から発する気も、若さゆえの力強さに満ちあふれている。

藤原(Cブロック一一静かな場所だ。今や、そこかしこで戦争が行われているというのに…)
白熱するトーナメント。その裏で静かに繰り広げられる暗闘。まさに群雄割拠といってもいい。

藤原(この戦争が終わった後……果たして何人の漫画家が生き残るか……)
誰が覇権を握るのか。矢吹か、真島か、平野か、キユか、ゴッドハンドか一一
それとも、それ以外の誰かか。だが、自分には興味のない話だった。
今の自分は、仮染めの姿。消える寸前のロウソクのようなもの。
そして、今の漫画家達にさらなる試練を与える為、この姿をとった。
だが、皆川と闘って、分からなくなった。自分がいったい、何を望んでいるのか。
ひょっとして、試練を与える、などというのは建て前に過ぎぬのではないか。
ただ、若くなった自分の肉体を思う存分試したい、強敵とただ思いきり試合ってみたい一一

それが……己の本当の望みなのではないか一一?

答えは今は出ない。すべては、後世の歴史が判断するだろう。
今は、ただ運命にすべてを委ね、ありのままに動くしかあるまい一一

そう考えていたときだった。
藤原の感覚が、微妙な気配の変化を察知し、その足を止めさせた。
すうっ…と眼を細め、前方を見る。

一一何かが……いる……

あくまで自然体を保ちながら、藤原の思考が戦闘体勢にはいっていく。
そのとき。
藤原は奇妙な声……いや、歌を聞いたのだ。


ますらおは        つわものは

      おらぬか          どこじゃ


ますらお              つわもの
     おるなら              おるなら
          いざ これへ            さあ ここに

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 20:18 ID:/kCZZAP3
藤原(なんだこれは・・・・物ノ怪!?)

われと
あそべよ    もしも
力をくらべ   真の       もしも 
        ますらおならば  真の       われの
                 つわものならば  首をば
                          とってみよ


怪し気な歌とともに、寒気を感じさせる妖気のようなものが、藤原の肌を刺した。
屋内だというのに、風が吹いたような錯覚すら感じる。
実際には風は吹いていない。それは、強烈なるプレッシャーが具現化したものだ。
戦慄を纏って現れたのは、所々が破れた袴姿の男。
後ろで結わえた長髪が、五体から発せられる闘気の渦になびいているかのようだ。
背には、ニホントウを背負い、肩には鷹がとまっている。
      
     ・・・・
藤原(身がふるえる・・・・まちがいない、あそこにいるは・・・・)

藤原(鬼  よ)

男が、間合いにはいると同時、藤原は地を蹴っていた。
床を踏み抜くような震脚から、矢のような突きを飛ばす。
だが、男は軽やかに宙を舞うと、藤原の間合いの外に音もなく着地した。

藤原(かわした・・・やはり只者(ひと)ではない)

藤原「名をなのられよ・・・・鬼天狗殿。俺の名は、藤原芳秀・・・なり」

「川原・・・正敏」

ここに、二匹の鬼、邂逅す。

    

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 20:21 ID:uuEEekMH
修羅出た━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!!!!!!

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 20:29 ID:NNGZKk5m
おっ、いいじゃん。

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 20:32 ID:wDcK9k67
ガンガンの金田一と荒川って本物は男なんだよね?

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 20:34 ID:3dHkPybJ
金田一は女

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 20:37 ID:/kCZZAP3
>>316
2人とも女だよ。
参考までに↓

驚愕!実は女だった漫画家スレ
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1036520502/l50

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 21:36 ID:dlcADqI7
女だったんだ冬目景。

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 21:50 ID:qoxCKo/W

 “ドクター”が、事態を把握──しているのかどうかは微妙なところだったが──
 したのは数瞬、経ってのことだった。
 悲鳴を上げるかと思ったが、口から出たのはそれよりもう少し意味のある言葉だった。

「死・ねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

「ぐぁっ!!!」

 七月鏡一の目から見ても、荒川弘の行動は素早かったと言える。
 とりあえず手近にいた安西を殴り上げ、
 そのまま振りかぶった手を下ろし、両手を控え室の床につける。

バシッ!

 荒川の施した練成の光と共に、瞬時に床が消失する。
 荒川はそのまま落下するが、足場を確保することを考えた七月は
 安西を押し出し、そして自分も壁際に向かって跳躍する。

 階下のスペースは思ったより広く、
 目を凝らさないと底面まで見えない。灯りはほとんど無かった。
 七月は皆川を担いだまま足場をつたって慎重に降りる。

 降りた先には既に衣服の練成を済ませた荒川弘が待ち構えていた。
 一連の騒動で多少水分は飛散したのだろうが、
 乾くほどでもなかったのだろう。
 まだ濡れて服に貼り付く髪の毛を荒川は掻き上げて、こちらを睨む。
 その瞳の色から、彼女が怒りを解いていないことは分かった。

 こういうときに話しかけるのはそれほど利口とはいえないことである──が、
 皆川のことがある以上、こちらも会話をはずせない。


 指を立てて、怒りの意を示す荒川に対し、
 七月は彼女に向かって話しかける。


321 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 21:51 ID:qoxCKo/W

 落ちてみると。
 すぐに下の階の床に着くと思ったのだが、そうではなかったらしい。

 思ったより地面は遠く──倉庫になっていたらしい──暗闇に落ち込んでいく。
 もっとも、部屋から漏れる明かりから薄暗い底面を見ることは出来た。
 両手を合わせ、それから地面に衝突する瞬間に練成する。

 どさっ。

 軽い振動と共に、荒川弘は地面に埋まるように落ち込んだ。
 落下の衝撃で肢体が沈み、そしてまたクッションの反動でもとの位置まで戻る。
 荒川は起き上がると、倉庫の底で、壁際によりながら軽く状況を見回した。

 控え室の床からは大体数十メートル。
 一番早く地面まで到達したのはほとんど自由落下に任せた自分だったらしい。
 それほど差があるわけではなかったが。

 それぞれがそれぞれの方法で降りてくる。
 
 まあどんな方法だろうと床の材質を変えたため、死ぬことは無かっただろう。
 ともあれ、もう一度地面に手をついて、錬金術を使う。
 底面の一部が荒川に貼りつき、そして衣服が練成される。

「さて、ケンカなら買うけど、どうする?」

 軽く拳を構えて荒川は呟く。
 現れたのは。
 ボルサリーノを被ったサラリーマン、といった風体の男。
 その肩には皆川亮二を抱えている。
 静かではあったが、その顔からは歴戦の猛者を思わせる年輪が感じられた。

「…七月鏡一……先生、ね。お会いするのは初めてだったかしら。」

「出来れば拳を下ろしてくれないかな、ドクター…荒川弘先生。それでは話もし辛いだろう。」

 七月の言葉に、しばし荒川は逡巡するが、そのうちに諦めたのだろう。
 荒川は一度、笑ってから手を降ろす。


荒川「…話を聞くわ。用事の内容はなんとなく分かるけれど。」
 荒川は七月に担がれている皆川を見ながら言葉を告げた。



322 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 21:54 ID:qoxCKo/W

 藤原カムイは剣を振るうことで風を起こし、衝撃を減らして着地した。
 足場はかなりゆるい。

 荒川が着地のため、何かしたのだろうが、注意すれば歩けないわけではなかった。
 七月鏡一は皆川亮二を抱えながらも、壁に向かって跳んでいたのだろう。
 僅かな足場を使って軽々と降りてくる。

 ドズン!

 安西信行は七月と同じ壁面にいた。一度壁際で顔のあるモーニングスターのような
 武器を振るい、反動で推進力を一度上向きに変えて、不器用ながら着地する。
 
 金田一連十郎は。
 なぜか、ふわふわかわゆーく着地していたが、とりあえず理由を考えるのは止めた。

 突然の落下に対して、それぞれが
 思ったより冷静だったことはさすがともいえたが、
 生命が関わってくればこんなものなのだろうとも思える。
 いきなり荒川が現れたことに関してはそれなりに警戒もしたが、事態は丸く収まるようだった。

 荒川が倉庫の壁面に手をつく。
 練成の光が走り、
 そしてそれと同時に上空の控え室の損壊が修復されていき、
 間もなくして完全に塞がる。

 眼が慣れてくると、倉庫の内部は光が全く無いわけではなく、非常灯やら何やらで
 それなりの光源はあった。
 荒川が床の材質を戻したのだろう。見た目どおりの硬い感触に戻っている。
 藤原カムイはそれだけを確認すると近くの壁面に背中を預けた。


323 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 21:59 ID:qoxCKo/W

「──チッ」
 寺沢武一は床面がぽっかり空いた部屋の前で呻いた。
 多少出遅れた感があるのは否めない。
 もっとも轟音が響いて床が抜けたとき、すぐに飛び込むことが得策だったとも思わないが。

 中の様子が気になるが、今から飛び込むのでは明暗の差が出る。
 早く言えば、こちらが相手を見るときには見えにくく、
 相手がこちらを見るときは見えやすくなるということである。

 サイコ・ガンを放射し、その光量で不利を帳消しにすることが出来るが、
 敵対しているという印象は免れまい。
 中に潜む者達全てを倒せるかといわれればさすがに分が悪かった。
 そもそも尾行の意味が無くなってしまう。
 もともとクリムゾンにサイコ・ガンを使った時点でそんなものは無くなっているのかも知れないが。

 場当たり的に行動に出ることは、収穫が全く無いことも覚悟しなければならない。
 とはいえ、収穫が無いわけではなかった。
 安西信行と、ガンガンチームには何らかのパイプがある。
 GUNG-HO-GUNSか木城に聞けば何か分かるかもしれない。
 分からなければその程度のやつらだったと思うだけだ。どちらでもいい。
 
 そうこうするうちに床面に光が走り、そして破壊された場所が修復されていく。
 考えているうちにレ*ィが帰還する。

レ*ィ「武一、山田貴敏らがサンデーの怪我人たちをつれてこちらにやって来るわ。」

 ──収穫はここまで、か。
 怪我人達を薙ぎ倒すことなど造作も無いだろうが、意味が無いし、寺沢は内藤が復活する前に
 つまらない騒ぎを起こすつもりも無かった。

寺沢「いくぞ、レ*ィ。ここにはもう用は無い。」

 切り替えるとなれば、早い。寺沢はさっさと移動を開始する。





藤原カムイは先ほどまで尾行していた足音が遠ざかることを確認すると、
少しだけ身を乗り出し、また会話のほうに神経を集中させた。



324 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 22:01 ID:qoxCKo/W

 安西信行が何とか着地し、態勢を整えて、七月たちのほうへ向かったのは
 既に彼らが会話を始めたころだった。

 無くなったはずの天井は修復されて、今はもう壊れていた影も見つけることが出来ない。
 安西は会話を聞き入るが、それは丁度天井──ガンガンチーム控え室の床──の
 修復に関したことだった。


荒川「床の素材の一部を服に変えちゃったから、それほど完全では無いかもしれないわね。」
 荒川は天井を見上げて呟き、それから再び七月に向けて言った。
荒川「…話は聞くわよ。用事の内容はなんとなく分かるけれど。」

七月「まずは急の訪問と…少々不躾なことがあったことを許して頂きたい。」
 七月は軽く頭を下げる。その答えは屈託のないものだった。
荒川「貸しひとつということにしておくわ。
   そっちの、皆川先生の容態でしょう。どうなったの?」
七月「藤原芳秀先生にやられてね、それで君の力を借りたいんだ。」
荒川「とにかく診ないと分からないわ。とりあえず皆川先生を寝かせてくれる?」
 しばらくして。
荒川「治せない…こともないわ。人間部分の機能だけならね。
   目覚めるかどうかは本人の気力しだいだけど。それから問題はもうひとつ。
   この場所じゃあ、衛生的に少し問題ね。移動しないと。」
カムイ「…お前が連れてきたんだがな。」
 矢継ぎ早に言う荒川に対して突っ込むカムイ。荒川に思いっきり睨み返される。
荒川「何よ。」
カムイ「いや…何でもない。」
 その殺気は…かなり大きいものだった。
七月「はは…、まあレディにとっては大事なことではあるからね。
   その点に関して言及するのは野暮だと思うよ。」
金田一「…七月が…全て責任を取りたいといって“ドクター”を呼び出した…」
 フォローなのか違うのか、微妙な七月の発言に金田一が補足する。
七月「…金田一先生。
   いや、端的に言えばそうなんだが、誤解を招くような気が。」
荒川「まあ、貸しなんだから別にいいわよ。…話が逸れているのだけれど。」
 荒川はあっさりと言う。
 冷めているのか、単にごまかそうとしているのか安西には分からなかったが。
 気を落ち着けるためだろう。
 七月は軽く咳をして、そして話題を戻した。
七月「皆川君のことに関しての、率直な意見はありがたいな。
   他には何かあるかね?」
 ここで荒川はしばらく考え込む。そして、
荒川「…そうね、もうひとつ。」
 そして、安西のほうを目を向けた。



325 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 22:05 ID:qoxCKo/W
あんまり裸にした意味が無かったな…と思ったり。

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 22:15 ID:LeNb+Eej
少年誌のテコ入れといったら脈絡の無い裸なのでアリなのではw
あと俺は野球のネタ書きですが本業の方が忙しくて今月は書く暇がほとんどなさそうです。
流れを止めていた感じがあるのでガンガンリレーしてください。
7、8回ぐらいからの構想がうかんではいますけど。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 22:26 ID:V33gPPM6
野球のポジションと打順って、もう全部決まったっけ?

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 22:28 ID:qoxCKo/W
こっちは王者チームが分からないので野球に関してはほとんどノータッチなのです。
でも普通に読んでいて十分に面白いので展開はとても楽しみにしています。
お仕事のほうは頑張って、またリレーに参加してください。

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 22:40 ID:wNpzDRpa
攻守が交代し、再び両チームがベンチへと戻る。攻略の糸口を見つけた
チャンピョンチームに対し、えなりチームは・・・戦場だった。
富沢「だから、嫌だっつうの!
鳥山「えなり君のピンチなんだ。体を貸してくれ!
武井「このままじゃえなり君が!
富沢「だったら俺が出ればいいだろうが
鳥・武「「お前に何が出来る!!」」
富沢「ぜってぇ体貸してやんねぇ!!
醜き三つ巴の戦いを最中に他のメンバーは別問題を検討していた。
宮下「えなり、体はもう大丈夫か?
えなり「あ、はい。荒木先生のクレイジーダイヤモンドで治してもらいましたから。
荒木「それより問題は水島先生だ。このままじゃ投手戦になり負けてしまう。
尾田「なんとか打たないと・・・でも、野球であの人に勝てるのか?
大和田「打てないとなると手の打ちようがないな・・・
岡田「とりあえず、僕が行って見ます。
三つ巴が終わらない今、7番バッターは自然に岡田に決まる。
岸本「頑張って出塁してくれってばよ。

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 22:44 ID:wNpzDRpa
>327
王者はあらかた決まってる。>53と話を読んでくれ。
えなりチームは打順は今決まった。ポジションは>53と変わってないんじゃ。

>328
安心しろ。俺も王者はさっぱりだ。ジャンプだって分かってるのは今連載してる
ヤシと荒木ぐらいだしw

331 :岡田か、やってみる:03/06/16 23:14 ID:/kCZZAP3
3回裏 えなりチームの攻撃。スコア1 - 0
普通に考えれば、1点差というビハインドはさして深刻な状況ではない。
ただしそれは、相手が『野球の神』水島でなければ、の話だ。
この一点、おそらく後になればなるほど響いてくるだろう。

岡田(ここは俺が突破口を開かねば・・・な。
   まだ、えなりチームに消えてもらう訳にはいかん)

荒木「さて、岡田か」
大和田「私は良く知らんのだが・・・奴はどんな技(漫画)を使うのだ?」
えなり「彼の漫画で有名なのだと、『影技』とかですかね。
    もっとも、あまり読んだことないんで知らないんですけど」
荒木「兄貴分だった車田なら知ってるだろうが・・奴は今、異次元だからな」
同じ頃、車田が、高橋・青山と共にキユのテリトリーにいるなどとは、さすがの荒木も夢にも思わない。

水島「が〜はっはっ!こらまた、とんだ少女趣味な奴が出て来たもんやのお!」
お得意の、水島の挑発が始まった。だが、バッターボックスの岡田は、実に冷静だった。
水島の目を真っ向から見、冷ややかに言う。

岡田「水島先生……貴方の挑発にはこうとだけ答えておきましょう。人を見かけだけで判断するとエライ目に会う、と」
水島「がっはっは、顔に似合わずオモロイやっちゃのう!
   せやけど、球種・コース・フォームのすべてが千変万化するワシの球、どう打つつもりや?」
岡田「確かに、貴方の投球はまるで読めない……だから、まずは『それ』を丸裸にしてみせましょう!」
水島「……なんやと!?」

岡田の自信ありげな態度に鼻白む水島を尻目に、岡田は目を閉じ、神経を研ぎすまし始めた。


「神 ・ 力 ・ 瞑 ・ 想」 開  始 !!!!


332 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/16 23:48 ID:/kCZZAP3
東「解説の克さん、岡田選手のあの動作は?」
克「あれは、『影技』に登場する奥義のひとつ、『神・力・瞑・想』。
    ズバリ言うと、精神集中で相手の攻撃を『予知』する技です」
東「はあ・・それはまた便利な能力ですね・・ということは?」
克「はい、水島選手の投げる球は以後、すべて筒抜けということになります」

岡田(球種は・・ストレートか・・フォークか・・超遅球か・・・)
水島「へっ!ち〜っとはやるようやが・・・おんどれの方こそ野球を嘗めてるでえ!」

ドン!!

森田「スットラ〜〜イク!!」
えなり「え!?」
荒木「やはりな」

水島「がっはっは!来る球が分かって、もう打てたつもりになっとったようやけどのお!
   甘いわ!野球はバクチとはちゃうでえ!たとえ来る球が分かっても、おいそれとは打てへんもんや!」

岡田(なるほど、さすがだな。球筋が分かっても、その速度に身体が追い付いていかない…)

岡田は足場を固めると、落ち着いてバットを構え直す。

岡田(さて、そうなると・・少々強引だが・・・あの手でいくか)

そうしてる間に、水島がニ球目を振りかぶった。その特徴的なフォーム。
影丸の『背負い投法』である。このフォームから出る球は、ストレートのみ!
だが、その球筋は、通常よりも伸びがあり、とてつもない迅さで飛んでくる。


「殺」の一文字  心に懐(いだ)け  さすれば  一文字  「牙」となる・・・


刹那、とてつもないスピードで、バッターボックス上に腕から刃を生やした『巨人』が出現した。


 剛  剣  死(士)  見  参 !!!

水島「な…なんやあ、あれはああッッ!!?」
水島が叫んだ瞬間、ストライクゾーンを覆い尽くすかのように出現した『剛剣死(士)』の刃峰が、
剛速球を鮮やかにジャストミートさせていた。

333 :ナンバーマンVer2 ◆WBRXcNtpf. :03/06/16 23:49 ID:3KzlOkVk

/□■\ 
| ■□□ |
\■□/
  |0 0| <333ゲット
⊂   つ
  | ___. |
  | | | |
 ( ) ( )

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 00:13 ID:B27NfPXn
ボールは、高々とセンター方向に上がった。
このまま行けば、ホームランコースになる伸び方であった。
しかし、それをあの男が阻止する!

戸田「捕球のシェルブリット!!!」          ・・・・・
センターの戸田が、天高く跳躍し、シェルブリットで打球を叩き落した。
戸田「俺には、そんな技術はねえからよ!俺のやり方でやる!!」
ボールは、センターの真下の地面にメリこんだ。
それをTWO突風が捕って一塁に投げようとする。だが、そこに一一

戸田「バカヤロウ!それは俺の球だッ!てめえら、手出しすんじゃねえッ!!」
水島「か〜〜・・やっぱあいつルール分かっとらへんわ・・・・」
他のメンバーが嘆息するのをどこ吹く風で、戸田が地中に埋まったボールを掘り起こそうとする。
戸田「ボ…ボールが埋まっちまってて抜けねえッッ!!」

荒木「・・・正真正銘のアホだな」
えなり「・・・ですね」

そんな事をしてる間に、岡田が一塁に猛スピードで迫っていた。
速い。おそらく、純粋な脚力なら車田を除けば、一番なのではないか。
そう思わせる、圧倒的な走塁だった。
一塁手の余湖が、『にゅ〜なんぶ』を構えようとすると、岡田が呪文のような言葉を呟きだす。


「 武  技  言  語 」 開  始 




335 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 00:34 ID:B27NfPXn
岡田「 我  は  無  敵  な  り 」

瞬間、岡田が一気に加速し、余湖に銃を抜く間も与えずに抜き去り、一塁を蹴る。

余湖「・・え?あ?・・は…速いじゃんッ!!」

岡田「 我 が 影 技 に か な う も の な し 」

もはや、姿も動きも消え去り、音だけが二塁へ向かっていた。
音だけを置き去りにして走る、凄まじい走法。
二塁手の山口が、静かにそれを迎え撃とうとする。

戸田「い…よっしゃあ!掘りだせたあッッ!!」


 我  が  一  撃  は  無  敵  な  り 


山口「零 式 防 衛 術  奥  義 」

岡田「ク ル ダ 流 交 殺 法  影  技 」

二塁付近に、瞬間移動のごとく出現した岡田が、光の矢となって突っ込んだ。
それを山口が、カウンターを合わせるように迎撃する。

山口「 大   儀 !!!!」
    レ イ ピ ア
岡田「 裂   破 !!!!」

戸田「喰らえ、高速のおおッッッ!!!」

ドゴオ!! グシャア!!

山口・岡田「ぁ」

生死の境に、山口と岡田が見たものは一一

戸田「ひで…ぶ…」

岡田と山口がお互いに放った蹴りの間に一一

えなり「ム…ムゴイ……」

無惨にサンドイッチにされた戸田の姿だった一一一一



336 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 01:05 ID:UXRl3PAd
>>318
マ・・・マジで(゚д゚)
意味もなく女にしてたわけではなかったのねん。
カムイ、うらやましいヤツめ。
バンチチームの正反対だな。

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 01:13 ID:B27NfPXn
ってか、もともとこの話はその性格上、男が大半だがな。
いまより女キャラを増やすなら、少女漫画もくわえねばならなくなる。

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 01:15 ID:zEGdP2vB
そこで姫ですよ
スレタイの王子絡みでw

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 01:17 ID:etyYBeAy
姫は既出ですよ
>>39

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 01:20 ID:zEGdP2vB
うわぁ
じゃああれだ、種村とかね

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 01:51 ID:etyYBeAy
無理矢理ださなくてもいいとは思う。
なんか工業高校っぽくていいw

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 02:32 ID:D/fYhnCk
種村は前に出そうと思ってた。レッドりぼん軍とか名前付けてw
でもマンガ知らないし、馬鹿らしくなったので止めた。

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 03:52 ID:Yk7QuipI
柴田亜美と大清水さちって出てきたっけ?

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 15:00 ID:t9WS5ww/
>>343
名前だけは出た

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 18:19 ID:B27NfPXn
参考の為に、漫喫でLAVE読んできた。
あまりの中身のなさに唖然とした。

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 18:20 ID:B27NfPXn
しかも、字を間違ってしまった。まあ、どうでもいいか。

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 19:13 ID:BQGrToHH
柴田亜美は登場シーンを考えている。
かなり先になりそうだが。

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 21:33 ID:yqB4dVEb
豚に乗って海から来るのか?見開きで

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/17 21:46 ID:Yk7QuipI
>>344
サンクス

350 :ちなみに彼は小畑健の師匠:03/06/17 22:21 ID:VHhjroFh
呆然とする球場。
絵に描いたような喜劇、いや惨劇。
そんな空気とは全く関係なく、
醜い(?)争いは続いていた・・・。

富沢「こーなりゃ!」
鳥山「ジャンケンで!!」
武井「決めましょう!!!」

かしまし幽霊トリオが今まさに雌雄を決しようと半透明の腕を振り上げる。
「「「じゃーーーん・けーーーーーん・・・」」」
???『ぼ〜〜〜〜〜〜〜〜ふぉっふぉっふぉっふぉっ♪』
「「「なんですーー!?」」」
富沢の抜け殻から、奇妙な作り声が聞こえてきたのだ。

武井「だ、誰だ!?また何か幽霊かよッ!?」
???『いいえ〜ボクは“時空の狭間で遊ぶ男”。ちょっとおカラダお借りしま♪』
鳥山「うーむ、君はいったい誰なんだね?」
???『ヒーントその1!≪昔はジャンプの作家でしたモン≫
     ヒーントその2!!≪酒盛りから逃げた川原正敏先生を捜索中なんデシ≫
     ヒーーントその3ンン!!≪初登場以外ロクにセリフがないのは悲惨だス≫
     さてワタシは誰でしょう?はいピッタンコチーム!!』
富沢「え・・・ええと・・・桐山光司先生?」
???『ハズレー!!とゆー訳で富沢君はファミコン芸魔団のコスプレけってーい』
富沢「なんのネタですかそれー!!?」

謎の声は富沢の叫びをシカトし、彼の肉体で周りをキョロキョロ見回した。
???『いやぁね、ボクが酒盛りの酒を追加しに行ってる間に、
     川原センセがふらりと刀持って出てっちゃって。こっち来てない?』
荒木「いいや、知らんね」
???『NO!こりゃまた失敬したモーン!そんじゃあボク帰ります。バッハハーイ♪』
どろんっ!!と変な効果音が聞こえたかと思うと、富沢の肉体は再びからっぽになった。

えなり「・・・・あの・・・・。今の方、誰だったんですか?」

悲しいかな、今のえなりチームベンチには、【彼】と同期の漫画家はひとりもいなかった・・・。
荒木「(もしかして、今のは・・・にわの君なのかな?まあいいけど。
     相変わらず無駄にテンションが高いなあ・・・)
そしてこの隙に富沢ボディの主導権を握ろうと、誰かが、動いた。

351 :川原vs藤原:03/06/17 23:11 ID:B27NfPXn
川原「ルファ、おまえはさがってろ・・・どうやら真のますらおだ、こやつ」
ニィ・・とこの上なく物騒な笑みを浮かべながら、肩に止まった鷹に言った。
すると、ルファと呼ばれた鷹は人語を解するのか、言われるままに肩から飛び立つ。

川原「いや・・・・こいつも・・」
藤原「おお!!」
川原「鬼 か」
始まりの挨拶もなしに再びつっかけてきた藤原の攻撃を、川原は横に飛び退くことで躱した。
川原の背後の壁が、藤原の打突ひとつでひび割れ、パラパラと漆喰が剥がれ落ちる。
空中に舞い上がった川原は、身を捻り、宙に浮いたまま強烈な飛び蹴りを叩きつけた。
並の者なら何が起こったか分からずに首をヘシ折られていたであろう蹴りを、
藤原がかろうじて防御する。そのあまりの威力に、防御した腕が悲鳴をあげた。

藤原「がぁ・・・!」
たまらない痺れが、突き抜けた。
蹴りの反動を利用し、宙空で姿勢を巧みに制御する川原。
その着地際を狙って、藤原が前掃腿(足払い)で足を薙ぎにいく。
当った・・かに見えた一瞬、川原は紙一重で飛び退き、足払いを躱していた。

藤原「今のも、かわすか。しかも腰のものも抜かず・・・・か」
川原が差したニホントウに目を向けながら、藤原が言った。
その顔には、この上ない歓喜の笑みが張り付いている。

川原「陸奥圓明流は、無手の業(わざ)だ・・・遠慮はいらぬ・・・」
藤原「もとより・・・思ってはいない」
それまで自然体だった藤原が、初めて構えをとった。
八極拳の基本的な構え。
それに呼応し、川原もまた、陸奥圓明流の構えを見せる。

二頭の修羅が、遂に真剣を抜いたのだ。


352 :川原vs藤原:03/06/18 00:30 ID:jVwNJcru
始まりは唐突だった。なぜ、この闘いが始まってしまったのか。
もはや、どちらの頭からも、そんなことは消し飛んでいた。
あえて理由をつけるならば、出逢った瞬間、互いの身の内に住まう鬼が呼応した
・・・・そうとしか言えぬだろう。
そして、今、二匹の修羅は真剣を抜いた!

両者の間に漂う空気が、劇的に変化した。
ここに第三者がいれば、見えない鞘走りの音が聞こえたかも知れぬ。
息詰まる視殺戦が、しばし展開される。一分、二分・・・
と一一
ス・・と、藤原が大気が淀みなく流れるように動いた。
そよ風とすらいえぬ体重を感じさせぬ動きは、刹那疾風へと変化する!

ジュチイイッッ

空気に焦げ痕を残すような、凄絶な前蹴りが放たれた。
ミリ単位の見切りで、その蹴りを躱す川原。
藤原の爪先が、髪数本を引きちぎり、天に走り抜けていく。
すかさず懐にもぐりこみに行く川原。
だが、吹き抜けたはずの右足が踵落としに変化し、
わずかに身をひいた川原の眼前を通過する。
返す刀で振った拳を、藤原が巧みに捌き、力を逸らす。
目まぐるしい攻防が始まった。
闘争の気が颶風のごとく荒れ狂い、数え切れない拳足が間合いを飛び交う。
電光石火の撃を、お互いにミリ単位で捌ききっている。
それは端から見たら、極めて高度な約束組手のように見えたかも知れない。
しかも、その速度はさらに増し、すでに常人では目にも映らない領域に達している。

藤原(応えよ・・わが身の鬼にッ!)
義手による、とてつもない一撃が、川原の脳天に振り下ろされた。
まともに喰らえば脳が爆裂して吹っ飛ぶであろう打撃を、川原が頭上で両腕を交差させ防いでいた。
藤原の腕を弾き落とし、反撃に肘を見舞う。
刃のごとく鋭利な一閃が、藤原の額の皮一枚をこそぎとり、空を薙ぐ。
あとわずかでも回避が遅れていたなら死に至ってであろう攻撃に、藤原が身震いする。
だが、上半身が伸び切ったところへ、川原のローキックがはいった。
膝の裏に背足(足の甲)がまともにメリこみ、藤原の腰が落ちる。
頭の位置が下がった所へ、すかさず川原の鞭のような蹴りが跳ね上がった。


353 :川原vs藤原:03/06/18 01:07 ID:jVwNJcru
 ゴ  オ  !!

瞬間、肩口でなにかが爆発したような衝撃があった。
藤原が、川原の必殺の上段蹴りをすんでのところでガードしていた。
そのまま、川原の袴の裾をつかむ。川原が、「ケンケン」の体勢になった。

藤原「このような蹴りが・・・あるのか」
川原「止める者がいるのか・・・・」
藤原「まこと天狗か鬼の化身。おまえのような者を待っていた」
川原「それはオレが、言葉だ。世の強い漫画家を求めて今大会に参加し、
   あげく延々、退屈な酒盛りに付き合わされた末、
   酔い覚ましに散策に出て、はじめて出逢えた」

藤原・川原「「おおっ」」

片足立ちの状態から、いきなり川原の軸足が地を蹴り、飛び上がった。
そうはさせじと掴んだ右足を振り回すも、跳ね上がった左足が、藤原の肩あたりに炸裂する。
だが、藤原は怯みもせずに、川原の身体を近くの壁に投げつけた。
無防備な川原に、藤原が肉迫する。が、川原は咄嗟に迫りくる壁を蹴り、宙で一回転した。
前転と同時に、落雷のごとき二連続の踵蹴りが、藤原の頭部に落ちてきた。
普通なら、一つを凌ぐのすら神憑かり的な反射神経が要されるだろう。
しかしさすがに藤原。両腕を頭上で交差させ、二発ともそれを防ぎきった。
さらに、足の裾をつかみ、背負い投げの要領で投げ飛ばした。
だが、川原。すかさず自由な方の足で藤原の顔面を蹴りつけると同時に、手首を捕る。
陸奥圓明流・飛燕裏十字葛。
蹴りと腕ひしぎ裏十字固めの複合技である。
その技の本質を藤原は本能的に見抜き、途中で掴まれた腕をふり切った。
と、地に落ちた川原が床に片手をつき、伸び上がるような逆立ち蹴りを繰り出してくる。
中国拳法の穿弓腿に似た技であった。その虚をついた蹴りも、藤原が頭を横に傾け、避ける。
そこへさらに、吹き抜けたはずの蹴りが戻ってきた。
延髄への一撃を、藤原が身を低くしてこれを躱した。髪の毛が数本舞散った。

川原(こいつ・・“弧月”の裏までかわしやがった・・・ぞくぞくしてくるよなぁ・・・)



354 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 03:02 ID:HZRjMG1a
「川原せんせーっ・・・いないなあ。かと言ってこのまま帰ると本宮先生にこづかれるしなあ。」
澤井啓夫は、長い廊下をきょろきょろしながら歩いていた。
そして、どん、と誰かにぶつかった。
「あ、すいませ・・・」
澤井が途中で思わず言葉を止めるほどの鋭い殺気をその男は放っていた。
「橋本以蔵。軍鶏の原作者で、数年前、両親を殺し出奔した男と言えば分かるか?」
男の後ろのメガネをかけたサラリーマン風のがっちりした人物が言った。
「澤井啓夫。慶応大卒で、イケメンで、たいした下積みもなくジャンプに連載。子供だましの
マンガで人気を得て、今に至る・・・か。」
男の眼光がより鋭くなる。知らず、澤井は後ずさりしていた。
「川原が動いた。我々は計画を変えた。」
「け・・・計画?なんのこと・・・。」
「今、川原を我々の仲間に引き入れ、我々チーム・タフがジャンプスポーツチームを倒す。」
「だって高橋さんのとこと戦うのは僕た・・・」
「頭の回転の鈍い男だな。1時間後、お前たちのチームはこの世から消えてなくなっている。」
「そんな・・・」
「では、私は川原のもとへ向かう。あとで合流してくれ。」
そう言うと、メガネをかけた人物はいずこかに立ち去った。

いきなり男のボディーブローが飛んできた。
「ぐぼおっつ」
マトモに食らった澤井は壁に叩きつけられて力なく崩れ落ちた。
と、すぐに立ち上がった。
「そんなの効かない。なぜなら私は魚雷だから。」


355 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 03:03 ID:HZRjMG1a
にっこり笑った澤井だったが、その笑顔を裏切って口からは盛大に血が吐き出された。
「ぐばあっつ」
(なぜ・・・なぜギャグでチャラにならない・・・)
男がゆっくり近づいてくる。
「聖鼻毛領域(ボーボボワールド)!!」
男は依然として歩みを止めない。そして・・・何も起こらなかった。
(なんで・・・技が出ない・・・)
「下らねえことすんじゃねえ」
男が初めて口を開いた。


「確かにギャグ漫画家は我々の最も厄介な敵だ。」
ゆでたまごが柴田ヨクサルを非常識な筋肉バスターで破ったのを観客席で見届けながら
猿渡哲也はチーム・タフの面々に語りかけた。
「我々が日々、孜孜と研鑚してきた拳が、ギャグ漫画家の下らないギャグによりその力を
奪われてしまう。では、我々は奴らに勝てないのか。否。我々が無力になってしまうのは、
相手のギャグに付き合ってしまうからだ。相手のギャグフィールドとでも言うべきものに
捕われてしまうからだ。」
観客席に向けてアピールのつもりか尻を出しているゆでたまごを睨みつけながら猿渡は
語る。
「強い意志を持て。相手のギャグに乗らない鋼の意志を持て。そして相手を我々の領域に
引きずりこむのだ。」


(どうすればいい・・・ギャグが通じない・・・)
澤井の前には、殺気をみなぎらせた男が立ちはだかっていた。フードがとれた頭はきれいに
剃りあげられていた。
「死ね」
澤井は目を閉じた。腹部にめり込んだ男の蹴りで、澤井は自分の肋骨が折れるのをはっきり


356 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 03:04 ID:HZRjMG1a
あ、ごめん。

最後、
「自分の肋骨が折れるのをはっきりと感じた」ね。

357 :そいつの名はキユ:03/06/18 06:20 ID:s8R9txIa
真島「見いぃぃつけたぞぉぉぉッ!おまえらかぁぁぁッッ!!」
車田「どうやら俺達を休ませてくれる気は毛頭無いらしいな」
たなかかなこと戸田尚伸を屠った直後、殺気を感じ振り返った車田は、、
二組の悪魔と天使の翼、四本の腕と剣と楯を持った異形の存在をそこに見止めた。
車田「お前は確かパクリ漫画家の一人……もはや人の姿を保てないほどに堕ちたか!」
真島「ハッ!最新のネタを吸収していけばこうなるんだよぉぉッ!
  お前ら老害にはわからねえだろうがなあ!」
車田「何だと!?」
真島の挑発に車田の小宇宙が膨れ上がる。
小畑「安い挑発に乗るなよ車田さん」
ふと、真島の後から前髪だけ金髪の少年が現れた。
車田「お前は?」
小畑「俺?俺は小畑健。こいつと一緒に居るけどあんたの敵じゃないよ。味方でもないけどね」。
真島「こいつのことは気にするな。オプションみたいなもんだ。それより…!」
言いながら真島は剣と楯を構え戦闘態勢に入る。
真島「大物揃いだなぁぁぁぁ!!車田正美!高橋留美子!青山剛昌!
  お前らの力を吸収すればどれだけパワーアップするのか想像もつかねえ!!」
車田「来るか!」
高橋は重傷、青山は意識が無い。闘えるのは車田のみ。
車田と真島は互いを撃つべく間合いを詰める。そのとき!
「「!!」」
突如感じた異様な気配に二人の動きが止まる。とてつもない力を持った何者かが、今この場に来ているのだ。
車田「この強大な小宇宙は……!?」
真島「一体、何者だ!?」
??「まったくしょうがないな〜ゆうきまさみにも困ったものだね」
異様な気配の正体。通路の向こうからサッカーのユニフォームを着た少年が、軽い足取りで近づいて来ていた。
――その額に"10"の刻印を印した少年が――

358 :そいつの名はキユ:03/06/18 06:21 ID:s8R9txIa
突如として現れた――その額に"10"の刻印を持つ――少年に車田と真島は戦慄していた。
いや、二人だけではない、高橋も小畑もその少年の放つ存在感に圧倒されていた。
――ただ屈託の無い笑顔を浮かべている。それだけにも関わらず――
真島「ひ、額に"10"の文字……お、お前はまさか…」
少年の顔を凝視し、冷や汗を浮かべながら真島は言葉を捻り出す。
??「 キ ユ だよ」
真島「!」
??「 キ ユ 。僕の名前はキユ。みんなとロックでガッデムでロケットな漫画を描くのが夢なんだ」
高橋「こ、この少年がキユ…!ゆうきや木城が心酔し……」
車田「集英社の地下深くに封印されていたというあの……!」
真島「ま、まさかこの場に現れるなんて……!」
キユの名を聞きうろたえる車田達。漫画家の中でキユドライブの惨劇を知らぬものは居ない。
その張本人が今、目の前に居るのだ!
真島(こいつがキユ……!俺の目的……その本人が今ここに!だが、だがこいつは……!!)
小畑「真島……俺はあんたの味方じゃないけど忠告はしておくよ……こいつはヤバイ!」
真島のアルテマウエポンでさえ平気で受け止める小畑も動揺を隠せないでいる。
と、車田が小宇宙を爆発させ、キユに向かって行った。
車田「お前がゆうきと先程の二人の黒幕か――――ッ!!」
  (この少年は危険だ!俺の小宇宙がそう言っている!!)
キユを前に車田は冷静さを欠いていた。焦りが、車田を突き動かした。
キユ「それなんだけど……」
車田「問答無用!くらえギャラクシアン・エクスプロージョン!!!」
何か言いかけたキユに構わず車田は全力で最大の奥義を放つ、が!

 バ シ イ イ イ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ッ ッ ! ! 

何とキユは車田の拳を片手で軽々と制した!

359 :そいつの名はキユ:03/06/18 06:21 ID:s8R9txIa
車田「バカな!!?」
驚愕する車田をよそに、キユは相変わらず屈託の無い笑顔を浮かべたまま言葉を続ける。
キユ「それなんだけど、まあ、成り行きで敵対しちゃったけど、
  僕自身はあなた達をどうこうしようとは思ってないから、このまま帰ってもいいですよ?」
しかしキユのその言葉が、技を破られ萎えかけた車田の精神を逆撫でした。
車田「ふざけるな!我々に刺客を差し向けておいて、このまま帰ってもいいだと!!」
キユ「だからそれはゆうきまさみの一存。僕自身の意思じゃないよ。
  彼らは時に『キユ様のため』と僕の名前を使って、勝手な行動をすることがよくあるんだ。
  まあ、僕もそんなガッデムな所が嫌いじゃないんだけど…
  大体僕はあなた方には興味がないんだ。年老いて枯れ始めたあなた方にはね」
車田「おのれ…!どこまでもコケにする気か!」
キユの言葉はさらに車田を煽った。
キユ「 週 刊 少 年 ロ ッ ク 創 刊 のためには
  ロ ッ ク で ガ ッ デ ム な 感性を持つ者が必要なんだよ。
  だからそれを持っていないあなた達には用はないんだ。
  ほら、後に怪我人もいることだし、おとなしく帰った方がいいですよ?」
車田「その考えが危険なのだ!もし漫画界がロックでガッデムな漫画で溢れてしまったら、
  それを読む読者達の精神に必ず悪影響を及ぼす!
  少年漫画の基本は『友情・努力・勝利』でなくてはならん!!」
キユ「やっぱりあなたは古い人間です。
  時代は『無敵の未成年様』や『首チョンパ』を求めているんだ!」
車田「違う!『友情・努力・勝利』はいつの時代も不変のものだ!
  もう一度くらえ!ギャラクシアン……」
しかしキユは車田が技を仕掛けるより早く、その懐に潜り込む。

     『友情・努力・勝利』そんな既成概念に縛ら
     れた漫画じゃ、僕らは満足できない。そんな
     のロックじゃないですよ?車田先生。<キユ>

眩い光がキユの両手から放たれ、車田の身体を打ち抜いた!

360 :そいつの名はキユ:03/06/18 06:22 ID:s8R9txIa
キユの攻撃を受けた車田は光に包まれ硬直していた。
やがてゆっくりと高橋を振り返ると一言、

     …………GOOD BYE。 

                      <正美>

 ド ッ ゴ オ オ オ オ オ オ オ オ ン ッ ッ ! ! !

高橋「え!?」
その場にいた誰もが状況を理解できなかった。――ただ一人キユを除いては――
車田が口を開き、一言口にしたと思ったら、
次の瞬間には物凄い勢いで通路の天井を突き破りぶっ飛んでいってしまったのだ。
そう、まるでロケットが打ち上がるがごとく。
高橋「え!?あ!?い、いったい!!?」
高橋は目の前で起こった現象が理解できず軽いパニックに陥っていた。
真島「キ、キユ……今…車田に何をした……!?」
真島もまた状況が理解できず、震える声で尋ねる。
キユは満面の笑みをたたえ答える。

キユ「車田先生は……

   突   き   抜   け   た 

                        」

361 :そいつの名はキユ:03/06/18 06:23 ID:s8R9txIa
驚きのあまり誰も言葉を発することが出来なかった。
驚きなどという言葉では生易しい――絶望――そんな言葉こそ相応しかった。
突き抜ける力。その力の存在は知っていても、実際に目の当たりにするのは誰もが初めてだった。
呆然とする皆をよそにキユは高橋に向き直り、告げた。
キユ「でも安心して、手加減したから。彼ならきっとすぐに戻ってこれるよ。
  今のは警告、あなた達がこのエリアの外に出るのなら僕は…僕らはこれ以上何もしないよ」
高橋はブンブンと首を縦に振ると、青山を抱え重傷の身を引きずりながら場を離れていく。
キユ「さて、君もだ」
キユに向き直られた真島はうろたえながら答える。
真島「え!しかし、俺は岡本に頼まれて……!」
キユ「彼らがここを離れるなら君がここにいる意味はないよ。
  宇野っちにも目立つ行動はするなと釘を刺されてるし、あまり騒ぎを大きくしたくないんだ」
真島「し、しかし……奴らの力を吸収するには今が……」
なおも食い下がる真島にキユはあくまで笑顔で言った。
キユ「それとも君も  突  き  抜  け  る  ?  」
ゾクッ……!瞬時に全身の体温を全て奪われたような悪寒が走り、真島はそれ以上何も言うことが出来なかった。
そしてキユが去った後もその場を動くことが出来ずに、真島とそれに付き添って小畑はただ立ち尽くしていた。
真島(あれがキユ……あれが突き抜ける力……恐ろしい……
  だが、あの力を手に入れることが出来れば漫画界を手中に収めたも同然!
  今に見てろよ……今の俺には無理だが……いずれ俺がキユになり代わってやる……!)
ガタガタと膝を震わせながらも真島の心は野望に満ちていた。
だが、この時真島は気付いていない…何故あれだけの力を持ちながらキユは漫画界を支配しないのか。
いや、支配できないのかを。そして自分がその為の生贄に過ぎないのだという事も…

362 :357-361:03/06/18 07:11 ID:s8R9txIa
車田復活した直後にぶっ飛ばしたのはあんまりだったか。
一応、突っ込まれる前に言い訳しておくけど、別に車田に恨みがあるわけじゃなくて、
真島まで出てくると収集付かなくなりそうだったのと、キユの顔見せ、
車田のえなりチーム復帰の伏線のつもり。ちょっと早かったような気もするが。


363 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 09:37 ID:59oXWk70
コメント欄にワロタ。

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 11:44 ID:jVwNJcru
車田vs真島はちょっと書いてみたかったけど、
それはまた機会がいくらでもありそうだから、まあいいかな。
しっかし、コメント欄に爆笑。
こいつに勝てる奴ってゴッドハンドくらいしか思い付かない。

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 12:07 ID:OXRQo5Qi
そう言えば、車田も『突き抜けた者』だったねぇ…

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 13:29 ID:jVwNJcru
川原「おおおお!!」
藤原「ぬううう!!」
闘いはじめて、もうどれくらいになるか。
一時間か、それともほんの数分にすぎぬのか。時間の感覚すらも、今の2人にはない。
闘いが始まって以来、もう何度目になるか、2人が激突した。
藤原の放った、八極拳『裡門頂肘』。
川原の放った、陸奥圓明流『裏蛇破山・朔光』。
2人の持つ致死の威力を誇る肘技が、互いの鳩尾に突き刺さっていた。
両者は離れ、どちらも膝をついた。
しかし、それがまるで効いていないかのように立ち上がる。

藤原「ほゥ・・俺は硬気巧によってかろうじて今のダメージを無効化できたが・・
   おまえの流派にも似たような技があるか・・・・」
川原「陸奥圓明流『金剛』・・・・」
どうやら、2人の力量はほとんど差がないようだ。
やっと巡り合えた好敵手に、藤原は鬼気迫る笑顔を見せる。
だが、川原は、藤原の心の深奥を見透かしたような言葉を口にした。

川原「そろそろ・・・『仮面』を外したらどうだい?」
藤原「!!」
その言葉に、藤原は激しく動揺する。

藤原(この男・・・気付いているというのか?俺の裡に潜む『悪魔』に・・)
だが、藤原はかぶりを振った。

藤原「ただ漫画家として技を比べあう・・・それで十分だろう」
自分で言っていて、どこか空虚さが漂う台詞であった。
それを聞いて、川原が嘆息する。

川原「アンタの仮面を外すのは簡単だと思ってたんだが・・・ひっぱりだすしかないか・・」
そう言った瞬間、川原の放つ闘気が一変した!

藤原「な・・なんだと、この戦慄!震えが止まらん・・・」
見れば、川原の表情はそれまでとは一線を画している。
まさに、地獄の鬼を喰らう、修羅のごとし、だ。

川原「いくぜ・・」
刹那、藤原の顔面が、強烈にはじけた。

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 13:51 ID:jVwNJcru
藤原(ぐぅっ・・バカな、攻撃がまるで見えなかっただと・・)
咄嗟に、顔との間に掌をはさんでダメージを軽減したが、藤原は動揺を隠せない。
川原が、身体を旋回させ、顔面への後ろ回し蹴りを放ってくる。
藤原は、その蹴りを、両腕をあげて防御しようとした。
だが、蹴りは直前でその軌道を変え、藤原の腹をえぐった。

藤原「ぐはっ」
怯んだところへ、さらにハイキック。これはしのぐ。
その瞬間、川原が藤原の後ろ襟を掴み、吊り込み腰の要領で投げ飛ばした。
受け身をとるも、背を床に叩きつけられる藤原。そこへ、ギロチンのような肘が落ちてくる。
皮一枚で、これをかわす。頬がざっくりと裂け、血がしぶいた。
即座に起き上がると、そこを待ち構えていたように、川原が組み付いてきた。

藤原(投げ・・? いや、違う、これは・・!)
思ったときには遅かった。
藤原のわき腹に密着した拳から、ゼロ距離で凄まじい衝撃が貫いた。
ガクン・・と藤原が膝をついた。
なんと、そのわき腹に、拳大に陥没したような痕が穿たれている。

川原「陸奥圓明流・・・『虎砲』・・」

藤原(ぬかった・・・寸勁のようなものか・・・)
その口から、つうと血が溢れる。鉄錆びた味が、口腔内に充満した。

藤原(人のままでは勝てぬ・・・か)
かつてない危機に追い詰められ、藤原の中で何かがざわめきだす。

藤原(皆川・・七月・・・すまぬ・・・俺はもう・・・)
川原が、藤原の顔を見て、にぃ・・と歓喜の表情を浮かべる。
藤原の顔・・ストイックさを絵に描いたような顔が、禍々しいものへと変貌していく。

藤原(・・この血のたぎりを・・・沈めておくことが出来ぬ・・・俺は・・・)
唇がまくれあがり、そこから牙のような歯が覗いた。

藤原(この男を・・・殺したい・・・)

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 14:12 ID:jVwNJcru
藤原「俺は・・嘘吐きだ・・・」
藤原を知る者が聞いたなら驚いただろう、別人のような声で、藤原が言った。

藤原「(他の漫画家に試練を与えるだの、そんなことは皆、嘘だ・・・)」
貌を朱に染め、肉食獣のような笑みを浮かべる藤原に、もはや面影はない。

藤原「(この身に棲まわせた業(わざ)を振り絞って、この男を殺したい・・)」

そう思う『ディアーボ(悪魔)』こそが、俺の本性だ・・・・

川原「待ってたぜ・・・そのアンタをな・・」

刹那、藤原が動いた。
だが、その動きを川原は知覚できなかった。
メリ・・と前蹴りが腹に突き刺さる。

川原「ぐう・・・迅い・・!」
反撃を繰り出すも、藤原の舞うような動きにあっさりと躱される。
そして、次の瞬間、コマ落としのように動いた藤原の手刀が、川原の頬をざっくりと裂く。
川原がハイキックを跳ね上げると、藤原がサイドステップで躱しざま、
その動きを利用した後ろ回し蹴りを、川原の後頭部にぶち当てる。
例えるなら身体にまとわりつく空気。
どれほどの豪拳を持ってしても、すべてが風がそよぐがごとく捌かれる。
藤原自身でも気付かなかった、その秘めたる力。
厚いベールに阻まれていた才能が、ここに完全覚醒を果たした。

川原(へへ・・・すげえなあ・・・すごすぎて逃げ出したいくらいだ・・だが・・)
明らかな劣勢に陥りながらも、川原の貌は修羅のごとく笑っている。

川原(俺は現代格闘漫画の第一人者、川原正敏・・!!)
次第に、川原の動きもまた、その速度を増しつつあった。
初めは手も足も出なかったのが、今ではほぼ互角の攻防を繰り広げている。
そして今、渾身のハイキックが、藤原のこめかみをとらえた!


369 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 14:38 ID:jVwNJcru
神速の域に達した上段回し蹴りが、鮮やかに藤原のこめかみを叩いた。
ぐらり・・と糸が切れたように、藤原の身体が前のめりに崩れる。
その瞬間、川原にわずかな隙が生じていた。
それを悪魔は見逃さなかった。

ト・・ン、と藤原の掌が、ごく軽く川原の胸に添えられた。
刹那、掌にとてつもない斥力が生じ、川原の内側で爆発が起こる。
目を剥き、ごぼりと大量の血を吐き出し、川原が倒れた。
藤原が得意とする内部からの破壊……その象徴が、この浸透勁である。

これを喰らっては立ち上がれまい・・・

藤原は勝利を確信し、倒れふした川原に背を向けた。
だが、その背に、地の底から響くような声音が浴びせられる。

川原「甘い・・・甘いなあ・・・」
藤原が驚愕をはりつかせて振り返ると、
そこには血まみれの歯を剥き出して笑う『修羅』が立っていた。

川原「本当に俺を殺したいなら、あそこで俺の頭を踏みつぶすくらいはしなくっちゃあダメだ・・」
その姿に、再び殺意をともなった歓喜が蘇るのを、藤原は感じた。

藤原「まだ・・やらせてくれるというのか・・・感謝する・・」
川原「さあ・・・やろうか・・・」

修羅と悪魔の闘いは、どちらかの死をもってしか終わらないのか。
二頭の獣が、互いを滅ぼし合おうと、その距離をつめていく。
そのときだった。

パアアアアアアンッッ

鼓膜をつんざくような破裂音が、轟いた。
その轟音に、2人は我に返り、周囲を見回した。
すると、スーツを着込んだ、巨躯の男が2人の前に、姿を現した。
眼鏡をかけている為、その表情は読み取れない。
しかし、ひとつだけ分かっていること・・・
それは、この男が、並々ならぬ力量の持ち主であるということだけだ。
闘いが止んだのを確かめると、男は眼鏡を直しながら、言った。

猿渡「その勝負・・・私があずかろう・・・」



370 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 17:51 ID:1UFTWsls
澤井がやられちゃった・・・
信也VS澤井を書くのを夢見て来てたのに
でもまだ来てやるからな!ヽ(`Д´)ノウワァァァァァァン

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 18:09 ID:cimY55iw
てゆーか裏御伽存亡の危機。
にわのまこりん活躍を夢見る身としては闘わねばなるまい(つдT)
(・・・まこりんはチーム・タフに寝返るのも可能なんだけどね実は)

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 18:10 ID:jOhqh7oZ
>>370
ここからギャグで乱入するんじゃないか!!
ガンガレよ!

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 18:12 ID:jOhqh7oZ
いや…僕は見ている側なので皆さんがんがってください。

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 18:29 ID:+YEOxm9M
>372
そうか・・・それじゃあ、タイミング見て乱入するよ。
構想とか色々考えてるから。
俺、ガンガル!

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 18:38 ID:MkQjrARg
たしか澤井、初登場時はかっこいいボーボボのキャラだった気がするんだが
いつの間にか下っ端になっているな・・・

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 19:01 ID:XRtqeM/N
裏御伽で残る奴は誰なのか?
ぜひ本宮には残ってほしい。
武論尊と絡ませたいし。

あと澤井は生きてるんじゃない。
これくらいでくたばるとも思えん。


377 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 19:37 ID:P+Whhu36
>>374
超ガンガレ

378 :使わなかったネタを晒しておこう:03/06/18 19:38 ID:ouFgClOP
【GUNG-HO-GUNS控え室】
試合に敗退したGUNG-HO-GUNSの面々は、各自体を休めるためどこかへ消えて
今は野々村と荻野の姿しかない。中でも野々村は銃の点検整備に余念がなかった。
荻野「しかしバカでかい銃だな」
荻野は野々村の愛銃を見やり呟く。
野々村「デザートイーグル55AP(アーマーピアッシング)
    弾丸は特注品の55口径徹甲弾。本編には登場しなかったが他に劣化ウラン弾、炸裂弾がある。
    この銃の前で主力戦車以外の航空・地上兵器で破壊できないものはない」
荻野「なんかそんな台詞『ヘルシング』にも出てきたな」
野々村「……言うな」
バツの悪そうな声で野々村はうめく。
野々村「しかし寺沢様もお前にはお土産無しってのも酷い話だよな。
    俺は戦術生体装甲や戦略人間兵器の能力も使用許可が出たが」
荻野「いや、俺には特にないってことだろう。
  もともとそういう規制は受けてないし、いざとなれば鉄パイプでも常世送りの剣は使えるしな。
  小類人(ちゃいるど)の力は大人の体じゃ使えないが……隠しダマは色々用意していたんだが……
  使う前に試合が終わっちまったんだよな……
  『ガンスピリット』の名を冠していると言うのに『死気』どころか『投気』さえ使ってないんだぞ!
  あれでやられた振りして一発逆て〜〜ん!!ってのを狙ってたんだが……
  それに連載も何やらわけのわからんうちに終わってしまうし……」
だんだん愚痴っぽくなってきた荻野に野々村が突っ込む。
野々村「いや……それはいつものことだろ……『退魔聖伝』はどうなってんだよ……」
荻野「あ〜、『夜叉鴉』描いてるうちにどうでもよくなった。って今はそんな話じゃない!
  俺が悔しいのはこいつを使う機会が無かったってことだ!」
そういって懐から曼荼羅の文様が彫り描かれた一丁の銃を取り出す。
野々村「・・・・・・それは?」
荻野「ドイツ=ゲルマン神話の英雄ジークムントが、巨神オーディンより
  授かったという神剣をもとに造り上げられた伝説の破魔の銃……
  ジ ー ク ム ン ト の ワ ル サ ー P 3 8 ! !
  この銃には一切の魔術呪法も無力なのだ!
  これなら藤原カムイにだって勝てたのに……いや、魔法主体のガンガンなら全滅させることだって……」
荻野が悔しそうに、本当に悔しそうにうめく。
野々村「トンデモ設定ならガンガン連中に引けを取らないのにな……」
荻野「くううっっ!」
控え室には荻野の悲痛な叫びがこだましていた。

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 19:53 ID:XRtqeM/N
そういや王者の戸田は集英社時代に萩野のアシを二年半ほどやったそうだ。
本人が自分のページのプロフィールで言ってる。


ソースhttp://tamtamx.hp.infoseek.co.jp/toda~1.htm


380 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 20:01 ID:ouFgClOP
>>379
おお!そいつは知らなかった!いいこと聞いた。

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 21:06 ID:jVwNJcru
ってか、裏御伽の仮面の男って誰なんだ?
そのネタ書いた人って、まだこのスレにいるんだろうか。
決まってないんだったら、書いた人勝ちってことになるんだろうけど。

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 21:10 ID:0w5rfW6v
ネタフリしたのは俺です。全然決めてませんでした。
書いたもん勝ちってことで。

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 21:53 ID:AZqYygMf

 荒川弘は安西信行のほうに目を向けた。
荒川「安西信行…君だっけ?その身体は藤田和日郎先生の身体を借りている…」
安西「何でてめぇがそんなコト知ってんだよ!」
 
荒川「こっちもいろいろアンテナがあるのよ。それほど意外ではないと思うけれど。」
 抗議に対して、荒川は当然のことのように言う。
 七月は安西を制して荒川に続きを促した。
七月「…本題に移って欲しい。」

荒川「…そうね。私は皆川先生を復活させる。それからもうひとつ、
   条件次第で仕事を引き受けてもいいと思っているのよ。」

安西「何をだよ。」と、安西。

荒川「あなたが藤田先生の身体を持っているのなら、私はその体にある魂の情報から
   錬金術で藤田先生を練成──つまり復活させることが出来るわ。」

安西「!!」
七月「…出来るのか。」
 安西は荒川の言った言葉に対して息を飲む。
 七月も彼女から言い出したことには驚いたが、それほど意外とは感じなかった。

荒川「勿論簡単なことではないし、魂の情報が欠けている場合でも
   藤田先生を復活させることは出来ない。
   それからもうひとつ。
   …藤田先生の練成する私からの条件は」

 説明をする荒川に対して、七月が聞いた。
七月「何かね?」

荒川「私は研究のために藤田先生の錬金術に関する記憶が欲しい。
   だからその部分の記憶を私に貸し出すことが、練成をする際の条件よ。」
 あっさりと言ってのける。

安西「ふざけんな!そんなこと飲めるわけねぇだろうが!!」
 安西が叫ぶ。

荒川「錬金術の基本は『等価交換』。何かを得るためには代償が必要なのは当然のことよ。」
 冷酷に言う荒川に対して。

安西「うるせぇ!治せるなら、さっさと治しやがれ!」
荒川「痛い目を見ないと、分からないらしいわね…!」
 安西は手に持った鉄球に顔のある武器を持ち、荒川に向けて振りかぶった。
 荒川も両手を合わせ、練成の構えを見せる。


384 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 21:59 ID:AZqYygMf

 安西信行と荒川弘が攻撃に入る一瞬の隙に。
 七月鏡一は二人の間に潜り込んでいた。
 片手に手刀、そしてもう一方の手にはARMS殺しの爪を持って二人を止める。
 それぞれの手を二人の喉下にあてがって。
安西「!」
荒川「………」
 一瞬の硬直。
七月「出来れば、私は話し合いで解決したいのだがね。二人とも、怒りを静めてくれないか?」
 …僅かな間にそれぞれの視線が行き交う。
 そして。
 安西は不承不承に武器を下ろした。
 荒川も諦めたように肩を竦めて、練成を解く。
 七月は軽く両者に笑いかけると、ARMS殺しの爪をしまって、元の位置まで下がった。

七月「安西君、あまり好戦的なのは感心しないね。
   君の気持ちは分かるが、本来は皆川君の治療のために来たんだ。
   あまり私情を優先させないで欲しい。」
 そして、荒川のほうを向く。
七月「荒川先生、…私も藤田先生を復活させてもらえるのならば、
   ぜひお願いしたい。だが、錬金術の記憶については返してもらうことを
   約束してもらえないだろうか。」
 荒川が口を開く。
荒川「必要な情報を手に入れたら、それ以上は持っていても仕方のないものだわ。
   その後でよければ、返してあげられるけれど。」
七月「…そういうことだ。どうかね、安西君。」

安西「わかったよ。…頼む、先生を…生き返らせてくれ。」

荒川「最善を尽くすわ。」
カムイ「待て。」
荒川「?」
 荒川は藤原カムイのほうを向く。
カムイ「俺のほうからも条件がある。」
安西「てめーは関係ねぇだろうが。」
荒川「私たちのチームの隊長の言うことだし、私は無視出来ないわ。なに?」
カムイ(隊長って…お前今決めただろ。)
 カムイは思ったが、話がややこしくなるので口には出さなかった。
安西「何だよ、条件ってのは。」
 荒川の言葉の効力が効いたのか、安西は話に乗ってくる。
 その言葉に対し、


 カムイは自らの装備する武器──幻魔剣──を抜いて、静かに言った。
カムイ「お前に…資格があるかどうか試す。俺と勝負しろ。」



385 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 22:01 ID:AZqYygMf
安西「何だって。」

カムイ「ここで荒川が藤田を復活させたとしても、どうせすぐ安西、お前に殺されて終わりだ。」
   
安西「ふざけんなよてめぇ!!」
 安西は自らの武器をもってカムイに打ちかかる。
 カムイは幻魔剣でそれを受け止めた。

カムイ「生き返らせたとしてもお前をかばって、また死ぬといっているんだ。
   お前のその場しのぎに使われちゃ藤田もたまったもんじゃないだろうよ。」

安西「クッ…」

カムイ「安西。俺と勝負しろ。
   俺はお前が気に入らない。自分の望みをかなえたければ、力で認めさせてみろ。
   …荒川、それと七月サン…だったか、それでいいな?」

 荒川はカムイのほうからそのまま七月に視線を移した。
 七月も肩を竦める。どうやら七月に止める気はないらしい。

荒川「…しょうがないわね。じゃ、私達は上の控え室に居るから、
   来れるようなら、この材料を持って部屋に来てね。」

 そう言って、荒川は安西に一枚のメモを渡す。

安西「…なんだこれは?」

荒川「水35リットル、炭素20キログラム、アンモニア4リットル、石灰1.5キログラム、
  リン100グラム、塩分250グラム、硝石100グラム、イオウ80グラム、フッ素7.5グラム、
  鉄5グラム、ケイ素3グラム、その他少量の15の元素…

  大人一人分として計算した場合の人体の構成成分よ。
  この飛空船内でも手に入るものばかりだし、藤田先生の身体になるものだから
  分量を間違えずに持ってきてね。…水ぐらいはこっちで用意するけど。」

七月「メモの内容については私が用意しよう、それで構わないかな。」
七月「私は、私に出来ることをやりたいからね。」

安西「…ああ、頼む。」
 七月にメモを渡し、安西は答えた。

荒川「じゃ、後でね。」
 荒川は誰にともなく言うと、倉庫の壁際に向かって歩く。
七月「扉は閉まっているようだが、どうするのかね。」
荒川「出口が無ければ作ればいいのよ。」
 鍵のかかっている扉のすぐ脇にもうひとつ扉を練成し、荒川はそこから外に出た。
 七月は皆川を肩に抱えて、金田一と共に続く。

 そして。
 藤原と安西だけが倉庫に残された。


386 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 22:03 ID:rdjmu2qk
幻魔剣は呪われた武器を使い、その呪を力へ変換する。
 その付加効果として幻魔剣で斬った物は回復しない。

…この設定覚えているのは何人いるんだろうか。


387 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 22:10 ID:AZqYygMf
>>386
2行目は覚えていたけど1行目は忘れてた。

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 22:13 ID:AZqYygMf

 皆川亮二の治療にはそれほどの時間はかからなかった。

荒川「後は、目を覚ますのを待つだけね。目覚めるかどうかは本人の体力しだいだけど。」

 ガンガンチームの控え室。
 とはいっても、先ほど荒川弘が床に大穴を空けた部屋ではない。
 そっちの部屋のほうは山田貴敏の連れて来た怪我を負ったサンデー漫画家達によって
 占領されていたので、
 試合前に移る予定だった、もうひとつの部屋に移ったのである。

荒川「錬金術とは物質の内に存在する法則と流れを知り、分解し、再構築すること。
   だから私がその性質を理解していないものは練成、つまり作ることが出来ない。
   私に出来ることはここまで、ということね。」

 荒川は説明を続ける。
 情報というものはそれなりに重要ではある。

 とはいえ、手札を見せるということは、漫画家ならば避けられないことだ。
 マンガを描くということは、
 お互いがお互いの実力を全力で晒しあっているようなものなのだから。

 それが当然で、もしも実力を隠すのならば、むしろそれは愚かだと言える。
 手の内を隠すということは、早く言えばそれだけ手を抜いていると思われることになるのだから。
 
 それでも人は隠してしまうものなのだろう。
 そして自分も愚か者の一人であることを、
 荒川は心の中で認めた。

七月「すまなかったな。恩に着る。」
荒川「別に構わないわよ。借りならこの“体”に返してくれればいいんだし。」



 自らの手を胸元に当てて、笑いながら言う。



389 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 22:15 ID:AZqYygMf

荒川「まあ、次は藤田先生ね。
   こっちのほうは肉体を完全に復元しなければいけないから賢者の石が必要になってくる。」

七月「…完全物質といわれる、賢者の石。君は完成させているのか?」
 聞きとがめて、七月が問う。

荒川「いいえ、作ってはみたけど、いつ限界が来て使用不能になるか分からない、
   未完成品よ。それでも、魂の情報が残っていれば“人体練成”を成功させることが出来る。」

七月「私達のためにそれを使ってくれる、というわけか。
   ありがたい話だが…錬金術の基本は『等価交換』ではなかったのかね。」

荒川「藤田先生の錬金術の知識をもらえるのだから、こちらとして文句は無いわ。
   私は賢者の石を練成する。
   そうすれば、この“体”──彼女を復活させることが出来る。」

 そして荒川は自分を指し示した。
 七月はその言葉の違和感に気付く。

七月「…そういえば“ドクター”は右腕と左足が機械鎧(オートメイル)の漫画家だと聞いていた。」
 荒川はしばしば、仮の体で行動する。だからそれほど気にしなかったのだが。
 荒川の目に光が宿る。

荒川「気付いたわね。まあ、この体は魂の情報──精神──が壊れてしまっていて
   私の力では復活させることが出来なかった。
   体だけ復元出来て、勿体無かったから使わせてもらっていたのだけど。」

 荒川は顔に手を当てて練成をする──いや、錬金術の練成を解いたのか。

 七月はその記憶の中からその単語を思い出すことには随分な時間がかかった。
 そしてようやくその記憶を取り出したとき、七月はその驚愕の色を隠すことが出来なかった。
 見知った顔とはそれほど似ていなかったのだが、それは性別のせいか。
 震える声を絞るように言う。

七月「……えなり…。」

荒川「いずれ挨拶に行かないとね…彼らは間に合わなかったのだけど。」
 えなり姉の体を借りた荒川弘は静かに告げた。


390 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 22:16 ID:AZqYygMf
やっちゃった…悲劇にしようか、喜劇にしようか、正直迷ってます。

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 22:29 ID:qLEBZ7+F
横山光輝がサリーちゃん、赤塚不二夫はひみつのアッコちゃん、この辺は使えそうなネタだな。


392 :【お話の間のワンエピソード】:03/06/18 22:30 ID:AZqYygMf

 藤原カムイは盛大にくしゃみをした。
カムイ「くっしゅん!」

荒川「どうしたの?」
 怪訝そうに荒川が聞く。
カムイ「…いや…誰か噂しているような気がしたが…なんでもない。」
荒川「全く…風邪引きたいのはこっちよ…」
 確かに、薄暗い倉庫の中はそれなりに冷えて、寒い。
 いきなりつれてこられ、濡れたままの荒川にはきつい環境だったのかもしれない。
カムイ「いや、俺はそれほど寒くはないんだが、
   なんとなくさっきの試合のことを思い出していたら急に…何かな…」
荒川「…それについてはよくやったとおもうわ。
   まったく、人のチームの控え室に勝手に乱入した上に、惨めに情けなく追い返されたからって
   試合前に人殺して虚勢を張るような馬鹿共相手に、一泡吹かせてやったというだけでも
   いい試合だったと思うし。」
カムイ「いや、そこまでくそみそに言う必要はないと思うんだが。」
荒川「いいえ、残虐に悪魔のごとく血を見ても薄笑いを浮かべその上に唾を吐いて喜ぶような
   冷酷極まりない残酷な人でなしの集団に鉄槌を食らわせたのは少年漫画的には上等よ、
   オッケーよ。
   (ここまで息継ぎもせずに言いました。)
   特にそれはもう悪い黒幕的ないかなる悪魔もその邪悪に対しては
   涙を流してその悪徳を非難するような冷酷で性格悪い冷血な殺人鬼に鼻を
   明かせたのは僥倖よ。
   例えば伊藤とか伊藤とか伊藤とか伊藤とか。」
カムイ「いや、そいつは非戦闘員だったんだが…何か恨み言でもあったのか…?」
荒川「ま、そっちのはなしはおいといて。」

 半眼でうめくカムイに対して荒川はあっさりと話をそらす。
 そして、いきなり話が逸れて呆然とする七月と安西に向かって荒川は言った。

荒川「安西信行…君だっけ?その身体は藤田和日郎先生の身体を借りている…」
  (>383にワープします。)

カムイ「………」 

金田一「いや、女の争いって醜いわね。ウフ」

カムイ「いや、俺はお前が一番悪女だと思っているんだがな…」

 まくし立てられると。何を言いたかったのか分からなくなる。
 とりあえず誰も聞いてくれないのでカムイは独り言のようにぼやいたりもした。

カムイ「いや、そういわれてもだな…俺ってドラクエワールドもあるし、
   仕事引き継いだ関係で大友克洋サソの技ちょっと使えるし、
   渡辺も衛藤も金田一もアニメ化しているし、
   土塚はモードによって性格とか技とか変わるあげくにドラゴンボールヲタでJOJO厨だし、
   金田一は2ちゃんねらーだし、
   …ガソガソは魔法以外にも科学力も魔法並みにトンデモだし…

                 …………………まだ秘石眼の人も出てないし(ボソ」

 言っていて。
 なんだか悲しくなったので。
 カムイは忘れることにしました。

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 22:32 ID:jVwNJcru
岡田と山口は、ぴくぴくと痙攣する戸田を、唖然とした面持ちで見つめていた。
戸田の手から転がったボールを、伯林が拾い、放心している岡田にタッチする。
??「アウト〜〜ッッ!」
アウトの宣告に、岡田が我に返った。
しまった、あまりのアホさに・・・だが、山口の力量を計れただけでも良しとするか。
そう考えたところで、ふと岡田は奇妙なことに気付いた。
あれ・・・森田は一向に出てこない、えなりチームの8番を待ちわびて、イライラしている。
つまり、こちらを見ていない。じゃあ、今アウトの宣言をしたのは誰だ?
疑問に思い、ちらりと声のした方を向くと、そこには奇妙な人・・・いや、生物が立っていた。
筋肉ムキムキのマッチョボディをオイルでテカらせた見事な肉体。
顔にかぶせられた奇妙な仮面。そして、全裸の肉体で、股間だけを覆うアンパイアマスク・・・。

伯林「アンパイアしゅーまっは、です。森田先生ひとりじゃ大変だと思って」
岡田「さっさと片付けろ」

一方、えなりベンチでは一一

富沢ボディが、突如何者かに乗っ取られた。
だが、それは鳥山・武井・富沢の誰でもなかった。それは……
??「悪いけど、この肉体は一時、僕に貸してもらうよ」
鳥山「だれだ…お前は!オラの肉体を勝手に!!」
武井「何を!それは俺の肉体ですよ!!」
富沢「ちが〜う!それは俺の身体だろうが!!返せええッッ!!」
三者の醜悪(?)な肉体への妄執に、謎の人物が困ったような表情を浮かべた。
そのとき、えなりが、突然思い出したように叫ぶ。

えなり「あ、あ〜!貴方はもしかして、『ファイブスター物語』の永野護先生!!」
永野「おや、このチームで僕を知ってる人がいるとは」
そう、それはサンライズの惨劇から生き残った、唯一の男・永野護だった。

えなり「貴方は確か、サンライズでの仕事の関係で、あちらのチームの島本先生とは
    旧知の仲なんじゃないんですか?それがなぜ、わざわざ僕らのチームに・・・」
永野「・・・僕も、心から島本に敵対するワケじゃない。
   だが、奴には必要なんだ。この僕と戦う、という試練がね。
   今のアイツじゃ・・・『奴ら』には・・そして、『あの人』には勝てない・・」
えなり「・・試練?奴ら?あの人?」
永野が何を言っているのか、えなりにはワケが分からなかった。

永野「今の僕は実体じゃない。『エイリアス』という僕の分身だ。
   僕の本体は、今傷ついていて、とても動ける状態じゃない。
   そして、こいつは実体を持ってない。でも、島本と戦うには、実体が必要なんだ。
   だから、この肉体を貸して欲しい。頼む!!」



394 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 22:33 ID:jVwNJcru
鳥山「ダメだッ!そいつにはオラがはいるんだ!!」
武井「俺だってんだろーが!」
富沢「返せ、肉体ドロボー!対策するぞ、ゴルア!!」
その争いに終止符を打つように、鶴の声が響きわたった。

荒木「いいよ、アンタがその肉体を使っても」
えなり「荒木先生!?」
荒木「ああ、心配しなくてもいいよ。ちゃんと、登録メンバーは
  『クレイジーダイヤモンド』で書き直しておいたから」
鳥山・武井・富沢「「「そ う じ ゃ な い だ ろ う が !!」」」


荒木「や  か  ま  し  い ッッ! うっとおしいぞ、てめーらッッ!!!」


とうとう荒木がブチ切れた。
ぴたり、と押し黙った三人を無視し、荒木が永野に話しかける。

荒木「アンタが、どんな目的を持っていよーが、俺は興味はない。
   興味あるのは、アンタの力量だけだ。そいつに期待してるよ」
永野「ありがとう!ありがとう、皆さん!!」
鳥山たちは大いに不服だったが、荒木の一声ですべてが決定してしまった。

聖「じゃあ、さっそく調整を開始しますよ」
そう言うと、聖が富沢の肉体を、宿主になった永野のものへと造りかえていく。

聖「これでよし。君の本来の肉体と寸分違わぬものになったはずだよ」
永野「かたじけない・・」
富沢のボディを手に入れた永野が、ベンチを出ると、王者ベンチに高らかに宣言する。

永野「俺は、永野護だッ!島本ッ、俺はえなり側についたッ!!
   そいつが気に入らなければ、出て来い!そして、俺と勝負しろ!!」

その瞬間、王者ナインにどよめきが起こった。
中でも、最もショックを受けたのは、やはりこの男。

島本「永野・・・なぜ、お前が・・・なぜだ〜〜!」



395 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 22:34 ID:AZqYygMf
なんだか、はずした気がするので吊ってきます。スマソ。
気に入らなければスルーでよろ

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 22:38 ID:AZqYygMf
>>395
>>392>>389についてです。

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 22:39 ID:jVwNJcru
永野の登場に、島本が苦悩しているのが、永野本人には痛いほどよくわかった。

永野(すまん・・島本。だが、お前は、この試練を乗り越えねばならん!
   今のおまえでは、石川賢を始めとするゴッドハンドの連中には太刀打ちできん!!
   そして、あの人にも・・・・・)

永野「どうした怖じ気付いたか!!熱血・島本和彦とは、所詮その程度の男だったのか!!」
島本「なにおっ!」
永野の挑発に、島本が燃えた。重傷の身体をおして、ふらふらと立ち上がる。

施川「ちょ…ちょっと、無茶ですよ、島本先生!
   まだ石川賢との戦いの負傷が、まるで治っていないんでしょう!?」
島本「いや、全然大丈夫だ。少し休んだら、完璧に回復したっ。」
施川「下手な嘘つかないでください。足下がふらついてるじゃないですか」
島本「そりゃそうさ。この傷と出血が、ちょっと休んで治るわけがないだろう」
施川「今と言ってることが全然ちがうじゃ・・」
そのとき、島本がギロリと施川を睨みつけ、それ以上言わせなかった。

島本「たとえ実は回復していなくてもだ………
   『今!回復していなければ話にならん!』というときには、
   回  復  す  る  し  か  あ  る  ま  い  っ!」
施川「し…島本先生・・・・・」
その島本の燃える決意に、もはや施川はなにも言えなくなっていた。

島本「・・・というわけで・・選手交代だ!誰か、俺と今すぐかわれ!!」

と言われても、急に言われて、すぐにかわるという者はいない。
そこで、水島は独断で決めることにした。

水島「・・じゃあ、一塁の余湖と交代せい」
余湖「そ…そんな、俺はまだやれる!そんなの横暴じゃん!」
水島「じゃかましいわい!いいように一塁を抜かれまくりおってからに!!
   今のお前には、ベンチが相応や!!」
余湖「あ〜〜あんまりじゃん・・・そんなの・・・」
水島の言葉に傷心した余湖は、マスコットあーめつ君状態になって、すごすごとベンチに下がった。
そして、目に爛々と滾る炎を燃やし、

 島 本 和 彦、 出 陣

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 22:48 ID:jVwNJcru
永野「すまん島本・・・だが、お前は成長しなければならん。
   サンライズすべての者を犠牲に、ゴッドハンドに転生したあの人・・・
   今やあらゆるガンダムの能力を操る、安 彦 良 和を倒すには、『あの技』が・・
   今川監督が生み出した、ガンダム史上最強の『あの奥義』を身につけねばならん!!」

永野がバッターボックスにはいった。
水島と向き合いながら、目に映るのは一塁に立つ島本だけだ。

永野(俺がここに立つのは一度きりだ。だから、ここだけがチャンス!
   その為には、ア ウ ト に な っ て も 塁 に 出 る)

永野「島本!俺がここに立つのは、これが最初で最後!!
   だから、この一度で、おまえのすべてを否定してやる!!」

島本「望むところだ・・・是非もない!!」

島本(なんだ・・お前は意味のない勝負をするような奴じゃない・・・
   ということは・・・これも俺が乗り越えなければならぬ・・・・逆 境 だということか!)


399 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 23:03 ID:jVwNJcru
島本の復活とパワーうぷを書きたくて、やっちまった。
あと、ゴッドハンド化した安彦良和の伏線。
永野の出番はここだけなので御容赦を。
今後の展開に不都合だったら、スルーということで。

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 23:05 ID:cimY55iw
富沢ボディ便利ですな〜
って先に誰かさん憑依させたのワシやねんけど
島本さんはそろそろレベル4桁なのかな・・・・

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 23:24 ID:I/MqjJ2p
【邂逅】

河下「……これからどうしよう。」
Aブロック決勝の会場から逃げ出した河下は、途方に暮れていた。
審判の役目は矢吹が命じた事。
それを放棄したという事は、『矢吹に反逆した』という事と同意であった。
河下「私は役立たずの居候で何処にも居場所が無いィィ。」
思わず叫ぶ河下。
その声は、辺りに響き虚しくこだまする。
河下「とか何とか棒読みで泣き入れてるバヤイじゃないよなぁ」
矢吹に逆らい帰る場所を失った今、身の安全を確保しなければならない。
河下「とにかく艦の外に出なく...

ーーーからぁん 
       ころぉんーーー

それは不思議な音だった。
そして、いつか聞いたことの有る音のような気がした。

ーーからん
     ころぉんーー

ああ、これは足音だ、と河下は思った。

ーからん
    ころんー

近づいて来る。
恐怖は感じなかった、むしろ安らぎを感じていた。

からん コッ

足音は河下の真後ろで止まった。
??「やっと見つけた。
   こんな所にいたんだね。」
河下が振り向くと、そこには『隻腕の少年』が立っていた。

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 23:24 ID:I/MqjJ2p
【Aブロック決勝第三試合】

徳弘「動物パワー:チーター!!」
そう叫ぶと、北条に飛び掛かって行く。
その姿は、正にサバンナを駈けるチーターそのものであった。
北条「くっ!なんだこのスピードは!!」
何とか攻撃をかわした北条であったが、そのスピードに戦慄した。
徳弘は更に加速しながら、北条の周囲を回り出す。
北条はその動きを、何とか眼で追おうとするが、やがて完全に見失う。

北条(なんて速さだ、まさかこれほどとは……
   だが!攻撃に移る瞬間を捕らえることが出来れば!)
北条は精神を集中させ、徳弘が攻撃に移るのを待った。

徳弘「うぉぉぉぉぉぉっ!!」
更に加速する徳弘。
徳弘(まだだ!もう少し…もう少しで届く!!)
そして、更に速度を上げようとしたとき、

ギィィ―――z____ィィン

空気が悲鳴を上げる。
その瞬間、北条が視界の隅に影を捉えた。
北条「そこかぁぁぁ!!」
影に向き直し構えを取る北条。
完全に徳弘の姿を捉えた!
その瞬間、北条は驚愕した。
北条「まさか…こんなことが…。」

その時、北条が見たものは『三人』の徳弘の姿だった。


403 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/18 23:30 ID:0w5rfW6v
>>401
出していいの?
ワラタけど

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 00:15 ID:FAxukyQY
安永ファンなのでヌードフェンシングには頑張っていただきたいものです

405 :なんかえらいことになっていますな:03/06/19 01:03 ID:/cRz67A/
七月「まさか… そんな…… えなり姉の体を借りていたとは……
   ドクター……… それは……本当なのか……」
荒川「いや、嘘。」
七月「………へっ?」
その場を冷たい風が吹きぬけた……

七川「嘘?」
荒川「ええ、これはね私がプロフェッサーこと大清水先生と共同開発した”影武者荒川その2”よ
   今回のは、前回のと違って大清水先生が開発した特殊金属MIRAを使っているの。
   MIRAっていうのはね、内帰性調律鉱態の略称で……
   ……まあ難しいことを省いて説明すると自己修復したり変形したりする金属なの。
   例えば……そうねこんな風に。」

言いながら荒川は自己の体を色々な姿に変形させる。

荒川「あ、もちろん前回同様”賢者の石”を内蔵しているから錬金術も可能なのよ。
   そちらの様子はこいつの”眼”を通して見る事が出来るし
   こちらの声はこいつの”口”を通して伝える事も出来るのよ。」
嬉々として”影武者荒川その2”の説明を始める荒川。

七月「何だってこんな事を… 我々を試すような真似を。」

先程、影武者の機能説明をしていた明るい声とはうってかわって冷酷とも言える声で荒川は告げる。

荒川「少し考えれば分かる事でしょ。
   私が初めて会う人間の前にのこのこと姿を現すと思ったかしら。
   貴方達は私達に何か信頼の証になる様なものを見せてくれたかしら?」

七月「それは…」

荒川「気に障った?」

七月「…」

荒川「信用できない?」

七川「……」

荒川「私は貴方達に強制している訳ではないわ。
   ただ私は可能性を提示するだけ。
   信用できないとして失望と共にここから去るか。
   皆川先生や藤田先生を元に戻せる可能性を求めて私達に頭を垂れるか。
   ……決めるのは貴方達よ。」

荒川「さあ、どうします?」

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 01:15 ID:xNtOHFJ4
なんだ影武者だったのか。
やっとえなり姉の所在が矢吹邸って訳ではないってわかったからやりたいネタあったのに。

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 01:19 ID:L7JjbHaj
というかえなり姉がストーリーに絡んでくるとは・・・

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 01:28 ID:FAxukyQY
まあまた別の物語で動く事もあるでしょうさ>姉
ところで現在話が動いてる所は野球場・安西周辺・チームタフ・青山編(終わりがけ)?

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 03:10 ID:u5uB0lc4
七月やっぱりビームサ・・・ジャバウォックの爪持ってたか。

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 03:24 ID:dIK8I6nD
薄れゆく意識のなかで澤井は初めてジャンプに連載が決まったときのことを考えていた。

周りはみんな馬鹿だと言った。お前は確かな未来を捨ててマンガ家なんていうクズみたいな
道を選んだのだと。
「大人になれよ」訳知り顔で肩を叩く者がいた。
「自分の生きたいように生きろよ」そう言う瞳があざ笑っていた。

でも澤井はマンガが描きたかった。
確かに画力はない。小学校のころから、誰かから絵をほめられた記憶もない。
だけど、自分の描いたギャグで人が笑うのを見たとき、澤井は初めて自分がこの世にいる意味を
見つけたような気がした。

ジャンプで連載が決まってからの毎日はまさに地獄だった。カスも出ないほど脳をしぼりつくして
ギャグを考える日々。スランプに陥ったときは、自分の好きなギャグ漫画を研究して、必死に
這い上がった。だけど、澤井の居場所はそこにしかなかったのだ。

まだまだオレは漫画を描きたい。もっと勉強して、もっとたくさんの人を笑わせるんだ。

だが、橋本の蹴りは容赦なく澤井の身を削っていく。

オレは・・・漫画を・・・

橋本が攻撃をやめた。
(ギャグ漫画家が、ギャグを忘れた。つまり・・・心が折れた!!)
「オレの完全勝利のようだ。もうお前に用はない。死ね。」
橋本の渾身の右ストレートが無情に放たれた。

ばしぃぃぃぃっつ
橋本の右拳が捕えたのは、澤井の顔面ではなかった。
ワイシャツにネクタイ姿の体格のいい男が、右手の掌で、橋本の拳を止めていた。
「どりゃあああああっ」
男が吠えた。
橋本は、ダンプカーと正面衝突したのかと思った。男が放ったパンチは橋本が味わった
ことのない、馬鹿げた威力で、橋本を木の葉のように吹っ飛ばした。
そして、ワイシャツ姿の男-本宮ひろし-は、橋本の前に仁王立ちして大喝した。
「てめええええ!!うちの澤井に何さらしとんじゃああああ!!」


411 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 03:57 ID:VURcZ8hg
【Bブロック・ガンガンチーム控え室】

 七月鏡一はしばらくの逡巡の跡、答えを出す。
 
七月「…藤田先生を…生き返らせてくれ…」
荒川「…それで、いいのよ。」
 七月鏡一は荒川弘のほうを向いた。その顔はさぞや満足げな顔を想像したのだが──
 その顔はひどく苦々しいものだった。

【同時刻・同人軍艦エニッ糞・ドクター専用ルーム】

荒川「大清水さち!!」
 右手にある機械鎧(オートメイル)を振り起こして荒川が叫ぶ。
 強制的に意識を排出された頭痛はまだ治らなかったが怒りがそれを上回っていた。
荒川「強制的に体を交代させたな!どういうつもりよっ!?」

 部屋に備えられたいくつかの伝声管──そのうちのひとつから
 声が漏れる。“プロフェッサー”大清水さちの声だ。

大清水「“ドクター”、あなたこそどういうつもりよ。──えなり姉のことを話すなんて──
   あれがどれほど大切なものか、あなたには分からないの?」

 2通りの答えの中のなかで、冷静な答えのほうだったことに荒川は安堵する。
 もっとも、これで会話になる、というだけの話に過ぎなかったが。
 普段どおりの声も気に入らないが、子供っぽい口調のほうで話されると会話にならない。

荒川「情報を得るためには情報を与えなくてはいけない、
   『等価交換』は錬金術師の基本なんでね。」

 伝声管に向かって笑いかける。大清水との距離は壁一枚どころではなく離れているのだから、
 気丈になることに意味は無いのだが、どこにモニターが備え付けられているのか、
 分かったものではなかった。

大清水「信用できないでしょう?私たちの功績を横取りするかもしれない。」

荒川「私はあなたよりも外の世界に注目しているわ。
   それがたたって、殺される経験までしたけれど──あなたよりは外を見ている。
   賢者の石を作って彼女を復活させる手がかりに彼はなる。」

大清水「──とんでもないわ!賢者の石も、彼女もそんなことのために存在しているのではない!
   えなりが念やスタンドを理解するたびに姉の体でもその力が覚醒される。
   だが、えなり姉が意識を取り戻せば、ごらん──

   いまはDブロックだったかしら──そこにいるただのえなりのように、力があっても
   平凡な人間に成り下がる──あなたも理解しているはずよ。
   彼女がいることでどれだけ研究がやりやすかったか。賢者の石の練成に関しても。
   賢者の石──いえ、まだ未完成品に過ぎないけれど──は、ひとつ練成するのにも
   複数の漫画家の命が必要になる!彼女の念で一時的に集めた漫画家を複製し、
   念で作られたダミーを使うことであなたは手を汚さずに石を製造することが出来た──
   ──もしも彼女の意識が戻れば、貴女の研究はそこで終わる。
   あなたはもう気付いているはずよ。」

荒川「………」

 大清水は聞き分けの無い子供を諭すかのように続ける。




412 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 04:29 ID:VURcZ8hg
大清水「彼女はこのままのほうがいいのよ──
   そうすれば私も貴女も研究の成果を使ってさらに優れた漫画家になることが出来る。
   そしてエニックスはさらに発展するのよ。えなり姉?彼女の意志?
   どうでもいいことよ。
   今まで通りやっていきましょうよ。
   “ドクター”、貴女も漫画家なら──、どこに行くの?」
荒川「──お前と組むのはもう止めだ。えなり姉は私が連れて行く。私が必ず彼女を治す。」

大清水「──させないわ──」
 伝声管から響く声色が変わる。
 部屋の前に電流が走る。そして、その電流は荒川の周りを取り囲んだ。

大清水「ねぇ、“ドクター”。私はあなたのことを買っているの。
   構成力、キャラクター、テーマ、どれも頭ひとつ飛びぬけているわ。」
 大清水は睨む荒川をまるで覗き込んでいるかのように話し出す。
 実際そうだったとしても、不思議ではないが。
大清水「そして、そして何より…肝が据わっている。
   ただ世界の広さを知らない、若すぎる漫画家よ。
   えなり姉という貴重な材料がどれだけ重要か、あなたは理解していない。」

荒川「ふざけるな、彼女の命をもてあそぶようなことは私が許さない!!」

大清水「彼女の命?
   そう、彼女の命ね!
   “ドクター”、貴女の手足と“人体練成”で作り上げたえなり姉の体…
   それも貴女が言う“彼女の命をもてあそんだ”結果でしょう!?」
 冷酷に。
 大清水さちは告げる。
荒川「違う。」
大清水「違わないわ。目の前に可能性があったから試した、試さずに入られなかった。
   ──貴女は私と同じなのよ──!!」
荒川「違う!!」

 思い出す悪夢。
 助けられなかった命。

荒川「もういい!お前の許可など私は必要ない!」
 荒川はきびすを返すと、強引に部屋から出ようとする。
大清水「残念ね…本当に勿体無いけれど、貴女には眠ってもらうことにするわ。
   さっき、私があなたの意識を”影武者荒川その2”から強制的に私の意識と交代させたことは
   知っているわね。
   それと同じ原理であなたの意識を移し変えさせてもらうわ。
   ──眠っているサンデー漫画家たちと同じようにね──あなたがその意思を変えるまで
   何日でも、何年でも──」
 闇の中にいる意志のように。
 その声はうつろに響く。
 荒川は右腕の機械鎧(オートメイル)から刃を練成し、構える。

大清水「無駄よ。貴女の部屋には既に仕込が済んでいる。
   貴女は私が“人体練成”をするほど錬金術の知識がないことで、私が強硬手段に
   出ないと高をくくっていたのでしょうけど、
   私は貴女が交わした約束の反故など気にしないの──
   あなたは逃れることが出来ないわ──おやすみ。“ドクター”。」


  大清水は冷酷に言うと、荒川の意識を移すためのスイッチを押した。


413 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 06:02 ID:/cRz67A/
 ??「落ち着いてくださいよ。大清水先生。」
大清水が振り向くと、そこには土塚理弘が立っていた。

大清水「何故、ここに」
 土塚「ドクターにここに来るように頼まれたんですよ。
    あ、鍵ならあらゆる扉という扉を、自由に開くことが出来る『マスターキィ』のMPで
    開けさせて貰いましたよ。」
嫌味な笑みを浮かべる土塚。

大清水(こいつ…こんな性格だったか?いや、待てよ
    そういえば土塚はモードによって性格とか技とか変わるんでしたね。)

 土塚「えなり姉の事ですが、下手に隠すよりも良かったですよ。
    一度、疑いが晴れた者は二度疑われる事がありませんから。

    もう彼らは二度とえなり姉の事など思い出しませんよ。
    ただの悪趣味なジョークだと思ってますから。」
大清水「フン、どうだか。」
 土塚「ですからドクターを目覚めさせてください。彼女は我々にとって欠かす事の出来ない人材ですから。」
大清水「嫌だ、信用できない。と言ったら?」
 土塚「お約束ですけど、力ずくでということになりますね。
    こんな事で貴女を失いたくありません、貴女もまた我々にとって欠かす事の出来ない人材ですから。」
大清水「痛いのはイヤよ。分かった、戻すわ。でも貴方に彼女が説得できるというの?。」
 土塚「ええ、さあ、席を外して下さい。
    説得するのには貴女が此処にいない方が、話がしやすいんですよ。」
スイッチを元に戻すと大清水さちは部屋から出て行った。

 土塚「おはようございます、ドクター。」
 荒川「土塚先生。言われたとおりちゃんとやってくれたのね。」
 土塚「はい、もちろんですよ。ドクターの頼みとあっては断るわけにはいきませんからね。
    で、早速ですがもうえなり姉の事を2度と口にしないと約束してください。」
 荒川「何を…… 」
 土塚「何かを得るためにはそれなりの代償が必要だと言う事ですよ。
    おっと、『等価交換』を基本とする錬金術師の貴女には釈迦に説法でしたね。
    彼女を治したいのならそれなりの態度をとる必要があるということです。」
 荒川「…………。」
 土塚「仲良くしてくださいよ。ねえ」
 荒川「……分かった。もう、口に、しないわ」
苦々しげにその言葉を吐き出すと荒川はそっぽを向いた。


414 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 06:15 ID:UHHtlS+A

荒川「──嘘だけど、ね。ありがと。」
 土塚が来てくれたことはありがたかったが、反面、
 やぶへびでもあった。
 近づいてきた大清水さちを捕らえるチャンスを無くしてしまったのだから。
荒川「ま、あなたは逃げることね。」
土塚「…結局、暴れることが好きなんだから…」
  土塚は肩をすくめる。
  部屋では彼らの会話は当然モニターされていた。
  大清水さちはスイッチを押す。
  一瞬の後、荒川弘は部屋の扉のある壁に手を当て、
  錬金術で大人一人が通れるほどの範囲を破壊した。轟音が響く。
  大清水は驚愕の悲鳴を上げた。

大清水「馬鹿な!なんで…」
荒川「へっへー、これなーんだ♪」
 荒川弘が右腕の機械鎧(オートメイル)から練成されている刃物を見せる。
 おそらくそこら辺にカメラがあるのだろうと見当を付けて。
大清水「あ゛ーーーーーーーー!!!?」
 大清水の声が響き渡る。
 荒川弘が装備していたものは【サムライブレード】だった!!

荒川「アンタも知ってのとおり、サムライブレードは今まで一回だけ練成に成功したけど
   その後練成できなくて、報告では“未完成品の賢者の石”の一度限りの気まぐれってことに
   なっていたわね。」
 部屋にある“賢者の石”──もともと試験的なもののため数個しかない──を
 回収しながら荒川は続ける。

荒川「アンタがモニターで見ている世界だけで私の全てを把握できると思ったら大間違いよ。
   分かっているわね?サムライブレードは一回受けた攻撃は全てガードできる。
   つまり“プロフェッサー”、あなたの攻撃はもう役立たずってことよ!!」
 

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 06:25 ID:UHHtlS+A

 残された土塚理弘は考えた。
 大清水さちは既に土塚などには構わず、放送室に向かっている。
 土塚は軍艦内を感慨深げに眺めた後、呟いた。

土塚「…さて、逃げなくちゃ。」

 荒川が捨て台詞を残して立ち去ろうとしたとき、同人軍艦エニッ糞艦内に大清水の声が響き渡る。
 ──さて、えなり姉はいつもの場所にいるかどうか──回収できるかどうか。
 彼女の魂の情報は壊れているとはいえ、やはり体の中にある。
 元に戻すには体がなくては始まらない。

 いずれ彼女が復活した後はえなりたちにえなり姉を返さねばならない。
 そのために情報を少しずつ彼らに渡し、取り替す算段をさせようとしたのだが。

 もしも先ほどの会話で私がはじめから大清水さちに同意し、私の考えを隠し、
 そしてまた機会を窺う方法を取ったとしたらどうなっただろうか。
 そちらのほうが穏便にことを運んでいたのかもしれない。
 しかし、彼女が私の脳の信号から私の考えを読み取る方が早く、
 全ての機会を失っていたかもしれない。

 結局、理由はほとんど後付けで、用意してきたことをこの瞬間、
 感情的に使ったに過ぎないのだろう。
 
 それでも、機会を使ったのならそれはそれで活用しなければならない。
 やらなければならないことは一瞬で決まる。
 やってしまってから後悔すればいいこともある。

 トーナメントをしている秘空船の規模には遠く及ばないが、同人軍艦エニッ糞は
 全長で数百メートルはあり、かなり広い。
 艦内放送がかけられているのであまり自由に動くことが出来ないが、
 錬金術で道を作り出すことと、もともと艦内の道を知っていることで
 実力のある漫画家と鉢合わせにならないように進むことぐらいは出来た。
 サンデーの漫画家たちを閉じ込めている一区画、そのすぐ隣にえなり姉を閉じ込めている
 ──意識がないので、閉じ込めるも何もないのだが──施設がある。

 程なくして荒川はその場所までたどり着いた。


416 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 11:42 ID:2DrJx8i/
ドキドキ

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 15:20 ID:Em7LxNpv
まるで交通事故のごとく吹っ飛ばされた橋本が、壁に叩きつけられた。
あまりの衝撃に、激突した壁に太い亀裂がはしる。
橋本の身体が、力なく壁をズリ下がる。

本宮「大丈夫か、澤井」
澤井「も…本宮先生……俺は…」
本宮「無理にしゃべらんいい。ところで、アイツはいったい…」
本宮が言いかけたとき、後方から呪うような声が浴びせられる。

橋本「やってくれるな、ジジィ〜〜〜〜」
蛇のような無気味な双眸が、本宮に注がれる。

本宮「やるじゃねえか、俺の拳を喰らって立ち上がるとはよ」
橋本「くだらねえことノベやがって……この腐れ中年が〜〜〜殺してやるぜぇ…」
橋本の歪んだ殺気に、本宮が血管を痙攣させる。

本宮「てめえをブチのめす前に聞いときてえんだが……てめえ、誰の差し金で動いてやがる」
だが、橋本は本宮の質問を、一蹴した。

橋本「ヘッ…そんなこと聞いてどうすんだ、これから俺にぶち殺されるてめえが!」

言うや、橋本が猿のような身軽さで、本宮にとびかかってきた。
とび蹴りから、肘、裏拳、手刀、矢のような連続攻撃が襲い掛かる。
それらの全てを、本宮はまともに受けた。拳が鼻面にめりこみ、血がしぶく。

橋本「ヒョウッ!」
サディステッィクな表情を浮かべた橋本が、嬉々として本宮を打ちまくる。
澤井が、思わず顔をそむける。
だが。
橋本が、とどめとばかりに放った正拳突きが、あっさりとつかみとられた。
思わず、橋本が唸った。

橋本「なっ……」
本宮「色々やるもんだな、空手かなんか?」
つかまれた腕が、ぎりぎりと万力のように締め上げられる。
そのあまりの怪力に、橋本は思わず叫び声をあげそうになった。

本宮「おまえの拳にはなあ……芯がないんじゃああああああああ!!」
大喝とともに繰り出された、本宮のケンカキックに、
橋本の顔面が爆発したようにぶっとんだ。

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 15:45 ID:Em7LxNpv
革靴の踵が、まともに鼻っ柱にめりこんだ。
ぺきぺき、と鼻骨が砕かれ、橋本は再び壁に背を打ちつけた。

橋本「マ…マジか……このじじぃ……」
砕けた歯を吐き出しながら、呟いた。
本宮のはなつ強烈な威圧感に、汗がとまらない。

本宮「てめえの腐りきった根性……俺が叩いて潰してやらああああ!!」
吠えると、大振りのパンチを放った。
しかし、それは完全なテレフォンパンチ。橋本が、それをあっさりと避ける。

橋本「へっ……こんな素人の拳があたるかよ。冷静になりゃ、てめえなんざ…」
言った瞬間、反対方向から、もう片方の拳がぶっとんできた。
慌てて、それをかわす橋本。
さらに矢継ぎ早に放たれる、本宮の拳、拳、拳、拳、拳、拳、拳。
いまどき、子供でももう少しマシなケンカを知ってる。
そう思ってしまうような、技巧のかけらも感じられないパンチの嵐。
にもかかわらず、橋本は恐怖を感じていた。
本宮が、一歩を踏み出すごとに。本宮のパンチが、空を切るごとに。
冷静に対処すれば、当るはずがない。
そう頭では分かっていても、本宮の拳の秘めた威力に、身体が敏感に恐怖する。
次第に、頭でも「もし当ったら、どうなるのか」と考えるようになってしまう。
その時点で、橋本は本宮に屈していたのだ。
やがて、すくみあがった心胆は、本来の肉体の動きを鈍らせ……

ついには、橋本の顔面を、本宮のワイルドパンチがとらえた。

本宮「おらああああああ!!」
その威力に、意識がぶっとんだ。
身体までもがぶっとび、縦回転しながら、三度壁に激突する。

橋本(強ええ……なんだこのバケモンは……ちっ…身体が動かねえ……)
澱んだ意識の片隅で、橋本は観念した。
そして、本宮が、とどめの一撃をくれるべく、歩みを進める。
そのときであった。

??「ハロー」

本宮のすぐ背後から、いきなり聞き慣れない声がした。
瞬間、本宮は全身の毛が逆立つような悪寒を感じ、反射的にその場から飛び退いていた。

本宮(ばかな!?一瞬前まで、人の気配なんてまったく感じなかったぞ!!?)

驚愕を覚えながら、一瞬前まで自分が立っていた場所を見る。
そこには、“羊のマーク”をつけた軍服姿の男が立っていた。

 石 渡 治 登 場 !!

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 16:20 ID:Em7LxNpv
石渡「苦戦しているようだな、橋本。加勢してやろう、狩りに…な」
橋本「石渡……」
石渡が、影のように、そこに立っている。
完璧な気配の断ち方から、この男が相当な凄腕であることを、本宮は察した。

石渡「橋本、おまえは決して弱くない。だが、その男とおまえでは相性がよくない。
   おまえも、そしてそこの本宮も、蛮性で勝負するタイプ……
   この場合、より強い炎の中に、さらに火を投げ込むようなものだ。
   おまえの蛮性が、より強い本宮という蛮性に呑み込まれてしまう……」
淡々と橋本に語る石渡に、本宮の怒声がとんだ。

本宮「てめえもこいつの仲間か!いったい、どこのどいつじゃああああ!!」
石渡「吠えるな。俺の名は、石渡治。
   またの名を、バーニング・ブラッド、エミタイ(雷神)、
   そしてベスト・ボクサー。人によって、呼び名はそれぞれだ」
その名を聞いて、本宮の眉が吊り上がる。

本宮「そうか、おまえが世界最強の傭兵部隊、
  『スリーピング・シープ』を率いるという男か。
   そして、曰く、史上最強のボクサー……
   おまえ程の男までが、動いてるとは……お前らのボスはどんな男だ!?」
石渡「それについては、お前が知る必要はない……」
本宮「そう言って、俺にぶちのめされた男が、そこに転がってるが?」
しかし、本宮の挑発に、石渡が微笑を浮かべる。

石渡「お前は、今の俺の話をよく聞いていなかったようだな。
   戦いとは、純粋な力量で決まるわけではない。両者、互角の場合、
   勝敗を決定づけるもの……それは、なによりも相性だ。
   そして、お前と俺の相性は最悪……つまり、お前は俺には絶対に勝てん。」

言い終えると、石渡は音もなく、一歩を踏み出した。



420 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 20:58 ID:Em7LxNpv
本宮「どりゃああああああ!!」
自然体で間合いに踏み込んできた石渡に、本宮が拳を振りかぶった。
大振りだが、大気が軋みをあげるような凄まじいパンチだ。
その拳を、石渡が紙一重で躱した。無駄な動作は一切ない。
端から見ると、まるで本宮の拳が、石渡の肉体をすり抜けたのではないかと錯覚するほどだ。
本宮が立続けに、ラッシュを繰り出す。
だが、石渡の円を描くようなフットワークに、すべての拳が難なく躱されてゆく。

澤井「か…華麗だ……あの本宮先生のパンチを、まるで躍るように躱してる……」
橋本「円のディフェンス……相変わらず芸術的としか言い様のない見事さだぜ…」

石渡は、暴風のような本宮のパンチを躱しつづける。
そこに、先程の橋本のような動揺は一切見受けられない。
氷のような怜悧な双眸は、むしろ本宮の動きを、余裕を持って観察しているかのようだ。
石渡の完璧なディフェンスの前では、本宮の連打は扇風機に等しかった。

橋本「まずいな〜本宮さんよお……
   そうやって最小限の動きで攻撃をよけられつづけると……」

業を煮やした本宮のストレートが躱された瞬間、本宮の真横に、
石渡が瞬間移動したかのように、出現していた。

橋本「間合いを……詰められる!」
刹那、石渡の拳が、本宮のこめかみに炸裂した。
まるで、インパクトの瞬間、何かが爆発したような、壮絶なパンチだ。
本宮のパンチとはまるで質の違う、威力がすべて凝縮されたような一撃だった。
のけぞっていた顔が戻ると、本宮が正座するような形で、そのまま床に崩れ落ちた。

橋本「“ハイパー”炸裂か……下手したら、脳爆ものだぜ。流石は、“鉄拳の悪魔”一一!?」

したり顔で、解説しようとした瞬間、橋本は絶句した。
あり得ない事態が、目の前で起きたからである。

本宮「まだじゃあああああああああああああ!!!!」

突然、本宮が立ち上がり、石渡に飛びかかった。
どこから出したのか、いきなり丸太を振りかぶり、渾身の力を込めて振り下ろす。
石渡の脳天に丸太が激突し、折れた木片が飛び散った。

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 21:17 ID:Em7LxNpv
本宮の人ならぬ膂力に、丸太は木っ端みじんに砕け散った。
まだ木片が宙を漂っている間に、本宮のケンカキックが石渡の顔面を打ち抜く。
さらに、石渡の襟をつかみ、チョーパン(頭突き)のシャワーを狂ったように打ちつけた。
一撃ごとに、身の毛もよだつような、嫌な音がこだまする。

澤井「やった!あれは本宮先生の必勝パターン!これで勝ったも同ぜ……」
橋本「さあて、そいつはどうかな?」

言いかけた澤井の台詞をさえぎるように、橋本が言った。
その顔には余裕の笑みをたたえたままだ。

澤井「何がだ!お前の仲間は完全にグロッキーじゃないか!!」
しかし、橋本はニヤけたまま、澤井をあざ笑うように言う。

橋本「なら、よく見てみろよ。今の石渡の様子をよ?」

澤井はあらためて石渡を見て、驚愕のあまり硬直した。
なぜなら、あれだけの本宮の攻撃をもらっているにもかかわらず、
当の石渡は、まるで平然としているからだ。
その事を誰よりも気付いているであろう本宮は、振り下ろしの右を石渡の顔面にぶち当てた。

石渡「……どうした、そこまでか」
本宮「グッ!てめええ………」

本宮の全力の拳に、石渡はまったくの無傷だった。
顔面にモロにはいったというのに、微動だにしていない。
本宮の鉄拳の向こうで、石渡の眼が、日本刀のように鋭く光っている。

石渡「これが、おまえが俺に決して勝てぬと言った……その理由だ。
   おまえの攻撃は、非常に見切りやすい……
   ゆえに俺はそれを最小限で見切ることによって、インパクトの瞬間、
   最大の攻撃力が発揮されるポイントを、ほんのわずかずらした………
   そして、威力が半減させ、一瞬、筋肉を硬直させることで攻撃を完全に殺す。
   これが、究極の防御法一一“鋼 鉄 の 肉 体”だ!!!」
          
   

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 21:24 ID:MtaEeR+V
ところで、コメント欄が大人気の火事先生の登場マダー

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 21:46 ID:Em7LxNpv
石渡「確かに、単純に漫画家としての力量を比べるなら、お前の方が上だろう。
   だが、戦えば、貴様の敗北は明白。力量の差ではなく、相性の差で負けるのだ」
本宮「じゃかあああああしいいいいい!!
   アクションってのはなあ……理屈や技術で描くんじゃあねえ………
   運 動 神 経 で 描 く ん じ ゃ あ あ あ !!!!!!!」

廊下どころか、艦全体を揺るがすように吼えると、ラッシュを再開した。
しかも、石渡は今度はよけずに、すべてのパンチをその身に受けている。
だが、真綿を殴っているかのごとく、まるで手応えがない。

石渡「無駄だ。現実は、お前の漫画のように理想的には運ばない。
   おまえが、俺に勝つ可能性は、万に一つもありはしない。もう終わりだ」
本宮「うるせええええ!なら、こうすればどうだああああ!!」

本宮は、空振りをフェイントに石渡の背後にまわり、その太い腕で首を絞めあげた。
落とすのではなく、そのままヘシ折らんばかりの凄まじい力を込める。
しかし、石渡は動ぜずに、首から下をほんのわずか捻った。
そして、本宮の身体に触れるか触れないの位置に、拳を添える。

澤井「何をするつもりなんだ。あの体勢からじゃ、まともなパンチは打てないはず」
橋本「へへっ、終わったな……」

石渡「本宮、おまえは墓穴を掘った」
本宮「なに!?」
すると、石渡の拳が、ゆっくりと本宮の身体から離れていく。
1センチ……2センチ……3センチ……

石渡「7センチ……8センチ……9センチ………10センチ!!!」

刹那、本宮の腹で、猛烈な衝撃が爆発した。
先程の顔面への一撃を遥かに凌駕した威力が、本宮の身体を舞い上げた。
爆風に巻かれた紙屑のように、本宮の大柄な肉体が、数メートルも吹っ飛ばされる。
本宮は、遥か離れた地点で床に叩きつけられ、ピクリとも動かなくなった。

橋本「“10センチの爆弾”一一超至近距離から、五体のバネを駆使して放つ必殺ブロー
   喰らったヤツは、文字通り、爆弾でも抱かされた気分だろうよ。
   へっ、まさに悪魔の鉄槌ってヤツだな」

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 21:52 ID:xNtOHFJ4
>>422
出したければ書いて。

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 21:56 ID:Em7LxNpv
澤井「も…本宮先生ええええええええ!!」
あまりの衝撃に、呆然としていた澤井が、本宮のもとに駆け寄った。
澤井が懸命に揺すってみるが、反応はない。完全に失神していた。

石渡「心配するな。本宮ほどの男なら、命に別状はないはずだ。
   …といっても、アバラ三本骨折に、内臓も少々潰れている。
   少なくとも、次の試合に出場するのは、不可能だろうだがな」

言い捨てると、石渡は澤井たちに背を向け、歩きだした。
その後に、橋本がつづく。橋本が言った。

橋本「なあ、あの澤井とかってヤツには、とどめ刺しとかなくていいのかよ」
石渡「放っておけ。首魁である本宮は潰した。
   ギャグの心を失ったギャグ漫画家ひとり、放置したところで支障はない」

話ながら、石渡が懐から、トランシーバーを取り出す。
スイッチを入れ、誰かと連絡をとりはじめた。

石渡「一一ボス、石渡だ。ミッション・コンプリート。本宮は沈黙させた」

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 21:58 ID:Em7LxNpv
すまん、本宮負かしてしまった。
でも、まだ死んだわけではないので、復活は十分可能なはず。

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 22:03 ID:Kyz++Wex
「「興がそげた。」」
藤原と川原はそう言って、Cブロックから立ち去ろうとした。
「ま、待ってくださいよ。」
猿渡はそう言って二人を止めようとするが止まらない。
「なんだ?何か用があるのか?」
「あなたには言ってません。私は川原先生に用があるのです。」
そう言って猿渡は藤原を無視して、川原の方へ向かって自分の目的を告げた。
「川原さん。あなたをスカウトにきました。」
「スカウト?」
川原が答えたので、猿渡は気をよくして言葉を続けた。
「はい、我々の『チーム・タフ』に入ってほしいのです。」
「『チーム・タフ』?」
「(このあたりは前スレ参照)、どうです?入ってもらえませんでしょうか?」
「まあ、条件としては悪くないだろうが・・・。」
さらに気をよくして、猿渡は身を乗り出したが、次にでた台詞は猿渡を驚かせる物だった。
「断る。」
「なっ!あの『裏御伽』のどこが良いんですか?あのクズた・・・」
キシッ!大気が震える。
「もしそれ以上言ってみろ。どうなるか知らんぞ。」
静かな気迫に押され猿渡は一度引いた。
「わかりました、ここは引かせていただきます。」
そう言って猿渡はCブロックより立ち去っていった。

「続けるか?」
逆の扉から、藤原が聞く。
「応。」
それ以上の言葉はいらないとばかりに川原は答えた。

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 22:03 ID:xNtOHFJ4
そうだろうね武論尊もいるし

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 22:30 ID:Em7LxNpv
猿渡「一一そうか分かった。ご苦労だったな、石渡。」
一言、仲間の労をねぎらうと、猿渡は通信を切った。
猿渡「さて、そうなると、何がなんでも川原には仲間にはいってもらわねばならん」

そう言って、しばし歩いたところで、猿渡は歩みをとめた。

猿渡「ふむ…このあたりかな?」
床に手をそえながら、おもむろに猿渡は拳を振りかぶった。


一方、藤原と川原は、再び戦いを始めようとしていた。
まさに、2人がぶつかりあおうとした、その瞬間!!

ドカアッッ!!

いきなり天井が抜け、そこから黒い影が舞い降りてくる。
影は川原の背後に音もなく降り立つと、川原の背のニホントウを抜き、
川原の喉元に押し付けた。

猿渡「動かないでもらおうか、ご両人」
川原・藤原「!!」
猿渡以外の2人が、同時に息を飲んだ。

猿渡「2人とも、少しでも動けば、川原の首が落ちる」
冷厳に言い切った。その言葉が嘘ではないことは、瞳を見れば分かった。

川原「さっきから、なんのつもりだいアンタ?」
刀を喉笛と薄皮一枚のところに突き付けられているというのに、川原は微塵も恐怖していない。

藤原「あくまで、我々の勝負を邪魔たてするつもりか」
猿渡「ああ、そうだ」
本性を見せた猿渡が、にやりと笑った。

猿渡「と言っても、別に悪意がある訳じゃない。
   こうでもしないと、君たちは戦いを止めてくれそうにないからね。
   それに、ここで君たちが潰しあうのは、私の本意ではない」
藤原「どういうことだ?」
猿渡「さっきも言ったろう。我々には、川原先生が必要なのさ。
   我々、チーム・タフ……格闘漫画家だけで結成したチームがね。
   私の目的は、裏御伽を潰してトーナメントに参加し、優勝することさ。
   格闘漫画が、もっとも面白いジャンルであることを証明する為にね」

そう言うと、猿渡は刀を喉元から離した。

430 :427:03/06/19 22:34 ID:Kyz++Wex
すいません、勝手に続けてしまいました。
僕自身は澤井VS鈴木が見たいので、『裏御伽』と『ジャンプスポーツチーム』には残ってほしいです。
仮面の男の正体も気になりますし、Cブロックは見逃せません。

ついでにえなり第二の魔球を考えついたので、今の魔球が破られたら書こうと思っています。

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 22:48 ID:Em7LxNpv
川原「格闘漫画が最強のジャンルか……面白いな、アンタ。少し気に入った」
危うく殺されかけたというのに、川原はさして気にもしていないようだった。

猿渡「おお、では……」
川原「確かに興味はあるけど、俺は本宮の信頼を受けて、裏御伽に参加した。
   だから、本宮が首を縦に振らないことに、俺が従う訳にはいかないよ」
川原の言葉に、猿渡はこう答えた。

猿渡「ああ、それなんだがね。もう、本宮は始末されたそうだよ。
   ま、命に別状はないようだが、次の試合に参加するのは不可能だろうな」
川原「なに・・・」
瞬間、川原の身体から、めらりとした闘気が立ちのぼった。
その気迫に、猿渡が身構えた。

猿渡(……逆効果だったか……)

しかし、死闘を覚悟した猿渡の予想とは裏腹、川原は突然白けたように気を抜く。

川原「そうか……本宮は敗北したのか。ならば、もはや裏御伽に用は無いな…」
その言葉に、猿渡が眉をひそめた。

猿渡「ほう…先程はあれほど御執心だったのに、どういう風の吹き回しかね」
川原「俺は別に、義だとか情だとか、ましてや金であのチームにいたんじゃない。
   最初、チームへの参加を渋っていた俺に、本宮は言ったのさ。
   『もしチームの優勝に貢献してくれれば、その後で俺と闘ってやる』とね。
   だが、負けてしまった者に、もはや興味は失せたよ」
猿渡「それで、我々のチームにはいってくれるのかね?」
川原「条件次第では、な」
そう言って、川原が片目をつぶってみせた。

猿渡「条件?」
川原「なに、本宮と一緒さ。
   アンタらのチームが優勝した暁には……俺と試合ってもらう
   俺は、情なんてもので徒党は組まない。
   俺が求めているのは、強い敵と、そして強い己だけだ。」
にぃ…と修羅の笑みを浮かべてみせる、川原。
それを見て、猿渡も愉快そうに笑う。

猿渡「クク、いいだろう。それどころか、この私よりも
   遥かに面白い男と戦えるかも知れないよ」
川原「おまえより、面白い男?」
またも含み笑いを浮かべると、猿渡がもったいつけるように言った。

猿渡「ああ。格闘漫画界の巨人……板垣恵介、とね」

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 23:03 ID:Em7LxNpv
>>430
そう言われてもなあ……もう、ボスの本宮の敗北を書いちゃったし……
ここで今更、チーム・タフが返り討ちにあうと、まるでバカみたいだからなあ。
澤井vs信也だけど、信也は矢吹の兵隊だから、まだ実現する可能性は十分あるだろうし。
人気キャラのにわのも、ちゃんと救済策を考えてあるんだが、どうだろう?

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 23:08 ID:j0bBYiR0
裏御伽全く活躍しないうちに消滅はあれだから
Cで勝ち残ったチームにタフ乱入させれば?

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 23:10 ID:7c3t4Ak0
壁||дT)シ まこリンが元気ならばワタシはそれでいいです。双方折り合っていいバトルを書いてください〜

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 23:19 ID:Em7LxNpv
川原「板垣か……確かにヤツは、格闘漫画界の巨魁……オモシロイな」
猿渡「だろう?彼は、おそらく我々のチームにはいってくれるだろうから、
   彼と闘うのは、その後ということになるのだが。
   君が仮に、このまま裏御伽に残っても、彼とは闘えないよ?」
川原「そうなのか。では、俺の行く道ってヤツも決まったな。
   神は賽を振らない。あくまでも、振るのは自分だけだ。
   だから、俺は俺の意志で、おまえらと共に行こう。」
猿渡「そうか、それは心強いよ、歓迎しよう。」

猿渡(ふう、なんとか上手く丸め込めたな。バカでありがとう)

そう思って、ふと気が付くと、藤原は立ち去ろうとしていた。
どうやら、無視されつづけたのが、カンにさわったらしい。

猿渡「ああ、藤原さん。どうかね、アンタも……」
藤原「俺は、徒党を組むのは好まん。武術家は常にひとり」
猿渡(いや、おまえは漫画家だろ)
心の中でツッコミをいれつつ、猿渡は去っていく藤原の背を見送った。
   ・・
川原「また、な」
背にかけられた声に、藤原は振り返ることなく、手を振るだけで応えた。

猿渡「さて、そうと決まれば、私も裏御伽の残りのメンバーを片付けねばならん。
   仲間にやらせて、私だけが高見の見物というわけにもいかないからな。
   では、また後で会おう、川原君……」
しかし、立ち去ろうとした猿渡に、川原が言った。

川原「それなんだが……裏御伽でひとりだけ、気になるヤツがいるんだが。
   なんなら、そいつの始末は俺にやらせてはもらえないか?」
川原の意外な申し出に、さすがの猿渡は鼻白んだ。
まさか、自分からかつての仲間を倒すなどと言うとは、思わなかったからだ。
だが、この川原。この男は「強さ」だけでしか、価値を見い出さない。
つまり、いつ自分達に牙を剥くかも知れない。

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 23:21 ID:Em7LxNpv
やべえ、書いちゃった。なるほど、では乱入の方向にします。
というわけで、ちょっと修正するよ。

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 23:22 ID:Em7LxNpv
と、思ったけど、やっぱり無理だ。ここまで来ちゃったら。
裏御伽には、チーム・タフと熱く闘ってもらうということで、カンベンしてください。

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 23:27 ID:Em7LxNpv
??「ちょっと待てえええええええええ!!!」
猿渡が考えをめぐらしているところへ、突然の怒声が響きわたった。
何者だ?そう思った猿渡が、声の方向を見る。そして驚愕した。
なんと、それは本宮ひろ志だった!!

猿渡(バカな……石渡にやられて、まだ動けるというのか!?)
驚き、まじまじと本宮を、猿渡が見つめる。

439 :今回はえなり姉の顔見せだけと言う事で:03/06/19 23:27 ID:/cRz67A/
大清水「ふっふっふ。いい加減観念なさい。」
 軍艦に備え付けてあるスピーカーから大清水の声が流れる。
大清水「さあみんなやっておしま…ぐえっ…」
 荒川「ぐえっ?」
 途中で大清水の声が止まる。
 かわりに馬鹿でかい男の声が響き渡った。
???「人が鬱入っているのに慰めにも来んとお前らはー。」
 その声は渡辺道明の声であった。

 渡辺「この騒ぎの現況は何だ。言え!言わんか!!」
大清水「あのですね、えっと、ちょっとドクターと、あの、方針の違いで、その、揉めまして…」
 渡辺「と言う事は、つまりお前とドクターが原因だと」
 荒川には大清水が震えながら首を縦に振っているであろう事が容易に想像できた。
 ガンホ戦ではいいとこなしであったが、渡辺がその気になれば荒川や大清水を瞬殺するなど造作もない事であった。 


 渡辺「事情はわかった。」

 軍艦内の会議室に場所を移し──というよりは半ば強引に渡辺が引っ張ってきたのだが──渡辺が口を開く。
 渡辺「頭で驚かせ、相手の思考を麻痺させて…で、適当なところで譲歩したフリをして必要充分の要求を通す。
    これは交渉の基本だ。
    その点でいえばドクターが相手を驚かせたのは良い判断だ。
    最初に驚かせないとこちらがナメられるしな。
    話を聞く限りじゃサンデーの奴らはこちらに要求ばかり突き付けてきているみたいだしな。
    自分達の置かれている立場と言うものを嫌というほど分からせてやる必要はありそうだ。」
 荒川「そうですよね。」
 なるべく渡辺を刺激しないように答える荒川。
 ガンホ戦を見ていた荒川には渡辺が爆発寸前である事が分かっていた。
 渡辺「だが、少しばかり急ぎすぎたんじゃねえのか
    お前とえなり姉との間にあったことは知っている。
    だからお前がえなり姉を目覚めさせたいと言うのはわかっているつもりだ。
    だがこの状況で彼女の事を知らせてどうなる。
    焦れば全てを台無しにしてしまうぞ。」
大清水「そうですよね。」
 大清水はガンホ戦を見ていなかったが、荒川の様子から渡辺の機嫌を察し、低姿勢でこくこく頷く。
 渡辺「と言うわけで、結論を言う。
    いずれ彼女を復活させ、時期を見計らってえなりたちにえなり姉を返す、
    だがそれまで預かり賃代わりに彼女の能力を使えるだけ使う。
    それでいいな。」
荒川・大清水「「……はい……」」
二人はしぶしぶ頷いた。
 渡辺「さて、この件はこれで終いだ、
    というわけで次は、落ち込んでいる俺を放っておいて大騒ぎした事についてだが…
 荒川「げっ、」
大清水「やばっ」
 二人にはこれから渡辺が自分たちに何を言いつけるか分かりすぎるほど分かっていた。
 渡辺「やはりここは落ち込んでいる俺を慰めるために…
大清水「逃げましょう」
 荒川「そうね」
 
二人は渡辺が「バニーガール姿でお酌しろ」とか言い出す前に脱兎のごとく逃げ出した。


440 :変な所で送信しちまった:03/06/19 23:34 ID:Em7LxNpv
本宮「てめえ、よくもふざけた真似してくれやがったな……」
澤井に肩を支えられながらも、歯を剥き出して吼える本宮。
猿渡(確かに重傷のはず…石渡が仕損じるとも思えん。とすれば、この男…)

面白いな。そこで猿渡は、ある一計を案じた。

猿渡「いいでしょう、本宮先生。我々は、身を退くことにするよ」
本宮「てっめえ、今更、そんなことが通るとでも……」
その瞬間、本宮が激しく吐血した。

猿渡「勘違いするな。退くといっても、一時的に、だ。
   どうせ、もともとはCブロックの決勝は見せてもらうつもりだった。
   川原君が動いたことで計画を早めてしまったが……
   貴方の精神力に免じて、一試合だけ許可しよう。
   その後で、あらためて貴方のチームを破壊させてもらうよ。
   ただし、ジャンプスポーツチームに勝てば、の話だが」

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 23:43 ID:Em7LxNpv
澤井「やめてください、本宮先生!気持ちは俺だって同じです!!
   でも、今の状態じゃ、勝ち目はありませんよ!
   ここは退いて、次の試合に備えるべきです」
血を吐く本宮に、澤井が諌言した。本宮の強い視線をしっかりと見ながら。

本宮「しかたねえ……今日のところは“分け”ってことにしといてやる…
   ただし!次の試合に勝ったら、後で必ずてめえらをぶっ潰す!!」
猿渡「肝に命じておこうか」
会話が終わり、本宮と澤井は去っていった。

猿渡「さて、かような事態になったが……君はどうする?」
川原「どうするって……今更、チームに戻れる訳がない。
   ま、ヤツらは俺がいなくても、十分メンツは足りているからな。
   俺は、出番が来るまで、好きにするさ」
猿渡「そうか。では、また後でな」

そう言って、2人は別れた。

猿渡「では、作戦をひとまず中断しなくてはな。
   連中、もうヤツらを全滅させていなければいいが……」

ひとりごちると、猿渡は、トランシーバーのスイッチをONにした。

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/19 23:44 ID:Em7LxNpv
というわけで、何とか修正してみた。弱音吐いたりしてしまってスマソ。
では、Cブロック決勝の後で乱入ということで、よろ。

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 00:06 ID:AuoCzF5G
というかね、リレ−小説だから何書いてもいいんだが、本宮ひろしという漫画家の
格があまりにもないがしろにされている気がする。
あの宮下あきらの師匠に当たるわけだし、その本宮をチーム・タフの当て馬
的に扱うにしても、もうちょっとそういったことに配慮した方がいいのではないかと
思う。
書き手がチーム・タフが大好きで、それを推したいのは分かるが、川原の翻意も
含め、ちょっと強引に過ぎるように見えた。

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 00:09 ID:/0zDfMR1
チーム合流させてまえ
裏御伽はアレで意外と武闘派揃いですぜ旦那

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 00:09 ID:oZasnUfL
ってか、

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 00:13 ID:oZasnUfL
ってか、途中で不評くらって露骨に軌道修正したみたいだしな
川原の翻意が強引だったのも、書き手の意見の齟齬が原因だろうしね。
本宮に関しては、「相性の差で負けた」ってことを強調してたし、まあいいんじゃない?
人気キャラだし、どうせ後でごっつい出番が来るさ。
まあ、文句がないわけではないが、面白ければどっちでもいい。


447 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 00:36 ID:/0zDfMR1
勝つか負けるか決定してないチームの周辺は整備が大変ですな。
まあとにかく無事にトーナメントが終われば良いですけれどね。

ところで思ったのですが、
サンデー連中がガンガンチームに藤田師匠の復活をお願いしてる訳ですが、
その大元の材料(賢者の石)はサンデー漫画家有象無象から製造してるのでしょ?
それ知ったら藤田は復活後確実に石持って井戸に飛び込みますね。
んで自分の持てる全てを≪生命の水≫に替えて同胞を復活させると思う。
・・・って事はサンデー漫画家連は仮死状態でヒューヒュー喉言わせて倒れてるのかな(汗
モリタイシ・・・出したいけど危険すぎるなぁ・・・以上ぼやき。

448 :じゃあこうしてしまえば?:03/06/20 00:39 ID:WaHYlnfh
矢吹「面白い。」
本宮、猿渡、藤原、橋本、石渡、澤井・・・
一部始終を矢吹は見ていた。
矢吹「格闘か・・・人間の能力の限界なんぞタカが知れていると思っていたが・・・」
限界から逃れるために、遺産を手にした。自分が人であるという確証すら捨てた。
あのとき自分の目の前から消えた脳の一片。
あれは自分が人間であることの証明、いや、人間の枠に縛り付けていたタガだったのかもしれない。
モニター上で行われていた戦いは、矢吹とは別の方法・・・修練に次ぐ修練によってタガをはずした者達の戦いではないか
ふと、矢吹は思った。
矢吹「ガーベルコマンドー・・・」
銃弾すら殴り返す戦場格闘術。連載中いまいち生かしきれなかったことを思い出す。
矢吹「あいつらの技術体系を『参考』にしたら・・・」
完成する。
ジャンプスポーツチームの身体能力、裏御伽チームの意外性、そしてチーム・タフの圧倒的格闘能力。
矢吹「戦いが見たい」
この3チームの戦いを見て、真のガーベルコマンドーを完成したい。
矢吹「蟲毒だ」
蟲毒・・・中国呪術の一種。1つの甕の中にあらゆる毒を持つ生物をいれ、殺し合いをさせる。
最後に生き残った生物は、最強の毒を持っている。
矢吹「3つ巴の殺し合いをしてもらおうか・・・クリードアイランドで!」


449 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 00:53 ID:xGUlZnES
Cブロックの戦い、長期化の悪寒…。

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 00:56 ID:/0zDfMR1
(´-`).。oO(今までロクに出番のなかった裏御伽の晴れ舞台なんですからとにかく頑張ってくださいねと)

451 :448:03/06/20 00:59 ID:WaHYlnfh
スマン長期化までは考えてなかった。
このネタは準決勝で使おうとおもってたんす。
タフの乱入が予想より早かったから急遽割り込んでみたんだけど
やっぱり無謀だったか?

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 01:07 ID:oZasnUfL
まあ、ここまで息長くつづけてきたし、のんびりやろうぜって事で。
さて、自分は青山のあたりを終わらせてしまおう。

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 01:09 ID:qbVXBhY/
長期化しそうなら各チームの代表2人ずつの戦いにするのはどうか?
生き残るのは一人だから後々使うキャラは外して
久々に全力の殺し合いにしても面白いかも

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 01:27 ID:oZasnUfL
高橋留美子は、意識不明の青山剛昌をかつぎながら、歩いていた。
歩いた後に、点々と赤黒い染みがつづく。
高橋本人も、重傷を負っているのだ。
常人ならば、とっくに死んでいてもおかしくない。
『人魚の肉』の効果で、彼女はかろうじて生きていた。
だが、それも限界を超えたのか。
ついに彼女は、力つきたように倒れてしまう。
高橋「(はあ・・はあ・・なんとか・・キユのテリトリーからは逃げだせたけど・・
   もうダメかも知れない・・・身体から・・力が抜けていく・・・・・)」
そこで、高橋の意識は、ぷっつりと途切れた。
そのとき、力つきて倒れた2人の前に、ひとつの影が立った。
影は、2人を軽々とかつぎあげると、そのまま歩きだした。


青山「はっ!!」
ふいに、青山は目を覚ました。
なんだか、随分と長い夢を見ていたような気がする。
高橋先生が正気に戻って、それから・・・・
青山「そうだ・・俺はあのとき死んだんだ。なのに、なぜ生きて・・・」
ふと、青山は周囲を見渡した。
白い部屋。視界いっぱいに清潔そうなベッドが並び、様々な機械が置いてある。
自分以外にも、何人かがベッドに横たわっているのが見えた。
そこには、幾人か見たことのある者も混じっている。
秋本治、ゆでたまご。その2人が包帯姿で寝ているのを見て、青山は驚いた。
青山「ここは・・・いったい何処なんだ?」
独り言のつもりで言ったのだが、思わぬ方向から答えが返ってきた。

??「ここは、Aブロックの医務室だ。お前は、一時間も眠っていたんだぞ」

455 :>>439そこら辺は各自の展開しだいにしましょうw:03/06/20 01:32 ID:0Zclrt95

【戦艦エニッ糞・会議室】

  背後の気配に気付いて渡辺が言う。
渡辺「まだ、なにか?」
荒川「あなたは私の事情を“知らない”。」
 首元にサムライブレードを突きつけて荒川弘が言う。

渡辺「俺は落ち込んでいる、といったんだぞ。」
荒川「知るか、馬鹿。」
渡辺「俺が言ったことは公平だったと思うがな、そうじゃないか?」
荒川「愚かな大清水とは私は違う。私は引かない。」
渡辺「お前のほうが馬鹿だったよ。」

 そして、次の瞬間、渡辺はヴァイオリンを構え、そして次の瞬間
 真っ二つに割れたヴァイオリンが地面に転がる。

荒川「私は殺しは嫌だ、でも、装飾道具くらいなら、別に構わないと思うけれど。」
 ヴァイオリンのついでに。渡辺の帽子が真っ二つになって落ちる。
 そこにある角が露になる。
渡辺「てめぇぇぇぇぇええ!!」
荒川「渡辺先生、七月先生がそれほど動揺していると考えるあたり、
   あなたに冷静な判断は無理よ。
   それより、考えもしないでさも分かったように仲裁をする分には虫唾が走る。
   私は、許す気はないからね。」
 憎しみを込めて荒川は言う。

渡辺「ウ…ガァァァァアアアアア!!!」
 怒りのためか、それともただ血を求めているのか、
 渡辺の体が変化する。羽が生え、角が生えそして──…荒川に、襲い掛かる。

荒川「………」

 そして、渡辺は濁流と共に押し流されていきました。
 

【Bブロック・控え室】

 金田一連十郎は口を押さえて窓辺に寄りかかる。
ざーーーーーーー。
 そして何故だか水を吐いた。
 その中に悲鳴のような声が上がったのは気のせいか。

渡辺「いやぁぁぁぁぁぁたあすけてぇぇぇぇぇぇぇええ。」
 窓はたまたま位置的に飛空船の外壁にありました。
 そして。
 おそらくは飛空船にいた者には聞こえなかっただろうが──、
 何分後かに。

 海辺でぽちゃんとつまらない音がした。




456 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 01:33 ID:0Zclrt95

【戦艦エニッ糞・会議室】

 荒川弘はざっと見積もってみた。
 
 実際問題として。
 渡辺の技はサムライブレードに覚え込ませた後なので効くものでは無かったのだが。
 まあ、それでも魔族化した場合は体力差になるので厄介なのだが、
 そのときには理性を失うのでそれはそれで戦う方法はありえた。

 だからここまですることも無かったのだが。

 荒川は単純に計算してみた。地上までは3分4秒。
 海面は鉄より固くなっているけど、先に水も落ちているのでそれほどの衝撃は無い。
 ただ水深200メートルぐらいは潜るかも。
 魔族化しているから、死ぬ心配は無いとして。
 ちなみに彼は戻って来られるのか──飛空船のほうが早いので無理。

荒川「ひさんだ…」

 まあ金田一の機嫌がよければ戻ってくるかもしれないし。
 まあそうしたら恨み言は無しにしてやろう。
 そこまで思って。
 荒川は会議室を後にした。


【Bブロック・ガンガンチームの控え室。】

 七月鏡一はいきなり動かなくなった荒川弘──正確には“影武者荒川その2”──
 を見つめて戸惑っていた。

 とはいえ、皆川亮二や藤田和日郎先生のこともあり、動けない。
 横目には金田一連十郎が特に意味もなさげにいる。
 と、そのとき金田一の口が開く。
 まずは土塚理弘、そしてしばらく経ってから荒川弘、
 そして荒川の肩に担がれているえなり姉──が、金田一の口から出てきた。
 どさっ。

七月「………」

 土塚理弘は近くの壁に背を預け、寄りかかる。
 荒川弘は金田一の脇にえなり姉を寝かせると、右腕にある機械鎧(オートメイル)から
 刃を練成し、そして初めにいた荒川──“影武者荒川その2”──を叩き切る。
 よほどいい材質なのか影武者荒川その2は刃によってきれいに一刀両断された。
 そして、七月のほうを向いて、困惑したように言う。

荒川「さて、どこから説明しようか…」



457 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 01:38 ID:0Zclrt95
>>439
せめて理由を書いてもらえませんか?

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 01:50 ID:oZasnUfL
青山「そ、その声は・・・車田先生!?」
車田「ああ」
声の主は、車田正美だった。
青山「そうか・・・先生が助けてくれたんですね。ありがとうございます!」
車田「礼なら、隣に寝ている奴に言ってやれ。お前のことを必死で守ったのはそいつだ」
青山「え・・・」
青山が隣のベッドを見ると、そこでは高橋留美子が穏やかな寝息をたてていた。
青山「高橋先生!ひどい怪我だ・・・俺の為にそんな・・・・」
車田「ああ・・その包帯はちょっと大袈裟に巻いてあるだけだから心配するな」
医師「そうです、怪我もほとんど完治してますし。今は疲れて眠っているだけです」
Aブロック医務室専属の医師が、他の患者の点滴を換えながら、そう言った。
医師「確かに、ここに来たときは酷い重傷に見えたんですが・・みるみる怪我が治っていきましてね。
   もしここに来たときのままだったら、2人とも命はなかったでしょう。
   私も長年、医者をやってますが、こんなのは初めてみましたよ」
ひとりでしゃべると、医師はまた奥へと引っ込んでいった。
青山「車田先生・・・これはもしかしてアナタが?」
青山が言うと、車田はフッ、軽く笑って答えた。
車田「影道回生覇。俺が持つ秘拳のひとつ。
   これを受けた者は、たとえ死の淵に立っていようと、たちまち蘇る。
   つまり、相手を倒すのではなく癒す、いわば治癒の拳だ」
淡々とした車田の台詞に、青山は驚きを隠せない。
青山「(この人は・・どこまで底知れないんだろう・・・)」
青山「ありがとうございます。キユのテリトリーからの脱出まで手伝っていただいて・・」
車田「・・・その事はもういい。ちょっと、思い出したくないことがあってな」
青山「・・・はあ・・」
車田「(まったくエライ目にあった・・飛ばされたのがそんなに離れていなかったから、
    なんとかテレポーテーションで戻ってこれたが・・・それにしても恐ろしいのはキユ!
    現時点では、突破口すら見出せん・・・・・・・)」
青山「と、ところでどうしてAブロックなんですか?」
急に沈黙してしまった車田をみかねて、青山が言った。
車田「ああ、それはキユのテリトリーから一番近かったからだ。
   もっとも連中、すでに場所を変えてるかも知れんが・・・。
   それよりも、不可解なことがある。」
青山「なんですか?」
車田「実は、俺は当初、Dブロックに行くつもりだった。
   ところが、どういう理屈か知らんが、
   この艦内には強力な結界のようなものが張られているらしい。
   そのせいで、どうやらブロックを跨いでのテレポーテーションは出来なくなっている」

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 02:05 ID:oZasnUfL
青山「ブロック間のテレポーテーションが出来ない?ホントですか?」
車田「そうだ。しかも、かなり強力なシロモノだ。
   おそらく、皆川の持つ『チェシャキャット』でも同じだろう。
   これを破れる者がいるとすれば、それは『神』の加護を受けた者だけだ」
青山「・・神・・・」
車田「そう、大友たちのような、ゴッドハンドクラスなら、可能かも知れん。
   しかし、そうでない俺たちには無理だ」
青山「し、しかし、矢吹が果たしてそれほど強力な仕掛けを作れるでしょうか?」
車田「まず無理だろうな。そもそも、この飛空艇はなんだ?
   こんな巨大なものを造るのに、いったい何年かかる?
   矢吹が権力を握ったときからと考えても、
   到底こんなものを造り上げるだけの時間などない」
青山「謎がありますね。もしかすると、この艦は、俺たちが考えてるより
   もっととんでもないシロモノなのかも知れません」
車田「確かに、な。だが今は、それを調べる余裕など、なさそうだしな。
   それにもっとも重要なのは、これで俺は少なくとも、
   ブロック決勝には間に合わなくなったということだ。」
青山「そうか・・・すいません・・」
車田「男が、やたらとペコペコするな。俺は少しも後悔はしていない。
   それに、アイツらは俺がいなくても、必ず勝ち上がる。
   そうでなければ、俺はとっくに奴らと組むのを止めていただろう」
青山「車田先生・・・」
車田と青山が話していた、そのときだった。
いきなり医務室のドアが開き、そこに数人の人間がはいってきたのだ。

原「はああ!助かったぜ・・・なんとか逃げてこれた・・・あのおぞましい世界から・・」
   


460 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 02:08 ID:oZasnUfL
なんかガンガンも書き手同士の意見がからまって、迷走してるな。
正直、ワケがわからん。

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 02:13 ID:WR101xHT
>>460
俺もわけわからん。

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 02:18 ID:qbVXBhY/
俺も。
ガンガン関係書いてる方、状況をまとめてくれ…

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 02:21 ID:OgmUzOMs
困ったら金田一で強引に纏めてしまえばいいよw
そういうキャラだし

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 02:29 ID:qbVXBhY/
いや、誰がどんな状況なのかを知りたいので
ガンガンチーム周り(サンデーとか含む)の>>303みたいな
現在の状況図を作って欲しいって事です

読み返しても良く分からんので頼む。

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 03:37 ID:VjNSSBVq
ゴットハンドのネタがベルゼルクなのを最近初めて知ったよ
食い残しの話がやっとわかった。

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 03:53 ID:8iKRw01C
>>460-464分かりにくい展開スマソ。こんな感じでつ



展開の順番

     サンデー漫画家の治療室。

サンデー漫画家たち+皆川亮二が藤原芳秀にやられました。

矢吹が回収に向かっています。この場所のままでは危険。

安西信行、七月鏡一が皆川亮二の治療のためガンガンチームへ

遅れて山田貴敏とサンデー漫画家の怪我人も合流のためBブロック控え室へ


     Bブロック控え室。

金田一連十郎と藤原カムイがいます。
安西信行、七月鏡一が皆川亮二の治療のためやってきます。

“ドクター”荒川弘は入浴中で裸でした。切れた荒川は床下を爆砕。6人は床下の倉庫へ。

とりあえず壊したところは“練成”で直しました。
荒川は皆川亮二の治療を承諾します。
 +条件次第で藤田和日郎を復活させると提案。
  条件は藤田の持つ錬金術の知識。
  必要な材料は安西の体にある藤田の情報と体を作る炭素とか水とか。




467 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 03:54 ID:8iKRw01C

藤原カムイは安西信行に勝負を持ちかけます。とりあえず2人は倉庫に放置。
残りの4人(七月、皆川(ケガ)、荒川、金田一)は控え室に戻ります。

もともとの控え室は山田貴敏とサンデー漫画家の怪我人で混んでいたので
試合前に引っ越す予定だったもうひとつの控え室に移動します。

皆川の治療は完成。(でも目覚めるかどうかは運しだい。とりあえずベッドに放置。)

次は藤田を復活“人体練成”をします。安西が来ないので雑談。
荒川は七月にえなり姉を自分の体に使っているといいます。
                      ↓
        でもそれは嘘でした。本当は“影武者荒川2号”であると告白。
                      ↓
        しかし告白したのは“影武者荒川2号”を乗っ取った大清水さちでした。
腹      えなり姉は同人戦艦エニッ糞で研究に使われています。
の      荒川は大清水に反発、大清水は荒川の意識を封印しようとする。
中                     ↓
の      土塚理弘が大清水さちを止めに入ります。
争      荒川はえなり姉の下へ。大清水さちは艦内放送。
い                     ↓
       渡辺道明が大清水と荒川の仲裁に入ります。大清水退場。
       荒川は渡辺に反発。渡辺は金田一の腹を出て海へ。
                      ↓
金田一の腹の中から土塚理弘、荒川弘、えなり姉が出てきます。
とりあえず荒川弘は“影武者荒川2号”を両断。

  その後説明(多分)。


468 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 04:14 ID:8iKRw01C
現在の人員配置。



Bチーム控え室。(もともとの部屋)
  山田貴敏とサンデー漫画家の怪我人(山田貴敏が治療中)

Bチーム控え室2。(試合前の襲撃で引っ越す予定だった部屋。)

  七月鏡一(藤田和日十郎復活のいついて荒川と交渉中。)
  皆川亮二(とりあえず治療済み。)
  荒川弘(金田一の腹の中から出てきました。)
  土塚理弘(金田一の腹の中から出てきました。)
  えなり姉(金田一の腹の中から出てきました。意識がありません。
        えなり姉の念とサンデー漫画家から賢者の石未完成品はできてます。)

  影武者荒川2号(両断されますた。)

控え室下の倉庫。
  藤原カムイ(このまま藤田を復活させても無駄だから反対。)
  安西信行(藤田復活には自分の中にある藤田の魂の情報が必要。その前にカムイと勝負。)

金田一連十郎の腹の中(パプワワールドがあり、その奥に同人軍艦エニッ糞がある。)
  大清水さち(えなり姉の情報渡すことに反対していた。渡辺によって引き下がる。)
  サンデー漫画家たくさん(大清水さちによって眠らされている。
                 えなり姉の念によって作られる彼らのダミーが
                 賢者の石の原料になっている。)

飛行船の下の海
  渡辺道明(荒川と大清水を仲介後、海に落とされる。)

その他のガンガンチームのメンバー。
  適当に遊びに出ている。都合によって出てくるための待機要員。

そのほか
  寺沢武一(安西信行を尾行。でも倉庫に入った時点でやめる。)
  藤原芳秀(初めは目的があったらしいが、今は修羅の道に目覚めてます。Cブロック)



469 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 04:17 ID:qbVXBhY/
>>465
そういえば三浦が蝕にもゴットハンドにもまだ絡んで無いね
しかも仲間にゴットサイダー(神の側の人間)いるしw

蝕起こしまくりと言えば雑誌クラッシャーだな、奴はいくつ潰したんだw

>>466−468
乙です。腹のなかの話は本当に分からなかったので感謝!!

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 04:21 ID:8iKRw01C
七月鏡一(藤田和日十郎復活のいついて荒川と交渉中。)
          ↓
七月鏡一(藤田和日十郎復活について荒川と交渉中。) 、です。


471 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 05:09 ID:Yc1vsIyV
皆川このまま意識が戻らないと繭になるのかな?武士みたいに。

472 :439:03/06/20 05:24 ID:GVmtRMDz
>>457

とりあえずえなり対チャンピオン戦が終わって、えなりたちがある程度自由に動けるようになってから、
えなりたちも絡めてえなり姉の事についてやろうと思ったんだが…

473 :荒木強化計画(1):03/06/20 08:36 ID:y1BYhrF2
本宮「くっ・・・。」
澤井「大丈夫ですか?本宮さん?」
澤井が心配そうに聞く。
本宮「大丈夫だ・・・。このぐらい・・・。グハッ!」
本宮が盛大に血を吐く。
澤井「本宮さん!」
??「あの?どうかしましたか?」
と通路の向こう側から声がかけられてきた。
澤井「いえ、すいませんが手を貸していただけませんでしょうか?」
そう言って澤井が通路の向こう側を見ると、中性的な少年(少女)がいた。
??「そちらの方は怪我をしてるのですか?だったらある程度なら直せますが。」
澤井「本当ですか!って治すの字が違ってるんじゃ?」
??「まあ、怪我なら治せますが。」
??2「そうはさせない。」
その声の方へ向く三人。そこには・・・。
澤井「石渡治!」
石渡「このままだと、俺が無能扱いされるからな。戦わせてもらう!」
??「まあまあ、落ち着いて。ここで戦うよりも、試合できちんと戦って勝てば良いのではないですか?」
石渡「嫌だ!俺のプライドがゆるさん!」
本宮「わかるぜ・・・。その気持ち・・・。いいぜ・・・相手してやろう・・・。」
澤井「本宮さん!あなたその怪我では・・・。」
本宮「これは漢と漢の真剣勝負だ。怪我なんぞ関係・・・ゴフッ!」
そう言って、本宮はまた血を吐く。
??「駄目です!それ以上動いたら死ぬかもしれません。ちょっとした応急措置をしますので動かないでください。」
そう言って??は本宮に近づく。
澤井「応急措置って・・・。それで戦おうなんて奇跡でも起きない限り・・・。」
そう言った澤井の前で『奇跡』はおきた。

474 :荒木強化計画(2):03/06/20 09:08 ID:y1BYhrF2
澤井「かっかっかにっぃぃぃぃぃ!」
澤井が蟹の着ぐるみをきて驚く。
目の前で本宮の傷がみるみるうちに塞がっていく。それと同時に服に付いていた血が本宮の中へ戻っていく。
澤井「いったいこの能力は・・・。」
石渡「はん!どんな能力かは知らないが荒木とか言う奴のスタンド能力並にヘボイ能力だな。」
??「あんた、いまなんつうた?」
??は石渡を睨みつけた。その周りには異様な空気が流れ始めていた。
石渡「だから荒木のスタンド並にヘボイ・・・・・・。」
石渡の体が巨大なハンマーに殴られたように倒れる。
??「2つ、違うことがある。
1つめは、荒木先生と僕を比べたとき、僕のスタンド能力の方がヘボイ。
2つめは、荒木先生はヘボイ能力の持ち主じゃない。」
本宮「待て!これは俺の喧嘩だ!手を出すな。」
??「この人が、荒木先生を侮辱した瞬間に、僕とこの人の戦いは始まっているんです。」
本宮にそう言いきって、??は石渡に向き合う。
石渡「ててめえ・・・。」
そう言って石渡は殴りかかってくる。
??「壁を作られる前に『直す』」
??がそう言うと、壁のリペットがはずれ、壁板がはがれる。
石渡「その!壁板ごとぶちのめしてやる!」
どうぅぅぅ!激しいパンチの前に壁板が破け、??の肩から血が流れる。
だが??は冷静に次の能力を発動させた。
??「壁をはずす前に『直す』」
その台詞とともに、壁板が元あった場所にはまり、リペットが元通りになった。
??「しばらく、そこで反省してろ。」
そう言って??は立ち去っていった。
本宮「あの能力・・・まさにスタンド能力!いったい彼は何者なんだ!」

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 09:33 ID:oZasnUfL
いや、ホントに誰なんだよ

476 :荒木強化計画(3)これでラスト:03/06/20 09:38 ID:y1BYhrF2
えなりチームベンチ
大和田「荒木、おまえに客だそうだ。」
荒木「俺にか?」
そう言って荒木はベンチを立つ。
??「お久しぶりです、荒木先生。遅れて申し訳ありません。」
荒木「乙くん。堅苦しい挨拶は抜きだ、早くしないとこちらの守備になってしまう。」
??は乙一だった。
乙一「今日は先生にお渡ししたいものがあってここに来ました。」
そう言って乙一はDISKと一つの石を取り出す。
荒木「これは?」
乙一「ノベライズ版のスタンドDISKと8つの聖石の一つ”赤空のレッドエイジア”です。
   今日はこれを先生に渡したくて持ってきました。」
荒木「”レッドエイジア”だけはもらっていく。だがノベライズ版のスタンドDISKは・・・。」
乙一「使ってください、荒木先生。これもまた荒木先生が作り出したものです。」
荒木「だが・・・。」
乙一「お願いします。僕たちではこの能力を100%使えない!でも荒木先生なら・・・。」
荒木「わかった。ありがたく使わせてもらうよ。」
乙一「ありがとうございます。」
乙一はそう言って、部屋から出ようとした。
荒木「でも一つだけ言わせてもらう。」
乙一「なんでしょうか。」
荒木「小説の続きなるべく早く書いてくれないかな。」
乙一「・・・肝に銘じておきます。」

乙一「ぜったい、ぜったい間に合わせてやる!第七部が始まる前に小説を書き終えるんだ!」
乙一はそう言って、自分の仕事場へと向かっていった。


強化計画と書きましたが、あまり強くなってません。
8つの聖石は、なぜか他の作品で聖石と呼ばれてる物を使うと面白いかなと思って書きました。
DISKの方は前スレで尾田がスペシャルの悪魔の実を使っていたので許容範囲内だと思いますが、
都合が悪ければ脳内削除してください。

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 09:44 ID:oZasnUfL
乙一だったのかよ!ワロタ
さて、笑ったところで学校行くかな

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 10:46 ID:IOYjpRxx
梅さんの聖石は6つだべなぁ〜

479 :473:03/06/20 11:31 ID:y1BYhrF2
>478
あれ?(ソードブレーカーを持っていないのでネット検索)
ああ、すいません。間違えてました。脳内変換をお願いします。

>477
笑ってくれてありがとうございます。
作者冥利につきます。
ちなみに乙一の出番はこのあたりで終わりです。
(坂口と同じくスレ違いだろうから。)

わかりにくいところがあったので、少し書き加えます。
>474 で石渡を殴ったのはクレイジー・ダイアモンドです。
狙いは当然、鼻です。当然、軽く直しています。
その後、壁板を取り外して一応の盾にします。
盾を貫かれた後、少し後ろへ下がり壁を直すと石渡は壁の後ろへ封印されます。
貫かれたところを少し直し、腕を締め付けるようにします。これでしばらくは出られないと思います。

>475 で渡されたDISKは複数あります。
全ノベライズ(3部、5部、4部)のスタンドDISKがそろっています。

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 11:55 ID:yaSvU2UL
>>473
矢吹vs梅澤書いたの俺だけど、聖石をそういう風に使ってもらえるととても嬉しい。
各作品の共通項を繋げていくと話を展開させやすいし。
それと聖石の数はそんな気にしなくてもいいよ。いいことを思いついたし。
今の話に触発されて創作意欲が出てきたので
聖石に関する伏線と、梅さんの動向をちょっと書きたいと思います。
(と言っても表立って行動はしないけど、企みの一つとして)




481 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 12:11 ID:oZasnUfL
車田たちとの一連の騒動が一段落し、キユは自分の陣地に戻ってきていた。
キユが戻ってくると、そこには、ゆうきまさみの姿があった。
ゆうき「キユ様、おかえりなさいませ」
うやうやしく頭を下げるゆうき。
それに対し、キユは笑顔のままで言った。
キユ「ゆうき・・・僕に何か報告することはないかい?」
あくまでも優しい、だがどこか怪しさを感じさせる瞳だった。
ゆうき「ああ、そういえば・・たなかと戸田尚伸の二人が勝手に突っ走ったようです。
    まったく、ガッデムなのはいいですが、自制心がなくて困ります」
白々しく、ゆうきはすっとぼけて見せた。
すると、キユがゆうきの目を超至近距離から覗きこむように凝視した。
そのどこまでも深い、底なしの湖のような瞳に、ゆうきは強張らせた。
キユ「ゆうき・・僕は別に怒ってるワケじゃないんだ。
   僕は君たちの、そういうガッデムでロックなところが気に入ってるんだからね。
   そして、『週刊少年ロック』創設の為には、君のような作家が沢山必要だ。
   だから、独断専行は許す。その際に、僕の名前を使うことも許す。ただ・・・」
言葉を切ると、キユはその小さな手で、ゆうきの頬にそっと触れた。
ゆうきは、もはや平静を失い、だらだらと冷や汗を流している。
キユ「僕に隠し事はするな。そして、僕にウソをつくな。いいね・・・・・・」
ゆうきの頭を優しく撫でながら、幼子に言い聞かせるように言う。
その静かなる、だが圧倒的な威圧感に、ゆうきはただ人形のようにコクコクと頷くしかなかった。

やがて、ゆうきがそそくさと部屋を出て行くと、入れ違いに入ってくる者がいた。
これぞ悪(ワル)といった風体の男は、にやりと笑いながら、大股でキユに近付いていく。
梅澤「いよう、キユ。元気そうで、うれしいぜ」
キユ「梅さん」
盟友の姿を認め、キユはうれしそうに微笑んだ。

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 12:12 ID:oZasnUfL
キユ「梅さんも元気そうだね。散らばった聖石は、回収できたの?」
梅澤「いんや、まだだ。まだ一個も見つかってねえ。まったく忌々しい・・」
苦虫を噛み潰したような顔で、梅澤が吐き捨てた。
キユ「そっかあ・・面倒なことになりそうだね。もし、あれを誰かが拾ったら・・」
梅澤「ああ、これが並の漫画家なら、精神を乗っ取られて怪物になっちまう。
   だが、もし実力ある漫画家が、あれを手にしたなら・・・」
キユ「僕たちにとって、驚異になるかもしれない・・・・ってこと?」
梅澤「まあ、杞憂かも知れないが、その可能性はあるわな」
そう言って、梅澤が肩をすくめた。
キユ「それじゃ、聖石のことはひとまず置いといて・・・あの件はどうなってる?」
キユが聞くと、梅澤は一転、得意そうに言ってみせた。
梅澤「おう、そっちは順調だ。最高にロックでガッデムでデストローイな漫画家を集めたぜ」
梅澤は、そう言うと、部屋の外に向かって合図した。
梅澤「おまえら、いいぞ。はいってこい」
すると、新たに三人の人間が、部屋にはいってきた。
どいつも、一味ちがう空気を身に纏っている。
梅澤「紹介するぜ、キユ。
   これが、俺の編成した特殊部隊・・・名付けて、『PSYCLOPS』だ」


483 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 12:14 ID:oZasnUfL
梅澤が紹介すると、三人はそれぞれに名乗りはじめた。
最初に跪き、名乗りをあげたのは、鍛えられた身体をした、独眼の男だった。
おさまりの悪い金髪を、通常のポニーテールより、少し高い位置で結った髪型をしている。
??1「野口賢、と申します。
   かつてジャンプで、『柳生烈風剣蓮也』や『竜童のシグ』   
といった漫画を描いてましたが、ことごとくつきぬけました。
   梅澤様には、『PSYCLOPS』の隊長を任されています」
続いて名乗ったのは、背の高い、モノクル(片眼鏡)をかけた神父服姿の男だった。
身長よりデカイのではないかと思われる、バカげたサイズの散弾銃を背負っている。
??2「三部敬、と言います。以前、『テスタロト』という漫画を描いてましたが、
   コミックドラゴンの読者にはウケが悪かったらしくて、5巻でつきぬけました」
最後に名乗ったのは、緑色の髪をウェーブさせた、一見すると妖艶な女だった。
耳はエルフみたいにとがっており、髪が左目にかかっていて見えなくなっている。
??3「お初にお目にかかります、キユ様。光原伸、です。
   昔は、ジャンプで『アウターゾーン』って漫画を連載してました。
   本当は男だけど、今は女に変身してます。ふふ、許してね・・・」
自己紹介が終わると、梅澤が話し始めた。
梅澤「どうよ?本当はあと何人かいるんだが、そいつらは今掴まらなくてな。
   なんせ、集合しとけっていっといて、集まったのはこいつらだけだってんだから・・・」
三人を見比べて、キユは満足そうにうなずいた。
キユ「いいね、気に入ったよ。どいつからも、つきぬけたロックさが感じられる。
   やっぱ人選は、梅さんに任せて正解だったよ」
キユの言葉に、梅澤はニヤッと笑った。
梅澤「ああ〜〜早くトーナメント終わらねえかなあ・・・退屈だぜえ。
   終わりさえすりゃ、そんときこそこいつらの出番だってのによお・・」
キユ「まあ、そういきり立たないでよ、梅さん。退屈なのは、僕も同じさ。
   今に、寝る間もないほど忙しくなるよ。楽しみだね、そのときが・・・」

そう言って、キユは優しい目で笑った。


484 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 12:15 ID:oZasnUfL
>>480
あ、ごめん。臨時休講になってヒマだったから、
描きためてたネタをうpしてしまった。
まずかったら、スルーの方向でよろ

485 :聖石≠秘石:03/06/20 15:53 ID:yaSvU2UL
ケルベロス新拠点にて。
平野がトイレで久保や山本らに煽られながら、集団幻覚のなせる業に苦しめられているとき、
右目に眼帯、顔に傷のある男、宇野比呂士は一人その場を離れモニターの様子を見ていた。
いかに作戦行動休止中で暇だからと言って、おバカばかりもやっていられない。
艦内の状況は常に把握していなければならないのだ。
 「む、あれは……荒木…先生……」
ふと、宇野の目がDブロック会場を映すモニターに向けられた。
それはちょうど、えなりチーム・荒木と見覚えの無い中性的な少年が、何か物の受け渡しをしている場面。
 「誰だ…?私のデータベースには該当する者がいない。
 それにあれは何かのDISCか…?荒木に関係あるとすればスタンドDISC?
 そしてもうひとつ……」
宇野はモニターの録画テープを巻き戻し、画面を拡大する。
拡大された二人の手元にはDISCの他に、何か石のような物が映っていた。
宇野「これは……まさか"無敵の楯"の聖石か?それとも………画面ではよくわからんな」
そう言うと宇野は画面から顔を離し、右目の眼帯をずらした。そこにあったのは…
石――本来なら眼球が収まっているはずの場所に、巨大な黒い宝石が収まっていたのだ。
 「秘石"闇のダイヤモンド"……!」
その声に答えるかのように右目の石――"闇のダイヤモンド"が怪しい光を放った。
いや、光と言うよりも闇。黒い闇が光のように吹き出していた。
 「秘石に反応しない……どうやら本物の聖石のようだな。
 ついでだ、秘石の方も調べておくか」
秘石――
今ではよく覚えてないが宇野がマガジン増刊、月刊、週刊とたらい回しにされ、
最後は月刊に戻ったんだか、週刊で打ち切られたんだか、バスタードのような扱いを受けた、
今読み返すと少々わけのわからない海賊漫画『キャプテン・キッド』
の、次に週刊マガジンで連載して つ き ぬ け た 『ストーン・バスター』に登場する神秘の宝石。
宝石の種類によって植物や重力操作など、それぞれ固有の能力を持っている。
 「……秘石のほうはまだ拾った者はいないようだな。そう簡単には引っ掛らないか」
宇野は眼帯を戻し、椅子に腰掛ける。
"無敵の楯"の聖石はそれ自体が不思議なパワーを持つ強力なアイテム。
もし、実力のある漫画家がそれを手にしたなら脅威となる。
宇野は梅澤の聖石が矢吹にばら撒かれたと聞いたとき、必ずそれを集めようとする者が現れると思い、
偽の聖石――秘石を艦内各所にばら撒き罠を張っていたのだ。
やがて宇野はふう、と溜息をつく。
 「……少し嫌なことを思い出してしまったな」

486 :ちょっとだけのつもりが:03/06/20 15:54 ID:yaSvU2UL
始まりはキユドライブだった。
『キャプテン・キッド』で講談社に弄ばれ、
次の『ストーン・バスター』では男性読者に媚を売り、延命を図るも玉砕。
なかなか新しい連載がもらえないので講談社の別の雑誌に営業に行くと、態度の悪い編集が待ち構えていた。
編集「フン!この俺がなんだって週マガ下りなんぞに……
  君の『キャプテン・キッド』読ませてもらったけど
  初期は荒木先生の影響が台詞に出ていて少々イタイな。
  いきなりトーナメントに突入したり、必殺技応酬のバトル漫画になったり、
  アトランティスの謎もわけわからんままだし。」
その編集は私が持ち込んだ作品がつまらなかったのか、こんなことを言い出した。
編集「オイ、暇つぶしだ、似顔絵でも描いてくれ。ヒット作の担当になって編集長になる男の肖像だ」
宇野「僕は漫画家です。似顔絵描きじゃ…」
編集「同じようなもんだろ」
はらわた煮えくり返るとはこのようなことを言うのか。
こいつを八つ裂きにしてやろうと思ったその時。
――それは起きた――
壁が、窓ガラスが、ビルそのもの、街そのものが音も無く光と熱に飲み込まれた。
いや、音はあった。少し遅れてプラズマ化した空気の塊とともにやってきた。
爆風は一体どれだけの規模に及んだのか想像もつかない。
ビル群は尽く塵になり、人々は尽く蒸発していった。
爆心地は遠く離れた集英社本社。
そこは半径10kmは軽く超えるクレーターとなり、街は完全に"廃墟"と化していた。
これがキユドライブ。

キユが 『 ロ ケ ッ ト で つ き ぬ け た 』 瞬間。

そして同時に漫画界変容の瞬間であった。

487 :長くなってしまって:03/06/20 15:54 ID:yaSvU2UL
――私は奇跡的に生き残った。いや、この私こそが軌跡なのだ。私は選ばれた!!
どくろにさえ見えるキノコ雲。割れた大地と燃える大気。
まだ熱も冷めず、煙と水蒸気に包まれた廃墟に一人立つ宇野の目に、異様なものが映し出されていた。
逆転した天地。文明の始まりと終わり。星の生死。
まるで時間と空間を越えたかのような映像が次々と宇野の目に飛び込んできた。そして――
??「この惑星に在る限り、重力と時間が人間を支配する――」
何も無い真っ白な世界。
??「そう…だが、我々は――」
そこに浮かぶ謎の人物。
??「我々はその檻の外にでた――!!」
謎の人物が手招く。
??「ようこそ時間と重力の外側の世界へ」
宇野「あ、あなたは一体……」
震える声でようやくそれだけ絞り出す。
??「私のことなどどうでもいい。キユと言う人物が"扉"を開いた。
  時間と重力を『つきぬける』とは『外側に立つ』ということなのだ。
  君は巻き込まれただけのようだが、生き残った。
  『生き残る』ということはつまり『選ばれる』ということなのだ。
  君には充分に資格がある。君にこの『獣性細胞』を授けよう。
  そしてもうひとつ……使命を与えよう」
宇野「使命!?」
??「キユ……彼は特にすばらしい力を持っている。彼は漫画界に大いなる何かをもたらすであろう。
  『外側に立つ者』……『つきぬけし者』は自由だ。しかし、君にだけは役目を与えたい。
  つきぬける力を持ったもの……選ばれし者を探すのだ。
  そしてその中から『因果律』を紡ぐ『因果の王』を探すのだ。
  私は終わりが近い。だから君にこの役目をついで欲しい」
そういうと謎の人物は次第にかすんで見えなくなっていった。
宇野「待て!!あなたは何者なのだ!!?」
??「私は 『 最 初 に つ き ぬ け し 者 』 ――」
――!
――私の中で『変容』が起こる――
宇野「うおおおおおっ!!これは…この力は!!」

488 :梅さんまで手がまわるかなあ:03/06/20 15:55 ID:yaSvU2UL
ふと気付くと現実に戻っていた。
遠く離れた爆心地クレーターの中心に私はいた。そしてその横にもうひとり。
キユ――――やがて選ばれし者達の中心となる存在。
そして私はその中から見極める存在。
偶然か奇跡かつきぬけた者同士は出会ったのだ。
だが何故かそこから先は覚えていない。キユは集英社の地下深くに封印されたと聞いた。
私はマガジンスペシャルで連載『天空の覇者Z』を始めた。
あれから10年。漫画家達はそれぞれの思惑を胸に覇権を争っている。
今こそ私の役目を果たすときだ。
今こそ見極めるときだ。
しかし、ふと思う。
外側で出会った彼は何者なのか?
間近で対面したはずなのに容姿、声ともにまったく記憶に無い。
梅さんがつきぬけた時も謎の人物に出会ったらしい――梅さんは勇者と呼んでいたが。
おそらく私が出会ったのと同一人物。そしておそらく彼も漫画家だろう。
一体何者?あれだけの力を持つものは限られる。まさか――
ゴッドハンド!?
だとすれば我々は彼らの掌の上で踊っていると言うことになるな……
それとも――
宇野はまた溜息をつくと椅子から立ち上がった。
宇野「因果を紡ぐのは果たして誰か。
  キユ、矢吹、平野、内藤、はたまたえなりか……
  ふう、こんなに考え事ばかりしていては梅さんに笑われるな。
  すこしは梅さんの豪快さを見習わなくては……」
眼帯を軽く指で弾くと宇野はモニター室を出る。
そう、彼もまた梅澤と対等の立場を持つ影の『PSYCLOPS』なのだ。

宇野が自室に戻ろうと通路を歩いていると、あるドアの中から声が聞こえてきた。
「ギバーップ!!ギバーップ!!もうタスケテー」
とたんに宇野は脱力した。(まだやってたのか……)
もう飽きたのか久保や山本達の姿は既に無い。
(こいつは違うな……)宇野はそう確信し、脱力したまま自室に戻っていった。

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 16:04 ID:oZasnUfL
エニッ糞の内部でゴタゴタが起こっていた頃、別の場所では。

ドカア!!
安西「ぐはあっ!」
安西が、壁に盛大に叩きつけられた。
その全身は血や火傷に覆われ、傷だらけだ。
うずくまる安西を、藤原カムイは冷徹な視線で見下ろしている。
カムイ「どうした、それが貴様のすべてか。それでは、やはり藤田は犬死にだな」
カムイの嘲るような一言に、獣のような目を向ける安西。
安西の指先が、空中に文字を描く。
安西「くっ・・竜之炎弐式 崩!!」
叫ぶと、空中に無数の火球が出現し、一斉にカムイに飛んでいった。
カムイ「ワンパターンなやつめ・・・バイバーハ!!」
呪文を唱えると、カムイの前に防御幕が形成され、火球をすべて跳ね返した。
跳ね返された炎は、そのまま安西に命中した。
ボロボロの安西が、苦痛にうめく。
カムイ「よお小僧、どうした?やられっぱなしかよ」
安西「ぐっ・・・」
カムイ「それともナニかァ?ジジイ一人すら見殺しにした弱っちいぼくを甘えさせてえってかァア!?」
その一言に、安西の中でナニかが切れた。
安西「カムイイイイイイイイイ!!!」
怒りにまかせ、それまでと段違いのスピードで飛びかかる。
カムイ「そうだ本気をだしてみろォ!!メラゾーマ!!!」
メラゾーマの業火が、安西の身体をようしゃなく焼いていく。
火竜をだして防御することすら忘れていた。
カムイ「どうしたァ!弱えなァ!おめえはこんなに弱いのかよォ!?」
カムイの罵倒は、どんな攻撃よりも安西を深く痛めつけた。
安西「そうさ・・・だから負けたんだ・・・」
安西の脳裏に次々と浮かぶ顔。
藤田、安西、藤原、雷句・・・・・・
安西「つ・・・強くなりてえよう・・・」
滂沱の涙を溢れさせながら、安西が言った。
安西「オレは強くなりてえよォォ!!」



490 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 16:06 ID:yaSvU2UL
あ〜〜〜〜〜レーベンスボルンのこと書くの忘れてた!!ま、いっか。
ちなみに荻野真の小類人(ちゃいるど)にも出てくるんだよな、これ。

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 16:19 ID:oZasnUfL
安西「かあああ!」
カムイ「ごおおお!」
藤田から受け継いだ『獣の槍』を変化させた、三叉の矛と鉄球を組み合わせた武器。
それがカムイの幻魔剣と正面衝突した。
安西の全力の一撃も、カムイにはあっさりと受け止められていた。
カムイ「やっぱり、おまえはパクりがなきゃダメなんだなァ!!」
呵責ない言葉に、安西が激昂した。
槍を捨て、素手でカムイに突貫する。
安西「うおおおお!!パクりが何だあーーっ!!!」
絶叫しながら、拳をカムイに叩きこむ。
カムイは、それを喰らってビクともしない。
力を使い果たし、安西はがっくりと膝をついた。
頭上から、辛辣な言葉が投げ付けられる。
カムイ「ホント歯ごたえがねえなァ・・・・弱すぎるぜ!!」
吐き捨てるように言うと、カムイは幻魔剣をしまい、踵をかえした。
カムイ「そいつにもっとマシな戦い方教われ!」
去り際に、それだけを言うと、カムイは部屋を出て行った。
そのとき、安西は気付いた。
いつの間にか、扉が開いたすぐ外に、七月が立っていたことに。
そして、安西はあることに思いいたる。

安西(あいつ・・まさか・・オレにハッパをかける為に・・・)

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 16:21 ID:NslJ/GNr
少年誌チームの存在感

ジャンプチーム>ガンガンチーム>その他

良くも悪くもガンガンチームは濃いw

493 :473:03/06/20 17:36 ID:y1BYhrF2
すいません。いろいろ調べてみたら、
>479で書いていたことに一部間違いがありました。
乙一さんは、小説が少年エースで漫画化されていましたね。
後、はじめもジャンプで漫画化されていましたから、
それほどスレ違いではなかったですね。
ですから、もう一度だすかもしれません。

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 18:15 ID:31ohJJQV
やっぱり安西編は王道少年漫画チックで正直感動してしまう

495 :水希キッス:03/06/20 18:31 ID:q5R/7QOt
【覚醒】

河下は奇妙な感覚に捕らわれていた。
目の前にいる少年の事を良く知っているはずなのだが、何も思い出せない。
河下「あなたは……ぇーと。」
必死に思い出そうとする。
そんな河下を見て、少年は軽く微笑んだ。
??「フフ、無理しなくても良いよ。 
   僕に関する記憶は封印されてるみたいだからね。
   ほかの皆もそうだった。」
そう言うと少年は、懐から何かを取り出す。
それは、丁度手のひらに収まる大きさの『オカリナ』のようだった。
少年は、それを口元に運ぶと演奏を始める。

パーポーーパパパーポー♪
       パーポーーパパパーポー♪

それはとても片手で奏でているとは思えないほど素晴らしい旋律だった。
そのメロディーに耳を傾けているうちに、河下の頭に幾つかの言葉が浮かぶ。
『十二使徒』『楽園』『ソロモンの鍵』『真の六芒星』
『見えない学校』『救世主』『妖魔の王』『千年王国』
それらのフレーズは河下の脳内を駆け巡り、心の中に張り巡らされた霧を打ち払う。
そして、少年が演奏を終える頃、河下は全ての記憶を取り戻していた。
河下「ああッ貴方様は、我らが主『妖魔王』様!
   そして私は、貴方様に仕える十二使徒が一人『夢魔 水希』でございます。」
河下はその場にかしずくと、深深と頭を下げた。
妖魔王?「ああ、そんなに畏まらなくても良いよ、どうやら、記憶は戻ったようだね。」
少年はうれしそうに笑った。
河下「お久しゅうございます!よくぞご無事で!」
河下は感涙に咽び泣いている。
妖魔王?「まぁ『お化けは死なない』からね。
     でも流石に、先の大戦で『神』に粉々にされたのは痛かったね。
     今までかかって、ようやく歩き回る位は出来るようになったよ。」
河下の脳裏にも、その記憶が蘇る。
地上の覇権を賭けた『神』との戦い。
その戦いの結末は、妖魔王が神と刺し違えると言う物だった。
妖魔王?「本当は、もう少し休んでいたかったんだけど、
     『神の手先』どもが何やら動き回っているんでね。
     こちらとしても、何か手を打っておかないと…」
そう言うと、河下にオカリナを差し出す。
妖魔王?「そこで頼みたいんだが、これを使って
     残りの『十二使徒』を集めてくれないか?」
河下「ははっ!しかと承りました!
   ……ですが、その『ソロモンの笛』は『救世主』にしか使え無いのでは?」
妖魔王?「なぁに大丈夫さ、僕と『同じ名前』を持つ君になら使えるよ。
     ああ、そうだ、こいつも連れて行き給え。」
そう言うと少年は髪を掻き揚げる。
すると、少年の左目から『目玉』が飛び出す。
その目玉には身体と手足が付いていた。
妖魔王?「こいつは、僕の使い魔の『目玉の親父』だ。
     力は無いけど、君をサポートしてくれるだろう。」
目玉は河下の肩に飛び乗ると、
「よぅ水希、宜しく頼むぞ。」と甲高い声で挨拶した。
妖魔王?「じゃぁ、僕はそろそろ行くよ。
     外にしなきゃいけない事も有るしね。」
そう言うと少年は、下駄を鳴らしながら消えていった。

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 18:56 ID:tDQz5Ye3

────ちょっと前の出来事・エニッ糞内部───

 荒川弘はえなり姉を抱き上げて肩に抱えた。
 そしてそのままさっさとその場を後にする。
 扉は土塚理弘のMPよって開錠されているのだからそれほど難しいことでもなかったが。
 ──ついでにいくつかの配電室の扉も開けて、適当に壊してもらったりもしたけれど。

 というわけで、それほど脱出は苦にならなかった。
 失意か、単に疲れたのか。廊下脇に備え付けられた伝声管からうめき声が漏れる。

大清水「…錬金術で…エニッ糞の貯水タンクをを破壊して、渡辺先生を押し流したわね…」
荒川「金田一先生から外まで出るとは思わなかったのよ。
   あなたの演技ほどえげつなくはないわ。」
 急ぐ足を止めずに、荒川は答える。

大清水「…エニックスの作家が同人軍艦エニッ糞を裏切るの…?」
荒川「そんな馬鹿みたいな組織にいなくたって、私はエニックスの作家よ。」

 荒川の移動に合わせて伝声管から響く大清水さちの声も移っていく。
 既に、この艦は彼女のいいように改造されていると思っていいのだろう。

大清水「…サンデー作家が動いてくれることは期待できないわよ…
   この戦艦にはサンデー漫画家の人質が何十人もいる…彼らは手出し出来ない。」

 サンデー漫画家を人質にすれば安全と考えているのか。
 だとしたら愚かに過ぎる、と思う。
 もっとも、誰にも自分の力を把握するなんて出来ないのかもしれない。
 私自身、どれだけ出来ているというのか。

大清水「…後悔するわよ…」
荒川「…それは誰にも分からないわ。」
 冷たく響く大清水の声に。
 荒川は薄く笑って、それだけを告げる。

大清水「…そう、では仕方ないわね、
   聞いているのでしょう、金田一!そしてパプワ・ワールドのナマモノ!
   彼女達を…捕らえなさい!!」
 そして。押し流されていくナマモノの群れが、同人軍艦エニッ糞に纏わりついた。
 軍艦が大きく揺れる。

大清水「きゃあああああああああっ!!」軍艦内から絶叫が響く。

荒川「ほんっとーに馬鹿ね…彼女達は気まぐれに場所を貸してくれているだけで、
   誰かが操れるようなものではないのに…。
   ただ、この隙は有効に使わせてもらうけれど。」

 荒川は、それだけ言って、金田一連十郎の腹の中から脱出した。


497 :457:03/06/20 19:00 ID:tDQz5Ye3
>>472
俺の考えでは、その話を絡める前に多少の展開が欲しかった。

というか、言ってくれないと単に話を潰されたとしか思えん。
引っ張りたいネタもあったのに。


とりあえず、えなり姉についてはさわりだけで、それほど動かない予定です。

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 19:56 ID:ltEach+v
まあまあ、基本的にリレーなんだから潰されたなんて言わずに
マターリ行きましょう。

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 19:57 ID:oZasnUfL
安西「七月さん・・・オレは初めて気付いたよ・・・・」
カムイとの戦いを終えた後で、安西は七月と話し始めた。
安西「オレは・・・まだパクりに頼ってたんだなあ・・・って・・」
七月「安西君・・・」
安西「オレは・・パクりなしでも・・強くなりたい・・・だから・・」
七月「うぬぼれないでもらおう」
安西が言いかけたのを、七月が制した。
それも、安西に初めて見せる、別人のような厳しい表情で。
七月「君の言わんとする事は分かる。今の君は未熟だ。私から教えを受けたいというのだろう?」
七月の言葉に、安西がうなずいた。
七月「我々漫画家一もっとも、私は原作者だが一は、より面白い漫画を描く為、
   それこそ、血を吐くような修行をしてきた。
   書を読み、映画を観て、取材をし、アイデアを練り、己の漫画力を高めた。」
安西「・・・・」
七月「今、床に臥せっている皆川君だって、何年もの漫画家修行をこなし、
   その漫画力は、並の漫画家の何倍もあるのだ。
   それほどまでにして得た「力」を、安西君がすぐに得ようというのか?」
安西「・・・ぐっ」
安西は指摘されて気付いた。いや、本当は薄々気付いていたのかも知れない。
パクりなど関係ない。自分は描きたいものを描く。
これは、今の自分に目覚めたときに、自ら吐いた台詞だ。
だが、その一言がどれだけの重みを持つのか、どれだけの犠牲のもとに成り立つもの
なのか、安西はここに来てようやく思い知ったのである。自らの甘さとともに。
七月「私は今、君のことを弱いと言ったが、漫画家としてのパワーだけなら、
   君はそれほど他の一流漫画家に遅れをとっているワケではない。
   ならば、なぜ君は勝てないのか?それは、君がこれまでの自分一すなわち、
   パクリ漫画家としての自分を否定するあまり、それまで君を支えていた根幹、
   創作の上で元となるスタイルを、君自身が見失っているからだ
   いわば、今の君は、身体と心のバランスが取れていない状態にある。」



500 :梅澤ロック炸裂!!:03/06/20 20:05 ID:yaSvU2UL
梅澤「あ〜〜駄目だなこのピッチャー!!そこでファックボールを投げねぇと!!」
侵入者の問題も片付き、『PSYCLOPS』の顔見せも終わったキユ陣営は、
Dブロックの野球の放送を肴に盛り上がっていた。
キユ「さては梅さん試合に出たかったんでしょ」
梅澤「そりゃそうさ!バーリトゥードベースボールとくれば俺が……」
盛り上がっていた梅澤が突然、何かを感じ取ったように黙ってしまった。
キユ「?どうしたの梅さん」
突然黙ってしまった梅澤を不思議に思いキユが尋ねる。
梅澤「感じるぞ…強い"怒り"…どす黒い"憎しみ"の念を……!」
悪い人相がさらに邪悪になり呟くと、悪魔核を発動させた。
梅澤「すまねえキユ!ちょっとだけ出ばってくらぁっ!」

矢吹陣営のとある部屋には呻き声とヒステリックな声、そして肉を打つ音が響いていた。
真島「キユ!キユ!キユッ!キユッッ!キユめぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
ヒステリックな声の主は真島。
床に転がり、サンドバックのように為す術も無く蹂躙されているのは雷句誠であった。
そして壁を背に興味なさそうに小畑はその行為を黙って見ていた。
真島「くあ〜〜〜〜〜ッ!!憎たらしい!!キユめ!いつか俺の足元にひれ伏させてやるッッ!!」
雷句「ぐっ……!ぐぶっ……がはっ……!!」
真島の蹴りが炸裂するたびゴボゴボと喉を鳴らして雷句はうめく。
内臓がそうとう傷ついているらしく、床には吐いた血だまりができていた。
ハオが去ったあの後、雷句は小畑の言葉の意味に気付き脱出を試みた。
しかし、脱出に手間取ったためか、予想以上に早く真島が帰ってきたためか、
部屋を出たとこで鉢合わせ、後はご周知の通り、
キユに軽くあしらわれた真島の鬱憤晴らしの格好の道具となり、もはや虫の息である。
雷句「がっ!げへっ……!ご…ごろじでやっ…るっ……!」
だが雷句の眼は光を失うどころか鋭さを増し、まっすぐ真島を射抜いていた。
真島「ああ〜〜ん!?殺してやるだとォッ?俺がお前を殺してやるんだよォォォォォッッ!!!」
真島はそれが癪に障ったのかさらに執拗に雷句を嬲ろうとしたが……
ゾクッ……!キユに対して感じたものによく似た悪寒が真島を駆け巡る。
真島「な、何で……!まさか……」
真島は雷句から離れ周囲を見回す。と、真島のいた場所のすぐ後、部屋の中央の床が盛り上がってきているのだ!
いや違う。床から何者かがせり上がってくる。それは人に似て人ならざる者。
手にはチン…黒い火花を散らす球体を持ち、イカのような頭部、魔道士のローブのようなものをはおった、
そこらの漫画家にはちょっと考え付かないダサ…ステキなデザインの魔人が真島を見据え口を開く。

「 お 前 の よ う な 鬼 畜 を 探 し て い た ! 」

501 :梅澤ロック炸裂!!:03/06/20 20:05 ID:yaSvU2UL
見詰め合う真島と魔人。一瞬の沈黙の後、魔人が口を開く。
??「何だ真島じゃねえか」
真島「だ、誰だてめえは……」
??「俺か?俺はな……」
魔人が人間の姿に変わっていく、その顔は――
??「ロックンローラー梅澤春人よォ!!倫タンから話聞いてねえか?」
真島「き、聞いてねえよ……」
キユでないとわかりホッとしたものの、先程の魔人のデザインを見て只者では無いと判断し、警戒したまま答える。
真島「岡本の仲間ってことはキユの仲間か……お前もつきぬける力を持ってンのかよ……?」
梅澤「当然よ!ああ〜〜!こりゃ鬼畜だなァ〜〜!死ぬわ、こいつ」
梅澤はグロッキー状態で痙攣している雷句を見ておどけたように言う。
真島「ああ?いいんだよ、そいつはただの安西をおびき寄せる餌だ。
  今の甘ちゃんになった安西なら、生きてようが死んでようがノコノコやってくるぜ」
梅澤「……そういや安西にも手を打っとかなきゃいけなかったんだよな……
  かと言ってあんまり表立って動くわけにはいかねえし……」
梅澤はしばし考え込んでいた。
真島(さーて、お前はどういうつきぬけた行動するのか観察させてもらうぜ。キユを倒すためにな!)
梅澤「よし!こいつ復活させて安西にぶつけるか!!」
真島「はあ!?元気になったら真っ先に俺達に襲い掛かってくるぞ!
  俺の力は貸さねえからな!」
梅澤「お前の力なんて借りねーよ。とびきりガッデムな方法で復活させてやるぜ!」
真島「ガッデムねえ〜」
真島は梅澤の安直な発想に正直失望した。と、梅澤が真島の前に手を差し出した。
梅澤「ほれ、ヘルビジョンよこせ。あいにく今は手持ちがねー」
真島「は?ヘルビジョン?何だそりゃ?」
梅澤「倫タンがお前に渡したモンだよ」
真島「あー、これか。ほらよ」
梅澤は真島から包みを受け取るとニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
梅澤「まずこいつを……」
真島「四粒以上飲ませるんだっけ?」
梅澤「いや十粒いく」
真島「なぬッ!!」

502 :梅澤ロック炸裂!!:03/06/20 20:06 ID:yaSvU2UL
真島は思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。
梅澤「それと別のクスリも使う。水ねえか、水」
無関心を装いつつ、梅澤の登場にちょっとびびっていた小畑も興味が湧いたのか近づいてくる。
小畑「俺ペットボトル持ってるよ」
梅澤「おお、気が利くな」
梅澤は小畑から受け取ったペットボトル入りの水で、
十粒ものヘルビジョンと、それとは別のクスリを雷句の胃に流し込んだ。
真島「大丈夫なのかよ…俺が岡本から聞いた話だと三粒までは興奮剤、
  四粒以上で理性と恐怖心を一切取り除くって話だったけど……」
梅澤「わかってねーな。恐怖心を取り除くってことは、脳の潜在能力を開放するってことなんだよ。
  当然、運動能力を始めとする肉体の各機能もアップして負傷も回復するはずだ
  まあ、危険な賭けではあるがな。どうせこのままじゃ死ぬだけなんだ。何やっても損はねーだろ」
真島「やっぱり危険なのかよ!確かにガッデムなやり方ではあるけどな」
早くもクスリが聞き始めたのか、雷句の身体が激しく痙攣しだした。
梅澤「これだけだとただの狂人ができあがるだけだ。ガッデムなのはこれからよ!!」
梅澤は立ち上がり背中に手を突っ込むと、アンプ、スピーカーキャビネット、
エフェクターなど様々な音響機器を取り出しセッティングし始めた。
真島(四次元ポケットか…こいつの背中……)
真島が半ば呆れている中、面白そうだと思ったのか小畑もセッティングを手伝っていた。
そうこうしているうちにイイ感じにクスリが回ってきたのか、雷句の痙攣もいよいよ尋常ではなくなってきた。
真島「お、俺も手伝うよ。そろそろマジでヤバそうだ」
梅澤「いい心掛けじゃねえか。最高のライブを聞かせてやるよ!」
手分けして機材をセッティングをする三人。
梅澤「よし、あとはベースとボーカルを抜いたテープをセットしてっと……これで大体終了だな」
真島「はよせーよ……ついに海老みてーに跳ね始めたぞ……」
梅澤「わかってる、あわてんな。にーん」
梅澤は背中からベースを取り出すと薀蓄を語り始めた。
梅澤「ベースってのはロックの…音楽の要なんだよ。そしてベースはさっき雷句に飲ませた別のクスリ
  ―― ロ ッ ク ン ロ ー ル ド ラ ッ グ の要でもある」
真島「ロックンロールドラッグ?」
梅澤「ああ、こいつはただ飲ませるだけじゃ効き目はねえ。
  ロックのリズムでノリノリにならなきゃその効力を発揮しねえんだ
  で、ヘルビジョンを十粒飲んだ雷句の理性は完全にぶっ飛んじまってる。
  『安西をボコボコにして来い』なんて命令した所で聞きやしねー。じゃあ、どうするか?」

503 :梅澤ロック炸裂!!:03/06/20 20:06 ID:yaSvU2UL
真島も小畑も興味深そうに梅澤の話を聞いている。
梅澤「音楽だ。音楽は心に響く。ロックンロールドラッグを通して奴の心に直接命令してやるのよ!!」
最初はバカにしていた真島も小畑もすっかり感心していた。
梅澤はベースを構えマイクスタンドの位置を調整する。
梅澤「じゃあ、行くぜ!!ミュージックスタート!!」
小畑「あいよ!」
小畑がデッキの再生ボタンを押すと、スピーカーからドラムスティックのカウントが流れ、
五拍目のタイミングにあわせて梅澤のベースが――地を這うような重低音が炸裂した!
梅澤「イクぜェェェェェッ雷句ゥゥゥゥゥゥゥッ!!
  てめえの心に刻み付けてやるぜェェェェェッ!!!」

    殴(や)れ! 刺(や)れ!
    犯(や)れ! 殺(や)れ!
    壊(や)っちまえ―――――――!!
  
    愛? 平和? 正義? 自由?

    そんなもの…クソ喰らえだ!
    そんなものは見えやしね―――――――!!

    雷句誠の目にうつるものは
    ただひと―――――――――――つ!!!

     デストロ――――――――――――イ
    安  西――――――――――――――!!!!

ロックンローラー梅澤のギグによって、ロックを刻み付けられた雷句は拘束具を引き千切ると、
野獣のような奇声を発し、部屋の壁をぶち抜いて安西のところへ向かって行った。
そしてギグを終えた梅澤は……
梅澤「さてと、もう行かなきゃならねえ。今はあまり目立つ行動すんなって言われてるからな。
  トーナメントが終わったら……最高のロックを聴かせてやるぜ!!!」
機材をしまう背中にしまうことを忘れずに梅澤は決め台詞を残し去っていった。
思わず拍手で見送る真島と小畑。
真島(ガッデム…………)
小畑(ガッデムだ…………)
二人は改めてキユ軍勢はヤバイ奴揃いだという認識を新たにしたのだった。

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 20:11 ID:oZasnUfL
七月「君と初めて出逢ったときのことを覚えているか?」
ふいに、七月が言った。
安西「ああ・・・」
安西は、思い出す。というか忘れもしない。あのとき、サイボーグ化したクリムゾンを
圧倒的な技量で屠ってみせた、あの鬼神の強さ。
七月「あの同人作家どもは、あのときこちらを生身だと思ってナメきっていた。
   いわば、やつらは猪突猛進するだけのイノシシにすぎなかった。
   自らの漫画を組み立てられないものに、勝てるワケがない。
   そして、それは君にも当てはまるということさ。」
ボルサリーノのつばを押し上げ、七月が話をつづける。
七月「パクりそのものは、必ずしも悪ではない。古来より、漫画家はあ らゆるものを参考に、
   アイデアを練ってきた。この世に、完璧なオリジナルなどというものは、何ひとつ存在しないのだ。
   パクりの境界線を何処に引くかは、漫画家、否、クリエイターならば、誰もがつき当る壁だ。
   もちろん、この私でも、その例外ではない。
   問題は、それをどう乗り越え、自分なりに克服するかだ。」
そこまで言って、七月はあらためて安西を見た。
当の安西は、渋面をつくり、歯をぎりぎりと噛み締めている。
七月「その様子では、まだ納得できないようだな。
   もっとも、言葉で理解できるなら、誰も苦労はしない・・・か。
   よかろう、私についてきなさい。」
安西「どこへ行くんだ?」
その質問には答えず、七月が言った。安西を叱咤したときの、厳しい表情だ。
七月「言っておくが、これから始めるのは練習などという生易しいものではない。
   生きるか死ぬかの、ギリギリの追いこみだ。そして、それを乗り越えた時・・・
   君は一番必要なものを得るだろう。・・・それでもやるか?」
七月が、鬼の心臓をも射抜くような、強烈な視線をぶつけてくる。
その眼光を、安西は正面から見つめかえし、そして笑った。
安西「やるぜ、七月さん」
その目に強い決意が見える。
七月「では、行こうか。君の地獄へ・・・な」
そう言って歩き出した七月を追って、安西も進みはじめた。
己を超える為の、第一歩を。

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 20:15 ID:nHUuLHt9
(゚□゚)

ぜひともリック魔人到来の時は・・・・

梅さんに今流行のガッシュソング

  ち  ち  を  も  げ  

を歌っていただかねばなるまい!!

  〜アバル信徒は雷句誠『金色のガッシュ!』を応援しております〜

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 20:41 ID:oZasnUfL
七月が安西を連れてきた場所は、Bブロックの決勝会場だった。
試合が終わった今となっては、見向きもされない茫漠とした廃虚が広がっている。
もともとは、銃火器を主戦力としているGUNG-HO-GUNSに対抗する為に、
ガンガンチームが戦場を具申したところ、矢吹が用意した場所であった。
しかし、そこには明らかにかつて人が大勢住んでいたような跡があり、
矢吹がこの場所を、いったい何処から持ってきたのか、そしてここは何処なのか、
ということについては、いまだに多くの謎が残っていた。
そして今、二人は廃虚のなかを黙々と進んでいる。他に一切の人気はない。
安西はワケが分からず、何か文句を言おうとしたのだが、七月が何もしゃべらない為、
話すキッカケをつかめずにいた。
しかも、ただしゃべらないだけではない。その表情は、何処か苦し気ですらあった。
まるで、遠い昔の古傷をえぐられているような・・・
安西がそんなことに気をとられていると、七月がいきなり立ち止まった。
そこで安西は、そのすぐ近くにあるものを見た。
洞窟の入り口のようであった。中は暗く、深く、まるで地獄の底までつづいているように見える。
まさか・・と安西が思っていると、案の定、七月が洞窟の入り口を指し示して言った。
七月「ようこそ、君の地獄へ。ここからは、君ひとりで行くんだ。
   ここは奥がアリの巣状に入り組んでいて、その全体像を知る者はいない。」
安西「(なんで矢吹の艦のなかに、こんな場所が!?)」
そんな安西の疑問もそっちのけで、七月が説明をつづける。
七月「君が真にサンデーの漫画家としてふさわしい人間なら、
   この闇の中でその“証”を見いだすだろう。」
安西「見いだせないときは・・?」
七月「そのときは死ぬだけのことだ。言っただろう、生か死かの荒行だと。
   今なら、まだ引き返せるが、どうする?」
あらためて、もう一度だけ、七月が尋いた。おそらく、これが最後通告ということだろう。
安西は、なにを今さら、という顔で笑った。
安西「へっ、おもしれえ。必ず、その“証”とやらを持ち帰ってくるぜ」
胸に確かな覚悟を秘め、安西は闇のなかに姿を消した。
そして、廃虚のなかに七月ひとりだけが、取り残される。
七月が近くの岩場に腰掛けると、そのときを待っていたように声がかけられた。

??「よりによって“タルタロスの地下墓地”とはな。相変わらず、意地が悪いことだ」

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 20:48 ID:KYlzZNJt
>>504
ビクトリー様になるのかとオモタ。
だが面白い。梅さんも戸田なみにキャラが立ってる。

508 :457:03/06/20 20:56 ID:tDQz5Ye3
>>457
そうですね。熱くなっていました。スマソ。

509 :457:03/06/20 20:57 ID:tDQz5Ye3
自分じゃないか…(汗
>>498に対してのレスです。すみません。

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 21:10 ID:oZasnUfL
七月「貴様は・・!」
七月はやおら立ち上がると、瓦礫が積み上がって出来た小山の上に立つ人影を見て、言った。
??「かつてはキリスト教徒が信仰を試す場・・のちには漫画家の儀式の場・・
   そして今や、足を踏み入れたら帰ってこられぬ、地獄の口・・
   この半世紀、奥に入った者は三百人にのぼるが、正気で帰ってきたものは
   わずかに五人・・・地下の有毒ガスのせいと言う者もいれば、
   迷宮構造が人の神経を惑わせるのだと言う者もいる」
長い台詞を一気に言い終わると、黒ずくめの男は七月の近くに降り立った。
あらためて、七月が男の顔を見る。数年ぶり・・いや数十年ぶりに見る男の顔を。
七月「この艦に来て、ここを見つけたとき・・・驚いたよ。
   そして、おまえなら必ずここへ来ると思っていた。なぜなら・・・」
七月は、帽子をかぶりなおし、悲し気な笑みをつくってみせる。
七月「ここは私にとって・・そしておまえにとっても思い出深い土地・・・
   いわば、第二の故郷とでも言うべき場所・・・
   そうだろう、我が友、藤原芳秀よ・・・」
黒ずくめの男の正体は、藤原芳秀だった。
藤原は、旧友との久しぶりの再会にも、まったく感慨を示そうとはしない。
藤原「まだ遠い過去に捕われているのか、七月。
   おまえほどの男が、それでは死人のように朽ち果てていくだけだ。
   そんなことは、オレにはとてもじゃないが、耐えられんな・・・」
七月「この場所に立って、そのような口が聞ける・・どうやら真に修羅道に堕ちてしまったようだな」
友の変貌ぶりに、七月はやりきれないという目をした。
七月「10年以上も前、ここで起きた悲劇をおまえは忘れ去ったというのか?
   あのときの惨劇を・・悲劇をくり返さぬ為に、私たちはここにいるのではないのか?
   どうなのだ、藤原!」
藤原「そんな実体のない言葉では、もはや俺の心が動くことはない。
   俺は気付いてしまったのだよ、己の中の悪魔に。
   そして、知ってしまったのだ。それを思う存分、解放することの愉悦を」
七月「哀れな・・・漫画家としての信念を忘れ、己の欲望のみに生きて、何が人間か。
   おまえはもう、かつて私が友として尊敬した、藤原芳秀ではない!!」
藤原「ならば、どうする?ここで俺と死合うというのか?それこそ、俺の望む所。
   俺は常々思っていた。貴様と俺・・どちらが真に強い者なのか・・とな」
七月「やめろ!ここで貴様と私が争うなど、あってはならない!
   思い出せ、ここは私たちの魂の原罪が眠る地・・・『藍 空 市』なのだぞ・・!」
藤原「もはや、そのような過去は俺のなかでは、何の意味もない。
   このまま古き情念に縛られて朽ち果てるというなら・・俺がこの手で引導を渡してやろう!
   ゆくぞ、かつて俺が友と呼んだ男よ!!」
七月「藤原あああああ!!」

安西が地獄の試練へと旅立ったのと同時刻。
かつて友であった者同士の、悲しい戦いは始まろうとしていた。



511 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 21:26 ID:9zdEJVG9
すっげぇ勢いで進んでるな・・・
つーか、俺の澤井VS信也の為にえらく混乱させてしまったみたいだな。
これで期待はずれだったらもうここには居られんなw

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 21:38 ID:oZasnUfL
>>495
ちょっと遅レスだが、妖魔王?来ちゃった━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!
なんかいよいよハルマゲドン状態になってきたなー。
トーナメントが終わったら、いったいどうなってしまうのだろう・・・・

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 21:38 ID:q5R/7QOt
許斐VS石渡も面白そうなんだけどなぁ…
展開上無理そうだねw

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 22:26 ID:tDQz5Ye3


 控え室真下の倉庫。
 誰もいない──既に戦いを終えたのだろう──薄暗い光景の中で。
 荒川弘は唯一人、閑散としたその場所を歩いていた。
 非常口を示す電気や、外へと続くほんの少しの隙間からの僅かな光も、
 慣れてしまえば倉庫の様子を窺うぐらいには役に立つ。
 点在する破壊跡と血痕は、戦闘の激しさを物語っていた。
 それとも、それは片方が一方的にダメージを与えた、ということに過ぎないのか。
 
 荒川がBブロックの控え室に到着して、すぐに七月は部屋を出て行った。
 よっぽど、安西信行が心配だったのだろう。
 
 荒川は壁に手を当てて練成を開始する。
 そしてまだ生暖かい血の飛び散った床の表面が薄い膜のように収束されていき、
 次の瞬間、荒川の手の中には小さなガラス瓶が練成されていた。
 
 その中には床に散っていた血が集められている。

荒川「必要なものは人体を構成する材料と、藤田先生の魂の情報──。」

 軽く、瓶を揺らして続ける。

荒川「七月先生たちが戻ってくるのかどうか、私は分からないけれど約束は守るわよ。
   藤田先生の錬金術の記憶は私にはどうしても必要なものだから──」

 感情のない声で荒川が呟く。
 そして、入ってきたときと同じように扉を開けて立ち去った。




515 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 23:42 ID:LQO8/6SH
今月中にスレが終わりそうな悪寒

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 23:44 ID:4ZoPg3tI


         ,,―‐.                  r-、    _,--,、
     ,―-、 .| ./''i、│  r-,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,―ー.    ゙l, `"゙゙゙゙゙ ̄^   \
    /   \ ヽ,゙'゙_,/   .゙l、         `i、   \ _,,―ー'''/  .,r'"     
.,,,、.,,i´ .,/^'i、 `'i、``     `--‐'''''''''''''''"'''''''''''゙     `゛   .丿  .,       
{ ""  ,/`  ヽ、 `'i、                        丿  .,/`     
.ヽ、 丿    \  .\                      ,/′ 、ヽ,,、      
  ゙'ー'"      ゙'i、  ‘i、.r-、      __,,,,,,,,--、     / .,/\ `'-,、   
           ヽ  .]゙l `゙゙゙゙"゙゙゙゙ ̄ ̄     `'i、  ,/ .,,/   .ヽ  \
            ゙ヽ_/ .ヽ_.,,,,--―――――ー-ノ_,/゙,,/′     ゙l   ,"
                 `             ゙‐''"`        ゙'ー'"



517 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 23:55 ID:nxqDrTZJ
次スレはサロンへお引越し。

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 00:13 ID:RBOC5zyd
なんかもう「怨怒霊(おんどれ)ーーー!!」と叫んでぶっ飛んで来るだろう魔人リックが楽しみで

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 00:26 ID:zOLJZyYW

藤原カムイは荒川の作り出した扉から外に出て、歩いた。
まだ日は高い。午後2時ぐらいだろう、と見当をつける。
藤原カムイは冷静であろうとは思うが、戦う理由を感情でつける面がある。
我知らず苦笑していたことを知り、カムイは呟く。
カムイ「俺もまだまだ甘いな…」
扉から出てすぐに、カムイは控え室に続く階段を降りてきた土塚理弘と合流する。
土塚はまたモードが変わったのか小太りしていたが、それほど藤原は気にしなかった。
特に今後の予定も無かった彼らは
飛空船から見える空の景色など見ながら
他のチームの試合を見るために他のブロックの試合会場へ向かった。
カムイはそれぞれのチームの漫画家の能力など思い出しながら歩く。
と、土塚が歩きながらカムイに向けて話しかけた。
土塚「カムイさん。」
カムイ「ん?」
歩きながら、聞く。
土塚「俺、昨日こんなことがありましたよ。」
カムイ「なんだよ。」
土塚「いや、なにもないんすけどね。」
無言のまま、しばらく時間が過ぎた後、また、土塚は語り出した。
土塚「俺、小学生のとき怖い目あったんすよ。
   秋だったけど結構暑い日で、夜、窓開けながら寝てたんすよ。」
歩きながら、淡々と続ける。
土塚「なかなか寝付けなくて参ってたんす。虫とかも入ってきちゃったりして…
   そしたら何か聞こえてきたんすよ。はじめは虫の羽音かと思ったんすけど。
   よく聞いていたら声なんすよ。
   何の声か良く分からないけど、
   犬のような、人のような、猫のような、狼のような──…」
 

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 00:27 ID:zOLJZyYW

土塚「目の上がなんか重くて、それで目を開けてもやっぱり何も無い。
   声は周りに響いている感じがしなくて、俺の頭の中に直に響いているみたいで。
   そして…だんだん聞き取れるようになってきたんす。
   それにともなって身体もどんどん重くなっていくんす。
   そして身体がもう動かないようになったとき、声がはっきり聞き取れるようになったんす。
   今でもはっきりと覚えています。声はこういってたんす。」
しばらく間をおいた後、土塚は空を見上げた。
土塚「あ、ヒコーキ雲だ。」
そして続ける。
土塚「知ってますか?ヒコーキ雲が長い間消えないと、次の日、雨が降るんすよ。」
飛行機雲を見上げながら、カムイは聞いた。
カムイ「で?」
土塚「え?」
なにごとかというように、土塚が聞き返す。
カムイ「声は?」
土塚「なんすか?」 
多少の間が空いた後、土塚は語り始めた。
土塚「実は親父が買った宝くじが当たったんすよ。300万!!」
カムイ「すげえじゃねーか。」
カムイ「お前もなんか買うの?」
土塚「いえ、ウソなんすけどね。」
カムイ「………」
土塚「そういやカムイさん、さっき”ドクター”が呼んでましたよ。」
一拍置いて土塚が続けた。
土塚「いや、ウソなんすけどね。」
またしばらくして土塚は語り始める。
土塚「俺、今日金が入ったから、カムイさんになんかおごりますよ。
   いや、ウソですけど。」
カムイ「土塚。」
カムイは無表情で言った。
土塚「なんすか?」
カムイ「殴ってもいいか?」
笑顔で聞くカムイ。それに対して笑顔で土塚も答える。
土塚「いいっすよ。」


521 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 00:28 ID:zOLJZyYW

そして、次の瞬間、土塚の声と、カムイの連続攻撃が土塚にヒットするのは同時だった。
土塚「いや、ウ」ドカドカドカドカッ!!
カムイ「無駄無駄ァ!!これでもうてめーはしゃべることは出来ねえ!!」
顔面に拳をもらい血を流す土塚に対してカムイは幻魔剣を構える。 
カムイ「剣王爆斬剣!!!」
刃が土塚を切り裂く!
カムイ「螺旋掌破!!!」
渦巻く巨大な気の気流が土塚を襲う!
わずかに二人の間が空くが、その瞬間を逃さず、カムイは呪文を唱えた。
カムイ「エビルデイン!!」
黒き雷が土塚を焦がす!
辺りには小さなクレーターが作られ、そして破壊の跡を瓦礫が埋める。
そして動かなくなった土塚に対してカムイが告げる。
カムイ「ま、ウソだけどな。」



  土塚がドクターの下に治療に出されたのは、しばらく時間がたった後のことだった。



再び歩み始めながらカムイは呟く。
カムイ「俺もまだまだ甘いな…」


522 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 00:45 ID:2fRqSc+W
艦内が度重なる暗闘で、次第にきな臭くなっている中、
えなりvs王者の試合も白熱し、神聖な光を放つ。
現在、打席に立つのは、臨時助っ人・永野護。打順、8番。
富沢ボディを漁夫の利の形で手に入れての急遽参戦である。
その目的は、ただひとつ。島本との勝負にあった。
島本に『あの奥義』を修得させるべく、あえて自分は敵になる。
悲壮な決意が、永野にはあった。だが、思惑はよそにカウントは進む。

えなり「永野先生……実力は凄いけど、野球は門外漢だからなあ……」

現在、カウントは2ストライク、ノーボール。後がない。絶対絶命。

永野(クッ……島本との勝負の機会はここでしかないというのに……)

焦る永野。そして、水島が運命の第3球を投げた!
だが、そのボールに場内は騒然とする。
ボールが、まるで分身したかと錯覚するほどに、極端に揺れたのだ。
ドカベンのキャラ『犬養知三郎』の魔球・ドックルである。
その不規則な変化は、およそバットに当てられるものではない。
空振り。三振である。勝負の世界とは、かくも無情か。
しかし、野球のルールには、三振してもなおチャンスが存在する場合がある。
そして、それはこのとき起こった。
キャッチャーの鈴木ダイが、ボールを捕球し損ねたのである。
ドックルは、そのあまりの揺れ幅の為に、並の捕手では捕るのも難しい。
それゆえ、この試合のように素人が大半の場合には、
3ストライクの為の決め球には持ってこないのが普通だ。
なぜなら、野球には、振 り 逃 げ というルールがあるからである。

荒木「永野ーー!!振り逃げだ、走れーーー!!」
荒木の指示が聞こえるか否かというタイミングで、永野は打席を飛び出していた。
もはや、その目には一塁手の島本しか見えてない。

水島「ちっ、ワシも甘いわ。島本、お前のケンカ相手やからの。
   おまえが責任持って、アウトにしろや」


 島 本 vs 永 野  開 始!!

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 01:39 ID:2fRqSc+W
振り逃げの瞬間、永野が見せたダッシュ力に、会場中がどよめいた。
砂塵を置き去りに、スポーツカー並の速度で一塁へと突っ走る。

岸本「な…なんて速さだってばよ!!」
えなり「FSSに登場する『騎士』と呼ばれる人種は、時速200km/hで走りますからね」

永野「行くぞ、島本!!」
島本「うおお!来い、ながのおおおおおお!!!」

両者、高らかに叫ぶと、天高く飛び上がった!!

島本「両方滝沢キ一一一一一ック!!!!」
永野「嘗めているのか、島本!!その程度の技で、ボクちゃんが倒せるかあ!!
     ソ  ニ  ッ  ク ・ ブ  レ  ー  ド!!!!!!」

空中で重力を無視するような動きから、両足のとび蹴りを繰り出す島本。
だが、いきなり発生した凄まじい衝撃の津波に、島本は永野に触れることも出来ず、ぶっとんだ!!

       ズ  バ  ア  ア  ア  ン  !!!!

その巨大な衝撃の余波は、外野の戸田たちのまで危うく吹っ飛ばす程の威力だった。
戸田「ちっ!なんてえ、とんでもねえ威力だ。あの永野ってヤロウ、こんな強かったのかよ!!」

武井「さすが、サンライズの生み出した『天才』永野護……只者じゃない」

永野「どうした、島本!おまえの熱 血とやらはその程度のものか!!」
島本「言ってくれる……やってやるぜ、永野!!」
叫ぶと、島本は再び、派手に空中高くジャンプした。それも、一度目より数段高く。

島本「必殺!! 下  り  飛  竜  !!!!」
それは、炎をまとった島本が、数え切れない程無数に分身して
急降下してくるという、まさに驚異の必殺技であった!!
しかし、永野。無数に分裂した襲い掛かる島本を、にやりと笑ってむかえうつ。
刹那、永野がソニック・ブレードを放った。
しかも、今度は三分身してからの、トリプル・ソニック・ブレードである。
先程の一撃を遥かに上回る威力と、島本の必殺技が相殺された。
いや、そうではない!トリプル・ソニック・ブレードと同時、永野自身が飛込んできた!

   グ  オ  バ  ア  ッッ!!!!

砂嵐のような砂塵の渦が止むと、そこには無惨に地に叩きふせられた島本の姿があった。

島本「ぐうう……永野〜〜!!」
永野「見たか〜〜これがボクちゃんの、
   ブ レ イ ク ダ ウ ン ・ タ イ フ ォ ー ン だ」

水島「やるやないけ、あのイカれた格好した若いの。こりゃ、島本には荷のきつい相手やったか」

戸田「いや、アイツは必ず勝つ!それがヤツの、反  逆 だ」




524 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 02:04 ID:2fRqSc+W
えなり「作中に登場する中でも、最高レベルの剣技『ブレイクダウン・タイフォーン』……
    あんな凄い技まで使いこなすなんて……強すぎる……」
えなりが、永野の壮絶な強さに、息をのむ。
しかし、あれだけの大技を喰らいながら、島本はまだ立ち上がった。
島本「必殺技を次々と破られ、まさに絶対絶命!
   これぞ、男の 燃 え る シ チ ュ エ ー シ ョ ン よ!!」
負傷がさらに悪化し、その上に新たな傷が重ねられても、島本は大喝した。
いまや、場内のボルテージは、まさに沸点に達していた。
そこへ、凛とした大声が飛ぶ。
山口「未熟なり、空中連撃!!未熟なり、島本!!!」
島本「なに!!?」
山口「真に心に響く技があれば、一撃でことたりるはず!!!」
島本の身に落雷を浴びたような衝撃がはしった。
島本「一撃……最高の一撃が必要だ!でなければ、永野は倒せん!!」
島本が何かに気付くと、永野が不敵に笑った。
永野「次が最後の一撃だ。これはボクちゃんの持つ、最強の奥義!!
   これを受けられなければ、おまえなんかに勝ち目はない!!」
島本「(確かにどうする……一撃でヤツを止められる武器は……)
剣を構えてからの、とてつもない踏み込みに、会場の地面が割れる!

えなり「あ…あれは…モーターヘッドでも破壊するというFSS究極の剣技……」

   ビ  キ!!

えなり「M(マキシマム)・B(バスター)・T(タイフォーン)!!!」

島本「こ れ は 逆 境 だ な」


525 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 04:06 ID:2/uR/J0E
「いやー、ひでえ目にあった。」医務室に入り込んできた原は懐かしいオーラを察知して、すぐに
立ち止まった。
「車田か・・・。」
「久しぶりだな。原。」
二人の朋友は瞳をそらさずに、まじと見つめあう。言葉など不要だった。
しばらく時が流れ、車田が片手を出した。
「お互いの健闘を祈ろう。」
それを見て、原は背を向けた。
「いや。それはまだ早い。その手は、もうしばらく取って置け。」
原は僅かに振り返り、眼光鋭く車田を見た。
「車田。決勝で待・・・ほわたあ」
原は、いきなり目の前に出現した尻に向かって反射的に攻撃を加えた。
「痛いモーン。原先生は人でなしだモーン。」
だくだく血を流しながら、ふざけた顔の男がぴょんぴょん飛び跳ねている。
「にわのまことか。何やってんだ?」
呆れ顔で車田が聞く。
「あ、車田先生。川原先生どこにいるか知ってるだスか?」
「川原?そりゃCブロックの話じゃないのか?」
「え?ここは?」
「Aブロックだ。」
「・・・?」
「それよりお前、どっから来たんだ?」原が聞く。
「時空を漂って、川原先生を探してたんだモン。そしたら、なんかヘンな力で、不時着した
んだモン。」
「変わったヤツがいたもんだなあ。」原は隣の三浦にため息まじりで言う。


526 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 04:06 ID:2/uR/J0E
その中で、車田だけが真剣な顔をしていた。
「にわの、今、なんと言った?」
「まこちんのお尻は世界一ィィィィィィ」
「そんなこと言ってないだろ。」車田が突っ込みにしては厳しい一撃を加える。
「時空を漂ってましただス」
(オレがサガに飛ばされたときのように、亜空間を越えれば移動は可能なのか?)
「同じことができるか?」
「・・・やってみるけど、成功するとは限らないだス」
「それでもいい。オレを連れて、Dブロックに飛んでみてくれないか?もちろん、タダとは言わん。
それなりの礼はするつもりだ。」
そう言って、車田は青山を見た。青山は車田の意を察してうなずいた。
「もう大丈夫です。ありがとうございました。車田先生。」
そして、壁を見つめながら、一言。
「僕には、どうしてもやらなければいけないことがある。」
「青山。Good-byeだ。原・・・。」
原のサングラスが車田に向けられる。
「またな、朋友。」
原は何も言わずに片手を挙げて応えた。
「じゃあ行くモン」
にわのと車田の身体は、ゆっくり景色に同化して消えていった。

「とりあえずどっかに着いたモン」
「おい、にわの、ここどこだ?」
二人が着いた場所は、蒸気のような煙がもうもうと立ち込めていた。
「知らないモン。またヘンな力が邪魔して失敗っぽいんだモン」
「にわの、もしかして、ここ 風 呂 じゃ な い の か?」
シャワーを浴びていた荒川弘は上気した顔で、振り返った。
そして、4、5秒、ぼんやりと二人を見ていたが、突然、耳をつんざくような声で
叫んだ。
「死・ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 04:48 ID:RcHXX4NV
またかw

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 05:11 ID:RcHXX4NV

おまけ


<ガンガンチーム・土塚理弘。性格の一覧表(今まで出たもの。)>
 
                       (MP=マテリアル・パズル)

モード        技          性格

ジール・ボーイ  MP『三獅村祭』    わりと真面目な性格。
ドルチル      いろいろある     馬鹿でテンション高くて傷つきやすい。
クライム      MP『マスターキィ』  マンガだとわりといい人。ここでは?
安井やすお    ない          >519-521 うまいはやい安井。
  ?         ?          戸田に瞬殺された。安井かも。

(なお、現在の土塚はマンガで人気が出ていることと金田一によってパワーアップしています。)



529 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 07:53 ID:72U/XgYr
>>525
三浦は居残り…だったんだけどなぁ。
まぁ良いや、全員逃げたことにしよう(柳川には悪いけど)。

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 07:55 ID:d7LHFe81
>>495
オレの・・・・・・・・
オレの、「冥王○○十二宮編」計画がーーーーーーーーーーーーーーー!!

まあ、今の設定を発展させた形で、修正は可能だけど・・・・・・。
横山軍師御大直々に御出まし願うか・・・・・・・。

しかしこのままだと、トーナメント終了後に伝説の漫画家編じゃなくて、
群雄割拠の漫画家風雲録になるな。
それはそれで、面白そうだが。


531 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 08:24 ID:wl6H4ph6
その「冥王○○十二宮編」に似たのを俺も考えていた。
遺産編のラストで矢吹は死ぬだろうから、伝説の漫画家編になったら書こうと思って。

横山がラスボスだとすると群雄割拠の漫画家風雲録でもいいような気がする。
遺産編でガンガン、平野、キユ全部まとめるのはもったいないような気がするし。

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 12:10 ID:PLDX0oq0
なんか前皆川と島本がLIVEALIVEってゲームのキャラクター書いてた
気がする。スレ違いゴメンナサイ。

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 12:29 ID:MSPjnulO
LIVEALIVEでキャラデザした登場人物は
小林よしのり、藤原老師、ミナガー、島本、石渡、青山。
田村由美(少女漫画家、BASARAとか)だけでてない。

534 :500:03/06/21 12:46 ID:RfqErbkV
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ちくしょう!!
ビクトリー様って今日知ったよ!
金色のガッシュってあんま読んだこと無かったんだけど
こんなおいしいキャラだったとは……元ネタのチェックを怠ったのが敗因か。
密かに悪魔核埋め込んでたことにしていい?
それと安西の修行が終わった後に出くわすのがいいと思うんだけど、
試練を乗り越えた後に新たな試練が!って少年漫画的だと思う。

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 13:00 ID:JPXIRhl6
そういやにわのってサッカー漫画書いてなかったっけ?

あとビクトリー様もいいキャラだよね。悪魔核埋め込む価値はある。

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 13:01 ID:PLDX0oq0
>>533
あ〜。そういえば青山とかも書いてたな〜。なつかしい。
教えてくれてアリガトウございます。

537 :スタンド使いは・・・(1):03/06/21 13:16 ID:7eGQREPQ
福本は、戦艦の中を歩いていた。
福本(たまには気休めをしなければな。Bブロックでの賭けの収益はまずまず・・・)
このトーナメントでは、どのチームが優勝するかなどの賭けが行われていた。
その賭けの運営全てを任されていたのがこの男であった。
福本(問題はないっ!どこが勝とうと問題はないっ・・・!)
そう思っていると、携帯電話が鳴った。それは福本にとって”問題”を知らせる電話であった。

福本(くっ!3チームによるバトルロワイヤルだと・・・!矢吹め、何を考えている・・・)
ジャンプスポーツチームが勝とうと、裏御伽チームが勝とうと問題はない。だがチーム・タフが勝てば・・・。
福本(賭けの運営が成り立たなくなるっ!最悪の場合・・・首が飛ぶっ!)
そう言って福本は首筋の汗を拭く。
福本(MONSTERは今眠らせているっ!戦わせることはできないっ!)
考え事をしていると、目の前に二人の男が壁に生えた手に向かってなにやら騒いでいる。
福本(あの二人は・・・本宮と澤井!あの手はいったい?)

本宮「バールじゃあ!バール持ってこい!」
澤井「勝ってきましたあ!」
本宮「そりゃ、パールじゃい!」
福本「失礼ですが・・・。」
本宮「なんじゃい!」
福本「私、この船の見回りをしている者ですが、一体何があったのでしょうか?」
澤井「実は、かくかくしかじかでして・・・。」

福本(チャンス!思いがけないチャンス!このままこの男を丸め込んで、この場を離れされば良い!)
後はどうにでもできる。スタンド使いの正体がわからないのが忌々しいが・・・。
福本「かなり、深く食い込んでいるようですね。いま専門家を呼びますから、しばらく・・・。」
本宮「しばらくじゃ駄目なんじゃい!」
本宮はそう言って、壁板を外そうとする。
福本(くそっ!何で助けようとする・・・!そいつは敵だぞ・・・。)

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 13:47 ID:0TAg/XIV
まこ「りん」はサッカーも野球も描いてるよ〜
やろうと思えばスポーツチームにもバンチチームにも、
ヘルシングな平野軍団にも行ける幅の広さよ(つдT)

539 :魔人リック誕生:03/06/21 13:50 ID:RfqErbkV
キユの陣地に戻る道すがら梅澤はニヤニヤと笑っていた。
雷句をクスリ漬けにしたときのことを思い出していた。
あの時、真島と小畑は気付かなかったようだが…梅澤は確かに見た。
雷句が壁をぶち破り見えなくなる瞬間、その身体が異形のものへ変化していくのを……
それはまるでアルファベットの"V"の字に見えた。
雷句誠はヘルビジョンとR&Rドラッグの併用、それに加えて梅澤のロックを刻み込まれているのだ。
その影響が雷句の潜在能力を完全に引き出した、つまり人間の限界を……
人間という殻を つ き ぬ け た の だ 。

  「 魔 人 リ ッ ク か ……
  か  な  り  上  出  来  だ  !  !
  あれは間違いなく七剣邪クラスの力を持っているな!!」 
 
梅澤は笑いが止まらないといったふうに呟く。
  「しかし悪魔核も使わずに、ドラッグと音楽だけで人間の殻をつきぬけさせることが出来るとは……
  俺の力もかなりパワーアップしているな!」
――これも凶星ガッデムで出会った"勇者"のおかげだ……
  もっとも彼が何者なのかまったく不明だが――

  「ククク、安西……魔人リックを倒すには苦労するぜ。
  なんせ奴には悪魔核を使ってねえ。悪魔核を抜き出すという戦法は使えねえんだ!
  そのうえ、今のリックはとてもじゃねえが手を抜いて戦える相手じゃねえ!
  俺のロックによる精神支配も完璧だ!目覚めさせるには殺すしかねえかもな。
  それが嫌なら安西……
  て め え の ロ ッ ク を 全 力 で 叩 き つ け る し か ね ー ! ! 」

虚無の渦を発生させるには安西を暗黒に落とさなければならないはず。
しかし梅澤はそんなことは関係なく、安西がどれだけロックな戦いを見せてくれるか楽しみにしているふうでもあった。
  「 少 年 漫 画 の 基 本 は ロ ッ ク だ ! ! ! 」
梅澤は心から楽しげに叫ぶと、上機嫌で通路を進んでいった。

540 :スタンド使いは・・・(2):03/06/21 14:01 ID:7eGQREPQ
福本(どうすればいい?どうすれば・・・)
真倉、岡野、仮面の男「遅くなりました!」
手に道具を持って3人が集まってくる。
福本(くっ!なんでこんなタイミングで・・・!)

壁板を剥がそうとするが、なかなか剥がれない。
福本(剥げるなっ・・・!何があっても剥げるなっ!)
乙一「あー、本宮先生、何しているんでしょうか?」
帰ってくる途中の乙一が声をかけてきた。
本宮「君はさっきの・・・。ちょうど良かった!彼を助けてくれ!」
乙一「何でですか?敵だったのに、なぜ助ける必要が・・・。」
本宮「あいつと真剣勝負を約束をしていたからじゃ!」
福本(バカがっ・・・!そんなつまらない物のためになぜ戦うっ・・・!)
乙一「でも・・・。」
本宮「たのむっ!」
福本(見捨てろっ・・・!頼むから見捨てるんだっ・・・。)
乙一「わかりました、そこまで言うのでしたら・・・。」
乙はそう言って、壁の前に立つ。
乙一「僕はノベライズに出てきたスタンドならある程度使えます。今使うのは・・・」
福本(やめろっ・・・)
乙一「『スティッキー・フィンガーズ』!走れジッパー!」
壁に何本かのジッパーが取り付き、壁が切断される。
そこから、ふらふらと石渡が出てくる。
石渡「よくも・・・やってくれたな、ガキが・・・。」
石渡はそう言って、乙を睨み付ける。
本宮「おいおい、俺との勝負は・・・。」
石渡「こいつとの決着をつけていねえ。その後でやらせてもらう。」
石渡はそう言って、乙に向き合う。
乙一「わかりました、僕も最大の破壊力を持って相手します。
『パープル・ヘイズ』ッ!」
ウバアシャアアァァァァッ。乙の横に凶悪なデザインのスタンドが登場した。

541 :スタンド使いは引かれあう(3):03/06/21 15:00 ID:7eGQREPQ
福本(なんだ、この威圧感はっ!このスタンドは一体!)
澤井「みんな、逃げるんだぁぁぁ!」
乙一(まあね、逃げてくれた方が使いやすいんだけど・・・。)
澤井「あのスタンドはチェック模様から物を高速回転させる光線を出すんだぁ!」
乙一(でないよっ!)
ビビビビビビイイイイ。乙一(ほんとに出たぁ!)
あまりに素早い出来事だったので、その場にいた全員に光線が当たる。
グルグルグルグル。その場にいる全員が駒のように回り出す。

石渡「さすがに、最強の破壊力と言うだけはあるな。」
石渡が回りながら乙に向かってそう言う。
乙一(違うぞ、全然違うぞ。)心の中でそう思うが口には出せない。
石渡「だがこの回転力を利用して・・・・。」
ドゴンッ!乙の横に何かがぶつかる。
澤井「きみっー。誰にやられたんだあ!」
乙一「あっ・・・あんた。」
澤井「証拠抹殺!」
乙は吹き飛んだ。
澤井「おのれ、よくも何も関係のない少年を!」
石渡「おまえがやったんだろうがぁ!それに何も関係ないことあるか!」
福本「そこまでだ!」
福本の声に全員の動きが止まる。
福本「Cブロック決勝はジャンプスポーツチーム、裏御伽チーム、チーム・タフの3チームバトルロワイアルできめることになった。」
仮面の男「いつ決まったんですか?」
福本「ついさっきだ。ところで君、名前は?」
乙一「乙一です。」
福本「乙一くんには裏御伽チームに入ってもらう。」
一同「なにぃぃぃぃ!」
乙一「な、なんでですか?」
福本「彼がこのまま納得すると思っているのか?」
そう言って福本は石渡を指さす。
乙一「細やかなお心遣いありがとうございます。ですが・・・。」
本宮「俺は別にかまわんが。治してもらった礼があるからな」
澤井「本宮さんが言うのでしたら。」岡野「なあ、他にどんな能力を使えるんだ?」真倉「どっちでもいいけど。」仮面の男「・・・・・・。」
乙一「まあ、全員の総意があれば・・・。」
福本「よし、ではおって連絡があるまで、自由時間だ。解散!」

福本(これで良しっ・・・!今はこれで良しっ・・・!)
福本はそう、心の中で呟いた。強引に話を進めれば怪しまれる可能性があった。
だが、結果的に裏御伽チームに助っ人が入ったのはかなりプラスであろう。
福本(だが、これだけでは足りないっ・・・!100%にはほど遠いっ!)
次の策を実行するために、福本は自らの部屋へと戻っていった。

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 15:12 ID:4/jSbsDK
>>529
スイマセンでした。すっぱり忘れてますた。
できればヨクサルあたりに脳内変換してほしいかと。

福本の過剰な反応にワラタ。
長生きしないぞ。

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 15:33 ID:FOrkr6aQ
>>532
俺、スクウェアの力を得た真島に島本や青山が接触することによって
ゲームの力を得るという展開考えてたよ、あんまり意味ないので脳内没にしたけど

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 15:46 ID:MJlvg6lh
横山ラスボスにって人は結構多いのかな。
まあ荒木のJOJOもバビル二世に影響受けてるしね(本人が言ったそうだ)
他にも車田や宮下も、影響受けたらしいし
横山は手塚が唯一ライバル視してた作家でもあるしラスボスに相応しいかも。

神とかの話があるから無理だろうけどな。

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 16:25 ID:uhmqUcxB
貞本動かそうと思ってるんだが、どうだ?
まだ全然構想とか練ってないけど、そのうち。

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 17:40 ID:tG9vUAnw
>545
トーナメントに差しさわりの無い程度ならいいのでは

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 18:42 ID:nUx3gY5L
一人で物思いに耽っている横山の前に謎の男が現れた。

??「明日のために打つべし打つべし!!!どうしたー、横山さんよー。
    またなんか企んでんのか?」
横山「おお、これはこれは ち ば て つ や さん、お久しぶりです。」
ちば「どうだい、あんたの思惑どうりに事は運んでいるかい?」
横山「ええ、貴方の弟の七三太郎のおかげで面白いことになりそうですよ。」
ちば「しかしわかんねーな。」
ちばはあたまをポリポリかきながらこう言った。
ちば「マガジンに潜入してた七三を平野陣営のスパイにさせたあげくに平野達を
    強化までさせちまうだもんなー。おまえさんの考えていることはわからんよ。」
横山「あなたの弟さんのドリームス科学は素晴らしいの一言に尽きます。
    川三番地の大量生産、平野陣営の強化、勿論我々にもね・・・。
    平野にはまだまだ暴れて貰わないと困るんですよ・・・・。
    勿論我々に刃向かった場合、七三君が平野を始末する手はずですがね・・・。」
ちば「まあどうでもいいや、おまえさんのいうことには間違いがあった試しはないし、
    早くあのお方の復活のために、キユやらえなりやら矢吹やらもなんとか
してくれよ。なんかあったらオレが手を貸すから。そうそう、
永井や石川の奴らにも言っといてくれあまりオイタが過ぎると容赦しねぇぞ、と」

そういうとちばてつやは何処かへ消え去ってしまった。


548 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 21:11 ID:2fRqSc+W
おいおい、土曜にしちゃ珍しく盛り上がってんな。
前スレの事もあるし、今回は早めにスレ立てしておいた方がいいかも。

裏御伽、また増員するのか・・・
川原はチーム・タフに入ったと考えても、これで6人?(真倉と岡野は二人で一人と考えたとして)
長期化は覚悟するとして、どういうルールにするかだな・・・
Bブロックみたいに半分以上が戦闘不能ってルールだと、人数が多い裏御伽が有利だろうし。

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 21:24 ID:JPXIRhl6
ちば・・・てつや・・・でちゃった・・・・



でもまあいいか消え去ったし、帰ってきたってことにすれば。

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 21:34 ID:g5pjyAOZ
ほった「私にですか?
Cブロックの準備中、矢吹は重大な問題に気づいた。グリードアイランドは念によって
プレイヤーを飛ばす以外上陸手段はない。確かに上空からの上陸もあるにはあるが
残念ながら今からでは時間がかかり過ぎる。つまり、念が使えないとG・Iには行けないのだ。
矢吹「ああ、お前になら出来るはずだ。それにG・I内での審判の頼みたい。
ほった「まぁ、確かに出来ますよ。分かりました。引き受けましょう。選手をG・Iへの移動。
     そしてG・I内での審判・・・それだけですか?
矢吹「ああ、それだけだ。審判と言っても誰が倒されたのかを伝えてくれるだけでいい。
ほった「分かりました。そのように。
矢吹「助かる。お前の『空間を繋げる力』は。
ほった「言葉は正しく。私の力は何処にでも『幽玄の間』の入り口を作り、出口を何処にでも
     設定できる。そして幽玄の間では・・・
矢吹「お前の許可した者か、お前に将棋で勝たないといけないんだったな?
ほった「囲碁です。お間違いなく。
その言葉には怒りが込められている。矢吹は素直に謝罪した。
矢吹「すまなかった。どうも囲碁と将棋の区別がつかん。今度教えてくれるか?
ほった「区別できるぐらいにならすぐにでも。

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 21:36 ID:g5pjyAOZ
訂正

○ 矢吹「お前の許可した者か、お前に将棋で勝たないといけないんだったな?

× 矢吹「お前の許可した者か、お前に将棋で勝たないと出れないんだったな?

552 :こんなのはどう?:03/06/21 21:37 ID:3JQDBGEx
>>548
開始時に制限時間(使用レス数限定とか)を決める。
タイムアップ時に残っているメンバーが多い所が勝ち。

好きなチームを勝たせようとするレスの応酬が楽しそう。


553 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 21:43 ID:0TAg/XIV
森田さん帰ってきてからだよねぇ?>移動

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 21:53 ID:g5pjyAOZ
>552
それだと混乱しそうだな(レス数限定にした場合は)
まぁ、設定は多めにすれば大丈夫か。

>553
バトルロイヤルなった以上、帰って来ないと動けないな。

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 22:26 ID:sO+AsBOU
島本「 こ れ が 逆 境 だ な 」
締め切り、ネタ切れ、サンデーGXチームが揃わなかったとき・・・
これまで何度も呟いた言葉をかろうじて搾り出す。
ボロボロの体に神速で迫る極大威力の必殺技。
戸田「島本っ!ボールは持ってるか!」
  持ってて意味あるか。鈴木が投げたから一応握ってはいるけど。
  糞。足も動かないか。血が足りない。頭も動かない。
  見えた。デビュー前の俺だ。走馬灯ってやつか。

 島本『フハハハハッ!このデッサン!完璧だ!』
   そうだった。あの頃はデッサンを死ぬほど描いたんだったな。何百枚も。
 島本『もはや究極!俺は師匠を超えた!』
   なに言ってんだよ俺。すぐにその後・・・
 師匠『 ま だ ま だ だ な 島 本 君 』
 島本『はっ!師匠!』
   そう、まだまだなんだよ・・・俺の漫画にはなあ
 師匠『 君 の 絵 に は 魂 が こ も っ て な い 』

永野「終わりだぁーっ!島本ぉぉぉっ!」
 魂がこもった漫画を描かないうちに死ぬのか・・・
 どうせ死ぬ命なら・・・最後の武器がボールだけなら・・・
島本「 俺 の 魂 を ボ ー ル に こ め る ! ! ! 」
永野「食らえ!!!M(マキシマム)・B(バスター)・T(タイフォーン)!!!」
島本「 男 球 」

    ガ キ ィ ィ ィ ィ ン  !

衝撃。残響。
立っていたのは・・・島本!
足元には・・・折れた剣と、伏した永野。
永野「い・・・いい、魂だ。最高の・・・一撃だった」
島本「お前がいなければ、できなかった技だ」
永野「本当は・・・石破・・・天・・・驚拳・・・使ってほしかった・・・けどな・・・」
島本「 そ れ は そ れ 、 こ れ は こ れ ! ! 」
森田「アウトォ!」

3回裏、えなりチーム攻撃、2アウト
次の打者 9番ピッチャー えなり

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 22:51 ID:n8UkLYti
ビ ク ト リ − ヌ  ! ! !
ビーッ、ビーッ、ビーッ、ビーッ!!!!
なんだ!?土塚は手に持つレーダーの反応に驚いた。
「雷句?しかし、これはまるで・・・こちらに来てますねぇ。安西、ですか」
アダラパタに変化している土塚は、カムイを呼んだ。
「何だ、土・・って顔色悪ッッ!!!・・どうした?(本当に)」
「雷句が近寄ってきやがります。」
「雷句?それがどうした?味方じゃないか。」
「ロックの波動を放ってやがります。まるで、梅澤のような・・・」
「な・・何だと!!?」
「恐らく、何か精神に変調をきたしているのでしょう。いや、そうされた
というべきか・・・」
「ということは・・・」
「雷句は、敵です。進行方向を見て、恐らく安西の方に向かっていると思われます。」
「安西へ!?マズイ、奴はまだ修行中だ!ロックエネルギーには対抗できん!
それに、元仲間だ・・・くそッ!せめて藤田がいれば・・・」
「それです、カムイさん。」
「何?」
「いいですか?まずあなたは藤田復活のための材料を集めなさい。そしてドクターに
頼み藤田を復活させてもらうのです。」
「しかし、そのためには安西のデータが・・・」
「そんなものはそこら中に落ちているでしょう。」
「もしや・・・」
「そう、髪 の 毛 です。」
「・・・なんだ、この量は・・・」
「とにかく、急ぎやがりなさい!モタモタしてると到着してしまいますよ!?」
(くっ、こいつ生意気な・・・俺はリーダーの筈なのに・・・)
「分かった、だが、ビ・・・いや、雷句はどうする?安西に会わせる訳にはいかんぞ」
「大丈夫、僕が食い止めます。」
「お前がか?戦闘タイプでは無いと聞いたが?」
「戦闘タイプに変わればいいんでしょう・・・?」
そうか、土塚は、アレになる気だな・・・
「お前・・・強くなったな。」

557 :556:03/06/21 23:06 ID:n8UkLYti
「カムイさんに切り刻まれたお陰ですよ。」
これ忘れてた。

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 23:19 ID:xn1mmcmm
ビクトリー「ム」ですぜ兄さん
ところで引っ越しはいつ頃でしょうか?

559 :ネタ振り:03/06/21 23:23 ID:Ib48TpW4
ここは、どこだ。
男は目を覚ました。場所は分からない。
「つっ!!体中が、痛い・・・!」
痛みが、記憶を鮮明にした。
「そうだ、矢吹は・・・?」
男は、感覚を研ぎ澄まし察知した。
「研究所のほうか・・・しかし、今の俺では、勝てない・・・」
別のエネルギーを察知した。
「何だ、このロックなエネルギーは?ん?確かこの辺りにはガンガンチームが
居たはず。とりあえず奴らと接触するか。」
男の背中から、突如翼が生えた。そして飛び去っていった。
男の名は、貞本義行という。


3連続カキコスマソ

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 23:27 ID:sO+AsBOU
引越し・・・したくないなぁw
適当に漫画の本スレのスレタイ借りてこっちで続けられないかな
へなちょこ大作戦第8部とか

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 23:29 ID:hrYVmMSu

 これまでの騒動によって、かなりの汗をかいた。

 意識が無いとはいえ、人間である以上、新陳代謝は行なわれる。
 荒川弘はまずタオルでえなり姉の体を拭いてやり、それから彼女自身、
 備え付けてあった控え室の浴室を利用する。
 適当に衣服を放り投げ、投げ捨てるように籠の中に入れる。
 そして後ろ手で縛った髪をといて、その紐を衣類の上に乗せ、荒川は浴室に入った。
 少なくとも想像していた以上には。
 控え室に備え付けてある施設は上等なものといえた。
 その環境に荒川は満足し、浴槽に湯を張りながらも、シャワーの栓を捻って身体に流す。
 浴槽とシャワーのノズルから立ち上る湯気は、荒川の右腕にある機械鎧(オートメイル)を
 白く曇らせる。
 機械鎧は鋼にクロームをの含有率を増やして使って錆びにくくしたとはいえ、
 それなりの手入れは必要である。
 とはいえ、神経がつながっている以上、取り外すことは出来ないので荒川は機械をつけたまま
 身体を洗うようにしていた。
 入浴中は機械的な手順で、リラックスもするせいか
 考え事などにうまい解決法が思いつく場合も多い。
 もっとも、やり過ぎるとのぼせるので時間の加減が大切なのだが。
 荒川はぼんやりと今後の手順を考えながら、まず頭と顔を洗い、
 そして備え付けてあったスポンジで身体を洗う。
 シャンプーやボディソープをつけている間、汗はかきつづけているわけだが、
 それを洗い落とした際はその分が爽快感として返ってくる。
 荒川はこの後も作業が残っている以上、それほど長い間入浴に費やす気はなかった。
 身体の石鹸を流し、顔からシャワーのお湯を浴びながら、
 荒川は今後の手順などを決める。
 シャワーと蛇口の音でかき消されてはいたが、ふと背後が騒がしいような気がした。
 何の気なしに振り返る。
 目に流れるお湯と白く立ち上る湯気で見えにくかったということはあるだろう。
 それでも目の前にいる存在がにわのまことと車田正美だと認識するまでに
 時間がかかったのは──やはりのぼせていたのだろう。
 気配に気付いて振り向いてから数秒後。
 その次の瞬間。
 荒川が右腕の機械鎧からサムライブレードを練成したのは手からこぼした
 スポンジとシャワーの柄が地面に落ちるより早かった。
「死・ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
 絶叫と共に。
 冷静さを保とうとする意識を本能で捩じ伏せて、
 荒川はサムライブレードでにわのたちに切りかかる!
「早く、早く移動しろ!!」
「わかったモン!!」
 ふたたびにわのたちが周りの景色と同化して消えたとき。
 真っ赤な顔で肩で息をしながら、周囲の気配が無いことを確認した荒川は
 さらにしばらく周囲を見渡した後、サムライブレードの練成を解いた。



562 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 23:30 ID:2fRqSc+W
>>556
なにい!?藤田もう復活すんのか!!??
個人的な構想だと、伝説の漫画家編で仲間が大ピンチのときに、
からくり編クライマックス時の鳴海復活のシーンをモデルに書くつもりだったんだけど・・・

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 23:30 ID:hrYVmMSu

 暗闇の中──目の前の敵はこちらを見透かすかのように、
 繰り出す攻撃をかわしていく。目の前にいる敵は──藤原芳秀!
皆川「…つ…う…、て…てめー化物か!?どうしてオレの攻撃がよけられる!?」

藤原「お前の動きは単調で、読みやすい。それでは、このオレに勝てんぞ」
 戦いは一方的だった。蹴られ、殴りつけられ、皆川は血反吐を吐く。
 一撃一撃がひどく重い。
皆川「うおおおおおっ」
 激昂した皆川は『チャシャキャット』から『空間の断裂の刃』を作り出す。
 不可視、そしていくつもの攻撃が藤原を襲う。
 だが、藤原はまるでそれが子供だましでしかないかのように、
 あっさりと交わしていき、皆川の目の前に立つ。
藤原「オレの勝ちだ」
 心臓に藤原の掌底がめりこむ。それは彼にとって致命的な一撃だった。

皆川「うわあああああっ!!」

 皆川亮二が跳ね起きる。
 肩で息をしながら、何とか意識を落ち着け、周囲を見渡す。
 見知らぬ部屋だが、雰囲気としてはどこかのチームの控え室のようだった。
 割と広い部屋ではある。
 そんな中、白衣を着た知らない女が、こちらに気付いたらしく、振り向いていってくる。
 その女は何かいろいろな材料を用意しているようであり、その意味は皆川にはわからなかったが。
??「目覚めたようね。」
皆川「ここは…?」
??「Bブロックのガンガンチームの控え室よ。
   七月鏡一先生があなたを治療してくれってここまで連れてきてくれたのよ」
 ガンガンチーム。
 そのことで皆川は目の前の女の顔を思い出す。
皆川「アンタは荒川弘、か…」
荒川「久しぶりね…ていうほどでもないか。今日会ったばかりだし。」
皆川「どういうことなんだ?藤原芳秀はオレたちのことを裏切った。
   あんなにサンデーのことを思ってくれている漫画家だったのに…」
 しかし、彼は敵にまわった。それだけは事実。
 荒川は多少厳しい顔をしたが、その表情は読めなかった。
荒川「そんなこと、私にはわからないわ。」
 荒川はそっけなく言う。
 彼女はどこか不機嫌そうに見えたが、皆川にはその理由は分からない。
 服装が新しく、また皮膚や髪の感じから風呂にでも入っていたのだろうが関係はあるのだろうか。
荒川「私は頼まれたから治療した。勿論それには理由があった。でも…
   あなたと私が敵対しているのなら、私はあなたを治療していないはずよ。」
皆川「別にアンタを疑っているわけじゃない…
   オレはヤツを止められなかった。」
 藤原芳秀の拳によって倒されているサンデーの漫画家たちの光景が頭に浮かんだ。
 最強を決めるつもりで藤原芳秀を挑発した自分の姿が目に浮かんだ。
 藤原芳秀になすすべも無くやられていく自分の光景が目に浮かんだ。
 オレはどんな目であいつに見られていたんだろうか…


564 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 23:32 ID:hrYVmMSu

皆川「くそ…」
 目頭を押さえて皆川は呻く。
 自分のことばかり考えていて、しかもそれはただの思い上がりだった。
 その情けなさに。
荒川「あなたがそう思わなくたって、そう聞こえるわ。
   交渉でしたことだけど、なんとなく気分悪いし。」
 荒川が抗議する。
 先ほどの言葉を未だに引きずっているのだろう。
皆川「そうだな…すまない。オレはこんなときでも…だめなヤツだ。」
 反発する皆川が自嘲気味に呟く。
皆川「オレは、藤原芳秀におびえている…」
 夢に見た光景。
 だがそれは現実に起きたことでもある。
 自然と、皆川の手が震える。
 こんなに自分が臆病ものだなんて知らなかった。
 何も出来ないとは知らなかった。
 荒川はしばらく皆川の様子を見ていたが。
 そのうちにひとこと。
荒川「『錬金術の力は円の力』。」
皆川「…?」
荒川「錬金術師は『等価交換』が基本だけれど、あなたには特別に教えてあげる。
   …円は力の循環を示し、そこに構築式を描くことで力の発動が可能になる。
   力の流れと法則を知るとで…あらゆることに対応できる。
   相手の力の流れを知り、それを利用して相手に返す。
   …これも力の循環。
   あなたは、力のある漫画家よ。落ち込んでも、循環して、はね返すことが出来る…
   私の錬金術は心を回復させることは出来ない。
   ここで起き上がっているだけでも、あなたは自分で考えるよりはるかに強い…」
皆川「………」
荒川「その力をどうするのかは、あなたしだいよ。」
 皆川は思い出す。藤原芳秀からも似たようなことを言われた。
  『確かにお前のスピード、パワー、反射神経のどれをとっても、オレより数倍上回っている。
  しかし、お前には人間を遥かに超えるスピードがあるからこそ、それに頼って無駄な動きも多い。
  その分、お前の動きは単調で、読みやすい。それでは、このオレに勝てんぞ…』
 皆川は藤原の言葉の意味を理解する。
 既にヒントをもらっていたことに。ただ理解もせずに、悩んでいた。
 答えはとっくに示されていたのに…教えてもらっていながら、それが分からなかったんだ!!
 皆川は拳を握ると、荒川に向かって、言った。
皆川「…七月先生は今、どこにいるんだ。」
荒川「途中で別れたから私にはよく、分からないけれど…試合会場のほうに向かっていたわ。」
 荒川弘は答えた。


565 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 23:33 ID:2fRqSc+W
あと、石破天驚拳修得イベントが流れてしまったな。
まあ、これは伝説編にまわしても問題はないが

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 23:33 ID:m6OJm7DC
ちばてつやの所見てつくづく思うんだが
話にも絡まない、意味の無い顔だしされると萎えるよな

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 23:43 ID:sO+AsBOU
>>565
やっぱり石破天驚拳でしたか。
Gガンみてないのと野球らしいという理由で男球にしました。
ここで出さないともう出せないとおもったんで

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 23:46 ID:xn1mmcmm
>>562藤田は何度も死んで何度も生き返るんだよ   ・・・

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 23:50 ID:MJlvg6lh
>>560
ここの自治くんは香ばしい香具師が多いからムカついても対立しない方がいいよ
一度目を付けられると下手な粘着よりも…つか何でここに移転されたんだ?
少年漫画ならスレ違い扱いされなかった気も。

>>566
まあ「やっとこいつが出てきたかー!!」って爽快感が無くなるからね。
キャラも固まらないから忘れやすいし、テンプレ作る人が苦労する原因だなw

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 23:50 ID:3YlKrOgD
生き返らせるのは大変なんだけど、すぐ死ぬという・・・

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 23:51 ID:P0T4KeRj
>>562

というか今回復活できるかどうか・・・・
また安西の為の犠牲者が出るかも・・

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 23:54 ID:xn1mmcmm
いっそのこと少漫板・・・帰ります?あすこ今スゴイ寂れてるし

あ、サンデー系テンプレけっこうややこしいので気をつけてください
田中モトユキはマーベラスではなく鳳ボンバー(マーベラスは別の作家)です
確か雷句タン救援にかけつけたけど速攻逃げ帰りましたね・・・・・・ヘタレ

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/21 23:56 ID:MJlvg6lh
スレ違いじゃなくて板違いですた
つかカッコいい死に方した奴はそっとしといてやりたい…

少漫なら板違いじゃないんだよな…でも、今サロンの方が盛り上がってるかも

574 :560:03/06/21 23:56 ID:sO+AsBOU
>>569
じゃあ少年漫画に移転することも可能ですかね?
でも結局過疎板だからメリットはないか。
マロンだとスネ夫スレや死刑囚スレと連携してやってくことになりそう。
ダメもとで一回偽装スレ立ててみようか。余裕あるうちにw

575 :新たなる使徒:03/06/22 00:15 ID:PyGXIArM
島本と永野の激闘がひとまず幕を下ろした頃一一
観客に混じって、その一部始終を観察している者がいた。
その人物は、客席の最上段にてものものしく立っていた。
異様な風体の人物だった。一見しただけでは、性別すら判然としない。
なぜなら、その顔は無気味な鉄仮面に覆われていたからだ。
さらにマントを着込み、暑苦しいことこの上ない。
他の観客も見て見ぬフリをしている。

??「……どうやら、今川の『あの奥義』は修得できなかったらしいな。
   もっとも、アレはそう簡単に身につけられるものではないが……」

何処から発声しているのか判然としない、機械のように抑揚のない声が漏れる。
かろうじて、中身が男だということが分かるくらいだ。

??「……とはいえ、少しは成長したらしいな。
   少なくとも、私と何とか戦えるくらいのレベルには……」

もはや、これ以上見ることはないと言わんばかりに、男は踵をかえす。

??「だが、まだまだこの私の棲む領域には、遠く及ばぬ………
   サンライズの社員、全ての命と引き換えに手に入れた、この力!
   今の私は、サンライズ作品のあらゆる能力を使いこなせる……
   すなわち、
   身体能力は『ボトムズ』の『パーフェクト・ソルジャー』!!
   技術力は『ガンダム』歴代作品のすべて!!
   知覚領域は『サイバーフォーミュラ』の『ゼロの領域』!!
   宇宙的アクションセンスは『スクライド』アニメ版!!
   801要素は『サムライトルーパー』!!
   萌えスキルは『ママは小学4年生』!!
   そして、破壊力は『勇者王ガオガイガー!!
   しかして、その実体は・・・・

   安 彦 良 和 、否!!
   
   
   東  方  不  敗  マ  ス  タ  ー  安  彦 だ!!!!!」


くぐもった声で高笑いしながら去っていく、かつて安彦良和と呼ばれた男。
仰々しいマントが、今の安彦の心を表すかのように、黒い帳を描く。

ここに、最凶最悪の使徒が、降臨した。
   

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 00:16 ID:+eOo0vGt

【ガンガンチーム控え室】

荒川「…これを、あげるわ。」
 投げられた小さな赤い石を受け取って、皆川は聞いた。
皆川「これは?」
荒川「…“賢者の石の未完成品”。ただ回復のみに特化することで、
   錬金術をそれほど知らなくても使うことが出来るわ。
   一回で壊れてしまうけど、これを使えば、生きているうちなら傷を回復できるはずよ。」
皆川「ありがとよ。…アンタやさしいな。」
 これには荒川は苦笑するしかなかった。馬鹿げている。
荒川「…ただの気まぐれよ。」
 皆川はその言葉を聞いたか、聞かないのか、走って控え室を後にした。



577 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 00:22 ID:qIs3XAG7
俺は小漫行きに一票。
元々あったところだし

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 00:36 ID:PyGXIArM
カムイ「ドクター!!」
扉を蹴破って、カムイが部屋に躍りこんだ。
荒川「どうしたの?騒々しいわね」
カムイ「そんなこと言ってる場合じゃない、雷句が…!」
カムイは、大まかに事の次第を荒川に伝えた。
しかし、荒川の答えはそっけないものだった。

荒川「無理よ」
カムイ「な!?」
荒川「藤田先生の復活はとても厄介なの。
   現時点で、急ごしらえで練成するには、リスクが大きすぎるわ。
   たとえ復活できたとしても、意志のない木偶人形が出来上がるだけ。
   それに、私は彼の錬金術の知識が何としても必要なの。
   残念だけど、今はどうすることも出来ないわ。」
カムイ「でも、今の安西は修行中なんだ!今のヤツではかないっこない!」
荒川「どうしたの、カムイさん……アナタはあんなに安西君のことを嫌っていたじゃない」
カムイ「それとこれとは別だ。出来ることなら、これ以上の無駄死には増やしたくない……」
渋面を作るカムイに、荒川が少し困ったような笑みを浮かべた。
荒川「アナタって、本当に他人思いね。
   まあ、そこがアナタの美点なんでしょうが…。
   でも心配はいらないわ。」
カムイ「え?」
荒川「安西君には、七月先生もついていったんでしょう。
   それに、あそこには、もうひとり、彼と対等の力を持つ人が来てるわ。
   『あの地』が、彼を呼び寄せずにはいられない……」
カムイ「ドクター、何を言って……」
荒川「さらに……その彼を追って、もうひとつの『希望』が向かったわ。
   その『希望』は、これまでとは別人のような力を秘めている。
   だから、彼等にまかせておけば、何も心配はいらないわ」

そう言うと、カムイは湧かしていたコーヒーを啜った。
 

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 00:40 ID:PyGXIArM
というワケで、現時点では不評意見もあることだし、
藤田復活はもっと後、ドラマチックなシチュエーションでって事で。

ホントは、皆川復活も、ARMSみたいに繭になるイベントを考えてたんだけどなー。
まさか、こんなに早く復活するとは思わなかった。油断してた。

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 00:44 ID:umikSOWJ
>>574
もともと有った場所だし、一応問題無い…と思う
サロンの方が人多いからむしろ推奨されるかもw
バラけた方が鯖にも優しいしね。
ま、好きな方に立てて様子見てみるか。

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 00:47 ID:+eOo0vGt
藤田は復活にドラマチックなイベントを用意したいということには賛成だが、
あんまり長く放置させることには不満。
安西の戦いに限ってはキャラクターが多くいるので
藤田が参加する必要は無いとは思うのだが、その後に関してはなるべく早くに復活させたい。

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 00:49 ID:NVkTfLXU
「怨怒霊(おんどれ)ーーー!!」
ビクトリームこと雷句がなんつーかもう早いスピードでつっ込んできた。
「待てい!!」
止めに入ったのは、アクア・・・の姿になった土塚。
「行かせないよ!安西はまだ修行中なもんでね」

梅澤とキユのいる部屋
「あの炉里はなんだっ!!!ロックを見せろロックを!!!!邪魔すんじゃねえ!!!!!」
「まあまあ落ち着いて下さいよウメさん?あれは確か、土塚ですね。ジャンプで
自分の他社のマンガを宣伝したなかなかロックな人です。」
「ほー、それはロックだな。よし決めた!!おいリック!!!その炉里とデストローイしろ!!!」

(了解)
「いくぞモヒカン・エース!!Vの体勢をとれ!!!」
「マテリアル・パズル!!スパイシードロップ」
凄まじい爆音と衝撃が発生した。しかし・・・
「ベリーショット!ダメージ43!耐えるんだモヒカン・エース!!」
「ほとんど効いてない、だって!?くそッ!強い・・・ならこれで!!」
ブ ラ ッ ク ブ ラ ッ ク ジ ャ べ リ ン ズ !!!
超質量のエネルギーがV様にベリーショット!!
「ブルァアアアアアアァアアアアア!!!!」
「やったか!?」
「ダメージ123!着地失敗!!耐えるんだあっ!!」
「駄目だ・・・勝てない・・・・何?このエネルギー・・・?」

こ い つ ら 最 高 に ロ ッ ク だ ぜ ー − − !!!!
天の声。

閑話休題。V様充電完了。
「いくぞモヒカン・エース!!チャ−グル・イミズドン!!!」
「あ・・ああ」
圧倒的な力。これが、ロックだ。

再び梅・キユ。
「リック!!お前はサイッコーーーーだぜーーーーーーー!!!!!!!!」
「でもウメさん?僕にはアレが当たる瞬間に土塚の姿がまた変わったように
見えたんだけど。なにかDQNっぽい学生の姿に・・・」
「サイコーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!デストローーーイ!!!!!」
「ウメさんはもう・・・」

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 00:55 ID:L6omoGFg
どこにモヒカンがいたのですかw
独り言だよなぁ・・・

584 :578:03/06/22 00:59 ID:PyGXIArM
個人的には、トーナメント終了直後での復活を考えてるな>藤田
敵が平野か、キユか、真島か、矢吹か、ゴッドハンドかは分からないが、
とにかく大勢の敵に囲まれて、味方がどんどん倒れて、
そのど真ん中で治療して、もうダメだー!ってとこで『復活!!』というシチュ。

トーナメントやってる最中だと、あまり派手な戦いは起こらないだろうし、
今回みたいに、実は大したピンチでもないとこで復活させても勿体無いだけだと思う。
藤田復活は、多くが楽しみにしてるイベントだからこそ、なるべく派手に盛り上げたい。

俺はそう思うんだが、他の人はどうよ?

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 01:00 ID:iASQSu3S
ていうかもう戦闘開始か・・・・

586 :582:03/06/22 01:11 ID:75Q2i6D3
>>583
勿論(wちなみに土塚は無敵清村に変化して生き残ってます。
土塚もレベルが上がったので自分の意思で変化できるようになったのですな。

>>584
確かにそうだ。振ったのは俺だがスマンかった。
安西覚醒 藤田復活 雷句正気 という流れで考えていたんだが、君のの方が面白いな。 

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 01:16 ID:B01ngBde
青年誌の漫画家とかも結構出てきてるし、移転はマロンの方がよさげ・・・かな?

安彦を東方不敗にしたのは正解かも、貞元、永井、石川もそうだけど、
巨大ロボット出されると他の漫画家は戦いようがないからな。
エース戦の決着は停滞の末の反則技みたいなもんだったし。

あと、俺もミナガー繭にしようとしてた。だって「意識不明」「ドクター」ときたら・・・なあ?

588 :578:03/06/22 01:27 ID:PyGXIArM
>>586
いや、俺こそちょっと言い方キツかったかな。こちらこそスマンかった。
失礼ついでにもうひとつ言わせてもらえれば、雷句の件は、
最終的に安西自身の手でケリをつけることに意義があると思う。
これによって、それまでとは違う、成長した安西ってのをより強く演出できると思うし。
とにかく、このスレの書き手は、皆話を面白くしようと思ってる同志だから、
これからもマターリ仲良くやっていきましょうって事で、よろしく。

>>587
安彦を東方不敗にしたのも俺ですw
ちなみに、外見はF91の鉄仮面をイメージした。実は悪○将軍もちょっと入ってるが・・


589 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 01:30 ID:3WLki6VM
>>584
トーナメント終了までって言ったらいつになるんだよ。
もう随分長いこと藤田は出ていないんだし、
復活に力を入れるよりもその後の活劇で力を入れたほうがいいと思う。

>>587
ARMSの繭はいいネタなんだけど、藤原と早く再戦させてやりたい。
不満の残るやられ方だったから。

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 01:37 ID:iASQSu3S
そういえばかなり先になるだろうが藤田が復活した場合獣の槍は使えるのか?
使えなければ使えないであるるかんとかでいいんだろうけど。

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 01:38 ID:3WLki6VM
>>589
とりあえずオレは先には延ばしたくない。
前スレの展開でも失敗していたし。出せないことがかなり不満。

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 01:38 ID:rzRuEs+9
にわのは、「まこちん」じゃなくて「まこりん」なの?
なんかそういう公式の呼び方があるのだろうか。

あと、荒川のとこ書いてるひと、うまいこと収拾つけたね(・∀・)ニヤニヤ
マジメに書いてる人のとこに、いきなりとんでもないエピソードをぶつけるのが
面白くてたまらん。

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 01:39 ID:umikSOWJ
>>588
つか鉄火MAN安彦の方が面白いじゃねえか!!
生身でMSの装甲引き剥がすし、銃弾喰らってもびくともせんし
バグで虐殺、触手生やしてフハハハ怖かろう、さらに悪○将軍の力
もう最高だぞw
…すまん妄想モード入っちまった

450KB超えたからそろそろ立てようと思うがどっちに立てる?
今の所、少年漫画にたてようって人が多いけど?

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 01:41 ID:3WLki6VM
>>593
少年漫画にキボン。

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 01:44 ID:qn9Qs0d+
IDでるから少年漫画のほうがいい。

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 01:45 ID:PyGXIArM
戸塚がビクトリームと化した雷句と戦っている頃、
Bブロックの廃虚でもまた、激闘がつづいていた。

藤原と七月の戦いは、一方的に藤原が押しまくっていた。
七月も完璧な見切りと体捌きで躱しているが、動きにいまひとつ精彩がない。
藤原「どうした、七月!キレがないな!そんなに安西の事が気になるかね?
   確かに、あの小僧が如何にあの地獄を乗り越えるか、興味はあるがなあ!」
七月「藤原、おまえには分からん。
   この穴は貴様の言うような人の知恵で計れるシロモノじゃない。
   覗いて帰ってきたものだけが知っている……ここは正真正銘、黄泉への入り口なんだよ!」

一方、安西は、どこまでもつづくかのような暗闇の中を、黙々と歩いていた。
手に持ったペンライトだけが、頼りだ。
安西「まったく、どこまでつづいてんだ、この穴蔵は……
   どこまで行っても、ひたすら真っ暗じゃねえか……って、誰だ!?」
ふいに人影が視界に入り、安西がそちらにライトを向けた。だが、そこにあったのは……
安西「うお!?こ、これは死体!?」
そう、それは干涸びた人間の死体だった。それも一体ではない。
よく見れば、そこかしこに、数え切れないくらいの死体が転がっている。
安西「な、なんなんだ、この死体の山は?なんで、こんなとこに死体が?
   それも、どの死体も、死んでから相当経ってやがるな……」
冷や汗を浮かべながら、安西がひとりごちる。
安西「まったく薄気味悪い所だぜ。まさに、『死者の国』……だな」
自分で言った台詞ながら、思わず息をのんで、後ずさった。
そのとき。
安西「!! うわああああ!!」
踏み出した場所が、実は崖になっていたらしい。
安西は足を踏み外し、そのまま谷底へと落下していった。


597 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 01:47 ID:CyTGz/aH
>>588
ああ。俺も面白くなるよう努めるよ。
ただ、安西の成長形態をどうするかが問題。まあ、書く人の自由だが。
真の漫画家魂。藤田の魂の力を借りて覚醒させるかな。

 

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 01:51 ID:umikSOWJ
>>597
いや、そんなマジにとらないで(汗
熱い対決させるなら師匠しか考えられませんし。

サロン派の人の意見が無いけど…立ててきます。

599 :598:03/06/22 01:54 ID:umikSOWJ
やべ、勘違いしてた。眠気が脳にキテルナ…597ス万

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 01:54 ID:L6omoGFg
まこリンはミナガーと同じく
作者自身が考えたっぽい愛称なの
ちなみににわの先生的に、
森田まさのりは森やん
小畑健はバティと呼んでおります
梅さんとは飲み仲間っぽい

>>598いてらさい

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 01:57 ID:CyTGz/aH
>>590
安西に返してもらう(安西は自分を見つけるから)から獣の槍で。

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 02:00 ID:PyGXIArM
手足だけ機械で鳴海の能力ってのも捨て難いな。

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 02:01 ID:eqOZoUgm
>>598
世路しくー

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 02:01 ID:umikSOWJ
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1056214706/l50
立ちました、誰かテンプレ宜しく。

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 02:05 ID:L6omoGFg
えなり君の時点でテンプレ書き直しやねぇ・・・

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 02:10 ID:tyBL3nP9
ここ使い切る前につくらんとな・・・

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 02:15 ID:V3R8r1J8
(;´Д`)ハァハァMEGUMIタンのお宝画像が下記スレで発見された模様!!
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1011325628/865


608 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 02:25 ID:L6omoGFg
ワシにはアレが限界です・・・
誰か・・・後はっ(ゴフ

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 02:26 ID:PyGXIArM
乙。
後は俺はやっとくぜ。


610 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 02:34 ID:L6omoGFg
ありがとお(つдT)

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 02:55 ID:umikSOWJ
「本多 健志」STOP! ナデシコさん
北条と秋本、モンキーパンチとさいとう相手に
富樫の遺産を取り戻すと言う偉業があったのに忘れられたコスプレ男
股間と額に手を当て最近気になった事を叫ぶと、時を止められる能力の持ち主

聖と一緒に居た人です。

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 03:11 ID:urTBLTm6
>>591
とりあえずリレー小説なんだから、ねたがあるならうpしてするべき。
不自然ではないなら、没にはならんと思う。
俺も藤田を動かしたいから早く復活させて欲しい。

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 04:05 ID:PyGXIArM
とりあえず、ジャンプスポーツチームまでうpした・・・
いい加減眠いので、今日はこのへんで。

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 04:10 ID:PyGXIArM
藤田をいますぐ復活させたい人って、こんなにいんのか。
正直、リックを正気にさせるのだけは、安西一人にやらせた方がいいと思うんだが。
ここでまた師匠の力で治めちゃ、安西に成長が見られないというか。
まあ、これはあくまで、個人的な考えだけどさ。

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 06:49 ID:6IRliYBy
藤田はせめて意識不明ぐらいにしないと内面世界すら書くことが出来ない。
とりあえずすぐには安西を助けに行かない方向で復活の話を書いてみる。
気に入らなければスルーしてくれ。

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 07:35 ID:6IRliYBy

カムイ「よく冷静でいられるな。」
藤原カムイは憎憎しげに告げる。
荒川「私はいつでも冷静よ…いえ、そんなことはないけれど。」
荒川はカップを置いて言った。
荒川「…でも妥協するつもりはないわ。
   藤田先生の魂の情報が…必要。私の漫画、
   『鋼の錬金術師』では“人体練成”に必要なのは魂の情報を持つ血であって、
   髪の毛は藤田先生の…あ。」
カムイ「どうしたんだ?」
荒川「忘れてた…安西先生の血はもう持ってたんだ。」
カムイ「待て。」
カムイの突っ込みが入る。
荒川「…“人体練成”、出来るわよ。早速取り掛かるわ。」
カムイ「…ま、いいけどな…。」
荒川が忘れていたことにはわけがある。
それは多少動揺しても仕方のない事が起こったからだが、いちいち言う必要のないことでもあった。
荒川は早速、“人体練成”の『練成陣』を作る作業に取り掛かる。
必要なものは人体を構成する要素と、それから藤田和日郎の魂の情報を持つ血液。

荒川『水35リットル、炭素20キログラム、アンモニア4グラム、石炭1.5キログラム──…』
必要なものを次々に用意する。
もっとも、藤田先生の場合は大柄だから(横のほうに)、
多少分量を増やさなければならなかったが。
材料を集めきった荒川は、次に藤田先生を“人体練成”するための構築式を書く。
材料を取り囲むように、図象学に基づいた複雑な文様を描き、そして最後に魂の情報──…

安西信行の体の中にある藤田和日郎の魂の情報を秘めた血と、髪を必要な場所に配置する。

カムイ「俺に何か手伝うことはないのか?」
荒川「基本的に必要なものは錬金術師の腕次第だから、ほかに必要なものはないわ。
   足りない分は“未完成品の賢者の石”だけで十分なはずだし。」

荒川は屈みこんで、完成した『練成陣』に両手をつく。
藤原芳秀のときより大掛かりな仕組みにしなければならなかったのは
藤田和日郎の錬金術に関する記憶も得なくてはならないからだった。

そのことは告げずに、荒川は藤田和日郎の練成を開始する。

     バ  シ  ッ !!

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 07:37 ID:6IRliYBy

稲妻が走ったかのような一瞬の雷光が『練成陣』を包み、そして
『練成陣』の中央にある藤田和日郎を構成する物質──が、練成によって分解され、
そして藤田和日郎へと再構築される。

荒川(いよいよ藤田和日郎の錬金術の知識が手に入る──…)

 オオオオオオオオオオオオオオ

黒い──風のようなものが──『練成陣』の周りに渦巻いた──

荒川「…え…………?」

“未完成品の賢者の石”から、赤い光がまぶしいくらいに光る。

荒川(まずい、リバウンドを起こしかけている──何で!?)
そのとき、流れ込んでくる大量の知識があった。
荒川(これが…藤田先生の記憶!?)

 バキン、バキバキ…ギチギチギチ…ギチギチ…ゴウン…!!!

荒川「あああああああああ!!」

 そして『練成陣』は──闇に閉ざされた。


618 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 07:39 ID:6IRliYBy
Bブロック控え室。
そこには藤原カムイと、荒れ狂う『練成陣』、そして、ベッドのひとつに眠る、
えなり姉がいた。
『練成陣』は効果範囲が決まっているのか、荒川が記した構築式の外には
黒い風のようなものも、雷光も流れ込んでは来ない。
だが、その内側ではそれは激流のように荒れ狂っている。
だから、中の様子を覗くことは出来なかった。
藤原カムイはその光景を眺めてはいたが、下手に手出しすることも出来ず、
ただ、荒れ狂うそれに見入るしかなかった──。

──まだ──、完全じゃなかった──“人体練成”──。
理論上は問題ないはずだった。しかし、まだ、僅かに足りない。
それだけを、荒川は認めた。
もう少しだけ、知識が要る──荒川は『練成陣』から発生する奔流の中、
ひたすら、藤田和日郎の情報のなかにある知識を探る──。
そして──なんとか錬金術──賢者の石──藤田和日郎の漫画では柔らかい石──に関する
知識に行き着く。

この状態でもう一度、練成をかければ、今度は成功するはずだった。間違いなく。
だが、“練成”を仕掛けようとしたとき、“未完成品の賢者の石”が音を立てて割れる。

──リバウンドが来る──!
荒川は戦慄した。錬金術は本来『等価交換』の法則が守られている。
つまり、一のものからは、一のものしか練成できないということなのだが、
その法則に反した練成をする道具が、“賢者の石”というわけである。
──それが壊れたということは。

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 07:41 ID:6IRliYBy

以前、“人体練成”のリバウンドが跳ね返ったときには右腕と左足を失った。
何を次は失うのか。
そこに考えが行き着いたとき、目の前に現れたものがあった。
──複製?
現れた自分の複製は、リバウンド現象の作用であっさりと消失する。
その隙に荒川は再び“人体練成”を行った。──藤田の知識を利用して。

     バ  シ  ン  ッ  !!

今度は──うまく行った──。
そう思った瞬間、ひときわ大きな練成の光が練成陣に落ちる。
そして、次の瞬間に練成陣が崩れ、音も光もなくなった──。

藤原カムイは練成陣の中に駆け寄る。
そして、その中に座り込んだ荒川弘と、練成陣の中央に藤田和日郎がいることを認めた。
ただ、左腕のあるはずの部分から大量に血を流していたが。
荒川「“人体練成”の際、少しだけ練成陣からずれた──すぐ止血しないと。」
カムイは頷き、藤田和日郎の傷をベホマで塞ぐ。

荒川「かなり衰弱している。土塚先生には残念だけど、しばらく──動かせないわね。」

荒川「かなりのことがわかった──賢者の石について──」
荒川弘はそれだけ言って、ふらふらと立ち上がる。
カムイはそれほど賢者の石に関して興味はない。ただ、なんとなく聞いてみた。
カムイ「もう完成するのか?」
カムイは藤田和日郎を抱えながら荒川に聞く。
荒川「まだまとめてないし…それはまだわからないわ」
疲れているのか、憔悴を隠さずに言う。
そして、ベッドに眠るえなり姉を見つめて呟く。

荒川「意識は確かにない──何かこれには意味があるの?」
ほとんど朦朧としていた。だから複製だと思ったものは幻と片付けることも出来たが。
荒川はしばらくえなり姉を見つめてから、休憩を取るため、隣の部屋に移動する。

620 :サロン派:03/06/22 08:27 ID:70y9bYVR
新スレ少漫に立ったんだ(´・ω・`)
大丈夫なのかなぁ…チョット シンパイ。

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 08:56 ID:ATvDDfzz
というか人口激減しそうだな

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 10:03 ID:iASQSu3S
この板できて週刊誌のスレが全部移転したからね。


623 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 10:54 ID:VRqIKMJo
ヌードフェンシングの続きはまだー?(AA省略)

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 11:01 ID:iASQSu3S
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1056214706/

続きはこっちで。

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 11:02 ID:EMbLSRoU
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626 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 14:30 ID:CE3kDnoH
魔人リック(ビクトリーム様)は艦内に進入した。
「安西は、地下にいる・・・待っていろ、すぐそちらに・・・」
「なに、している・・・の?」
リックの前には、金田一がいた。
「おっ、お前いつのまに!?」
「ずっと、ここに、いるけど・・・?」

「気をつけたほうがいい」キユが呟いた。
「そんな必要はねえ!!もうすこしで ロ ッ ク が 見 れ る ぜ !!!!!」
「でもウメさん?相手は弱そうに見えるけど、実質ガンガンチーム最強の金田一
ですよ?僕やウメさんでもかなり手こずる相手だと思いますよ?」
「オレは カ − 二 バ ル が 見 て え ん だ よ  !!!!!!!
ロック魂が激しくオレの身体を突き抜けてきやがる!!!
突 き 抜 け ろ リ ッ ク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「邪魔をするのなら、まず貴様を・・・
        ば ふ っ 

「うわーお!!」
リックは激しく起き上がった。ここは・・・?
          腹 の 中

「やっぱりーー」
「なにやってんだリック!!!早く出て来い!!!!!!」
「自分の意思では出て来られないみたいですよウメさん?」
「ちくしょーーーーーーー!!!!ロック見せろーーーーーー!!!!!
デ ス ト ロ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー イ!!!!!!!!」
「でも、恐らく、ですが・・・安西も入ってきますよウメさん?」
「マジかキユ!!!!!?????」
「ええ。あの金田一という女、見せ場を作るのが好きなようですよウメさん?」
「最 高 の ロ ッ ク 早く見てーーーーー!!!!!!!!」

「でかしたぞ金田一!!!」
金髪の不良風の学生・・・清村、いや、土塚である。
「土塚・・・?」生きてたの?
「ちげーよ清村・・・いや、土塚だ!最近訳分かんなくなってきたぞ・・・」
「リックは、お腹の中から、出て来れない・・・」
「じゃあ、そのまま弱らせちまえよ
「それは、しない・・・」
「どうして?」
「・・・見せ場は、盛り上げないとね・・・」
金田一は不気味な笑顔を見せた。
「お前・・・色々考えてんのな・・・・」

とりあえずここにはっときます。あとで次スレに転載しますんで。

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 14:51 ID:iASQSu3S
バトルフィールドは腹の中か・・・・
じゃあ安西が落ちたところは金田一の中だったんだ。


628 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 15:40 ID:SS4A6N4V
とりあえず、転載する必要はないと思う。

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 15:53 ID:PyGXIArM
>>627
ちゃうちゃう、Bブロック決勝会場に使われた廃虚の一角にあった洞窟。
金田一の腹の中とはまったく別の場所です。
ちなみに、洞窟の外では七月と藤原が対峙中。
とりあえず、修行の途中まで書いた。

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 15:54 ID:qYRAopQ/
>>626
そお?でももうここ見てない人もいるかもしれんしね。
どうすっかなあ・・・まあいいか。転載しなくても。

631 :630:03/06/22 15:55 ID:qYRAopQ/
>>628ね。

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 15:59 ID:SS4A6N4V
>>626
せりふの冒頭に漫画家の名前がない割にはちょっとだけ状況描写が
少ないような気がします。
もうちょっと背景を詳しくキボン。


633 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 16:03 ID:SS4A6N4V
>>630
次スレが出来てからのテンプレに藤田復活のくだりが出ていたから、
おかしいと思った人はこちらに戻ってくると思われ。

とりあえず、テンプレには修正点もあるし、
リレーの前にちょっとだけ様子を見たいと思ったのです。

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 16:05 ID:SS4A6N4V
長々とつまんないカキコ、ゴメソ。

635 :626:03/06/22 16:06 ID:qYRAopQ/
安西は後から金田一の腹の中に入れてもらうつもりで書きますた。
安西が雷句を元に戻すため、望んで腹に入るのです。俺はそういうつもりで
書きました。勿論変えても文句ありませんが。

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 16:25 ID:RyFbnUWn
とりあえず次スレのテンプレは完成かな?

637 :626:03/06/22 16:30 ID:ZO6tBdRO
安西修行篇、ヨロ!!

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 16:34 ID:SS4A6N4V
>>635
レスありがトン。
とりあえず、これからの展開ではなくて、>626の状況が少しだけに気なったのです。

まずはじめ安西の元に向かった魔人リックは金田一と出会う。

そしてその間にキユと梅澤がどんな方法かわからないけれど見ていて、状況を分析。
再び金田一と魔人リック。
そして金田一が魔人リック飲み込んだ後、どんな方法か謎だけど見ていて、状況を分析。

あらかじめ独特の了解があるようで、知らない人には意味がわかりにくいけど、
土塚と金田一の会話。

こんな感じでいいんですよね。はじめに誰が何をどこで話しているのか
わからなかったので混乱していたのです。
何回か読んで理解したのだけれど、次からもう少しわかりやすく、
細かい部分を描写していただけるとありがたいたいと思ったので…。
嫌味な文でごめんなさい。

>>636
ではそろそろ本格的に移動でいいのかな。


639 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 16:38 ID:SS4A6N4V
ありがたいたい→ありがたい です。スマソ

俺もだめだな…

640 :626:03/06/22 16:55 ID:JlSZU9Vx
>>638
状況描写、特に苦手でねぇ・・・申し訳無い。
今書いた「貞本と動き出した男」では少しだけ改善されてる様に思います。
しかし、あだち、出しちゃったけど、どうすっかな・・・久米田に会わせるか。

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 19:08 ID:jsEg6ltn
あんまり感嘆符を多用すると容量食っちゃうぞと

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/22 19:10 ID:YG5Hf7+W
ウメさんはロックだから・・・

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/23 00:44 ID:OrYWxRl8
>>592
いえいえ、>561のところは面白かったYO!
はじめは真面目に書いて、それから一気に落とそうかと思ったんだけど、
あんまりうまく落ちなかったな、と自分では反省してる。
とにかく書いていて楽しかったのでネタ振りありがd。
(゚∀゚)モウミテナイカナ…

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/23 00:46 ID:OrYWxRl8
561ではなく>>526でした。

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/23 01:51 ID:CUDH4U/2
ドッチモマコリンデテルー
ガンバレー

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/23 03:05 ID:VHxYVU4E
おまけ


このスレのまとめ(2chブラウザ使えば番号のレスが見えます。多分。)


えなり
>87 >175 >178 >187 >192 >210 >257 >258
>271 >329 >331 >332 >334 >335 >350 >393
>394 >397 >398 (>476 乙一登場、聖石) >522
>523 >524 >555 >575


サンデー(ガンガン)
>185 >189 >205 >207 >208 >219 >220 >221
>228 >241 >306 >307 >308 >309 >320 >321
>322 >323 >324 >383 >384 >385 >388 >389
>405 >411 >412 >413 >414 >415 >439 >455
>456 >489 >491 >496 >499 >504 >506 >510
>514 >519 >520 >521 (>556 魔人リック) (>561 にわの登場・退場)
>563 >564 >576 >578 >582 >596 >616 >617
>618 >619 >626

状況とか >466 >467 >468 おまけ >528


Aブロック決勝    
>103 >104 >113 >114 >115 >116 >117 >163 >166 >169 >181
>182 >247 >292 >294 >402

○木 >401 >495 >

Bブロック決勝 >55 >56 >57 >58 >63 >90 >93 >96
ガソホーとガソガソ >378 >392

Cブロック決勝
>312 >313 >351 >352 >353
>354 >355 >366 >367 >368 >369 >410 >417 >418
>419 >420 >421 >423 >425 >427 >429 >431 >435
>438 >440 >441 (>473 >474 乙一、えなりチームへ)
(>537 >540 >541 福本登場)


青山+車田+高橋 >71 >88 >167 >223 >225 >226
>234 >236 >249 >250 >251 >253 >264 >265 >267
>268 >278 >279 >280 >281 >282 >295 >296 >297
>357 >358 >359 >360 >361
>454 >458 >459 (>525 >526 にわの登場)

雷句 >85 >86 >160 >164 >222 >252 >305
(>481 >482 >483 キユと梅澤) >500 >501 >502 >503 (>505 応援)
>539

平野 >285 >286 (>485 >486 >487 >488 聖石関連・宇野の記憶)
ゴッドハンド >547

クリードアイランド >448 >550 > Aとか >65 >66 聖石 >70 

スレ番号のときの状況 >53 >303 >304    貞本 >559


647 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/23 20:01 ID:Md+7bOxT
このスレは、キユのためのスレだったなあ。
車田とのバトル面白すぎ(W

648 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/24 20:32 ID:r94ddtB6
ほしゅsage

649 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/06/25 19:14 ID:H/CxjNja
ほし

650 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/06/25 21:41 ID:fB0xPxbe
age

651 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/06/27 17:42 ID:wfuAl41K
ほしゅり

652 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/06/27 18:28 ID:DciSMKz/
まこりんsage

653 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/06/27 21:43 ID:xyTyjQiN
別にもう新スレに行っているから、保守することはないだろう。

一瞬、ヤマジュンVS安永航一郎なんてモノを考えて即座に記憶を抹消したくなった。

654 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/06/27 22:10 ID:ZnvEpMEh
前のを読みたい人とか
資料にしてる人のための保守だと
聞いたことがあるよ

655 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/06/29 04:05 ID:QLJ7d2kO
一応ほっしゅ

656 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/06/30 20:01 ID:n9SR6/Ak
まだまだ保守

657 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/07/01 03:45 ID:STZ5YZkM
次々スレ
【リレー小説】えなりの奇妙な冒険〜冨樫の遺産編第9部
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1056986536/l50

658 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/07/01 10:54 ID:Z3IUR1x3
9部も大変

659 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/07/02 00:30 ID:71ndcg7u
「東京足立区綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件」
我が国史上最も凶悪かつ残酷な事件
1989年、女の子が41日間渡って監禁され、計100人ぐらい に強姦、朝から晩まで暴力と陵辱。
(主犯格は5,6人)ヤクザ顔負けのリンチで、天井に血が飛び散っていた。(犯人らは後に何回殴ったかわからないと言っている)
「なんでもするから家に帰して」という女の子に、自慰(オナニー)を強制され、真冬に裸でベランダに出され、踊らされ、
尻の穴に花火を入れ爆発させ、膣に3センチの 鉄の棒を何度も強引に突っこみ、
性器や尻穴を完全に破壊。膣をタバコの灰皿代わりにされる。
重い鉄アレイを顔面や身体に投げ落とされ、瞼(まぶた)に熱いろうそくをたらされ、陰毛を剃り、ライターで手足を焼き
(全身にオイルをかけ、点火し火だるまになったこともあるという。)
肛門に瓶を挿入し蹴った、膣にライターを入れられ、点火し、火あぶり、苦しさのあまり何度も気絶する。
(この時ストレスと恐怖のあまり髪が全部抜け落ちていく)大量の精液を飲まされ、大量の尿を飲まされ。
女の子の悲鳴(絶叫)はとても人間とは思えぬものだった。
恐ろしいことに、監禁されていることを知ってた人は計100以上いるが、 誰も通報しない。そして最後の日は2時間にも及ぶリンチ後絶命した。(殺された)
死体の顔は目の位置がわからないほど変形し頬は鼻の高さまで腫れており、親でも誰かわからず、
原型をとどめてないほどで、性器のほうは顔よりもっとひどく完全に破壊
されていた。死体には髪がなくなっていた。死体の陰部にはオロナミンC2
本、入っていた。なお、死体は手足を縛られた状態であった。
被害者は殺害される前あまりの暴行に耐えかね、助けてではなく、殺して!と哀願した。

以上の内容は「全く」誇張されておらず、今から約15年前実際におきた事件です。
そして主犯格以外の人間は既に出所し、「自分たちの社会的制裁はすんでいる」と
悪態をつき、自らが犯した事件を冗談話として吹聴する始末・・・・

これではあまりにも・・・・あまりにも・・・・



660 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/07/03 02:15 ID:WD56K60H
このスレはもう少しだけ続くんじゃ

661 :名無しでつきぬけろ:03/07/04 08:43 ID:fv32yF4B
agenee

662 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/07/10 22:09 ID:AJjW+fkG
突然ですが誰か第六部のスレがどの板にあるか教えてください。
1のリンクからは何故か飛べないし、ログページからは人大杉だし・・・専用ブラウザで探して、第七部は週間少年板で発見したんですが、六部だけは見つからないんです。
早く全部読んでリレーに参加したいのでどなたか教えてください。

663 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/07/10 22:18 ID:x09vKooB
俺はログページの過去スレから行けたけど。

664 :山崎 渉:03/07/12 08:51 ID:Y4L51Zf0
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 ̄\(  ^^ ) (つ  つ / ̄ ̄  ┃....    .|;|レ'      .(_;);;.| -〜、 .┃
|\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| ̄   ┃. ::;〜⌒^^⌒⌒´⌒` ̄ ̄ ....:: , ⌒~┃
|::::.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|    ┣━━━━━━━━━━━━━━┫
|::::.| . 山崎渉ニュース (^^) | .|_  ┃..と〜けたこおりのな〜かに〜♪ ┃
\.|__________|/  ......┗━━━━━━━━━━━━━━┛

665 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/07/12 14:07 ID:R268zUzD
↑エニ糞の封印が解けた影響(Y)

666 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/07/12 17:07 ID:ABn7wsJ7
>>662
 ログページの過去ログ倉庫逝け。

667 :山崎 渉:03/07/15 09:05 ID:fin+qQda

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

668 :名無しさんの次レスにご期待下さい:03/07/17 01:36 ID:Xc9OZgkB
保守していいのか
落としてログに入れてもらうか

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